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バズ動画とは?バズっている動画の共通点とバズらせる重要な3つのポイント

バズ動画とは?バズっている動画の共通点とバズらせる重要な3つのポイント

バズ動画とは?バズっている動画の共通点とバズらせる重要な3つのポイント

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近年テレビなどのメディアで話題になることも多い「バズ動画」。
動画がバズることでより多くのユーザーを集客できるようになるなど動画を活用したいと考えている企業にとって大きなメリットをもたらしてくれるバズ動画ですが、どうすれば動画をバズらせることができるのでしょうか?

​​​​​​​今回は、バズ動画の概要に触れながら、実際にバズった動画の事例を交えつつ、動画をバズらせる上で押さえておくべきポイントなどについて紹介していきます。

この記事は、こんな方におすすめです

  • ✅ SNSで話題になる企業動画を企画・制作したい
  • ✅ バズる仕組みを理解して、自社のPR動画に活かしたい
  • ✅ 外注に頼らず、自社で戦略的に動画を量産したい
  • ✅ ブランドイメージを高める動画マーケティングを強化したい

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「バズ動画」とはどんな動画を指すのか?

バズ動画とは、「噂になっている動画」「流行っている動画」を表す言葉です。
バズ動画の「バズ」は、英単語の「buzz」が元になっています。buzzは蜂などの虫がうるさく飛び回る様子を表していますが、ひとつの事象に多くのユーザーが集まり、騒ぎ立てる様子を「バズる」と表現するようになりました。

その「バズる」という表現が、流行っている動画に使われるようになり、バズっている動画を「バズ動画」と呼ぶようになったわけです。

バズる動画の共通点

近年は毎日のようにバズる動画が誕生していますが、例外的なものもあるものの、これらのバズ動画にはいくつか共通点があるとされています。
多くのバズ動画に共通する主な共通点が、

・流行っているもの・これから流行るであろうものをうまく取り入れている
・思わず手をとめて見始めてしまう・見入ってしまう
・ユーザーが共感しやすい
・目新しい動画である
・視聴者参加型である
・宣伝っぽくない

の、6点です。

つまり、これら6つの共通点を動画にうまく取り入れることができれば、動画がバズる可能性が高くなると言えます。
バズる動画に共通する6つの共通点について、詳しく解説していきます。

流行っているもの・これから流行るであろうものをうまく取り入れている

バズる動画は、そのときの流行りにうまく乗っていたり、これから流行るであろうものや実際にちょっとしたブームになり始めているものをうまく取り入れている傾向にあります。
流行っているものをうまく取り入れつつ異なる要素をプラスすればバズる可能性は高くなります。

また、これから流行る可能性がある要素には注目しているユーザーが多いので、その要素をいち早く取り入れて動画を出すことができれば自然とバズる可能性は高くなりますが、バズっている動画の製作者はそのことをよく理解しており、上手く取り入れています。

思わず手をとめて見始めてしまう・見入ってしまう

ユーザーが思わず手をとめて見始めてしまう動画や見入ってしまう動画も、バズる動画に共通している共通点の一つです。
どれだけクオリティが高くおもしろい動画でも、ユーザーに見てもらえない状態ではバズることはありません。

一方、多少クオリティが低くても、ユーザーが思わず手をとめて見始めてしまう動画や見入ってしまう動画は、視聴者も多くなりますし口コミなどで話題になりやすくなるので、バズる可能性が高くなります。

ユーザーが共感しやすい

ユーザーが共感できる要素が含まれているかどうかも、バズる動画の重要な要素の一つです。
動画を見たユーザーが、思わず「あるある」「わかるわかる」と思える要素を取り入れることができれば、その動画は多くのユーザーの共感を生み、バズる可能性が高くなります。

目新しい動画である

人は目新しい情報に刺激を受ける傾向があります。
そのため、バズる動画を制作する際は、誰も見たことのない目新しい動画になっているかどうかが大切です。

目新しい動画を見つけると、「自分がこの動画を見つけたことを広めたい」という心理的効果も働くため、積極的に拡散してくれるというメリットもあります。
流行っている動画のマネではなく、目新しい動画になっているかどうかを意識しながら制作するようにしましょう。

