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Windows10で動画を圧縮する方法を解説!

Windows10で動画を圧縮する方法を解説!

2025-02-12

Windows10で動画を圧縮する方法を解説!

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Windows10を使用していて、動画の圧縮をしたいと思ったときにどのようにすればいいかわからない、ということはありませんか?
また、お気に入りの動画がたくさんあるけども、保存すると容量がいっぱいになってしまって心配、とお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

​​​​​​​この記事では、デフォルトでWindows10に搭載されている動画圧縮の機能の使い方や、アプリをインストールして使用する方法などを分かりやすくご紹介していきます。
さらに、動画を圧縮する際の注意点もあわせて解説していきます。

Windows10のフォトアプリで動画の圧縮をする方法

Windows10にはデフォルトのアプリとして、フォトアプリが搭載されています。そのフォトアプリを使えば動画を圧縮することが可能です。以下はその手順です。

1.「フォト」アプリを開き「新しいビデオ」をクリック。
2.「新しいビデオ プロジェクト」を選択し、名前を入力してOKボタンをクリック。
3.容量を下げたい動画を選択し、フォトアプリ上の「プロジェクトライブラリ」にドラッグ&ドロップする。
4.フォトアプリ上で動画を選択して、「ストーリーボード」にドラッグ&ドロップする。
5.「ビデオの完了」をクリック。
6.ビデオのエクスポート時に、ビデオの画質を選択しエクスポートする。
7.保存先とファイル名を決めて保存する。

この操作で動画を圧縮することができます。

Windows10でアプリ・ソフトをインストールして動画の圧縮をする方法

Windows10で動画の圧縮をするには専用のアプリをインストールする方法もあります。
ソフトは以下のようなものがあります。

・UniConverter(ユニコンバーター)
・Video Proc Converter


ではまず、「UniConverter(ユニコンバーター)」というアプリをご紹介します。このアプリは動画の圧縮ができるのはもちろん、変換や結合といった操作もできる高性能なソフトになっています。
特にUniConverterの特徴としては仕上がり時の画質の調節が可能なことです。ファイルの形式やサイズだけでなく解像度などの細かいカスタム設定ができます。圧縮した後も画質を保持できるため、圧縮したことによって画質が落ちてしまうということを防げます。

さらに、仕上がり状態はあらかじめプレビューで確認することができるため失敗を防げ、より綺麗な画像に仕上げることができるのです。
分かりやすい操作画面なので、初心者でも迷わずスムーズに作業ができるというのも、嬉しいですよね。

続いて、「UniConverter(ユニコンバーター)」で動画を編集する流れをご紹介します。

1.「UniConverter(ユニコンバーター)をインストールし、起動する。
2.高画質化したい動画ファイルをユニコンバーターの画面もしくは「+」ボタンを押して動画を移動させる。
3.レビューを確認し、問題がなければ完了をクリックする。

これで動画の圧縮は完了です。手順はとても簡単で大変分かりやすくなっています。


続いて、「Video Proc Converter」です。このソフトはビデオの圧縮もできる編集ソフトです。Windows対応ですが、Macにも対応しています。
Video Proc Converterの特徴としては、機能が豊富ですが初心者にも使いやすいということです。また、仕上がりの形式は幅広く対応しており、1000以上の形式の中から選択できます。

圧縮の速度も早く、スムーズに圧縮したい時や時間がない時などにも活用することができて便利です。ただし、高度な編集作業を求める場合は機能で物足りない所があるかもしれません。

続いて、「Video Proc Converter」で動画を編集する流れをご紹介します。

1.「Video Proc Converterをインストールし、起動する。
2.メイン画面にある「ビデオ」アイコンをクリックし、「+ビデオ」ボタンを押して圧縮したい動画を追加する。
3.出力形式を選び、動画サイズを圧縮する。

こちらも、操作は大変簡単です。

Windows10でオンラインのツールを使って動画の圧縮をする方法

動画の圧縮をするには、アプリをダウンロードして使用する方法以外にも、オンラインサイトを利用する方法もあります。
ここでは、Online Video Converterというオンラインサイトをご紹介します。

このサイトはもちろん無料で利用できるほか、アプリのインストールも不要です。対応のファイル形式はMP4、MOV、MKVなど様々で、スマホデバイス(iPhone、android)の形式にも変更可能です。
このサイトは実は海外のサイトなのですが、日本でも大変知名度のあるサイトです。難しい操作がなく、直観的な操作でファイル形式を変更して圧縮することができるのが人気のポイントです。

続いて、「Online Video Converter」で動画を編集する流れをご紹介します。

1.Online Video Converterの公式サイトにアクセスし、「ファイルを開く」をクリック。
2.圧縮したい動画ファイルを選択し、出力フォーマットを選択。
3.「解像度」の指定をする。圧縮するため、元ファイルより低い解像度を選択する。
4.最後に「変換」を押すと、作業が始まり動画が圧縮される。

動画を圧縮するメリットは4つ

動画を圧縮するメリットとして、以下の4つが挙げられます。

ストレージの容量が節約できる

動画データが高画質になるとファイルサイズが大きくなり、そのまま保存するとストレージの容量不足になる可能性も少なくありません。
そこで動画を圧縮することでファイルサイズが小さくなり、ストレージの容量節約につながります。

動画視聴時のストレスが軽減できる

高画質の動画はファイル容量が大きくなり、再生時の処理に時間がかかります。その結果、再生が上手くいかなくなるのです。
そのため、動画を圧縮しファイルの容量が小さくなると、動画がスムーズに再生され動画視聴時のストレスが軽減できます。

