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企業向け動画プラットフォーム選び方ガイド

企業向け動画プラットフォームとは?用途と選び方、運用のポイント

企業向け動画プラットフォームとは?用途と選び方、運用のポイント

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研修動画、手順説明、営業資料、社内広報…。企業で動画を使う場面が増えるほど、「どこに置くか」「誰が見られるか」「最新版はどれか」といった運用の悩みが目立ってきます。
動画を作っても、共有先が散らばって探せない、見たかどうか確認できない、社外に出せない内容の扱いが不安、といった状態では定着しません。

そこで注目されるのが、企業向け動画プラットフォームです。動画を安全に管理し、必要な人に届け、視聴状況を手がかりに改善まで回すための“仕組み”として考えると、導入の判断もしやすくなり、社内の合意形成も進めやすくなります。
本記事では、企業向け動画プラットフォームの基本、主な用途、選び方と導入の進め方を解説します。

この記事は、こんな方におすすめです

  • ✅ 企業向けの動画プラットフォーム導入を検討している担当者
  • ✅ 研修・社内共有・営業支援など、動画の使い道が増えて管理に困っている方
  • ✅ 限定公開や権限管理など、セキュリティ面も含めて整理したい方
  • ✅ 動画を作って終わりにせず、視聴状況を見ながら改善したい方

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企業向け動画プラットフォームとは

企業向け動画プラットフォームとは、社内外に向けて動画を「安全に」「探しやすく」「運用しやすく」配信・管理するための仕組みです。
単に動画を置ける場所というより、部署や目的が増えても破綻しないように、視聴権限の管理、限定公開、検索・カテゴリ整理、視聴ログの取得などを前提に設計されています。


実際の運用では、動画そのもの以上に「タイトル・概要・カテゴリ・タグ」といったメタ情報が効いてきます。
検索窓にキーワードを入れれば目的の動画が出る、関連動画から学習が進む、といった体験があると、動画は“見に行く文化”として定着しやすくなります。逆に、メタ情報が整っていないと、動画を増やすほど探せなくなり、動画活用が止まってしまいます。


「動画を共有したいだけならファイル共有で十分では?」と思われることもありますが、実務では次のような壁にぶつかりがちです。どれが最新版かわからない、リンクが散らばって探せない、視聴したか追えない、社外に漏れてはいけない内容が混ざる、といった問題です。
企業向けの動画プラットフォームは、こうした運用上のつまずきを減らし、動画を業務インフラとして回すことを目的にしています。

動画サイトや共有ストレージとの違い

一般的な動画サイトや共有ストレージは、個人利用や少人数の共有に向く反面、企業で求められる統制には限界があります。
たとえば「部署ごとに見せる範囲を分けたい」「取引先にはこの動画だけを期間限定で見せたい」「誰がどこまで視聴したかを把握したい」といった要件は、業務で動画を使うほど必須になります。


企業向け動画プラットフォームは、視聴者の属性や役割に合わせたアクセス制御、ログ管理、管理画面での整理・更新といった“運用の手間を減らす仕組み”が中心です。
動画を増やすほど管理が楽になる、という状態を目指せるのが大きな違いです。

どんな部署が、どんな目的で使うのか

企業向け動画プラットフォームは、特定の部署だけのものではありません。人事は研修・オンボーディング、総務や現場は手順の共有、営業は提案前の事前説明、広報は社外向け情報発信、DX推進は全社のナレッジ整理など、動画の用途が横断的に広がっていきます。
動画を点で作るだけではなく、会社として資産化するために「置き場」と「回し方」を整える役割を担います。

なぜ今、企業で動画プラットフォームの需要が高いのか

企業のコミュニケーションは、会議や資料中心から「短い動画で要点を伝える」形へ徐々にシフトしています。理由は単純で、文章だけでは伝わりにくい手順やニュアンスを、動画なら一度で揃えられるからです。
さらに、拠点や在宅勤務など働き方が分散すると、同じ説明を繰り返すコストが増え、属人化が加速しやすくなります。


