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YouTubeショート動画をマーケティングに活用!作成・投稿方法とポイントを解説

YouTubeショート動画をマーケティングに活用!作成・投稿方法とポイントを解説

YouTubeショート動画をマーケティングに活用!作成・投稿方法とポイントを解説
TikTokやInstagramリールなどショート動画の人気が高まる中、YouTubeのショート動画もじわじわと注目を集めています。
マーケティング施策の一環としてYouTubeショート動画を始めている企業も増えており、今後ますます注目度が高まるでしょう。

そこで本記事では、YouTubeのショート動画について、作成・投稿の方法や内製化のポイントなど詳しく解説します。YouTubeショート動画に興味のある方は、ぜひご参考ください。

YouTubeショート動画とは

YouTubeショート動画とは、動画プラットフォームYouTube(ユーチューブ)上で投稿・閲覧できる、短時間の動画です。
最大60秒で、スマートフォンで閲覧した際にフルスクリーンで表示されるため、スマートフォンユーザーが手軽に閲覧できる点がメリットと言えます。TikTokが流行してショート動画の人気が高まっている中、YouTubeでもショート動画を閲覧できることは、より幅広いユーザーへのアプローチにもつながるでしょう。

YouTubeショート動画は、スマートフォンとYouTubeアプリを使えば簡単に作成できます。また、既存のショート動画のアップロードも可能です。
手軽に作成・投稿ができるため、今後ますます企業のプロモーション素材としての活用が見込まれています。

YouTubeショート動画の特徴と活用のメリット

YouTubeのショート動画はどのような特徴があり、活用することでどのようなメリットが見込めるのでしょうか。以下で詳しく解説します。

スマートフォンユーザーが気軽に視聴できる

YouTubeショート動画は、最大60秒の動画です。また縦型の動画なので、スマートフォンで閲覧するとフルスクリーンで表示されます。
そのため、スマートフォンユーザーが閲覧しやすい動画と言えるでしょう。

2021年の総務省による調査では、スマートフォンの利用率が約95%であることがわかっています。年代問わずスマートフォンを利用する時代になっており、スマートフォンで快適に閲覧できることがユーザーの満足度にもつながります。
そのため、スマートフォンユーザーにとって利便性の高いショート動画は、満足度向上やファン獲得にも影響するでしょう。

幅広いユーザー層へアプローチできる

ショート動画の先駆けとも言えるTikTokは、若年層に人気のSNSです。また、最近ではInstagramでも「リール」というショート動画の機能が追加され、人気を集めています。
2021年の総務省の調査によると、10代の約62%がTikTokを利用していることが判明しています。また、Instagramは10~40代まで幅広く利用されています。この結果からも、若年層のうち短時間の動画を好むユーザーが少なくないことがわかります。

そのため、YouTubeでショート動画を視聴できればTikTokやInstagramのユーザー層も取り込むことができ、より幅広いユーザー層へのアプローチが可能です。

動画作成の手間が少ない

通常のYouTube動画は再生時間が5~15分のものが多く、動画によっては30分や1時間以上のものまであります。ただし、動画の時間が長ければ、それほど動画作成にかかる手間や時間も多くなることを意味します。
質の高い動画を作成するためには、撮影した動画をそのままアップロードするのではなく、切り取ったり字幕を付けたりするなどの編集が必要です。そのため、時間の長い動画では、編集の時間も増えるのです。また、画質の良い撮影機材を導入したり、編集用のアプリやソフトウェアを使ったりすると、そのぶんコストもかかるでしょう。

一方、ショート動画は最大60秒なので、通常の動画よりも撮影や編集の手間も少なくて済みます。
YouTubeが提供しているアプリの機能を使えば、アプリ内でショート動画の撮影から編集まで可能です。スマートフォンで一連の作業が完結するため、手軽に動画を作成できます。

動画作成の負担が少ない点もメリットと言えるでしょう。

競合が少ない

YouTubeのショート動画は、2021年7月に実装された機能です。本格的に運用が開始されてからそれほど時間が経っていないため、参入している企業はまだ多くありません。
そのため、競合の少ない今のうちから参入していれば、YouTubeショート動画の先駆け企業として注目される可能性も高いでしょう。

YouTube以外にも利用できる

ショート動画を作成しておけば、YouTubeだけでなくTikTokやInstagramリールなど、他のSNSにも投稿が可能です。また、メルマガや自社のWebサイトなどに利用することもできます。
さまざまな用途で二次利用できるため、プロモーション素材として活用できるでしょう。

