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SNS動画広告はどう作れば良い?動画毎に事例パターンをご紹介

SNS動画広告はどう作れば良い?動画毎に事例パターンをご紹介

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ICT総研が作成した2024年度SNS利用動向に関する調査によると、日本国内におけるSNS利用者が年々増加していると発表しました。
引用:ICT総研「2024年度 SNS利用動向に関する調査」

SNS利用者は年々多くなっているため、インターネット広告はSNSを中心に展開し、動画を使うと良いでしょう。
動画は画像や文章だけの広告に比べて、情報を効率良く伝えられる利点を持っています。しかし、SNS動画広告を作れば良いと言われても、どのように作成したら良いのか分からない人もいるでしょう。

こちらではSNS動画広告のイメージが思い浮かばない人に向けて、事例パターンをご紹介いたします。

SNS動画広告のほとんどは15秒以下で作られている

SNSを巡回する人は、自分が興味のある内容にしか目を向けません。SNS内で自分の好みが分析されて、興味がありそうな広告が表示されても見るのは一瞬だけです。

SNS動画広告は、尺が長ければ利用者がコンテンツから離れる可能性が高くなってしまいます。コンテンツに目を通す利用者を逃がさないためにも、SNS動画広告は長くても15秒以内で作るようにした方が良いでしょう。
2025年時点で主に使われているSNS毎に、動画広告の事例パターンをご紹介いたします。

X・LINEで使われる動画広告

Xは最新の情報を求める利用者が多いのが特徴のSNSです。
多くの情報がSNS内で見られるため、動画広告の長さは6~15秒が推奨されています。言葉のインパクトや面白い表現を採用すると、利用者による拡散が狙えます。

LINEは幅広い年代の男女が利用しているのが特徴のSNSです。
動画広告の長さは6~10秒が推奨されており、利用者にとってメリットのある情報かどうかを伝えられるかが大切です。いきなり音が出ると不愉快に感じる人もいるため、無音前提で動画を作りましょう。

2つのSNSで主に使われている動画広告の種類をみてみましょう。

プロモビデオ

プロモビデオは表示させるだけで自動再生する特徴を持った広告動画です。
使われるSNSはXのみで、利用者に見てもらいやすい利点を持っています。自動再生は音声の初期設定がミュートであるため、音が出ない状態でも利用者に情報が伝わる内容で構成する必要があります。

■YouTubeでアップロードされているCM動画


■Xの動画広告

参考事例として楽天モバイルの公式Xに挙がっている広告動画。
YouTubeでアップロードされたテレビCM動画の一部を編集し、公式Xから広告として流せる状態にしています。Xの動画広告ではミュート状態の自動再生でも利用者が分かるように、画面下にテロップを挿入しています。

モバイルアプリプロモーション

モバイルアプリプロモーションはX利用者のタイムライン上に、アプリのダウンロードを促すポストを出す広告です。使われるSNSはXのみで、動画が使われる場合もあります。


参考としてスマートフォンのゲームアプリ『雀魂』公式がアップロードしたCM動画。
X上で広告をする場合は女の子を強調する、またはゲームが面白そうに見える演出で動画が構成されるでしょう。動画でX利用者の興味を引き、アプリのダウンロードに促せます。

カジュアル動画

カジュアル動画は静止画をアレンジ、または簡単な映像を使った動画広告です。
使われるSNSはLINEのみで、簡単な編集や映像を使っているため、気軽に広告を出しやすいのが特徴です。


参考事例として『すっぽん小町』のLINE広告動画。
動画の5秒頃からLINE上に『すっぽん小町』のLINE広告動画が表示されます。コップに水を注ぎ、ガラスの小皿にあるすっぽん小町と一緒に水を飲む行動をイメージさせる構成で広告が作られています。

Facebook・Instagram・YouTubeで使われる動画広告

Facebookは30~50代の利用者が多いのが特徴のSNSです。
動画広告の長さは15秒以下が推奨されており、利用者が多い年齢層に合わせて落ち着いたトーンで安心させる内容が良いでしょう。

Instagramは10~40代まで幅広い利用者がいるのが特徴のSNSです。
動画広告の長さは15秒以下が推奨されており、リアルな体験談や第三者目線での評価が伝わる内容が好まれる傾向にあります。

YouTubeは幅広い年齢層に利用されており、動画配信が特徴のSNSです。
動画広告の長さはインストリーム広告なら15秒、バンパー広告なら6秒が推奨されています。動画を見ている最中に広告が流れるため、音声の採用は必須です。