こうした背景の中で、動画を作るだけではなく「継続して見られ、更新され、必要な人に届く」状態を作る必要が出てきます。そこで、企業向けの動画プラットフォームが注目されやすくなっています。


特に、研修・マニュアル領域では「見たかどうか」の確認が課題になります。紙の手順書は配布した時点で“読んだ前提”になりやすい一方、実際には読まれていないこともあります。
動画プラットフォームであれば、視聴状況を手がかりに「どの部署が未視聴か」「どこで離脱しているか」を把握し、補足説明や短尺化などの改善につなげられます。

導入で得られるメリット

企業向け動画プラットフォームを導入すると、まず「動画の散逸」を防げます。動画が社内チャットや個人PC、各部署のフォルダに散らばると、探す時間と誤解が増えます。
プラットフォームに集約することで、検索やカテゴリで目的の動画にたどり着けるようになります。


次に「伝達品質の統一」です。研修や手順説明を動画で揃えると、担当者による説明のブレが減り、教育の立ち上がりが安定しやすくなります。
最後に「改善が回る」点も重要です。視聴状況が見えると、どこで離脱したか、どの動画が参照されているかを手がかりに、内容の見直しや補足動画の追加ができます。

導入前に知っておきたい注意点

一方で、導入すれば自動的に動画活用が進むわけではありません。目的が曖昧なまま導入すると、動画が増えず「使われない置き場」になりがちです。
また、権限設計やカテゴリ設計が弱いと、結局探しにくくなります。運用の担当部署と、動画を作る担当部署が分断されている場合も、更新が止まる要因になります。


そのため、導入時点で「誰が、何のために、どこまで運用するか」を決め、最初は対象を絞って小さく回し、成果が見えたら横展開するのが現実的です。

導入を成功させるためのポイント

企業向け動画プラットフォームを“使われる仕組み”として定着させるには、最初の設計が重要です。
まず、動画の入口を一つに集約します。社内チャットに流すだけ、メールに添付するだけ、という運用だと動画が散逸します。視聴者が迷わずアクセスできる導線を決め、そこに集めることが第一歩です。


次に、動画の粒度を揃えます。長い動画は「探す・見返す」負担が増え、結局は見られません。手順説明なら1テーマ1本、3〜7分程度を目安にし、章立てや概要欄で要点がわかる形にすると、現場で使われやすくなります。
最後に、公開ルール(社内のみ/部署限定/社外向け)と更新ルール(改訂タイミング、承認者)を決め、運用の属人化を避けます。

企業向け動画プラットフォームの主な用途と必要機能

企業向け動画プラットフォームを選ぶときは、先に「用途」を言語化すると判断が早くなります。用途によって必要機能の優先順位が変わるためです。
ここでは、企業でよくある用途と、押さえておきたい機能を整理します。

用途の代表例

社内向けでは、研修・オンボーディング、業務手順(マニュアル)共有、コンプライアンスや安全教育、社内広報(トップメッセージ、方針説明)などが中心です。
社外向けでは、製品・サービス説明、営業資料の補助、会員向け限定コンテンツ、イベントのアーカイブ公開などがよくあります。


加えて最近は、カスタマーサポートの一次対応(よくある手続き・設定方法の案内)や、採用向けの職場紹介、代理店やパートナー向けの教育コンテンツなどにも動画が使われます。
問い合わせ対応や説明会の回数が増えるほど、同じ説明を動画に置き換える効果が見えやすくなります。


同じ「配信」でも、社内研修は“受講管理”が重要になり、営業向けは“探しやすさ”や“更新のしやすさ”が重要になり、会員向けは“限定公開の強さ”が重要になります。自社の用途を2〜3個に絞り、優先順位を付けるのがコツです。

最低限チェックしたい機能

企業利用でまず確認したいのは、アクセス制御(視聴権限の付与)、限定公開、ユーザー管理のしやすさです。
次に、検索・カテゴリ・タグなどの整理機能があると、動画が増えても探しやすさを維持できます。視聴ログや分析機能も、改善を回すうえで効いてきます。