視聴者参加型である

動画はSNSで拡散されることをきっかけにバズることがほとんどですが、そこで意識したいのが「視聴者参加型の動画かどうか」です。
例えば、一時期大流行した「〇〇チャレンジ」という特定の行為にチャレンジするタイプの動画は、動画を見たユーザーが同じ行為にチャレンジし、「〇〇チャレンジ」というハッシュタグをつけて拡散することでバズりました。

こういった視聴者が参加できる仕組みが用意されているかどうかも、バズる動画の重要な要素の一つになります。

宣伝っぽくない

スマートフォンが広く普及したことでユーザーのインターネット広告に対するリテラシーが年々高まってきているということもあり、いかにも宣伝っぽく感じられる動画は好まれませんし、避けられる傾向にあります。
そのため、バズる動画を制作したいのであれば、宣伝っぽさや広告っぽさをどれだけ消せるか・隠せるかも意識しなくてはいけません。

バズってアクセスを集めるための動画と商品やサービスを宣伝するための動画を分けて制作するなど、ユーザーに避けられないための工夫を取り入れるようにしましょう。

動画がバズる事のメリットとデメリット

バズ動画にはメリットもあればデメリットもあるため、「バズ動画を作りたい」「バズ動画を活用したい」と考えているのであれば、メリットとデメリットの両方を把握しておかなくてはいけません。
動画がバズることのメリットとデメリットについて、それぞれ詳しく解説していきます。

動画がバズるメリット

動画がバズることで期待できる大きなメリットとしては、これまでアプローチできていなかった多くのユーザーに動画を届けられる点があげられます。
動画がバズって話題になると、SNSを中心に口コミが広がり、数万人〜数十万人の目に届くようになることも珍しくありません。

広告を使って数万人〜数十万人にアプローチしようとするとかなりの費用がかかりますが、動画がバズった場合であれば広告費は一切かかりません。
また、動画を見たユーザーが顧客になる可能性もありますし、ファンになってくれる可能性もあります。

動画がバズるデメリット

動画がバズるデメリットとしては、データが荒れ、SNSなどのアカウントの評価が下がってしまう可能性がある点があげられます。
動画がバズると大勢のユーザーが貴社のSNSのアカウントにアクセスして動画を視聴してくれるようになりますが、それらのユーザーの中には「流行ってるみたいだから見てみるか」という興味本位なユーザーもいます。

バズったコンテンツという性質を考えると、むしろそういったユーザーの方が多いかもしれません。
興味本位で動画を見にきたユーザーは、興味本位でアクセスしているため簡単に動画の視聴をやめる傾向にありますが、そういったユーザーが増えると、プラットフォームのシステム側が「この動画はユーザーを満足させられない動画」「質の低い動画」と判断するようになります。

その結果、動画の評価、あるいはアカウント事態の評価が下がってしまう可能性があり、これが動画がバズったときのデメリットになります。

バズる動画を作る際には炎上に注意する

動画がバズることは、企業の知名度や商品・サービスの認知度を一気に高める大きなチャンスですが、拡散力の高さが裏目に出ると「炎上」につながるリスクをはらんでいます。
ここでは、特に注意すべき炎上リスクと、その防止策について解説していきます。

誤解を招く表現や表現不足に注意する

炎上の大きな要因のひとつが「意図せぬ誤解」です。ユーモアやインパクトを狙ったつもりが差別的に解釈される、文化的背景や宗教観を軽視していると受け止められる、といったケースは少なくありません。
特に短尺の動画は説明が不足しがちで、視聴者の想像に委ねられる部分が多いため誤解を生みやすい傾向にあります。公開前に複数人で確認し、「異なる立場の人が見ても違和感を覚えないか」を検証するプロセスを必ず取り入れるべきです。

個人や団体を揶揄・差別しない

「話題性を狙って過激な笑いを取る」ことは危険です。特定の職業・属性・地域・個人を揶揄した内容は、ほんの一部の表現であっても一気に炎上へ発展します。過去には、CM内の一言や表情が差別的だと批判を受け、企業が謝罪に追い込まれた事例もあります。
笑いやユーモアを盛り込みたい場合は「誰かを下げる」構図ではなく、ポジティブな驚きや共感を呼ぶ演出を意識しましょう。ブランドが大切にする価値観や社会的責任にも直結する部分です。

