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料理はどのように撮影するべき?美味しそうに撮る方法をご紹介

料理はどのように撮影するべき?美味しそうに撮る方法をご紹介

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作る料理の味にどれだけ自信があったとしても、お客様が食べなければ評価につながりません。
お客様に食べてもらいたいと考え、美味しそうな料理に見せようとしても上手くいかず、悩む人も出てくるでしょう。

「美味しそうな料理に見せたい」
「美味しそうな料理動画を通じて、お客様の来店を促したい」

美味しそうな料理を撮れずに悩んでいる人は、撮影環境と動画の内容を見直してみましょう。
撮影環境は収録に必要な機材を集めたり、動画を撮る場所を作ったりする必要があります。動画の内容は食欲を掻き立てる音や映像を収録するようにしましょう。

こちらでは料理動画の撮影で悩む人に向けて、美味しそうに撮る方法をご紹介いたします。

料理動画とは

料理動画といえば、『DELISH KITCHEN(デリッシュキッチン)』や『KURASHIRU(クラシル)』などの動画を思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。
これらの料理動画は一度は見たことがあると思います。これまでの料理動画では、料理をしている人自体も映ったり、ある程度の尺の長さがある動画が多くありました。

ですが、これらの配信動画では、真上から調理する手元にフォーカスして撮影しており調理工程が大変分かりやすくなっています。
また、動画の尺も短めになっています。

さらに今では、料理動画はもっと自由になっています。例えば、料理を作る工程で出る音を楽しむASMR動画のようになっていたり、普通ならやらないような突飛な食材を使ったりするものもあります。
料理自体をエンターテインメントとして楽しむような動画も出てきています。

このように、料理動画の表現は様々になってきていますが、共通しているのは、「自分も作ってみたい」、「食べてみたい」と思わせていることです。
そして、料理動画において、「作ってみたい」「食べてみたい」と思わせるポイントは共通しています。
今回は、料理をおいしそうに映す撮り方や、美味しそうに見せて来店を促す点に着目してポイントを紹介していきます。

料理を美味しそうに見せるなら撮影環境とシズル感を意識する

前述した通り、料理を美味しそうに撮る場合は、撮影環境とシズル感を意識する必要があります。
撮影環境として、下記の機材を集められると良いでしょう。

・デジタル一眼レフ
・カメラレンズ
・三脚
・照明
・撮影台


料理は大きな白い布の上に乗せ、背景は黒か白い布を使って撮影環境を作成。背景の白い布越しに照明を当て、料理を撮る一眼レフカメラは三脚で固定して撮影に臨みます。
シズル感のある動画撮影は、音と映像で視聴者の食欲を掻き立てるような構成を組みましょう。

食欲を掻き立てる音を収録する

食欲を掻き立てる音は、調理や食事中に発生します。
例えば下記のような音が該当します。

・肉を焼く
・食材を切る
・料理を食べる


他にも炭酸が抜ける音や飲み物を入れる音なども入っており、種類は豊富です。宣伝する料理に合わせて、動画に使いたい音を採用すると良いでしょう。
食欲を掻き立てる音の例をご紹介いたします。

調理の音を聴かせる

食欲を掻き立てる音の分かりやすい例として、調理の音です。
肉を焼く音やスープを煮込む音など、一度耳に入ってしまうと調理中でも食べたい気持ちになってしまいます。


参考事例としてトップバリュがアップロードしたタスマニアビーフステーキの焼き方を紹介する動画。
動画の1分45秒あたりから牛脂を焼く音、2分ちょうどあたりから肉を焼く音が聞けます。ステーキの焼き方を紹介する動画ですが、肉を焼く時の音も収録しており、視聴者を商品購入に促す意図が感じとれます。

食材を切る音を聴かせる

食欲を掻き立てる音には、食材を切る音も含まれます。
分かりやすい例だと野菜を切る音。生野菜を包丁で食べやすい大きさに切る際、「ザクザク」や「ザクッ」などの食感をイメージしてしまいそうな音が聞こえます。


