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360度動画の特徴は?360度撮影可能カメラも紹介!

360度動画の特徴は?360度撮影可能カメラも紹介!

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5Gのサービスが開始され、高速大容量の通信サービスが拡大することで今まで見てきた動画にも変化をもたらすようになりました。
その代表格に4Kや8Kといった動画の高画質化、VRや360度動画など動画のXR化があります。なかでも360度動画は『現実味のある疑似体験ができる』などの良さが評価され、これからの動画市場を先導していくとされています。

そこで今回は360度動画の特徴や撮影できるカメラについて深堀していきたいと思います。

360度動画とは?

360度動画とはその言葉の通り360度全ての方向を撮影した動画で、視聴時に視聴方向を変えることで好きな方向の動画を見ることができます。
PCやスマートフォンからでも視聴可能でスマートフォンの場合、端末を傾けるだけで視聴方向を変更でき周囲を見渡せます。

360度動画の特徴やVR動画との違いは?

360度動画は知っていてもVR動画との違いを間違いなく説明できるでしょうか?誤った認識をしがちなのでご説明します。360度動画とVR動画はどちらも360度の世界を見れる共通点があります。

しかし大きく違う点が視点移動にあります。360度動画は視聴方向を変えた視聴は出来ますが、動いたり、座ったりして視点を変えることはできません。
一方でVR動画はVRヘッドセットの着用が条件ではあるものの、映像の世界で走ったりジャンプしたりと視点を変えることができ、疑似的に映像の世界に入ることができます。

そのためVR動画の方が360度動画以上に没入感を感じることができます。ただ今後の360度動画はVR動画との差別化が期待されており、360度動画の進化が見逃せません。

360度動画を作るには?

360度動画とVR動画の決定的な視点の違いについて紹介しましたが、実際に360度動画を作成するにはどうすれば良いのでしょうか?その撮影方法についてすこし紐解きます。

360度動画の撮影方法

撮影方法は通常の動画撮影と違いはないものの、撮影や動画配信プラットフォームに投稿できるカメラは限られています。
大手動画配信プラットフォームyoutubeでは『Ricoh Theta』、『Kodak SP360』、『IC Real Tech Allie』などの360度対応カメラで撮影された動画投稿は対応していますが、対応していないカメラもあるため注意しましょう。

さらに撮影の際『視界の端にある個人情報が映ってしまった』など通常の撮影以上に細かな配慮が求められます。
ここからは360度動画対応のカメラの中でも日本語公式サイトがあるカメラ2点を今回紹介します。

Ricoh Theta

https://theta360.com/ja/
Ricoh Thetaは画角などカメラの設定を気にすることなくボタン一つで360度動画を撮影できるカメラで、気軽に初めてみたい方には月額プランなども用意されています。

Kodak SP360

https://kodakpixpro.com/AsiaOceania/jp/cameras/actioncam/sp360/
Kodak SP360はiOSやAndroidデバイスとの連携もでき、専用アプリケーションにより簡単にライブビューによるフレーミングが可能です。さらにWindows/Mac用ソフトウェアもあり、編集にも工夫を凝らすことができます。

360度動画のメリット

360度動画は、従来の動画コンテンツにはない多くのメリットを持っています。ここでは、360度動画のメリットについて解説していきます。

没入感が視聴者を引き込む

360度動画は視聴者に強い没入感を与える点が最大の特徴です。視点を自由に動かし、動画内の任意の方向を見ることができるため、まるでその場にいるかのような体験を可能にします。
この特性は観光地やイベントのプロモーション、エンターテインメント分野で特に効果を発揮します。例えば、観光地の魅力を360度動画で伝えることで、訪問者の期待感や興味をより強く引き出せます。

