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良い物撮り動画を撮影するために知っておきたい4つのポイントと4つのテクニック

良い物撮り動画を撮影するために知っておきたい4つのポイントと4つのテクニック

良い物撮り動画を撮影するために知っておきたい4つのポイントと4つのテクニック

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取り扱っている商品や製造している製品など、人間ではないものを撮影する「物撮り」。
製品の紹介動画など、マーケティングに動画を取り入れる場合も物撮りが必要になることは少なくありません。

​​​​​​​ただ、簡単そうに見えて意外と撮影するのが難しいのが、この「物撮り」です。
今回は、動画で物撮りをおこなう際に知っておきたい物撮りのテクニックについて紹介していきます。

良い物撮り動画とは?

製品を紹介する動画などで物撮りをおこなう場合、当然良い物撮り動画に仕上げなくてはいけませんが、そもそも良い物撮り動画とはどのような動画を指すのでしょうか?
良い物撮りと良くない物撮り動画を分ける4つのポイントについて解説していきます。

製品にピントの合っている動画

良い物撮り動画と良くない物撮り動画を分けるポイントの一つ目が、「製品にピントが合っているかどうか」です。
当たり前のように聞こえますが、ピントがずれ、ボケてしまっている動画は少なくありません。
プロに撮影を依頼する場合であるならまだしも、動画の制作を内製化する場合はピントが合っていない動画ができあがってしまうことは多々あります。

製品にピントがあっていないとその製品の良さやディティールがよく伝わりませんし、何より見ているユーザーに違和感を感じさせてしまう要因になってしまいかねません。

・F値(絞り)
・カメラと撮影する製品の距離
・撮影をおこなう環境

などを意識し、製品にしっかりとピントの合った動画を制作しましょう。

質感の伝わる動画

良い物撮り動画と良くない物撮り動画を分けるポイントの二つ目が、「製品の質感が伝わるかどうか」です。
物撮り動画の主役は「製品」です。
そのため、動画を通して製品の質感を伝えられるかどうかが重要なポイントになります。

店舗に足を運んで製品を手に取れば質感は確認できますが、店舗まで足を運べないケースは少なくありませんし、インターネット上で得た情報だけで購入を決めるケースも多々あります。
そういったユーザーにも製品の購入を検討してもらえるよう、製品の細かな部分まで撮影したり、素材の質感がわかるようアップで撮影したりするなどして、質感が伝わる動画を意識しながら制作してください。

色味の伝わる動画

良い物撮り動画と良くない物撮り動画を分けるポイントの三つ目が、「製品の色味が伝わるかどうか」です。
インターネット上の情報だけで製品の購入を検討するタイプのユーザーをがっかりさせてしまう大きな要因が、この「色味」です。

モニターを通してみた製品の色味と実物の色味がイメージと大きく異なると、そういったユーザーをがっかりさせてしまう大きな要因になります。
そういったユーザーの満足感を高めるためにも、なるべく実物に近い色味をに近づけることを意識して撮影をおこなうようにしてください。

自然光や照明を活用するなどして、動画内の製品の色味と実物の色味の差異がなくなるよう工夫しながら撮影しましょう。

明るく見やすい動画

良い物撮り動画と良くない物撮り動画を分けるポイントの四つ目が、「明るく見やすい動画かどうか」です。
動画の明るさは視聴のしやすさに大きく関係します。
いくら魅力的な製品でも暗くて製品が見にくい物撮り動画では製品の良さを伝えることはできませんし、明るすぎても製品の良さを上手く伝えることができません。

動画の明るさは質感や色味にも影響する重要な要素ですので、自然光や照明を上手く活用し、適切な明るさで見やすい動画にすることを意識しながら撮影をおこないましょう。

物撮りの失敗例

特に初めて物撮りに取り組む場合は、気づかないうちにミスをしてしまうことも少なくありません。ここでは、物撮りをおこなう場合によくある4つの失敗例と、それを避けるための対策を紹介します。

ピントがずれる

物撮り動画で最も多い失敗のひとつが、ピントがずれてしまっているケースです。製品を主役にしているにもかかわらず、背景や一部の装飾にピントが合ってしまい、肝心の商品がぼやけて見えてしまうことがあります。
ピントが合っていないと、製品のディテールや質感が伝わらず、視聴者に違和感を与えてしまいます。製品が小さい場合や接写が必要な場合ほど、ピントの管理は重要です。

対策としては、オートフォーカスだけに頼らず、マニュアルフォーカスを活用すること。また、F値を少し上げて被写界深度を確保することで、ピントがずれるリスクを抑えられます。

手ブレ

手持ちで撮影した動画にありがちなのが手ブレです。軽いブレでも、動画で見ると想像以上に目立ち、視聴者に不快感を与えます。特にズームイン・アウトやカメラを動かすシーンではブレが強調されやすくなります。
製品紹介動画では、製品を「じっくり、正確に」見せることが求められるため、ブレのある映像は信頼感の低下につながりかねません。

対策としては、三脚やスタビライザーを活用するのが基本です。固定撮影が前提の場合は三脚で十分。動きを加えたい場合は、電動ジンバルなどの導入も検討すると、より安定した映像を実現できます。

