この記事は、こんな方におすすめです
- ✅社員のエンゲージメントを高める施策を検討している方
- ✅離職率や社内の活気の低下に課題を感じている方
- ✅サーベイツールや社内コミュニケーション改善策を探している方
- ✅動画との連携で施策の“定着”まで見据えたい方
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エンゲージメント向上ツールとは?
エンゲージメント向上ツールとは、社員の仕事に対する意欲や愛着、職場への信頼度といった“働きがい”の状態を見える化し、改善アクションにつなげる支援ツールです。従来のサーベイツールや満足度調査とは異なり、リアルタイムの組織コンディション把握や分析→施策→フィードバックのPDCAを自動化できる点が特徴です。
最近では、アンケートだけでなくチャット感覚でのやりとりや、AIによるテキスト分析機能なども搭載され、より現場の“温度感”に寄り添った対応が可能になってきています。
・社員の熱意・帰属意識をデータで可視化できる
・リアルタイムでの状態変化把握や課題抽出が可能
・単なるアンケートで終わらず、行動変容まで支援
なぜ今「エンゲージメント」が重視されているのか
かつての日本企業では、「長時間労働」や「年功序列」といった価値観が当たり前とされてきました。しかし、働き方改革やZ世代の台頭により、社員が働く意味や目的に納得できる環境の整備が急務となっています。
特に近年では、人的資本経営というキーワードが注目を集めています。これは「人」を単なる労働力とみなすのではなく、企業価値を高める資産として戦略的に育成・活用するという考え方です。
また、リモートワークの拡大により、物理的な距離が心理的距離を広げ、マネジメント層が組織の温度感を掴みにくくなっています。こうした状況に対応するには、数値化されたエンゲージメント指標をもとに、組織課題に早期対応することが不可欠です。
・人的資本経営の注目により「人の状態管理」が必須に
・リモートワークで心理的距離が拡大し、可視化が必要に
・離職率低下・定着率改善にも直結する取り組み
エンゲージメント向上ツールの比較ポイント
各社ツールの機能や特徴は多岐に渡りますが、選定において重視すべきは次の3点です。
データ分析の深さとアクション提案力
アンケートの回答を集めるだけでは、根本課題の特定にはつながりません。重要なのは、組織傾向や部署ごとの差を定量的に分析し、その上で具体的な改善アクションを提示できるかどうかです。
例えば、同じ“モチベーション低下”でも、原因が「評価制度」「上司のマネジメント」「ワークライフバランス」と異なる場合、対応策も変わってきます。これを的確に提示できる分析ロジックは、ツールごとの大きな差別化ポイントとなります。
・傾向分析やセグメント別評価の有無を確認
・改善アクションの提案や施策設計支援があるか
・数値だけでなく、テキストデータの解釈力も重要
現場への浸透と使いやすさ
せっかくの良いツールも、現場で活用されなければ意味がありません。UIや操作性、スマホ対応など、「日常的に使われる」前提で設計されているかが重要です。
また、サーベイ頻度や設問の柔軟性、フィードバックレポートの可視性など、現場に負担をかけずに活用し続けられる工夫もチェックポイントとなります。
・UI/UXのわかりやすさ、操作の直感性
・スマホ対応やSlack連携などの利便性
・サーベイ回答率や継続活用のしやすさも確認
他システムとの連携や拡張性
エンゲージメント向上は単体で完結するものではなく、人事評価や目標管理、研修施策など他施策との連動が求められます。例えば、定着支援のために動画マニュアルと連携して研修設計を行うケースも増えています。
そのため、SFA(営業支援)、LMS(学習管理)、人事評価システムなどとのAPI連携やCSVインポート機能など、拡張性の高さも選定基準に加えるべきです。
・他社SaaSとのAPI連携可否を確認
・LMSや社内報など他施策との統合運用も視野に
・データ活用の幅を広げ、施策連携を強化
エンゲージメント向上ツールおすすめ9選|導入目的別に比較
wevox|心理的安全性を可視化するサーベイツール

wevoxは、心理的安全性や働きがい、チームのエンゲージメントを定量化できる代表的なツールです。毎週1分で答えられる簡単なサーベイを通じて、組織の温度感をリアルタイムに把握できます。
さらに、蓄積データをAIが解析し、課題の傾向や改善施策を提案する機能も搭載。SlackやTeamsとも連携可能で、マネージャーが日常的にチーム状況を確認できる仕組みが整っています。
・毎週1分で回答、回答率が高く継続的な運用に最適
・心理的安全性の可視化に強み、マネジメント改善を支援
・AIによる傾向分析・改善提案機能を搭載
Kakeai|1on1支援に特化したマネジメントツール