研修用途なら、受講を促すための通知や、視聴の進捗を確認できる仕組みがあると便利です。営業用途なら、顧客に共有する際のリンク管理や、資料と動画をセットで見せられる導線があると運用しやすくなります。
目的によって“あると嬉しい機能”が変わるため、比較の前に用途を決めることが重要です。


また、運用面では「アップロード後の差し替え」「更新履歴」「関連動画の表示」「コメントやフィードバック導線」などがあると、現場で使われやすくなります。
さらに、社内の他ツールと合わせて運用する場合は、連携の考え方(ユーザー管理や通知の流れ)が整理できるかも確認ポイントです。

セキュリティとガバナンスの考え方

企業向け動画は、研修資料や顧客向け資料など、社外に出せない情報を含むことがあります。
そのため、権限設計だけでなく、ログの記録、共有リンクの扱い、視聴期限の設定、退職者や異動者の権限見直しなど、運用ルールとセットで考える必要があります。


セキュリティは「強い機能を入れる」だけでは成立しません。誰が管理者で、どの範囲を公開し、更新時に誰が承認するか、といった社内のガバナンス設計ができているほど、動画が増えても安心して回せます。

失敗しない企業向け動画プラットフォームの選び方

企業向け動画プラットフォームを比較する際、機能一覧を眺めるだけでは決め手が見えにくいものです。おすすめは、要件を「目的」「運用」「権限」「改善」の4つに分けて、導入後の姿から逆算する方法です。
ここでは実務での判断軸を整理します。

最初に決めるべきは利用目的と視聴者

まず「誰に見せる動画か」を明確にします。社内全員なのか、特定部署なのか、取引先や会員なのかで、必要な権限管理の粒度が変わります。
次に「動画で何を減らしたいか」を言語化します。問い合わせ対応を減らしたいのか、教育コストを減らしたいのか、営業説明を短縮したいのか。目的が定まると、必要な機能が自然に絞れます。


逆に、目的が曖昧なまま「何でもできそう」で選ぶと、運用が複雑になり、結果的に使われなくなります。最初は用途を絞り、成果が見えたら段階的に拡張する設計が安全です。

運用体制と“続く仕組み”を先に作る

導入時に見落とされがちなのが運用体制です。動画は作って終わりではなく、更新・差し替え・追加が発生します。誰がアップロードし、誰がカテゴリを管理し、誰が公開範囲を決めるのか。
ここが曖昧だと、更新が止まり、動画が古くなって信頼されなくなります。


現場が自走できるようにするには、動画の作り方(テンプレや撮り方の基準)と、登録ルール(タイトル、カテゴリ、タグ、概要欄の書き方)を最初に決めておくと効果的です。
運用ルールを文章化し、短い説明動画で残すと、担当が変わっても引き継ぎやすくなります。

比較時に見ておきたい具体チェック項目

  • 管理画面で、動画の整理・検索・差し替えが直感的にできるか
  • 視聴権限を、部署・役割・個人単位で柔軟に設定できるか
  • 視聴ログが見られ、改善に使える形で出せるか
  • 動画が増えても、カテゴリやタグの運用が破綻しにくいか
  • 社内の運用フロー(申請・承認・更新)に合わせやすいか

チェック項目は、機能があるかどうかだけでなく「実務の手間が減るか」を基準に見ると失敗が減ります。
実際に運用する担当者が触ったときの感触が重要なので、導入前に小さく試し、使い方のイメージをすり合わせることをおすすめします。

導入から運用までの基本ステップ

比較検討が進んだら、導入は次の流れで進めると整理しやすくなります。まず、対象業務を決め、既存資料(紙・PDF・口頭説明)を棚卸しします。
次に、優先順位の高いテーマから短い動画を作り、プラットフォーム上でカテゴリ整理まで行います。そのうえで、社内に周知し、よく参照される場所(社内ポータルやチャットの固定投稿など)からアクセスできる導線を用意します。


運用が始まったら、月1回でもよいので視聴状況を見て、更新や追加を回します。
よく見られる動画の周辺に関連動画を置く、離脱が多い箇所は短尺化する、質問が増えたテーマは補足動画を足す、といった改善が積み上がるほど、企業向け動画プラットフォームの価値が実感しやすくなります。