参考事例としてタモリさんが「笑っていいとも!」で話していたとされるピーマンの1番美味しい食べ方を紹介する動画。動画の始めからピーマンの食感をイメージしそうな気持ちいい音が聞けます。

人が食べる音を聴かせる

食欲を掻き立てる音は、人が食べる音も含まれています。
分かりやすい例だと麺をすする音や固い食べ物を歯で噛み砕く音。麺をすする時は「ずるずる」で、固い食べ物を歯で噛み砕く際には「ぼりぼり」と音が聞こえてきます。

人が食べる音を視聴者に聴かせられると、動画の料理を食べてみたい気持ちを促せるでしょう。

水の音を聴かせる

これまで紹介した食欲を掻き立てる音は食べ物ばかりでしたが、水の音でも出せます。
分かりやすい例だとビールを注ぐ音。ビールの場合は缶を開けた瞬間に炭酸が抜ける音や、炭酸のシュワシュワした音が視聴者を飲みたい気持ちにさせてくれます。

食欲を掻き立てる動画を撮影する

食欲を掻き立てる動画を撮影する場合は、料理を綺麗に見せる角度を抑えておきましょう。
基本的に意識した方が良い点は下記の通りです。

■料理を撮る角度
・基本は斜め45度から撮る
・真横からの撮影は高さのある食べ物を撮る時

■料理を撮る時の照明
・基本は外から室内に入ってくる自然光を利用する
・料理の後ろからくる逆光と斜め逆光を使って美味しそうな雰囲気を出す


自然光が難しい場合は真上からの照明は切っておき、料理の正面は人工光、料理の後ろに逆光が入るよう環境を作りましょう。
環境を整えた後は、食欲を掻き立てる動画の撮影に移ります。撮影した方が良い動画の例をご紹介いたします。

調理工程を見せる

テレビの料理番組で、調理工程を見ていて完成後の料理を食べたくなった経験はありませんか。
調理工程は食材を切る音や焼く音が聞こえるため、視聴者の食欲を掻き立てます。料理が完成した頃には視聴者の食欲は最高潮に達しているでしょう。


参考事例としてクキパパ料理チャンネルがアップロードした親子丼のレシピ動画。
親子丼の調理工程として、食材の下ごしらえから調理までを映した動画です。一連の工程を見ていると、完成後の料理を食べたい気持ちになってしまいます。

湯気を見せる

視聴者の食欲を掻き立てさせる手段として、湯気の表現があります。
分かりやすい例だとラーメンや炊きたてのご飯。熱い内に食べるのが美味しいラーメンやご飯から出てくる湯気を見せられると、視聴者の食欲を掻き立てられるでしょう。

また、背景を黒にしておくと、白く映る湯気を目立たせることも可能です。


参考事例としてJA全農いわてがアップロードした『いわて純情米』の広告動画。
炊きたてのご飯からは湯気が立っており、視聴者の食欲を掻き立てます。湯気を見せやすくするために、撮影場所の背景は黒になっています。

みずみずしさを見せる

料理に美味しさを求める場合、鮮度の良い食材が必要です。
「鮮度の良い食材は美味しい」というイメージを大半の人は持っているため、売り文句として「新鮮」の言葉を使う場合もあるでしょう。

動画で新鮮さを伝えるには料理にツヤを見せるなど、みずみずしさを表現する必要があります。料理に光を上手く当ててツヤを表現できると、みずみずしさを伝えられるでしょう。


