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動画広告の種類・活用メリットを解説!効果の出る動画広告とは

動画広告の種類・活用メリットを解説!効果の出る動画広告とは

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SNSやインターネットを見ていると毎日のように出てくる動画広告が沢山再生されますよね。また、表示を消そうとすると、この広告が要らない理由のアンケートが出てきたり、これまで見ていたHPの広告が表示されたりなど、こちらの検索履歴から選んで広告が表示されているように感じることがあると思います。
そんな動画広告ですが、なぜこんなにも多く利用されているのでしょうか。この記事では、動画広告を活用するメリットや種類、動画広告を作成する際の注意点などを分りやすく解説していきます。また、動画広告を活用している企業の実例も紹介していきます。

動画広告とは?

動画広告とはその名の通り、動画を使用した広告の事です。テレビのCMはもちろんですが、街灯の広告や駅構内、電車・タクシー内の広告、デパートの柱などにある広告、もちろんネット上などでも動画広告をみる機会が増えたのではないでしょうか。
静止画の広告でなく動画広告は身の回りにあふれるようになってきましたが、なぜ近年、動画広告が注目されるようになってきたのでしょうか。

それは、動画広告を配信する媒体が増えたことや、インターネットの普及、インターネット回線の質向上にともない、動画を配信しやすくなったことも理由の1つです。
また静止画広告ではできなかったことが、動画広告でできるようになったということも理由の1つです。では、動画広告を活用するとどんなことができるのでしょうか。次項で詳しく説明していきます。

動画広告を活用するメリット・デメリット

動画広告を活用するとどんなことができるようになるのでしょうか。従来の静止画広告と比べて、できるようになったことをメリットとして順番にお伝えしていきます。また、反対にデメリットになることについてもお伝えしていきます。

メリット

注意をひきやすい

静止画よりも動画の方が、みている人の注目をひきやすくなります。動いている広告は、止まっているものよりもずっと目立ちます。
静かな電車内などでは、くるくると情報が移り変わる動画広告の方が、動きのない静止画の広告よりも、目を引くことでしょう。

一方で、SNSのタイムラインやネット上の広告でも同じことが言えます。ユーザーは大量の情報を処理しながら素早く画面をスクロールさせています。
他と同じように止まっている画像には目がいきにくくなります。やはりここでも、動きのある動画が目に留まりやすくなるのです。
 

伝えられる情報量が多い

動画は静止画よりも伝えられる情報量が多くなります。情報伝達能力を表す例えとして、動画は文字の5,000倍もの情報を伝えることができると言われています。
ある研究では、1分間の動画から伝わる情報量は、文字に換算すると180万語になるとの結果も出ています。(※アメリカの調査会社、Forrester ResearchのJames L. McQuivey博士が2014年4月に発表した研究結果より)動画にすることで圧倒的に多くの情報をみている人に届けることができるのです。
 

静止画や文章では表現し辛い情報を伝えられる

静止画や文章だけでは伝わり辛い細やかな情報を伝えることができます。例えば、商品の質感や商品に対するストーリー、ブランドイメージなど、静止画やテキストのみでは伝わりづらい商品の雰囲気などを伝えることができます。
 

届けたい相手にターゲットをしぼって配信できる

インターネット広告は、どのプラットフォームに広告を配信するかによって、独自のターゲティングを行っており、届けたい層に向けて広告を配信することが可能です。
ターゲットに応じた訴求内容の動画を、ターゲットを絞って配信することで、広告効果アップを期待できます

デメリット

時間やコストがかかる

静止画広告にくらべ、動画広告には制作のための時間やコストが多くかかります。動画広告を作成するには、企画・撮影、編集といった多数の工程が必要になるためです。
また、動画制作のノウハウが無い場合に外注するとその分のコストも発生してきます。また、リニューアルしようと思ったときにも時間がかかるため改良を加えたいときのスピードもやや遅くなってしまいます。
 

スキップされる場合がある

緻密に作りこんだ渾身の動画広告でも、スキップ可能なネット広告の場合、最後まで視聴してもらえないこともあります。スキップ不能な広告にするか、スキップされずに最後まで見てもらえるような工夫も必要になります。
 

嫌悪感をもたせる場合もある

インターネット動画広告は、スマートフォンやタブレットといった個人のデバイスを通じて視聴されることになります。
狭い画角の中で、個人がみたいと思って情報を調べている、例えばYouTube視聴中だったりゲームをしていたり、好きなア―ティストについて調べたりしている中で、広告が入ってくるとどうなるでしょうか。

何回も同じ広告がしつこく配信されたり、画面いっぱいに表示されるなどしてしまうと、逆に嫌悪感を持たせてしまう危険性もあります。ターゲットを誤らないように、また表示は適切に行うなどする必要があります。

動画広告の種類紹介

動画広告は、その目的に応じてさまざまな種類の広告があります。より多くのユーザーにみてもらえるようにするには、広告の特性やメリットを把握し使い分けることが大切です。この項では、動画広告の種類を紹介していきます。

