現状は、製品のメンテナンスや設定方法を営業担当が現地で説明する運用が中心で、移動時間や対応工数が大きいことが課題でした。そこで、メディア博士を活用し、代理店・顧客が必要な時に参照できる製品サポート用ポータルを構築する方針を提案しました。動画に加えて、補足の手順や注意点をテキスト・画像で整理できるため、問い合わせ前の自己解決を増やし、対応の平準化にも繋げられます。
外部向けの情報発信では、ユーザー認証と閲覧制限が重要になります。メディア博士では、ユーザーグループ単位でページやカテゴリーの表示/非表示を切り替えられるため、代理店向けと一般向けでコンテンツを整理できます。また、動画のダウンロード可否を制御し、ポータル上での視聴に限定する運用も可能です。公開ページと認証ページを同一サイト内で共存させる構成も取れるため、「まずは広く見せる情報」と「契約者だけに見せる深い情報」を分けて設計できます。
ポータルはオリジナルデザインで構築しつつ、日々のコンテンツ更新は管理画面から担当者が行えるように設計します。動画は、既存のスライド資料から自動で動画化したり、AIによる自動文字起こし・ナレーション生成を活用して制作負荷を抑えられます。さらに、テキストと音声をまとめて翻訳し、多言語の動画を複製作成する運用も可能です。将来的に海外拠点や複数組織での共同利用が発生するケースも想定し、どこまでを標準機能で賄い、どこからを個別要件として整理するかまで含めて、仕様確定に向けた進め方を提案しました。