この記事は、こんな方におすすめです
- ✅ 観光地の魅力をわかりやすく発信できる動画の構成を知りたい
- ✅ 宮城県内で地域PRや観光誘致を担当している
- ✅ 動画制作を社内で手軽に始められる手段を探している
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宮城県の観光客へのPRに動画を活用すべき理由
杜の都・仙台をはじめ、松島、鳴子温泉、蔵王連峰など、宮城県には全国に誇れる観光資源が豊富に存在しています。
しかし近年、他の都道府県や自治体でも観光PRに力を入れる動きが加速しており、従来の情報発信だけでは埋もれてしまうリスクも高まっています。
そこで今、宮城県の魅力を効果的に発信し、より多くの観光客を誘致するための手段として注目されているのが「動画」の活用です。ここでは、宮城県が観光PRで動画を活用すべき理由を5つの観点から解説します。
観光地の臨場感をそのまま伝えられる
動画の最大の強みは、静止画やテキストだけでは伝えきれない「空気感」や「臨場感」をダイレクトに届けられる点です。
例えば、瑞鳳殿の歴史ある荘厳な建築、松島湾をゆく遊覧船からの風景、鳴子峡の紅葉が風に揺れる様子などは、動画だからこそ伝えられる魅力です。
観光客に「実際に行ってみたい」と思わせるには、視覚と聴覚を使った情報提供が効果的です。ドローン映像やスローモーション撮影なども組み合わせることで、さらに印象的なPRが可能になります。
多様な魅力を分かりやすく見せられる
観光地そのものだけでなく、地元の食文化や歴史、伝統芸能、地元住民の人柄なども宮城県の大きな魅力です。こうした多面的な魅力を短時間で伝えるには、動画が最適です。
例えば、仙台名物の牛タンやずんだスイーツを実際に調理・実食する様子を動画で紹介したり、七夕まつりの舞台裏や準備風景を記録したりすることで、「体験してみたい」「もっと知りたい」という感情を呼び起こせます。
SNSとの相性が良く拡散力が高い
観光客が情報収集を行う場は、Google検索だけでなくYouTubeやInstagram、TikTokなどのSNSにも広がっています。これらのプラットフォームでは、動画は最も注目されやすく、シェアされやすいコンテンツ形式のひとつです。
例えば、季節限定イベントや現地でしか味わえない体験をショート動画形式で発信すれば、全国や海外に向けて自然と拡散され、話題性のある観光資源へと昇華させることも可能です。特に若年層や訪日外国人へのアプローチとしても効果的です。
外国人観光客への訴求にも効果的
インバウンド観光の再活性化が進む今、外国人観光客へのPRも不可欠です。動画であれば、言語に頼らず映像と音楽だけでも「行きたくなる」「魅力的だと感じる」といった直感的な印象を与えることができます。
実際、広島県のようにナレーションや字幕を最小限に抑え、美しい風景や文化を視覚的に伝えるプロモーション動画は、海外のSNSや観光情報サイトでも高く評価されています。
宮城県でも同様に、映像美にこだわったPR動画を制作することで、海外からの観光客誘致が狙えます。
宮城県の観光客へのPRにおすすめの動画の活用法6選
ここでは、観光客を誘致するために宮城県が取り入れられる具体的な動画の活用方法について紹介していきます。
定番の活用法から特定のユーザーを対象にした活用法までさまざまな活用法を紹介していくので、取り入れられそうなものがあれば、ぜひ取り入れてみてください。
県全体をPRする動画
宮城県が観光客へのPRに動画を活用する際、まず制作しておきたいのが、「県全体をPRする動画」です。
宮城県の歴史や観光地、レジャースポット、食、文化などをひとつの動画にまとめ、観光客に宮城県全体をPRします。
この動画はさまざまな要素を一本にまとめるという特性上それぞれの要素が薄くなってしまいますが、宮城県全体をPRするのにうってつけですし、この動画をきっかけとして他の動画を視聴してくれる可能性もあるので、宮城県に興味を持ってもらうきっかけとしてぜひ制作しておくようにしましょう。
観光地を紹介するPR動画
観光客の多くが観光目的で来県することを考えると、やはり宮城県内の観光地を紹介する動画も用意しておきたいところです。
・秋保大滝
・金蛇水神社
・蔵王山
など、「宮城県の観光地と言えば〇〇」という代表的な観光地はもちろん、これから流行らせたい観光地や地元の人だけが知っているような観光地を紹介するのもおすすめです。
また、単純に観光地を紹介するだけでなく、その観光地の楽しみ方を一緒に紹介してあげると、より満足度の高い動画に仕上げることができます。
おすすめの飲食店を紹介するPR動画
観光地と同じく、来県する観光客の主な目的の一つとなっているのが「食事」です。
しかし、飲食店は数が多くリサーチに時間がかかるため、宮城県で食べるべきものはわかっているものの、どのお店で食べるべきかまではリサーチできていない・する時間がないという方も少なくありません。
そういったユーザーのために用意しておきたいのが、「おすすめの飲食店を紹介するPR動画」です。
牛タンのおいしいお店なら「〇〇」、仙台ラーメンのおいしいお店なら「〇〇」というように、宮城県を代表する食べ物とその食べ物で有名なお店を一緒にいくつか紹介してあげると、ユーザーがリサーチに時間をかけずによくなりますし、本当においしい店舗で食事できるので、来県した際の満足度も高くなります。
歴史や文化を紹介する動画
宮城県は魅力的な観光地が多いので単純に観光地を巡ってもらうだけでも十分に楽しんでもらえますが、より楽しんでもらいたいのであれば、歴史や文化を紹介する動画も制作して公開するべきです。
例えば、歴史のある神社仏閣はその背景を解説して知ってもらうことでより楽しんでもらえるようになりますし、記念館やミュージアムなども建てられた背景を学ぶことで、より楽しんでもらえるようになります。
外国人観光客向けのPR動画
日本人の観光客向けに動画を用意するのもおすすめですが、人口の減少が進んでいくことを考えると、日本人観光客だけでなく外国人の観光客の誘致にも力を入れなくてはいけません。
そこで用意しておきたいのが、外国人観光客向けのPR動画です。
外国人観光客の中には日本語がほとんどわからない状態で来県する方も多いですし、日本に対する知識をほとんど持っていない状態で来られる方も多いので、日本人観光客とは異なる形でのアプローチが必要になります。
ナレーションやテキストでの説明を入れなくても魅力が伝わる、映像の美しさやインパクトにこだわったPR動画を制作し、公開しましょう。
祭りなど季節のイベントごとを紹介する動画
宮城県は祭りなど季節ごとのイベントが多い県なので、そういった季節ごとのイベントを紹介するタイプの動画を制作するのもおすすめです。
それぞれのイベントを個別に紹介する動画を制作するのもおすすめですし、いくつかのイベントをまとめて紹介する動画を制作して公開するのもおすすめです。
「宮城の文化を感じられるイベント」など、イベントを種類別にまとめた動画を制作するのもおもしろいかもしれません。
イベントを紹介する動画を用意しておくと、そのイベントを目的として一度宮城県に来県したことがある観光客にリピートをうながすことができるので、大きな効果をもたらしてくれます。
観光客へのPRに動画を活用している自治体の事例3選
実際に動画を活用する際、動画を制作する前にチェックしておいてほしいのが、すでに動画を取り入れている自治体の事例についてです。
すでに動画を取り入れている自治体の事例をチェックすれば、動画の作り方やPRの仕方など、観光客へのPRに動画を活用する上で欠かせないポイントや効果的なポイントが見えてきます。
今回は、観光客へのPRに動画を活用する場合に参考になりそうな自治体の事例を3つほどピックアップしてみました。
身延町観光課