よくある質問

Q. 企業向け動画プラットフォームと一般的な動画サイトの違いは何ですか?
社内外の視聴者を想定し、権限管理や限定公開、ログ取得、運用のしやすさを重視している点が違いです。動画が増えても探しやすく、管理が破綻しにくい設計になっています。


Q. セキュリティ要件が厳しい場合でも運用できますか?
運用できますが、機能だけでなく社内ルールの整備が前提です。公開範囲、共有方法、退職・異動時の権限見直しなどを決め、管理者の責任範囲を明確にすると安心です。


Q. 動画に詳しくない担当者でも回せますか?
可能です。ポイントは、動画の“作り方”よりも“登録ルールと運用フロー”を簡単にすることです。タイトルやカテゴリの付け方をテンプレ化し、短い動画から始めると定着しやすくなります。


Q. まず何から始めるべきですか?
最初は、問い合わせが多い説明や、毎回同じことを伝えている業務から着手するのがおすすめです。1本の動画でも効果が見えると、社内の協力が得やすくなります。

まとめ

企業向け動画プラットフォームは、プラットフォームとして企業向けに動画を安全に運用するための土台であり、動画を「置く」ための箱ではなく、研修・社内共有・営業支援・広報など、会社の情報伝達を動画で仕組み化するための基盤です。
用途が増えるほど、権限管理や整理、視聴状況の把握が必要になり、結果として“企業向けの動画プラットフォーム”という考え方が効いてきます。


選定のコツは、機能の多さよりも「目的が明確か」「運用が続くか」「改善が回るか」を軸に判断することです。まずは用途を絞って小さく始め、成果が出たら横展開する形が、導入を失敗させにくい進め方になります。

導入検討の段階では、運用担当だけでなく、実際に視聴する現場や情報管理の観点も含めて関係者を早めに巻き込むと、後戻りが減り、検討がスムーズです。

動画制作から配信運用までを社内で回したいなら

企業で動画を活用するほど、「制作」と「配信・管理」が別々だと運用が重くなりがちです。
動画の差し替えや更新のたびに手間がかかると、結局は更新が止まり、現場に使われなくなります。そこで、制作から配信運用までを一つの流れで整える発想が有効です。


メディア博士は、企業の研修動画やマニュアル動画、社内共有コンテンツなどを、社内で作成・整理・発信しやすい形に整えるためのクラウド型ツールです。
動画の作成負荷を抑えながら、部署をまたいで動画を運用する土台を作りたい場合は、こうした一体型の仕組みも検討材料になります。ぜひ。

今すぐできるアクション

  • 社内で同じ説明を繰り返しているテーマを3つ書き出す
  • そのうち1つを、3〜5分の短い動画にして試しに共有する
  • 動画の置き場を決め、タイトルとカテゴリを揃えるルールを作る

小さく始めて効果が見えたら、次のテーマへ広げる。これを繰り返すことで、企業向け動画プラットフォームの導入効果が社内に伝わりやすくなります。

田村 航
監修者

田村 航

株式会社博士.com
メディア事業・プロモーション業務管轄
サブマネージャー

博士.comに2017年に中途入社し、不動産会社のHP制作やSEOコンサルタントとして従事。 これまでに累計で80社以上のクライアントを担当し、幅広い支援実績を持つ。
その後、メディア事業部へ異動し、これまで培ったSEOやコンテンツ戦略の知見を活かしながら、動画活用のコンサルティングに携わっている。

田村 航
監修者

田村 航

株式会社博士.com
メディア事業・プロモーション業務管轄 サブマネージャー

博士.comに2017年に中途入社し、不動産会社のHP制作やSEOコンサルタントとして従事。 これまでに累計で80社以上のクライアントを担当し、幅広い支援実績を持つ。
その後、メディア事業部へ異動し、これまで培ったSEOやコンテンツ戦略の知見を活かしながら、動画活用のコンサルティングに携わっている。

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