動画編集などの作業がスムーズに行える

動画データのファイルが大きくなると、動画の編集などの作業時に負荷がかかりやすくなり、通常よりも作業時間が大幅に増えてしまいます。
そこで動画を圧縮するとファイルサイズが小さくなり、スムーズに動画編集などの作業が可能です。

配信時のサーバー負担を減らせる

動画配信する際には、動画の容量が大きいと通信量も大きくなり、過負荷となったり、サーバー負担による通信トラブルが発生したりする可能性があります。
そのため、動画を圧縮することでサーバー負担を減らし、安定した配信を行うことが可能です。

動画の圧縮をする際の注意点

画質の劣化

動画ファイルを圧縮すると、どうしても元の動画に影響を与えてしまうため、画像が荒くなったり音質が落ちてしまう場合があります。圧縮した後、完全に元の形に戻すということは大変難しいため、注意が必要です。
画質が落ちにくい方法で圧縮するのはもちろん、万が一動画のデータが壊れてしまった時の為に、バックアップをとっておくことをおすすめします。また、圧縮回数もできるだけ少なくする方がベターです。

変換時にかかる時間

動画を圧縮するには、一定の時間が必要です。元の動画の時間が長かったりして、想定していたよりもかなり長い時間がかかってしまうということもあります。変換をする際には、時間に余裕を持って行いましょう。
また、元の動画で不要な部分があれば事前にカットするなどしておくことをおすすめします。

動画を圧縮せずにファイルの容量を小さくするには?

動画は圧縮せずにファイルの容量を小さくすることも可能です。ここでは、ファイルの容量を小さくできる7つの具体策を紹介します。

不要な箇所をカットする

動画の中で不要な箇所がある場合は、カットすることでファイルの容量を小さくできます。手軽にできる方法であるため、まずは動画の中で不要な箇所がないか確認するとよいでしょう。

解像度を下げる

解像度とは「画像の密度」のことであり、解像度が高くなると高画質の動画となります。容量が大きいデータとなるため、容量を小さくするためには解像度を下げることも1つの方法です。

フレームレート・ビットレートを調整する

動画再生時の滑らかさに影響を及ぼすフレームレート、1秒間あたりのデータ量であるビットレートは、それぞれが高くなると再生時に高画質で滑らかな動画となります。
しかし、データの容量は大きくなるため、フレームレートやビットレートの調整により容量を小さくできます。

GOPを適切に設定する

動画ファイルは容量を小さくする方法によっては、画質の質が大きく下がるため、その場合はGOPを適切に設定することがおすすめです。
GOPとは「Group of Pictures」という特殊な圧縮技術であり、GOPを適切に設定すると圧縮率が高まり、容量が小さくなり画質も保たれます。

音声データを削除する

動画によっては音声データが不要なことがあり、削除することで容量が小さくなります。音声データは容量を占める部分であり、動画内で不要な音声データがあれば削除しましょう。

動画のファイル形式を変換する

動画ファイルは他のファイル形式に変換することで、容量を小さくできます。
しかし、変換するファイル形式によっては画質が劣化するため、劣化の少ない形式を選ぶことが必要です。一般的には圧縮率の高いMP4にすることをおすすめします。

圧縮率の高い動画のデータ規格に変換する

圧縮率の高い動画のデータ規格に変換すると、動画は軽量化されます。動画のデータ規格は「コーデック」と呼ばれ、中でも「H.265」という規格にすることで画質を維持しながら高圧縮することが可能です。

動画を圧縮せずに共有する方法は?

動画のデータ容量は大きくなりやすく、圧縮しないと共有できないことが多くみられます。しかし、動画を圧縮せずに共有する方法もあるのです。ここでは、動画を圧縮せずに共有できる4つの方法を紹介します。

ギガファイル便


出典:https://gigafile.nu/

ギガファイル便は、大容量ファイルの転送サービスでありユーザー登録せず無料で利用可能です。1ファイル300GBまでファイル転送でき、ダウンロード時のパスワード設定もできるため、安心して利用できます。

firestorage


出典:https://firestorage.jp/

firestorageは、大容量ファイルを簡単に共有可能なオンラインストレージです。会員登録不要の無料プランであっても、容量無制限で利用できます。
また、有料プランでは法人向けプランもあり、用途に応じてプランの選択が可能です。

Googleドライブ


出典:https://www.google.com/intl/ja_jp/drive/

Googleドライブは、Googleアカウントを作成することで利用できるオンラインストレージです。GmailやGoogleフォトと共有で15GBの容量までファイル共有が可能なため、圧縮せず動画を共有したい場合にもおすすめです。

OneDrive


出典:https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/onedrive/online-cloud-storage

OneDriveは、Microsoftより提供されているオンラインストレージサービスです。Windows 10・11に標準搭載されており、5GBのストレージ容量を無料で利用できます。
また、Microsoft 365のサブスクリプションを購入することで、さらに容量を増やすことが可能です。

まとめ


この記事では、デフォルトでWindows10に搭載されている動画圧縮の機能の使い方や、アプリをインストールして使用する方法などを分かりやすくご紹介しました。
お気に入りの動画がたくさんあるけども、全て保存すると容量がいっぱいになってしまいますよね。また、どんな風に圧縮すればよいかわからない、ということもあると思います。せっかく見たい動画が沢山あるなら、ぜひこの記事を参考にして圧縮してみてください。

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