YouTubeショート動画の作成と投稿

YouTubeでショート動画を始めたい方も多いのではないでしょうか。そこで、ここからはYouTubeショート動画の作成方法と投稿方法を解説します。

YouTubeアプリでの作成方法・投稿方法

ショート動画はYouTubeアプリを使って作成できます。アプリ内で撮影・編集・投稿といった一連の作業ができるため、最も手軽な方法と言えるでしょう。
 

ショート動画を撮影する

YouTubeアプリの「+」マークの作成アイコンから「ショート動画を作成」をタップします。最初は15秒のショート動画の設定になっているので、15秒以上の動画を撮影したい場合には右上の「15秒」をタップすると秒数を増やすことができます。
ただし、YouTubeライブラリの音源や他の動画のオリジナル音源を使用する場合には、録画時間は15秒となるので注意が必要です。

録画時間を設定したら、撮影ボタンをタップしてショート動画を撮影します。
 

ショート動画を編集する

「下書き保存」でショート動画を保存してカメラを終了したら、編集作業に移ります。YouTubeアプリでは、以下のような加工が可能です。

・音源の追加
・フィルタの適用
・背景の適用
・フレームの配置
・テキストの追加


これらの機能を活用して、より魅力的なショート動画に仕上げましょう。
 

ショート動画を投稿する

「下書き保存」で編集した動画を保存したら「次へ」をタップします。
100文字以内でショート動画のタイトルを追加し、動画のプライバシーなどの項目設定や視聴者層の選択などを行います。そして「ショート動画をアップロード」をタップすると、作成したショート動画が公開されます。

スマートフォンで撮影・編集する方法

YouTubeアプリを使わずにショート動画を作成することもできます。自身のスマートフォンで動画を撮影し、動画編集用のアプリやツールで60秒以内のショート動画にして加工する方法です。
ショート動画を作成できる動画編集アプリ・ツールには、以下のようなものがあります。

・InShot
・CapCut
・PowerDirecto
・Funimate
・iMovie
・メディア博士


これらのアプリやツールを活用すると、簡単におしゃれなショート動画を作成できます。

ショート動画の投稿方法

動画編集用のアプリやツールから、直接YouTubeにショート動画をアップロードできる機能があります。また、パソコンを使って自身のチャンネルのYouTubeスタジオからも投稿できます。右上の「作成」から「動画をアップロード」を選択し、投稿したいショート動画をアップロードします。
ただし、これだけではショート動画として投稿されません。タイトルかキャプションに半角スペースを空けて「#Shorts」と入力する必要があります。パソコンからショート動画を投稿するときには注意しましょう。

YouTubeショート動画を効果的に作成・活用するコツ

YouTubeショート動画は、短い時間の中でユーザーを魅了する工夫が重要です。より効果を高めるために、以下のポイントを意識しましょう。

サムネイルで目を引く

ショート動画はYouTubeに実装されてからまだ日が浅いので、見慣れていないユーザーも少なくありません。そのため、サムネイルを工夫して視聴を促しましょう。
サムネイルは、動画をクリックしてもらえるかどうかを大きく左右します。ユーザーが「見てみたい」と思えるよう、魅力的なサムネイルを意識してください。

冒頭部分で引き込む

冒頭部分で興味を引かれなければ、ユーザーは最後まで視聴せず動画を閉じてしまいます。冒頭部分でユーザーを引き込めるよう、魅力的に作りこみましょう。
ただし、ショート動画は動画自体の時間が短くなっています。そのため、冒頭の5秒ほどが勝負とも言えます。冒頭でユーザーに質問を投げかけたり、「○○な人は必見」などと視聴する価値を示唆したりして、最後まで見たいと思わせましょう。

短い時間を有効に活用する

再生時間の短いショート動画は、時間内でメッセージを伝える工夫が必要です。長々と説明したり、こと細かに紹介したりする時間はないので、時間を有効に活用するよう意識しましょう。
60秒以内でユーザーにメッセージを伝えるためには、まずはそのショート動画のコンセプトと目的を明確にしなければなりません。その上で、動画内にどのように落とし込むか検討しましょう。

YouTubeショート動画は収益化できる?

YouTubeと言えば、動画広告を挿入することで再生回数に応じた収益を得られる仕組みです。それでは、ショート動画も収益化できるのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。

YouTubeショートファンドが運用中(2022年11月現在)

「YouTubeショートファンド」とは、YouTubeの発展に寄与したクリエイターに分配される1億ドルの基金のことです。チャンネルのショート動画パフォーマンスに基づいて報奨金の対象となるか判断され、毎月数千名のクリエイターに支払われていると言われています。
ただし、報奨金の対象となる基準は公開されていません。ユーザーが満足するショート動画を作成することでパフォーマンスも向上するので、質の高い動画作成を意識しましょう。

2023年初頭にショート動画の収益化を予定

結論から言うと、2022年11月現在では、ショート動画で収益化できる仕組みは作られていません。ただし2022年9月に発表された「Made on YouTube」では、2023年初頭にショート動画が収益化の対象となることが記載されています。
クリエイター全体の割り当てられる広告収益のうち、45%がショート動画クリエイターに割り当てられます。チャンネルのショート動画の再生回数に応じて、どのくらいの広告収益を得られるかが決まります。

