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固定ファンがターゲット?声優を使った動画活用の事例をご紹介

固定ファンがターゲット?声優を使った動画活用の事例をご紹介

2021.08.02 2022.09.29

昨今の声優人口は増えてきており、地上波テレビに映る機会が多くなった現状にお気づきでしょうか。

2001年に販売された『声優グランプリ』の付録『声優名鑑』には、男女の掲載人数は370人。2021年版の『声優名鑑』では、男女で1562人と約4倍以上に膨れ上がっています。
参考:アニメ&ゲーム by ORICON NEWS「声優人口、20年で約4倍 男女ともに最多更新「声優名鑑」370人→1562人」

2021年6月時点の声優は、映像に合わせて吹き替えを行うだけの仕事ではなくなりました。顔出しでテレビなどにも出演するアイドルのような存在になりつつあります。

「声優を動画で使いたいけど、どうすれば良いのか分からない」

そう思われる動画制作者もいるのではないでしょうか。
こちらでは「声優を動画で使いたい」と考える方に向けて、動画活用の事例をご紹介いたします。

声優を使った動画活用は声の吹き替えか本人を起用するかで変わる

声優を動画で使う際には、声の仕事として依頼をするか、本人を出演させるかの2択です。
声の仕事として依頼をする場合は声優の技術、本人を出演させる時は声優個人の人気を利用する使い方になるでしょう。声優として起用と、本人が出演する場合の2パターンに分けて事例をご紹介いたします。

声優としての起用

アニメ作品に声優を使う

声の仕事として、イメージしやすいのがアニメ作品です。
アニメに登場するキャラクターに命を吹き込み、作品や状況に合わせて声の演技をしてくれるでしょう。

参考事例として京都アニメーションがアップロードしたアニメのPV動画。
2021年7月に放送開始するテレビアニメ『小林さんちのメイドラゴンS』のPV動画です。PV動画ではアニメ映像が採用されており、動くキャラクターに声が入っています。

ドラマや映画作品の吹き替えに声優を使う

声の仕事として、次にイメージしやすいのがドラマや映画作品の吹き替えではないでしょうか。
吹き替えで起用されている人のほとんどは声優で、映像を見ながら俳優の動きに合わせて声の演技をしています。

参考事例としてフィールドキャスターがアップロードした声優が吹き替えを行った洋画の特別映像。
特別映像内で吹き替えをした声優の1人がナレーションを担当し、視聴者に興味を抱かせる動画です。元の作品は怖い雰囲気を出しており、声優は作品のイメージに違和感がないような声色で吹き替えを行っています。

売りたい本のPVや朗読に声優を使う

本を売り出すために、PVや朗読動画を作る時があります。
宣伝する本に登場するキャラクターの声や、朗読者として声優を起用する場合も考えられるでしょう。人気声優を採用すると、声優個人のファンが本に興味を抱き、売り上げアップにつながるでしょう。

参考事例として電撃文庫がアップロードした電撃小説大賞の銀賞を受賞した作品のPV動画。
人気声優の雨宮天と悠木碧の2人がメインキャラを演じ分けながら、作品を紹介する動画です。電撃小説大賞の受賞作である点から、人気声優を上手く使って作品に興味を抱かせる意図が感じとれます。

商品をテーマにした漫画動画で声優を使う

売り物の宣伝方法として、売りたい商品をテーマにした漫画動画を作る場合があります。
漫画動画を作り、使用する音がBGMや効果音だけでは寂しく感じてしまうでしょう。登場人物の台詞などを声優に依頼して読ませると、視聴者は動画に興味を抱いてくれるかもしれません。動画を最後まで見た視聴者の頭の中に、商品を印象づけられると購入につながる可能性があります。

参考事例として株式会社MANTANが運営するMAiDiGiTVがアップロードした漫画動画。
フードブランド「モンプチ」シリーズと、テレビアニメ化もされた漫画「同居人はひざ、時々、頭のうえ。」のコラボ動画です。アニメで起用された声優が動画内に声を入れており、漫画でありながらアニメを見ているような感覚があります。

声優本人の出演

バラエティで声優本人の魅力を伝える

声優は地上波テレビの出演が多くなっていると記載しましたが、最初はインターネット番組からでした。
インターネット限定のバラエティ番組が始まり、人気が高まって地上波の番組でゲスト出演するようになりました。面白みや魅力のある声優であれば、バラエティ番組に出演させてファンを増やす選択肢もアリでしょう。

参考事例としてABEMAの声優と夜あそび公式からアップロードされた動画。
声優の下野紘と内田真礼がメインとなって作られた番組です。事例として挙げた番組以外にも、声優をメインにしたインターネット番組は複数あり、声優個人の面白さを表に出しています。

声優本人をCMに起用する

声優が地上波テレビにゲスト出演するようになってから、本人がCMに起用される場合もあります。
大体は商品への吹き替えやナレーションが多かったのですが、一般的に知られる人気作の主演から有名になった声優が採用されています。

参考事例として株式会社オリコンがアップロードした『クラッシュタイプの蒟蒻畑』のテレビCM動画
鬼滅の刃で主演していた声優の鬼頭明里、進撃の巨人など数々の人気作で主演をしていた梶裕貴を起用した動画です。2人の声を商品に吹き替えをしつつ、演じた本人も出演する構成になっています。

ドラマ内で声優本人の演技力を見せる

声優が地上波テレビで見るようになってから、ドラマで役をもらえている人もいます。
2021年6月時点から近い例だと、TBS系ドラマ『リコカツ』で『美少女戦士セーラームーン』や『新世紀エヴァンゲリオン』で声優をしていた三石琴乃がレギュラー出演していた話が該当するでしょう。
参考:Yahoo!ニュース「三石琴乃、花澤香菜ら声優陣がドラマやバラエティで活躍 背景にはコロナ禍の影響も?」

ドラマの配役を声優から選ぶと、話題性から視聴者が増える可能性もあります。

参考事例としてテレビ東京がアップロードした『声優探偵』の告知動画。
主人公やゲスト出演者に声優を起用したドラマです。声優が地上波でゲスト出演するようになった流れから作られたドラマだと考えられます。

声優がメインのYouTubeチャンネルでファンサービスを行う

2021年6月時点でYouTube上には声優個人、またはオフィシャルアカウントでチャンネルが増えているのはご存じでしょうか。人気声優の例でいえば、下記の声優がチャンネルを立ち上げています。

・花江夏樹
・杉田智和
・東山奈央
・雨宮天
・梶裕貴
・中村悠一

挙げた声優は一部ですが、他に立ち上げている方もいるでしょう。あまり関われないファンのためにチャンネルを立ち上げ、継続的にコンテンツを送り出せると、1種のファンサービスになります。

■参考事例

■元ネタとなった動画

参考事例として杉田智和/AGRSチャンネルがアップロードした動画。
NARUTOの登場人物・大蛇丸の声真似をしながら料理をするYouTuber・とっくんの動画をアレンジしつつ、本人とコラボする内容です。

まとめ

声優を動画活用する際の事例をご紹介しました。
声のお仕事として依頼する場合は、映像の吹き替えをメインに考えると良いです。本人を出演させる場合は、ファンをターゲットに見据えたコンテンツ制作が重要になるでしょう。

メディア博士では定期ミーティングやセミナーで動画活用方法をお伝えしています。
撮影手順から情報発信、改善提案など動画作成のお力になれると思いますので、ぜひご相談ください。

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