動画制作・広告動画・プロモーション動画は動画作成ツール【メディア博士】

メディア博士ウェブマガジン >
動画コラム一覧 >
360度動画の特徴は?360度撮影可能カメラも紹介!

360度動画の特徴は?360度撮影可能カメラも紹介!

2022.09.27 2021.05.10

360度動画の特徴は?360度撮影可能カメラも紹介!

スマートフォンでの動画撮影チェックシート【31項目】

資料をダウンロードする
5Gのサービスが開始され、高速大容量の通信サービスが拡大することで今まで見てきた動画にも変化をもたらすようになりました。その代表各に4Kや8Kといった動画の高画質化、VRや360度動画など動画のXR化があります。なかでも360度動画は『現実味のある疑似体験ができる』などの良さが評価され、これからの動画市場を先導していくとされています。そこで今回は360度動画の特徴や撮影できるカメラについて深堀していきたいと思います。

360度動画とは?

360度動画とはその言葉の通り360度全ての方向を撮影した動画で、視聴時に視聴方向を変えることで好きな方向の動画を見ることができます。PCやスマートフォンからでも視聴可能でスマートフォンの場合、端末を傾けるだけで視聴方向を変更でき周囲を見渡せます。

360度動画の特徴やVR動画との違いは?

360度動画は知っていてもVR動画との違いを間違いなく説明できるでしょうか?誤った認識をしがちなのでご説明します。360度動画とVR動画はどちらも360度の世界を見れる共通点があります。

しかし大きく違う点が視点移動にあります。360度動画は視聴方向を変えた視聴は出来ますが、動いたり、座ったりして視点を変えることはできません。一方でVR動画はVRヘッドセットの着用が条件ではあるものの、映像の世界で走ったりジャンプしたりと視点を変えることができ、疑似的に映像の世界に入ることができます。

そのためVR動画の方が360度動画以上に没入感を感じることができます。ただ今後の360度動画はVR動画との差別化が期待されており、360度動画の進化が見逃せません。

360度動画を作るには?

360度動画とVR動画の違い決定的な視点について紹介しましたが、実際に360度動画を作成するにはどうすれば良いのでしょうか?撮影についてすこし紐解きます。

360度動画の撮影方法

撮影方法は通常の動画撮影と違いはないものの、撮影や動画配信プラットフォームに投稿できるカメラは限られています。大手動画配信プラットフォームyoutubeでは『Ricoh Theta』、『Kodak SP360』、『IC Real Tech Allie』などの360度対応カメラで撮影された動画投稿は対応していますが、対応していないカメラもあるため注意しましょう。さらに撮影の際『視界の端にある個人情報が映ってしまった』など通常の撮影以上に細かな配慮が求められます。
ここからは360度動画対応のカメラの中でも日本語公式サイトがあるカメラ2点を今回紹介します。

Ricoh Theta

https://theta360.com/ja/
Ricoh Thetaは画角などカメラの設定を気にすることなくボタン一つで360度動画を撮影できるカメラで、気軽に初めてみたい方には月額プランなども用意されています。

Kodak SP360

https://kodakpixpro.com/AsiaOceania/jp/cameras/actioncam/sp360/
Kodak SP360はiOSやAndroidデバイスとの連携もでき、専用アプリケーションにより簡単にライブビューによるフレーミングが可能です。さらにWindows/Mac用ソフトウェアもあり、編集にも工夫を凝らすことができます。

360度動画のメリット

360度動画には様々なメリットがありますが、コンバージョン率増加やリピート視聴数の増加に特に恩恵を受けます。具体的には従来の動画コンテンツの3倍以上のコンバージョン率増加や30%以上のリピート視聴数の増加が確認されています。

その訳として360度動画は没入感を強く与え通常の動画以上に関心度を高めたり、広い視野で情報量が多いことから再視聴をしたくなることが要因とされています。さらに360度動画を使用したことのあるマーケターの約70%が、動画によってエンゲージメントが向上した発表すらもあります。

360度動画のデメリット

360度動画のデメリットは大量の情報処理が必要で、5Gのような高速かつ大容量な通信下での視聴が要求される点になります。大量の情報は使用環境を絞るだけでなく、通常のビデオよりも品質を下げてしまうことがあります。例えばスマートフォンではきれいに見えても、PCやテレビなどのモニターでは見劣りしてしまうケースも少なくありません。
他には高品質な360度動画を作るためのカメラはまだ開発途中であり、高価な点もデメリットになります。

どんな360度動画があるの?

360度動画のメリットとデメリットを確認したところで、既に動画市場に配信されている360度動画をご紹介します。

mooovr

Mooovrはバーチャルリアリティや360度コンテンツの世界最高のプラットフォームを目指し、バーチャルリアリティの撮影・配信・販売事業を行う企業です。このサイトではミュージックビデオや野球の試合の360度動画を楽しむことができますが、中でもジェットコースターの360度動画が人気で約3800万回も再生されています。最高点まで登っていく緊張感を360度動画ならではの没入感で堪能出来ます。

Seeker VR

Seeker VRは日常的な疑問や地球の端に好奇心を持っている人たちにむけたコンテンツ提供を行っており、ダイビングや戦闘機の操縦者目線の360度動画があります。なかでも宇宙空間への飛行を撮影した360度動画は約2000万回の視聴回数を獲得しています。宇宙空間のような広大かつ神秘的な景色を360度で見ることができ、まるで宇宙飛行士がロケットの中から見ているのような疑似体験ができます。

360度動画が魅力を発揮するジャンルとは?

360度動画の一例を紹介しましたが、360度動画が魅力を発揮するジャンルはどういったものでしょうか?
代表的なものは没入感を感じる動画内容が360度動画の得意とするジャンルで、ジェットコースターの緊張感やダイビングの神秘的な風景を通常の動画以上に迫力を視聴者に届けることができます。また宇宙や辺境の地など人生で一度も訪れることができない、経験できない事を動画内容にすることで疑似体験も感じれる動画になり、さらに魅力を発揮します。

360度動画の今後

矢野経済研究所によるとXR(VR,AR,MR)や360動画市場は今後さらに拡大すると見込まれ、現在youtubeなどの動画配信プラットでのみ360度動画は配信されていますが、今後インスタグラムなどでも配信可能になるのではないかと期待されています。しかし360度動画にビジネスプランの構築が間に合うかなどが懸念材料が残っているのも事実です。
出典;https://www.yano.co.jp/market_reports/C61113700

まとめ

今回は360度動画について紹介してきました。360度動画は通信技術の発展によって今後さらに活躍し需要が高まることでしょう。疑似体験や没入感など五感に直接訴える360度動画がこれからは主流になるのかもしれません。

【資料DL】企業の動画内製化と外注制作の考え方
動画のインハウス化が失敗する原因とは

資料をダウンロードする

クラウド動画制作ツールでビジネス動画をカンタン作成

クラウド動画作成ツールのメディア博士ならブランディング動画・プロモーション動画・社内広報動画・広告動画などを簡単制作!

誰でも作れる・すぐに作れる・いくらでも作れる

メディア博士での動画作成には、難しい操作や知識は必要ありません。初心者でも手間なく短時間で完成させることができAI機能や専属コンサルタントが動画作成をサポートします。
また、定額プランで月に何本作ってもOK!いつでも更新・アップロードができます。


動画制作の内製化(インハウス化)で動画をフルに活用しませんか?

新着コラム記事はこちら

New article
メディア博士ウェブマガジンのトップへ

動画活用について
お気軽にお問合せください

オンライン相談予約