ロボット業界でも動画が活用されていますが、具体的にどう活用すればいいのかわからない方も多いはず。そこで今回の記事では、ロボット業界で動画を活用する方法や主な事例などについて紹介します。ロボット業界の広報担当者はぜひ参考にしてみてください。
1.ロボット業界における動画活用方法
ロボット業界における動画活用方法としては、主に2つ挙げられます。それぞれどのような方法なのでしょうか。
ロボット紹介動画
1つ目はロボットの紹介動画です。文章や画像でも説明できますが、動画で説明することで覚えてもらいやすくなります。その上、文章や画像よりも豊富な情報量を伝えられるため、視聴者としてもどのようなロボットなのか把握できます。
また、動画の場合はアニメーションやCGなどを使うことで内部の機能性まで紹介することが可能。表には見えない部分まで動画で伝えられるため、ロボットの仕組みまで伝えたい場合にもおすすめです。
活用事例動画
2つ目はロボットの活用事例を紹介する動画です。どれだけロボットの基本情報を伝えたとしても、どのように使えばいいのか伝えなければ導入できません。そこで動画を用いて活用事例を紹介することで、視聴者はロボットの使い方を理解した上で導入するかどうか決められます。
特に産業用ロボットの場合は、活用事例動画が重要です。なぜなら、産業用ロボットは数多くの種類がある上に本当に自分たちが困っていることの解決につなげられるのかチェックできるため。ロボットを導入するということは現在何らかの悩みがあることであり、その悩みが解決できるような活用事例動画であれば、魅力的なロボットとして導入してもらいやすくなるでしょう。
ロボット業界での主な事例
ロボット業界ではさまざまな動画が展開されています。もしこれから初めて動画を制作しようと思っているのであれば、以下の事例を参考にしてみましょう。もしかすると、動画を作る上での大きなヒントが見つかるかもしれません。
本田技研工業株式会社
本田技研工業株式会社では、「ASIMO」というロボットを開発。すでに開発が終了しているものの、現在でも本田技研工業株式会社の公式YouTubeチャンネルで「ASIMO」の活躍が紹介されています。
「ASIMO」に関しては、有名なロボットということもあって本田技研工業株式会社以外でも関連動画が公開されています。例として以下の動画は、日本科学未来館で行われた「ASIMO」の実演動画です。
ソフトバンク株式会社
ソフトバンク株式会社といえば、「Pepper」が有名です。動画では「Pepper」の初期設定や操作方法などを紹介しており、初めて「Pepper」を購入する方でも動画を見ながら作業できるようになっています。
また、ソフトバンク株式会社のロボットといえば福岡ソフトバンクホークスの応援として大量に使用されたことでも知られています。インパクトの強い動画ですが、知名度の向上や話題性などを考えると有効的と言えるでしょう。
IDECファクトリーソリューションズ株式会社
IDECファクトリーソリューションズ株式会社は、自社で取り扱っている協働ロボットの事例を動画で紹介。動画自体は海外向けですが、テロップを設けることで音声がなくても何を話しているのかわかるようにしています。
また、IDECファクトリーソリューションズ株式会社が運営している「協働ロボット.com」というサイトでは、各動画に対する説明も行っています。動画とWebサイトの組み合わせは相性が良いため、動画を制作した際は自社の公式サイトやSNSにも掲載しておきましょう。
セイコーエプソン株式会社
プリンターで有名なセイコーエプソン株式会社でも、自社の産業用ロボットを動画で紹介。基本的にセイコーエプソン株式会社の動画は淡々とロボットの機能を紹介することが多く、どのような動きができるのか把握できます。
一方で以下の動画では、機能だけではなく導入した企業の声も含めています。利用者の声を動画で伝えることで、導入した想いやその後の感想などを紹介できます。利用者の声というのは購入する上での後押しにもつながるため、インタビュー形式で利用者の声を紹介してみるのも良いでしょう。
オムロン株式会社
オムロン株式会社では、さまざまな自社ロボットの活用事例動画やデモ動画などを公開。例として以下の動画は、モバイルロボットの活用事例を従業員の声を含めながら紹介しています。
また、公式サイトでは実際に他社で導入されたロボットの事例動画も公開。テロップを使って何をしているシーンなのか紹介しており、どのような作業をしているのか把握しやすくなっています。
川崎重工業株式会社
川崎重工業株式会社でも、ロボットに関する動画を数種類公開しています。例えば以下の動画は、商品出荷前の梱包をロボットが行うデモ動画となっています。
基本的に川崎重工業株式会社の動画も、セイコーエプソン株式会社のように淡々と展開されるものが多いです。しかし、テロップをつけているおかげで何をしているシーンなのか把握できます。
株式会社山善
株式会社山善の動画は、他の動画と比べて編集に力を入れている動画が数多く公開されています。例えば「TM ROBOT」という動画の場合、実写動画だけではなくアニメーション動画が用いられています。
アニメーション動画は目に見えないシーンや実写動画では再現できないシーンを伝えたいときにおすすめです。実写動画と比べると制作スキルが求められますが、さらにわかりやすく説明できるようになるため、わかりやすさを重視する場合にはアニメーション動画の制作も検討してみましょう。
ユニバーサルロボット
2005年にデンマークで設立されたユニバーサルロボットは、現在世界で20カ所以上の拠点を展開するほどまでに成長した会社です。 動画では実際に導入されているロボットの様子を紹介しており、どのような企業がどういうところでロボットを使っているのかチェックできます。
また、英語が苦手な方でも動画の内容がわかるように日本語の字幕が用意されています。これにより、ユニバーサルロボットという会社についての理解も深めることが可能。ロボットだけではなく、会社のアピールにもつなげられます。
ロボット業界で活用できる動画を制作する際のポイント
近年ではさまざまな動画制作ソフトやサービスが登場し、初心者でも気軽に制作できるようになりました。しかし、どんな動画でも良い成果をもたらしてくれるわけではありません。場合によっては、イメージダウンにつながる恐れもあります。
そこで最後の項目では、ロボット業界で活用できる動画を制作する際のポイントを紹介します。
基本的には実写動画で
動画には実写動画やアニメーション動画、CG動画などの種類があります。それぞれ特徴がありますが、今回のようなロボット業界の場合は基本的に実写動画がおすすめです。
実写動画の場合、ロボットの動作をありのままで伝えることが可能。そもそもロボットは高額なものであり、多くの方が実物を見た上で購入したいと考えているでしょう。だからこそ、ロボット業界で動画を活用する際は実写動画で制作してきましょう。
ターゲットに合わせて伝え方を変える
動画を制作する上で、ターゲットというのは重要です。なぜなら、ターゲットによって伝え方が異なるためです。例えば個人向けのロボットをPRしたい場合、難しい言葉を使うと理解してもらえない可能性があります。個人向けとして気軽に利用してもらうためにも、動画ではわかりやすい言葉を用いるようにしましょう。
ロボット業界でも積極的に取り入れてみよう!
ロボット業界でも動画を取り入れるのはおすすめであり、セイコーエプソン株式会社やオムロン株式会社などでは実際に活用されています。そのため、これからロボットの機能性や事例を紹介したいときに文章や画像ではなく、動画を取り入れてみてはどうでしょうか。