商品に影が入ってしまう

せっかく良い構図で撮れたのに、製品に変な影がかかってしまっているというのも、よくある失敗です。特に天井の照明だけで撮影していたり、撮影者自身の影が入ってしまう場合などに発生します。
影が強く出てしまうと、製品の一部が見えにくくなったり、色味が変わってしまったりと、情報伝達の精度が落ちてしまいます。また、撮影環境のチープさが伝わってしまうことも。

対策としては、複数のライトを使って影を打ち消す「三点照明」や、レフ板を活用して明暗の差をなだらかにする方法が効果的です。小物撮影であれば、物撮り用の簡易ボックスを使用するだけでも影のリスクを大きく減らせます。

製品の使い方が伝わらない

見た目だけを映して「どう使うのか」が伝わらない物撮り動画も、非常に多く見られる失敗です。例えば、複雑な操作が必要なガジェットや、使用シーンに特徴がある日用品などでは、ただ置いてあるだけの映像では価値が伝わりません。
視聴者は「これを自分が使うとどうなるか」を知りたいため、使い方がわからないと購入検討から外れてしまう可能性があります。

対策としては、製品を実際に使っているシーンを動画の一部に取り入れること。手元の動作や仕上がりのビジュアルを含めることで、製品の魅力がよりリアルに伝わります。「使い方を紹介するパート」を明確に設けると、さらに効果的です。

物撮りするときに揃えておきたい撮影アイテム

実際に物撮り動画を撮影する場合、カメラやレンズ以外にも用意しておきたい撮影アイテムがいくつかあります。
用意する撮影アイテムは予算やどれくらいの品質の動画を撮影したいかにもよりますが、代表的なアイテムとしては、

・三脚
・照明
・背景紙
・レフ板
・アンブレラ
・スタビライザー

などがあげられます。

また、後ほどテクニックの一つとして紹介しますが、本格的な物撮り動画をより気軽に撮影できる「物撮りセット」もおすすめです。

物撮りするときに覚えておきたい・活用したい物撮りテクニック4選

良い物撮り動画を撮影したい場合、積極的に活用したいのが「物撮りテクニック」です。
これまで物撮りをおこなったことがないような初心者の方であっても、テクニックを把握し、実践すれば良い物撮り動画を撮影できるようになります。
ここでは、初心者の方でもすぐに取り入れられるような4つのテクニックを紹介していきます。

自然光を活用する

物撮り動画を撮影する際、ぜひ活用してほしいのが「自然光」です。
先ほど紹介したとおり、良い物撮り動画には適切な明るさと見やすさが欠かせません。
自然光は適切な明るさと見やすさを表現するのにうってつけの天然の照明ですので、自然光が入るところで撮影するなどして、ぜひ積極的に取り入れるようにしてください。

照明を活用する

自然光は良い物撮り動画を撮影するのにうってつけの照明だと紹介してきましたが、調整が難しいというデメリットがあります。
天気によって光の強さが異なりますし、撮影する時間によって日の入り方が異なるため、時間的な成約も生まれてしまいます。

その自然光のデメリットを解消してくれるのが「照明器具」です。
照明器具は安いものであれば数千円で購入できますが、照明のあり・なしは映像の質に大きく影響しますので、ぜひ活用するようにしてください。

物撮りセットを活用する

物撮り動画を撮影したことがない方でも簡単に本格的で質の高い物撮り動画を撮影できるようになるのが「物撮りセット」です。
ボックス型のちょっとした撮影スタジオのようなセットで、ボックス内の白い壁がレフ板の役割を果たし、製品がより魅力的に撮影できるようになります。

どのセットを購入するかにもよりますが、ライトが備わっているタイプの物撮りセットもあるので、撮影環境を整えるのにかかる費用を少しでも節約したいと考えている方にもおすすめですよ。

製品を使用している様子も撮影する

物撮り動画にマストで取り入れたいのが、実際に製品を使用している映像です。
ユーザーは、製品を実際に使用しているイメージがわかないとなかなか購入してくれません。

その製品を使っている自分をイメージできるようになって初めて購入を検討し始めます。
店舗に足を運ぶことが難しく、インターネット上で収集した情報だけで製品を購入するかどうか決めようと考えているユーザーであればなおさらです。

そのため、食器の物撮り動画の場合はその食器に料理を盛って食事をしている様子を撮影したり、グラスの物撮り動画の場合は飲み物を注いで飲んでいる様子を撮影したりするなど、実際にその製品を使用している様子をイメージできる映像も取り入れるようにしましょう。

まとめ

良い物撮り動画と良くない物撮り動画を分けるポイントに触れながら、物撮り動画を撮影する際に活用したい物撮りテクニックについて紹介してきました。
複数の商品を取り扱っている小売店や製品を製造し販売しているメーカーなどが動画をマーケティングに活用したいと考えた場合、物撮り動画の撮影は避けてとおれません。

特に最近はインターネットで仕入れた情報だけで購入するかどうかを決めるユーザーが増えてきているので、そういったユーザーに訴求する手段として動画を活用するのであれば、そういったユーザーの購買意欲を刺激する物撮り動画を用意する必要があります。

今回紹介した物撮りテクニックは初心者の方でも簡単に取り入れられる基本的なテクニックばかりです。
しかし、いずれも製品をより魅力的に見せてくれるテクニックばかりですし、魅力的な物撮り動画を撮影するのに欠かせないテクニックばかりですので、取り入れられそうなものがあれば取り入れてみてください。

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