ある物流関連企業では、作業手順を表計算資料やプレゼンテーション資料で作成し、印刷して現場に配布していました。以前にも電子マニュアルを活用した経験がありましたが、作業中にパソコンを開いて確認する習慣が定着せず、十分に利用されなかったことが課題でした。そこで、メディア博士を活用し、既存の文書や画像を中心としたマニュアルに、必要な部分だけ動画を組み合わせる運用をご提案しました。作業工程を順番に示す手順書や、動画を埋め込んだ解説ページなど、内容に応じた形式を選択できます。また、作業場所から利用できる端末や通信環境を確認したうえで、閲覧しやすい導線を設計することで、従来の紙中心の運用から段階的に移行する方法をご案内しました。
従来のマニュアル作成では、作業風景を撮影して写真を選び、説明文を作成するまでに時間がかかっていました。さらに、作業手順や設備の変更があるたびに資料を修正し、印刷し直す必要がありました。メディア博士では、撮影した動画を取り込み、AIによる音声の文字起こしやナレーション機能を利用して、動画マニュアルを作成できます。音声のない映像にも後から説明文やナレーションを追加できるため、撮影後の修正にも対応しやすくなります。既存資料の動画化やテンプレートの再利用も可能です。作成したコンテンツを一元管理し、変更箇所を更新する運用を整えることで、マニュアル制作の属人化や再配布の負担を抑えることを目指します。
今回の相談では、現場での利便性だけでなく、業務情報の持ち出し防止も重要な検討事項でした。そのため、ログイン認証やアクセス権限の設定に加え、指定した通信環境からのみ閲覧できる制限や、動画ごとのダウンロード可否を設定する運用をご紹介しました。ただし、通信環境が変動する端末については、利用方法に応じた事前確認が必要です。また、専用プラットフォームでは、利用者ごとのページ閲覧履歴や動画の視聴状況を確認できます。閲覧されていないマニュアルを把握し、掲載場所や案内方法を見直すことで、過去に課題となった利用率の低さへの対策を検討できます。導入後も伴走型サポートを通じて、現場で継続的に利用される運用体制づくりをご支援します。
このような企業様におすすめです