インストリーム広告

インストリーム広告とは、プラットフォーム内で配信される広告の事です。YouTubeを視聴する際に、本編の前に流れる広告がインストリーム広告です。こ
の広告は、動画のジャンルに関わらず流れるので数多くのユーザーに、視聴してもらえる可能性があります。視聴数が増えれば、会社のサービスや商品をより多くの人に知ってもらえるきっかけになるでしょう。

インバナー広告

インバナー広告とは、プラットフォームが指定した箇所に動画広告が掲載される広告です。インストリーム広告では、数多くのユーザーに、視聴してもらうことが可能でした。
一方でインバナー広告は動画再生中に流れないため、とにかく多くの人にみてもらいたいという目的には合いません。

広く不特定多数のユーザーに視聴される可能性は低い一方で、特定のユーザーに絞って視聴してもらう広告になります。
的を絞ったユーザーに広告が掲載されるため、興味を持たせることができれば動画広告から商品へ導線をひける可能性が高くなります。全体のユーザーへの視聴率は低いものの、特定のユーザーへの訴求力は高い広告と言えるでしょう。

インリード広告

まとめサイトや、アプリを使っている最中にテキスト記事を読んでいると、何もしていないのに途中で急に動画が再生されることがあります。このような動画広告はインリード広告といいます。
ニュースサイトや、まとめサイトを利用している人全てに同じ広告が再生されるわけではないのが特徴です。動画広告が再生されるためには、手順をふんで閲覧をする必要があります。

特定のユーザーを選んで再生される動画広告である一方で、ユーザーの興味関心を惹く仕掛けがふんだんにされています。記事を読み込むユーザーには効果的なプロモーションをおこなうことができます。
まとめると、動画広告を制作する際にはまず、不特定多数が視聴する「インストリーム広告」を想定して作成しましょう。そして、「インバナー広告」や「インリード広告」は状況に合わせて配信するようにしましょう。

動画広告の主な掲載場所

動画広告を掲載しようと思った場合に、どのような場所があるのでしょうか。現在、動画広告が利用できる代表的なプラットフォームは以下の通りとなっています。

1.YouTube
2.Twitter
3.Facebook
4.Instagram


では、それぞれのプラットフォームで広告がどこに表示されるかをみていきましょう。

1.YouTube

今や、誰もが知っている世界的な動画配信プラットフォームです。月間利用者数6,500万人以上(2020年9月)、10代から50代まで幅広い年齢層が利用しています。ユーザーは基本的に、動画をみるためにサイトに訪れます。

YouTubeでは、以下の場所に動画広告が掲載されます。

①インストリーム広告(広告の再生途中でスキップができるものと、できないものの2種類)
②True Viewディスカバリー広告
③バンパー広告(6秒以内の短い尺でスキップができないタイプの広告)
④アウトストリーム広告モバイル専用広告
⑤マウスヘッド広告(利用するにはGoogle広告への相談が必要)

2.Twitter

リアルタイムに発信することができ、拡散性に優れたプラットフォームです。タイムライン上に表示される動画広告は、Twitterででる広告の中でも目立つのでユーザーの目に止まりやすくなっています。
広告自体にいいねやリツイート、コメントをすることが可能です。特に、拡散された広告から発生したアクションであれば広告料の課金対象になりません、これで広告費以上の成果をあげられることも期待できるのが利点です。

Twitterの主な動画広告掲載場所は以下のようなものです。

①インストリーム動画広告
②プロモビデオ(Twitterで最も標準的な広告)
③ビデオウェブサイトカード
④ビデオアプリカード
⑤プロモトレンドスポットライト

3.Facebook

実名で登録をするため、Facebook社が保有しているユーザーの情報が確かなものが多いのが特徴です。全世界では月間ユーザー数27億人(2020年10月)、国内では2,600万人(2019年7月)となっています。
広告で言えば精度の高いターゲティングができることが期待されるプラットフォームです。日本国内のユーザーでいうと30代〜50代のビジネス層が多くなっています。

Facebookでの主な掲載場所は以下の通りです。

①Facebookフィード(タイムライン上に表示される動画広告)
②Facebookストーリーズ
③Facebookインストリーム動画広告

4.Instagram

ビジュアル中心の投稿、検索が多いプラットフォームです。日本国内のアクティブアカウント数は3,300万(2019年3月時点)と言われています。
Facebook同様に精度の高いターゲティングができることが期待されるプラットフォームです。

Instagramの主な動画広告掲載場所は以下です。

①Instagramフィード
②Instagramストーリーズ
③リール
④発見タブ

動画広告の効果とは?