3つのSNSで主に使われている動画広告の種類をみてみましょう。

フィード広告

フィード広告はアプリを開いた時に表示される写真や動画のリストに紛れた広告です。
使われるSNSはInstagramとFacebookで、広告には動画も使えます。InstagramとFacebookをよく利用する人は、主にフィード広告を見るのではないでしょうか。


参考事例としてTaskworld Inc.がアップロードしたサービスの紹介動画。
こちらはYouTubeにアップロードされた英語版ですが、Instagramでは日本語に吹き替えされた動画が使われています。

ストーリーズ広告

ストーリーズ広告はInstagramとFacebookのストーリーズ枠に配信される広告コンテンツです。
使われるSNSはInstagramとFacebookで、利用者の端末フルスクリーンで動画広告が使えます。フィード広告同様にInstagramとFacebookをよく利用する人は、多く見かけるのではないでしょうか。


参考事例として沖縄菓子珍品堂がアップロードした『しかます!?おつまみちんすこう』の動画広告。
ちんすこうが「甘いお菓子」の認識を覆した旨を伝えようとする動画です。「しかます」は沖縄の方言で「びっくりした」を意味しており、驚きやインパクトを表現したかった意図が感じとれます。

インストリーム広告

インストリーム広告は動画の前後、または再生中に差し込まれる動画広告です。
使われるSNSはFacebookとYouTubeで、5秒経過すると利用者が広告をスキップできる特徴を持っています。FacebookやYouTubeの動画をよく見る人は、多く見かける広告ではないでしょうか。

■YouTube


■Facebook

参考事例としてYouTubeとFacebookそれぞれに使われた動画を挙げておきます。
それぞれの動画は強調したい要素を文字テロップに起こしており、視聴者が興味を抱くような構成になっています。

バンパー広告

バンパー広告は6秒間スキップできない動画広告で、動画の前後か再生中に差し込まれます。
使われるSNSはYouTubeのみで、地上波のテレビCM動画をイメージすると分かりやすいでしょう。

SNS動画広告の効果を最大化させるためのコツ

SNS動画広告をより効果的に活用するためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。ここでは、SNS動画広告の効果を最大化させるためのコツをご紹介します。

目的とターゲットを明確に設定する

まず大切なのは、動画広告を作成する前に目的とターゲットを明確にすることです。例えば、「商品の認知拡大を狙う」のか、「購買行動を促す」のかによって、動画の内容や構成は大きく異なります。

また、ターゲットの年代、性別、興味関心などを具体的に設定することで、どのSNSプラットフォームを活用すべきか、どんなメッセージを届けるべきかが見えてきます。
目的とターゲットをはっきりさせることが、効果的な動画制作の第一歩となります。

冒頭3秒で興味を引く構成にする

SNS上では、ユーザーが一つひとつの投稿に目を留める時間は非常に短いです。そのため、動画の冒頭3秒以内にインパクトを与える演出が欠かせません。
強いメッセージ、印象的なビジュアル、思わず続きを見たくなる展開など、冒頭から注意を引く工夫を凝らしましょう。

特にフィード広告やストーリーズ広告では、静止している投稿の中で動きのある動画が目に留まりやすくなるため、冒頭から動きを付けることも効果的です。

音声なしでも伝わる設計にする

多くのSNSユーザーは、スマートフォンを無音設定にして利用しています。そのため、音声が聞こえない環境でも情報が伝わるように、テロップやアイコン、視覚的な演出を取り入れることが重要です。
例えば、商品名やセール情報を大きな文字で表示したり、アクションを示すピクトグラムを活用したりと、音なしでも意図が伝わる設計を心がけましょう。特にLINEやXの広告では、この点が成果に大きく影響します。

伝えるメッセージはひとつに絞る

SNS動画広告は短尺であることが前提のため、1本の動画で伝えるメッセージはひとつに絞るのが鉄則です。

「商品の特長」「期間限定キャンペーン」「ブランドイメージ訴求」など、伝えたい内容を欲張りすぎると、結果的に視聴者に何を伝えたかったのかがぼやけてしまいます。
ひとつの目的に絞り、シンプルかつ力強く伝えることで、視聴者の記憶に残りやすくなります。

まとめ

SNS動画広告の事例パターンを紹介しました。

広告に適した尺のほとんどは30秒以内であるため、どのようにして宣伝文句を伝え、映像を見せるのかがキモになります。SNSそれぞれの利用者層を見極め、適した動画広告を出せるようになると、宣伝商品の売り上げアップが見込めるでしょう。

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