海外向けのマニュアルは、言語数が増えるほど作り直しの負担が跳ね上がります。そこで、まずは1本の“基準”となる動画を作り、そこから各言語版へ展開する運用を前提に設計しました。メディア博士では、PowerPoint程度の操作感で動画編集ができ、撮影素材をアップロードしてテロップ・音声を付与できます。さらに、多言語変換によりテロップと音声を各言語へ反映できるため、言語ごとに0から作り直す手間を抑えながら、海外の視聴者にも伝わるマニュアルを整備しやすくなります。
施工現場ではPCよりもスマホでの閲覧が中心になりやすく、ファイル配布だけでは浸透しません。メディア博士では、URL共有による視聴導線を作ることができ、必要に応じてQRコードで現場からすぐアクセスできる形も想定できます。また、完成した動画はMP4として書き出すことも可能なため、「社外へはファイル共有」「社内はURLで運用」など、用途に応じた使い分けも整理しました。マニュアルを“作って終わり”にせず、実際に見られる導線まで設計することで、理解度の底上げと手順ミスの抑制につなげます。
画像中心の資料は、写真サイズのばらつきや元データの所在不明が起きやすく、更新のたびに作業が止まりがちです。そこで、ステップ形式で整理できるWebマニュアルを用意し、写真・テキスト・動画を必要な箇所だけ組み合わせる構成を提案しました。さらに、閲覧権限の制御により、社内向けと社外向けの出し分けも可能です。まずは動画編集から小さく始め、社内の別部門でも共同利用して費用対効果を高めつつ、必要に応じてWebマニュアルへ拡張する段階的な進め方を整理しました。