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SNS動画広告はどう作れば良い?動画毎に事例パターンをご紹介

SNS動画広告はどう作れば良い?動画毎に事例パターンをご紹介

2022.09.29 2021.08.08

SNS動画広告はどう作れば良い?動画毎に事例パターンをご紹介

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ICT総研が作成した2020年度SNS利用動向に関する調査によると、日本国内におけるSNS利用者が年々増加していると発表しました。
引用:TECH+「ICT総研、2020年度SNS利用動向調査- 利用率1位LINE、2位Twitter」

SNS利用者は年々多くなっているため、インターネット広告はSNSを中心に展開し、動画を使うと良いでしょう。動画は画像や文章だけの広告に比べて、情報を効率良く伝えられる利点を持っています。しかし、SNS動画広告を作れば良いと言われても、どのように作成したら良いのか分からない人もいるでしょう。

こちらではSNS動画広告のイメージが思い浮かばない人に向けて、事例パターンをご紹介いたします。

SNS動画広告のほとんどは15秒以下で作られている

SNSを巡回する人は、自分が興味のある内容にしか目を向けません。
SNS内で自分の好みが分析されて、興味がありそうな広告を表示されても見るのは一瞬だけです。

SNS動画広告は、尺が長ければ利用者がコンテンツから離れる可能性が高くなってしまいます。コンテンツに目を通す利用者を逃がさないためにも、SNS動画広告は長くても15秒以内で作るようにした方が良いでしょう。2021年時点で主に使われているSNS毎に、動画広告の事例パターンをご紹介いたします。

Twitter・LINEで使われる動画広告

Twitterは最新の情報を求める利用者が多いのが特徴のSNSです。
多くの情報がSNS内で見られるため、動画広告の長さは6~15秒が推奨されています。言葉のインパクトや面白い表現を採用すると、利用者による拡散が狙えます。

LINEは幅広い年代の男女が利用しているのが特徴のSNSです。
動画広告の長さは6~10秒が推奨されており、利用者にとってメリットのある情報かどうかを伝えられるかが大切です。いきなり音が出ると不愉快に感じる人もいるため、無音前提で動画を作りましょう。

2つのSNSで主に使われている動画広告の種類をみてみましょう。

プロモビデオ

プロモビデオは表示させるだけで自動再生する特徴を持った広告動画です。
使われるSNSはTwitterのみで、利用者に見てもらいやすい利点を持っています。自動再生は音声の初期設定がミュートであるため、音が出ない状態でも利用者に情報が伝わる内容で構成する必要があります。

■YouTubeでアップロードされているCM動画

■Twitterの動画広告
参考事例として楽天モバイルの公式Twitterに挙がっている広告動画。
YouTubeでアップロードされたテレビCM動画の一部を編集し、公式Twitterから広告として流せる状態にしています。Twitterの動画広告ではミュート状態の自動再生でも利用者が分かるように、画面下にテロップを挿入しています。

モバイルアプリプロモーション

モバイルアプリプロモーションはTwitter利用者のタイムライン上に、アプリのダウンロードを促すツイートを出す広告です。使われるSNSはTwitterのみで、動画が使われる場合もあります。

参考としてスマートフォンのゲームアプリ『雀魂』公式がアップロードしたCM動画
Twitter上で広告をする場合は女の子を強調する、またはゲームが面白そうに見える演出で動画が構成されるでしょう。動画でTwitter利用者の興味を引き、アプリのダウンロードに促せます。

カジュアル動画

カジュアル動画は静止画をアレンジ、または簡単な映像を使った動画広告です。
使われるSNSはLINEのみで、簡単な編集や映像を使っているため、気軽に広告を出しやすいのが特徴です。

参考事例として『すっぽん小町』のLINE広告動画。
動画の5秒頃からLINE上に『すっぽん小町』のLINE広告動画が表示されます。コップに水を注ぎ、ガラスの小皿にあるすっぽん小町と一緒に水を飲む行動をイメージさせる構成で広告が作られています。

Facebook・Instagram・YouTubeで使われる動画広告

Facebookは30~50代の利用者が多いのが特徴のSNSです。
動画広告の長さは15秒以下が推奨されており、利用者が多い年齢層に合わせて落ち着いたトーンで安心させる内容が良いでしょう。

Instagramは10~40代まで幅広い利用者がいるのが特徴のSNSです。
動画広告の長さは15秒以下が推奨されており、リアルな体験談や第三者目線での評価が伝わる内容が好まれる傾向にあります。

YouTubeは幅広い年齢層に利用されており、動画配信が特徴のSNSです。
動画広告の長さはインストリーム広告なら15秒、バンパー広告なら6秒が推奨されています。動画を見ている最中に広告が流れるため、音声の採用は必須です。

3つのSNSで主に使われている動画広告の種類をみてみましょう。

フィード広告

フィード広告はアプリを開いた時に表示される写真や動画のリストに紛れた広告です。
使われるSNSはInstagramとFacebookで、広告には動画も使えます。InstagramとFacebookをよく利用する人は、主にフィード広告を見るのではないでしょうか。

参考事例としてTaskworld Inc.がアップロードしたサービスの紹介動画。
こちらはYouTubeにアップロードされた英語版ですが、Instagramでは日本語に吹き替えされた動画が使われています。

ストーリーズ広告

ストーリーズ広告はInstagramとFacebookのストーリーズ枠に配信される広告コンテンツです。
使われるSNSはInstagramとFacebookで、利用者の端末フルスクリーンで動画広告が使えます。フィード広告同様にInstagramとFacebookをよく利用する人は、多く見かけるのではないでしょうか。

参考事例として沖縄菓子珍品堂がアップロードした『しかます!?おつまみちんすこう』の動画広告。
ちんすこうが「甘いお菓子」の認識を覆した旨を伝えようとする動画です。「しかます」は沖縄の方言で「びっくりした」を意味しており、驚きやインパクトを表現したかった意図が感じとれます。

インストリーム広告

インストリーム広告は動画の前後、または再生中に差し込まれる動画広告です。
使われるSNSはFacebookとYouTubeで、5秒経過すると利用者が広告をスキップできる特徴を持っています。FacebookやYouTubeの動画をよく見る人は、多く見かける広告ではないでしょうか。

■YouTube

■Facebook

参考事例としてYouTubeとFacebookそれぞれに使われた動画を挙げておきます。
それぞれの動画は強調したい要素を文字テロップに起こしており、視聴者が興味を抱くような構成になっています。

バンパー広告

バンパー広告は6秒間スキップできない動画広告で、動画の前後か再生中に差し込まれます。
使われるSNSはYouTubeのみで、地上波のテレビCM動画をイメージすると分かりやすいでしょう。

参考事例としてヴィートがアップロードしたバンパー広告。
Snow Manの目黒蓮がVeet MENで肌を綺麗にしたように見せる短編の動画広告です。

まとめ

SNS動画広告の事例パターンを紹介しました。

広告に適した尺のほとんどは30秒以内であるため、どのようにして宣伝文句を伝え、映像を見せるのかがキモになります。SNSそれぞれの利用者層を見極め、適した動画広告を出せるようになると、宣伝商品の売り上げアップが見込めるでしょう。

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