Kakeaiは、マネージャーと部下の1on1面談を仕組み化し、信頼関係の構築を促進するツールです。話すべきテーマや面談記録、フィードバック内容がクラウドに蓄積され、マネジメントの属人化を防ぎます。
また、全社的な1on1実施状況を可視化し、どの部署がどんな内容で面談を行っているかが一目瞭然。組織全体の対話文化を醸成するツールとしても活用されています。
・1on1の質と頻度を標準化し、信頼関係を構築
・部下との対話履歴を蓄積・共有できる
・組織横断的なマネジメント状況の見える化が可能
ラフールサーベイ|組織課題の深掘りと改善支援に強み

ラフールサーベイは、エンゲージメントだけでなく、ストレス要因やメンタル不調の兆候も含めて多角的に組織を分析できるツールです。厚生労働省の「ストレスチェック制度」にも対応しています。
「行動傾向」「価値観」など個人の特性に基づいたフィードバックも可能で、個人面談やキャリア支援にも役立つレポート機能が魅力です。
・ストレス・メンタルケアも視野に入れたサーベイ設計
・多軸データで深掘り分析し、要因特定がしやすい
・性格診断や価値観タイプによるレコメンドも搭載
TUNAG|社内SNS型のエンゲージメント支援プラットフォーム

TUNAGは、社員同士のつながりを活性化させる「社内SNS型」エンゲージメントツールです。日報投稿、サンクスカード、社内表彰など、組織文化を育てるための制度運用が可能です。
人事制度やミッションの浸透を促進し、特に拠点の多い企業やリモートワーク環境での一体感づくりに効果的です。
・「つながり」を重視したコミュニケーション型ツール
・ミッションや行動指針の浸透に役立つ仕組みを多数搭載
・社内文化の可視化・浸透に貢献
カオナビ|人材データ×サーベイの一元管理

カオナビは、社員のスキルや経歴などを管理するタレントマネジメントツールとして知られていますが、エンゲージメントサーベイ機能も搭載しており、スキル・人材評価と組み合わせた総合的な活用が可能です。
人材開発や配置検討と連動できる点で、HRBP(人事戦略パートナー)の視点でも活用されており、戦略人事に取り組む企業に人気です。
・人材情報とエンゲージメント情報を一元化
・評価・異動・育成の基盤として活用可能
・人材資源を見える化し、経営戦略と連携できる
THANKS GIFT|人事制度と連動する表彰・インセンティブツール

THANKS GIFTは、企業のインセンティブ施策を仕組み化するツールで、エンゲージメントを高めながらパフォーマンス向上にもつながります。社内通貨(ポイント)を活用して、表彰や報奨制度の運用が可能です。
エンゲージメントの可視化はもちろん、部門別や役職別の傾向分析にも対応。社員の「行動」を起点にした評価設計で、企業文化の定着をサポートします。
・インセンティブ施策とエンゲージメントを連動可能
・社内通貨を活用し、報奨制度の透明性を確保
・企業文化の育成・定着にも貢献する設計
TeamUp|チームワーク改善を科学的に支援

TeamUpは、メンバー間の信頼関係や相互理解度を分析し、チームビルディングの課題を見える化するツールです。日々の業務の中では把握しにくい「人間関係のズレ」や「役割の偏り」を定量的に示します。
ゲーム理論や行動心理学に基づいた設計で、改善施策の具体案も自動提案。チーム単位での導入に適しており、プロジェクトの成功率向上に寄与します。
・チーム関係性の見える化と定量分析が可能
・信頼関係・役割分担・相互理解を強化
・科学的アプローチによる改善案も提示
Wistant|OKR・1on1・サーベイを一体化

Wistantは、OKRの設定・進捗管理、1on1面談、エンゲージメントサーベイをひとつのプラットフォームで運用できる統合型ツールです。個人とチームの目標を可視化しながら、対話とフィードバックのサイクルを高速化できます。
目標と実績のギャップや、面談の中で出た課題も記録・蓄積されるため、組織改善のPDCAを回すのに非常に有効です。
・OKRと1on1、エンゲージメントを一体で管理
・個人・チームの目標を可視化・共有可能
・組織改善のPDCAが高速に回る設計
Co:TEAM|現場と経営をつなぐエンゲージメント基盤