過激・ショッキングな表現は控える

注目を集めるために過激な演出を用いたり、危険行為や不快感を与える映像を使ったりすると、確かに一時的には再生数が伸びるかもしれません。しかし、同時に批判や不安を呼び込み、アルゴリズムからの評価が下がる要因にもなります。
特に「過激チャレンジ系」の動画は、真似する視聴者が事故を起こすリスクがあり、企業が社会的責任を問われることもあります。安全性・公共性に配慮した企画を優先することで、長期的に安心して拡散できる動画が生まれます。

バズる動画にするために重要なこと

デメリットもあるものの魅力的なメリットの多いバズる動画。
バズ動画は、SNSの影響力を高めたいと考えている方やSNSを集客に活用したいと考えている企業にとって非常に魅力的なマーケティングツールだと言えますが、実際に「バズる動画を作りたい!」と考えた場合、押さえておかなくてはいけない重要なポイントがいくつかあります。
それが、

・動画時間を短くする
・最初のインパクトを大事にする
・実際にバズっている動画を研究する
・いろいろな動画を投稿してテストする
・さまざまな方法を試して分析と改善を繰り返す

の、5点です。

それぞれ詳しく解説していきます。

動画時間を短くする

最近は動画コンテンツが供給過多な状態になっていることもあって、長い動画は好まれない傾向があります。
その動画を作っている人や企業の熱心なファンであれば長い動画でも積極的に視聴してくれますが、そうでない場合、長い動画だとわかった時点でスキップされてしまいかねません。

動画の時間はなるべく短くして、最後まで視聴してもらえるかどうかを意識しながら動画を作るようにしましょう。

最初のインパクトを大事にする

バズる動画にするためにはユーザーに動画を視聴してもらわなくてはいけません。
そこで重要になるのが、動画の冒頭数秒です。
動画コンテンツに慣れた最近のユーザーは、冒頭の数秒で動画を視聴し続けるべきか見るのをやめるべきか判断する傾向があります。

そのため、冒頭の数秒にインパクトのある映像を持ってきて、ユーザーに「この動画を見続けたい」「この動画は最後まで見るべきだ」と思わせる必要があるわけです。
動画の冒頭が、思わず見続けたくなるようなインパクトのある内容になっているかどうかを意識しながら制作するようにしましょう。

実際にバズっている動画を研究する

バズる動画を作りたいのであればリサーチが欠かせません。
作った動画がたまたまバズることはありますが、そういったケースはごくまれです。
非効率な方法でバズを生み出そうとするよりも、過去にバズった動画や、現時点で流行っている動画を研究するべきです。

「バズる動画の共通点」の見出しでも解説したとおり、バズる動画にはいくつか共通点があり、研究することでその共通点が見えてきます。
また、共通点だけでなく、構成や見せ方など実際にバズっている動画はバズを生み出すヒントの宝庫なので、積極的に参考にするようにしてください。

いろいろな動画を投稿してテストする

バズる動画の要素は実際にバズっている動画や過去にバズっていた動画を研究することで見えてきますが、それらを取り入れて作った動画が必ずしもバズるわけではありません。
バズる動画の研究はあくまで精度を高めるための作業でしかなく、バズる動画を作るには、精度の高い動画をどんどん投稿してテストしなくてはいけません。

バズっている動画を研究しているといくつかパターンが見えてくるはずですので、それらのパターンを取り入れた動画を複数制作し、どんどん投稿してテストするようにしましょう。

さまざまな方法を試して分析と改善を繰り返す

バズる動画を作るにはバズを起こす精度をどれだけ高められるかが重要になります。
そこで重要になるのが、分析と改善です。
分析と改善をおこなうにはデータが必要になるので、いろいろな動画を投稿する取り組みと並行し、さまざまな方法を試してデータを溜め、それらのデータを分析しながらバズを生み出す精度を高めていくようにしましょう。

例えば、動画のテロップの入れ方や装飾など、ちょっとしたテイストを変更するだけでユーザーの反応が大きく変わることは多々あります。
さまざまな方法を実践してデータを溜めていけば、バズる動画を複数回生み出すことも不可能ではありませんので、ぜひ実践するようにしてください。

バズ動画の事例をご紹介

バズ動画にするためには実際にバズっている動画を研究することが重要だと紹介してきました。
そこでここからは、実際にバズった動画の事例を3つピックアップし、紹介していきたいと思います。