静止画像ではなく、動画で広告をする効果とはどのようなものなのでしょうか。ここでは大きく3つご紹介します。

特定のユーザーへの訴求力が高い

動画広告は、どのプラットフォームにどのように広告を出すかなどを細かく決めることができます。
プラットフォームごとに、ターゲットになる世代が分れており、10代20代が利用するものや、40代50代をターゲットにしているものなどがあります。そのため、届けたい特定のユーザーに限定して動画広告を発信することが可能です。

ターゲットを絞って、そのターゲットに刺さりやすい広告を出すので、より商品やサービスに興味を持ってもらえる確率が上がります。
ターゲットが明確に決まれば、インリード広告で動画から、自社のホームページや商品へ誘導することも可能になります。

拡散されやすい

インターネット上の動画広告であれば、広告をみて好感をもったユーザーが動画を拡散することで広く動画広告をみてもらうことができます。
広告が拡散されると、想定していたよりももっと高い宣伝効果を生むこともあります。動画広告自体へも、いいねやコメント等が簡単に付けられ、簡単にシェアができるSNSなどはよりその効果が期待できます。

低コストかつ短期間で制作が可能

動画広告は、テレビCMに比べると制作の面でも広告費でも低コストで行うことが可能です。さらに自社で動画作成ができる場合には、さらに少ないコストで作成ができるでしょう。
出来上がった動画広告を流す際にも、インターネット媒体を使えばテレビCMよりも圧倒的に低いコストでリリースができます。

動画広告を制作する際に注意すべき点

動画広告にはデメリットもありますが、それを上回る様々なメリットがあります。そんな動画広告ですが、作成の際に注意すべきことはあるのでしょうか。この項では、動画広告を制作する際に注意すべき点についてまとめます。

目的とターゲットを明確に設定する

広告を制作する際にはどんな広告でもそうですが、目的とターゲットを明確に設定しましょう。目的とターゲットがあいまいだと、目標とするターゲットに広告が届かず、結果として広告費用がムダになってしまう恐れがあります。
どんな人をターゲットにして、何を訴求したいかを明確にしてから、動画広告を作成しましょう。

出だしの演出を魅力的なものにする

こちらも全ての広告に言えることですが、冒頭の数秒で視聴者は継続して動画をみるかどうかを決めます。出だしの数秒でつまらないと思われてしまえば、視聴者は最後まで動画広告を視聴しないでしょう。
特に、インストリーム広告では、5秒で広告をスキップすることができるようになるので特に注意するべきです。

予算とスケジュールを決定する

動画広告を制作するには、スケジューリングして予算を決める必要があります。必要な機材やクリエイターを集めるにあたっても予算内でおさまるように計画立てて実行しましょう。
自ら作成する場合は、動画編集ソフトの用意も必要です。自分で作成するのが難しければ、外注して作成してもらいましょう。

動画広告の出稿先を決める

どのプラットフォームに動画広告を出稿すべきかは、大変重要な選択です。出稿先によって、動画広告の時間尺や、動画規格が違っているのでよく確認しましょう。
出稿先によってメインとなるユーザー層にも違いが出てきますので、自分の動画広告をみて欲しいターゲットや目的に照らして慎重に選びましょう。仮に、どうしてもどの出稿先が適しているのか判断しかねる場合は、商品やサービスのメインターゲットとなる層がメインユーザーの出稿先を選択しましょう。

動画広告を活用している企業の事例

続いて、動画広告を活用している企業の事例をあげていきます。

事例1「au」


出典:auCMギャラリー

誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。「au」と「英雄」をかけたCMで、メインキャラクターは様々な昔話の主人公である、桃太郎・浦島太郎・金太郎です。
内容はauが打ち出す新サービスやキャンペーンの宣伝ですが、キャラクターの個性やストーリーのインパクトによって、興味がなくてもついつい見てしまう動画になっているのが凄いところです。

広告にとって、まず見てもらうということは大変重要なことなので、このCMは成功していると言えます。かつ、宣伝の内容もみてしまうという内容は、動画広告の成功事例といえるでしょう。

事例2「ビズリーチ」


出典:YouTubeテレビCM「人事以外もビズリーチ(DX)」編

”ハイクラス人材”を対象とした転職サービスである2009年よりサービスが開始された「ビズリーチ」は、主にハイクラス人材を対象とした転職サービスです。
2016年頃からCMや広告にも力を入れており、「ビズリーチ」という会社名を連呼するキメ台詞は耳に残っている人も多いのではないでしょうか。転職サイトのユーザー数も年々増加してきており、この動画広告も成功事例と言えます。

まとめ

この記事では、動画広告を活用するメリットや種類、動画広告を作成する際の注意点などを分りやすく解説しました。また、動画広告を活用している企業の実例も紹介しました。
動画広告には様々なメリットや効果があります。そして、動画広告は配信される媒体やその中での掲載場所によって、訴求したいターゲットへの届き方が変わってきます。そのため、動画広告を出す際には、広告を出したい目的やターゲットを明確にし、適切な出稿先で効果的な掲載場所を選んで動画広告を配信するようにしましょう。

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