Co:TEAMは、現場社員の声と経営層の戦略をつなぐ「組織運営の司令塔」として設計されたエンゲージメントプラットフォームです。日報やチームミーティングの情報を集約し、組織のリアルタイムモニタリングが可能です。
経営層が現場の声を踏まえて即時に意思決定を行えるよう、可視化ダッシュボードや傾向レポートが非常に充実しています。
・経営と現場を“データ”でつなぐエンゲージメント設計
・現場の声をリアルタイムで可視化
・意思決定のスピードと精度を支援
エンゲージメント向上ツールを活用する際の注意点
ツールの活用には、社内の運用設計や文化的な背景を踏まえた戦略的アプローチが欠かせません。ここでは、導入後に成果を最大化するためのポイントを解説します。
数値だけに頼らず背景のストーリーを読み解く
多くのエンゲージメントツールは、サーベイ結果やスコアで組織の状態を可視化します。しかし、数値はあくまで「結果の一部」にすぎません。
例えば、「モチベーションが低い」という結果が出たとしても、その原因が評価制度、上司との関係、業務量、チーム文化のどこにあるかまでは数値では特定できない場合があります。
このようなときは、データの裏にあるストーリーを理解するための仕組みが重要です。1on1面談や社内インタビュー、動画による現場の声の記録などを並行して行うことで、数字では見えない課題の本質に迫ることができます。
アンケート疲れを防ぎ社員の協力を得る仕組みを作る
エンゲージメント調査は継続的に実施することで価値が生まれますが、頻度が高すぎると社員に負担感を与え、「形骸化」するリスクがあります。特にリモートワーク環境では、アンケートやフィードバック依頼が多すぎて参加率が下がる傾向にあります。
これを防ぐには、「回答が組織に反映されている」と社員が実感できるサイクルを作ることが大切です。
例えば、サーベイ結果をもとに実施した改善策を社内動画で共有し、経営層が直接感謝や説明を発信することで、社員の納得感を高められます。
データを放置せずアクション設計まで落とし込む
多くの企業が陥りやすいのが、「サーベイ結果を収集したまま分析で止まってしまう」という状態です。エンゲージメント施策の本質は「データを行動に変える」こと。可視化の先にある改善行動まで設計できて初めて、成果が生まれます。
具体的には、ツールの分析レポートをもとに次のような手順を取ると効果的です。
・部署ごとに課題を抽出し、改善テーマを設定する
・改善施策を短期・中期でスケジュール化する
・実施後は動画や社内報で成果を発信し、社員にフィードバックする
特に動画を使ったフィードバックは、テキストでは伝わりにくい温度感を補完します。ツールと動画コミュニケーションを組み合わせることで、数値改善だけでなく、社員の意識変化にもつながりやすくなります。
管理部門だけに任せず現場主導で運用する
エンゲージメント向上ツールを人事部門が中心になって運用するケースは多いですが、現場の理解や協力が得られないと、形式的な施策になってしまいます。
特にチーム単位でのエンゲージメント改善は、「マネージャーが自分ごととして捉えられるか」が成功の鍵です。ツールの導入時には、管理部門だけでなく各部署リーダーを巻き込み、ツールの目的や使い方を共有しておく必要があります。
また、現場からの投稿や動画発信を促す仕組みを組み合わせることで、エンゲージメント施策が人事主導ではなく全社文化として根づきます。
動画ツールと連携すれば“行動変容の定着”が加速
エンゲージメント向上ツールは、社員の状態や組織の健康度を「可視化」するものが中心です。しかし、可視化だけでは「行動の変化」は生まれにくく、真の成果に繋げるには「定着の支援」が不可欠です。
ここで有効なのが、動画ツールとの併用です。例えば、1on1で出た改善点を動画マニュアル化し共有したり、理念浸透や称賛文化を社内動画で表現することで、「わかる」から「できる」へのステップを後押しできます。
特に、
社内広報や教育動画に強い「メディア博士」のようなツールを組み合わせれば、エンゲージメント施策を“伝わるコンテンツ”として展開でき、理念浸透や行動変容の定着を効果的にサポートできます。
・可視化だけでなく、実際の行動変容まで支援が必要
・動画マニュアル化や社内動画で施策の定着を加速
・「メディア博士」との併用で、理念浸透・定着施策が現場に届く
まとめ
エンゲージメント向上は「人材定着」「生産性向上」「組織カルチャーの強化」など、多くの経営課題と密接に関わる領域です。
今回紹介したツールは、それぞれ異なる切り口でエンゲージメント向上を支援しますが、大切なのは自社の組織課題や目的に合ったツールを選ぶことです。
さらに、行動変容や施策の定着を図るには、「メディア博士」のような動画編集・配信ツールと組み合わせた運用が効果的です。教育や理念浸透を“伝わるコンテンツ”として展開し、組織全体の活性化につなげましょう。
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