KIRINの事例


日本を代表する飲料メーカー「KIRIN」。
そんなKIRINが制作して公開し、バズったのがこちらの動画です。
この動画はKIRINの製品であるプラズマ乳酸菌に関連する製品のプロモーション動画ですが、乳酸菌の中でもレア度が高く特別な乳酸菌とされているプラズマ乳酸菌と、珍しい存在ではあるもののどこの学校にも一人はいる生徒や先生をかけて表現している、ユーモアあふれる内容の動画となっています。

2016年に公開された動画ですが、2025年の9月時点で1,500万回近く再生されています。
230万人ものチャンネル登録者を抱えるオリコンのチャンネルで公開されたこともバズに大きく影響していると思われますが、思わず「こういう奴いたなぁ」「なつかしい!」となる内容で、共感してくれるユーザーが獲得したことがバズを生み出した最大の要因だと考えられます。

別府市の事例


自治体は、企業以上に動画を積極的に活用している傾向にありますが、複数ある自治体の事例の中で特に大きな成果をあげている事例の一つが別府市の事例です。
こちらの動画は、別府市が運営する公式のYouTubeチャンネル「温泉ハイスタンダード! 極楽地獄別府」にアップされたもので、2025年の9月時点で600万回以上再生されています。

自治体が公開するキャンペーン動画の中には再生数が数百回程度にとどまってしまっているものも少なくありません。
むしろそういったうまくいっていない事例の方が多いと言ってもいいぐらいです。
そう考えると、こちらの動画の再生数の多さは驚異的だと言えるでしょう。

ここまでバズった要因としては、「100万再生で本当にやります」と公言して動画を公開した点があげられます。
遊園地のジェットコースターの席を温泉化するなど、有名温泉地である別府市ならでの嘘みたいな企画が100万再生で本当に実行されるとあって、「おもしろい!」「本当に実現してほしい!」というユーザーの共感を呼び、SNSなどで大々的に拡散されたことでバズ動画となり、プロモーション動画として大きな成果をあげたと推測されます。

カロリーメイトの事例


手軽に持ち運べる栄養食として人気の「カロリーメイト」。
そんなカロリーメイトを販売している大塚製薬が制作して公開し、話題となったのが、こちらの動画です。
こちらの動画は公式サイトではなく芸能サイトのチャンネルにアップされたものですが、それでも2025年の9月時点で20万回以上再生されています。

こちらの動画は、受験生の日常を6,000枚以上の黒板アートで描くという内容のもので、「感動した…」「クオリティがヤバい!」と口コミで話題になり、バズリました。
バズった理由としてはさまざまな理由があげられますが、やはりターゲットとなる受験生からの共感を得られたことが大きな理由としてあげられます。

また、現役の受験生だけでなく、過去に受験を体験した人や受験生の親御さんたちからも共感を集めたことでバズにつながったと推測されます。

まとめ

バズ動画の概要やバズる動画を制作する上で押さえておくべきポイントなどについて紹介してきました。
動画をバズらせるのは決して簡単ではありません。
思いつきで闇雲に動画を制作しているだけでは動画をバズらせることはできません。

実際に動画をバズらせている企業は、しっかりと考え、戦略的にバズる動画を制作していたりするので、バズる動画を作りたいのであれば、ポイントを押さえ、戦略的に取り組むべきです。
バズって話題になる動画を制作し、マーケティングに活用したいと考えている企業の担当者は、今回紹介した内容を参考にしながら動画の制作に取り組んでみてはいかがでしょうか?
田村 航
監修者

田村 航

株式会社博士.com
メディア事業・プロモーション業務管轄
サブマネージャー

博士.comに2017年に中途入社し、不動産会社のHP制作やSEOコンサルタントとして従事。 これまでに累計で80社以上のクライアントを担当し、幅広い支援実績を持つ。
その後、メディア事業部へ異動し、これまで培ったSEOやコンテンツ戦略の知見を活かしながら、動画活用のコンサルティングに携わっている。

田村 航
監修者

田村 航

株式会社博士.com
メディア事業・プロモーション業務管轄 サブマネージャー

博士.comに2017年に中途入社し、不動産会社のHP制作やSEOコンサルタントとして従事。 これまでに累計で80社以上のクライアントを担当し、幅広い支援実績を持つ。
その後、メディア事業部へ異動し、これまで培ったSEOやコンテンツ戦略の知見を活かしながら、動画活用のコンサルティングに携わっている。

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