エンゲージメントとリピート視聴の向上

360度動画は視覚情報量が多く、一度の視聴ではすべてを把握しきれないため、リピート視聴を促進する特徴があります。視聴者が繰り返し再生することで、動画のエンゲージメント率やコンバージョン率が向上します。
マーケティング調査によると、360度動画は従来の動画よりも約3倍のコンバージョン率向上効果があるとされています。

幅広いビジネス活用が可能

商品紹介や会社案内、教育・研修用途など、多様な分野での活用が可能です。不動産業界では物件内覧に利用され、教育分野では遠隔地の体験型学習に役立っています。
特に、新型コロナウイルスの影響でオンライン化が進む現代では、360度動画の価値がさらに注目されています。

360度動画のデメリット

一方で、360度動画にはいくつかのデメリットも存在します。ここでは、360度動画のデメリットについて解説していきます。

データ量が多く通信環境に依存

高品質な360度動画はデータ量が多いため、高速かつ大容量の通信環境が必要です。5G環境が普及しつつあるものの、まだ一部地域では不十分な場合も多く、視聴環境が制限されることがあります。
通信速度が遅いと、動画がスムーズに再生されない問題が生じます。

制作コストの高さ

高品質な360度動画の制作には、専用カメラや編集ソフトウェアが必要で、それらは高額な場合が多いです。さらに、編集には専門知識が求められるため、制作コストと時間が通常の動画よりもかかります。このため、小規模なプロジェクトでは導入が難しいこともあります。

視聴環境の普及率

360度動画の魅力を最大限に引き出すにはVRヘッドセットの利用が理想ですが、これらのデバイスの普及率はまだ限定的です。また、初めて360度動画を視聴する人にとっては、操作方法が直感的でない場合もあり、学習コストがかかることがあります。

どんな360度動画があるの?

360度動画のメリットとデメリットを確認したところで、既に動画市場に配信されている360度動画をご紹介します。

mooovr

Mooovrはバーチャルリアリティや360度コンテンツの世界最高のプラットフォームを目指し、バーチャルリアリティの撮影・配信・販売事業を行う企業です。
このサイトではミュージックビデオや野球の試合の360度動画を楽しむことができますが、中でもジェットコースターの360度動画が人気で約3800万回も再生されています。最高点まで登っていく緊張感を360度動画ならではの没入感で堪能出来ます。

Seeker VR

Seeker VRは日常的な疑問や地球の端に好奇心を持っている人たちにむけたコンテンツ提供を行っており、ダイビングや戦闘機の操縦者目線の360度動画があります。
なかでも宇宙空間への飛行を撮影した360度動画は約2000万回の視聴回数を獲得しています。宇宙空間のような広大かつ神秘的な景色を360度で見ることができ、まるで宇宙飛行士がロケットの中から見ているかのような疑似体験ができます。

360度動画が魅力を発揮するジャンルとは?

360度動画の一例を紹介しましたが、360度動画が魅力を発揮するジャンルはどういったものでしょうか?

代表的なものは没入感を感じる動画内容が360度動画の得意とするジャンルで、ジェットコースターの緊張感やダイビングの神秘的な風景を通常の動画以上に迫力を視聴者に届けることができます。
また宇宙や辺境の地など人生で一度も訪れることができない、経験できない事を動画内容にすることで疑似体験も感じれる動画になり、さらに魅力を発揮します。

360度動画の今後

矢野経済研究所によるとXR(VR,AR,MR)や360動画市場は今後さらに拡大すると見込まれ、現在youtubeなどの動画配信プラットでのみ360度動画は配信されていますが、今後インスタグラムなどでも配信可能になるのではないかと期待されています。
しかし360度動画にビジネスプランの構築が間に合うかなどが懸念材料が残っているのも事実です。
出典:https://www.yano.co.jp/market_reports/C61113700

まとめ

今回は360度動画について紹介してきました。360度動画は通信技術の発展によって今後さらに活躍し需要が高まることでしょう。疑似体験や没入感など五感に直接訴える360度動画がこれからは主流になるのかもしれません。

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