山梨県南巨摩郡にある身延町(みのぶちょう)。
身延町の観光課は、YouTubeに公式のチャンネルを開設し、観光地を誘致するための動画を多数公開しています。
それらの動画の中でも特に注目してほしいのが、今回紹介するこちらの動画です。
こちらの動画は、身延町を代表する商店街である山門内商店街をPRする動画シリーズで、商店街にあるおすすめの店舗に観光課の職員が足を運び、詳しく紹介しています。
おすすめの店舗はもちろん商店街のPRにもなるので、商店街の復興にも活用できます。
広島県観光課

日本人の観光客はもちろん、原爆ドームなど歴史のある建物などで海外からも注目を集めている広島県。
そんな広島県の観光課が公式のYouTubeチャンネルにアップしているのが、こちらの動画です。
こちらの動画は外国人観光客を誘致するために制作された動画で、一分ほどの短い動画でありながら広島のあらゆる魅力が伝わる動画になっています。
インパクトの強い映像とテンポの良い展開で思わず最後まで見切ってしまう内容の動画で、視聴した後も印象が強く残る、思わず「広島に行ってみたい…!」と思わせてくれる動画です。
奈良県観光プロモーション課

かつて国内の観光産業に大きな影響を与えた新型コロナウイルスですが、現在では感染状況も落ち着きを見せ、多くの地域で観光客の往来が回復しつつあります。
とはいえ、感染症対策の重要性が完全に失われたわけではありません。今後も万が一に備えて、基本的な衛生対策や予防意識を保つことが求められます。
そのような背景の中、訪問前に必要な対策や現地でのマナーをわかりやすく伝える例として、こちらの動画が参考になります。
奈良県の観光プロモーション課では、「withコロナのなら観光」と題して、新型コロナウイルスへの感染を予防しながら旅行を楽しんでもらうための指南動画を公開しています。
こういった動画であれば、観光をプロモーションしながら注意喚起もおこなえるので、非常に参考になる動画の活用法だと言えるでしょう。
まとめ
宮城県にぜひ取り入れてほしい、観光客誘致のためのおすすめの動画の活用方法について紹介してきました。
宮城県は人気の観光地ですが、県のPRに動画を活用すればより多くの観光客を誘致できるはずです。
今回紹介させてもらった動画の活用方法は、いずれも大きな効果をもたらしてくれる可能性のあるものばかりです。
可能であればすべて制作してPRに活用するのがおすすめではありますが、取り入れやすいものから取り入れていく形でも問題ありませんので、紹介させていただいた内容を参考にしながら動画の活用に取り組んでみてはいかがでしょうか?