収益化が始まれば、ショート動画に参入する企業も増加すると予想されます。

YouTubeショート動画を活用している企業の事例

YouTubeショート動画に参入している企業は多くはありませんが、その中でも成功している企業もあります。そこで、ショート動画を活用している企業事例を3社紹介します。

大京警備保障株式会社

https://youtube.com/shorts/u-1D_qxi8Qg?feature=share


首都圏で警備業を展開する大京警備保障株式会社は、社長や部長などがショート動画に出演して人気を集めています。海外でも人気になっている、話題のチャンネルです。
社員たちが踊ったりふざけ合ったりしている様子のショート動画を投稿しており、ビジネスに関する内容はほとんどありません。宣伝色を抑えているからこそ、親しみやすい雰囲気となっており、視聴者も楽しく閲覧できます。

社内で撮影されている動画も多いため、社内の雰囲気が伝わりやすくブランディングにも大きく影響しています。

岡野タケシ弁護士【アトム法律事務所】

https://youtube.com/shorts/B0hK34PHU3Q?feature=share


アトム法律事務所弁護士法人の代表弁護士である岡野武志氏が、法律の知見を活かしてわかりやすく解説してくれるショート動画が人気のチャンネルです。
ユーザーからの質問に答えたり、最新ニュースを弁護士視点から説明してくれたりするため、法律についての知識がなくても楽しく視聴できます。

短いショート動画の中で要点を絞って解説する工夫、専門的な内容を誰でも理解しやすいように説明するスキルなど、勉強になるポイントが詰まっています。

マイナビ転職

https://youtube.com/shorts/BNIM078zCdM?feature=share


求人情報や転職サポートを行うマイナビ転職は、YouTubeショート動画をうまく活用して転職希望者に有益な情報を提供しています。
「面接NGあるある」シリーズは、面接官にマイナスの印象を持たれそうな対応を紹介しています。実際の面接時に役立つ情報を発信していることで、ユーザーにとって満足度の高いチャンネルとなっているのです。

ドラマのように仕立てているので、ユーザーが最後まで興味を持って視聴できる点も参考になるでしょう。

YouTubeショート動画を内製化で作成・運用する

YouTubeがショート動画の収益化を予定していることからも、YouTubeではショート動画に力を入れていく方針であることがわかります。そのため、企業がYouTubeショート動画に参入するには、今がベストタイミングだと言えます。
質の高いショート動画を作成するためには、動画作成の専門会社に外注するしかないと思っている方も多いのではないでしょうか。しかし、ショート動画の作成・運用を内製化することも可能なのです。

内製化のポイントを3点解説します。

動画の目的を明確にする

ショート動画を作成する前に、動画の目的を明確にしましょう。採用が目的なのか、認知拡大が目的なのか、商品購入が目的なのかによって、動画の方向性も変わるからです。
動画作成を内製化する際、動画の目的がわからないまま進めてしまい、意味のない内容の動画を作成してしまったという失敗例は、よく耳にします。そのため、何のためにショート動画を作成するのか明確にしてから作成に取り掛かりましょう。

構成・台本を作成する

どのようなショート動画にするのかという方向性を定めるため、構成と台本を作成しましょう。ショート動画は最大60秒となっているため、短い時間内に要点を伝えなければなりません。そのため、なるべくコンパクトにまとめつつ、要点を押さえた内容を意識します。
構成と台本ができたら、60秒以内におさまるかシミュレーションすることも重要です。もしシミュレーション段階で時間がオーバーしてしまう場合は、内容を調整しましょう。

ツールやアプリを活用してブラッシュアップする

撮影したショート動画をそのまま投稿しても、味気ないものになってしまいます。ユーザーが興味を持って視聴してくれるよう、加工や編集を工夫しましょう。
動画作成を外注すれば、プロが動画を加工してくれるため、質の高い動画が完成するでしょう。しかし内製化するとなれば、動画作成の経験がないメンバーが動画の編集・加工をしなければなりません。

そこで活用したいのが、ツールやアプリです。動画作成の未経験者・初心者でも、ツールやアプリを活用するとプロが作成したような質の高い動画を作成できます。
ツールやアプリを活用して動画を編集・加工し、ブラッシュアップしましょう。

まとめ

YouTubeのショート動画は、まだそれほど多くの企業が始めていないため、今から参入することで注目を集められる可能性があります。また、今後収益化も予定されており、今後ますますYouTubeショート動画の需要は伸びるでしょう。
YouTubeでのショート動画の作成・運用を内製化する際には、YouTubeアプリもしくは動画編集専用アプリ・ツールを活用することで、プロが作成したような質の高いショート動画を作成できます。ぜひアプリ・ツールを活用して、自社の魅力を伝えるYouTubeショート動画を作成しましょう。

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