参考事例として『はま寿司』のCM動画。
使われるネタの新鮮さを表現するため、大トロに光が強く照らされています。

肉汁でジューシー感を表現する

テレビ番組でハンバーグなどの肉料理を切った時、肉汁が溢れる場面を見た記憶はありませんか。

「肉汁が溢れて美味しそう」
「肉汁に色んな旨味がありそう」

料理から溢れる肉汁は視聴者に「食べたい」と思わせるため、食欲を掻き立てる動画ともいえます。


参考事例として台湾唐揚げ『大鶏排(ダージーパイ)』の作り方を紹介する動画。
動画が始まって5秒頃に、完成した唐揚げから肉汁がにじみ出る場面が見られます。

料理動画を撮影する際の注意点

料理の魅力を最大限に伝えるには、撮影技術だけでなく視聴者目線の配慮が欠かせません。ここでは、料理動画を撮影する際の注意点をご紹介します。

衛生的な印象を与える画作りを心がける

料理動画は、視聴者に食べたいという感情を引き出す映像です。そのため、少しの不衛生な印象でも大きなマイナスイメージになりかねません。

撮影時には、調理台や手元、器具、背景など画面に映るすべての要素が清潔に見えるかをチェックしましょう。
器具に食材が付着したままになっていないか、まな板が汚れていないかなど、細かい部分にこそ気を配ることで、プロフェッショナルな印象を与えることができます。

湿気・曇り・結露への対策

温かい料理を撮影する際には、湯気や蒸気によってレンズが曇る・カメラが濡れるといったトラブルが起こりやすくなります。湯気が立ち上るシーンは臨場感を演出する重要な演出要素ですが、視界を妨げてしまっては本末転倒です。
レンズと料理の距離を十分にとる、レンズをこまめに拭けるように準備しておく、換気や除湿を工夫するなどの対策が必要です。

光の色温度とバランスに注意する

照明は、料理の色味や質感を左右する非常に重要な要素です。色温度がバラバラな光源を同時に使ってしまうと、料理が不自然な色味で映ってしまうことがあります。

統一感のある光で撮影するためには、できるだけ昼白色の照明に統一するか、自然光をメインに使用し、補助光は色温度を調整できるライトを使うのが理想です。
撮影後の編集でホワイトバランスを整えることも可能ですが、できる限り撮影段階で整えておく方が、料理本来の色味を忠実に再現できます。

食材や料理の劣化に注意する

撮影中は、調理から完成までの時間が延びがちです。特に刺身やフルーツ、揚げ物といった繊細な料理は、時間の経過とともに乾燥したり、ツヤが失われたりと、見た目の鮮度が落ちてしまいます。

撮影前にカット割りやアングルをあらかじめ決めておくことで、スムーズな進行が可能になります。また、同じ料理を複数用意しておき、アップ用・全体用と使い分けるのも効果的です。
特に肉料理などでは、「最初の一皿で断面のカット」「二皿目で全体の見せ場」といったようにシーン別で料理を交代させると、鮮度を保ったまま撮影できます。

料理動画を編集するコツ

料理動画では、他の動画とは違った編集のポイントがあります。ここでは、料理動画を編集するコツをご紹介します。

撮影した映像は上下反転させる

料理の調理工程を真上から撮影する場合、上下が反対になってしまいます。
そのままにしておくと、普段みなれている映像と逆になってしまっているため、見づらい印象を受けてしまいます。
そのため、撮影した映像は上下を反転させてからアップするようにしましょう。

料理の明るさ、彩度を調節する

色が鮮やかな料理は美味しそうに見え、食欲をそそるものです。まずは、撮影の段階でしっかりと照明をあて、明るく見えるように撮影するのも大切です。
料理の調理工程を真上から撮影する場合に、カメラの後ろ側から照明をあててしまうと、カメラの影が映り込んでしまうので、照明は料理の手元とカメラの間からあてるようにしましょう。

テンポよくカットや早送りをする

カットや早送りなしにそのままみていると、料理動画には退屈な部分も多くあります。
テンポよく、みている人を飽きさせないためにも適宜カットや早送りをしましょう。特に手元がメインの動画になる場合には、全体の尺の長さも3分程度にまとめるほうがベターです。

飽きさせない工夫をする

手元のシーンばかりの場合、画面が単調になってしまう恐れがあります。1分程度のかなり短い動画とするか、他の角度からのシーンも入れるなどみている人を飽きさせない工夫をしましょう。また、音声にも工夫が必要です。
野菜を切る音や炒める音、ぐつぐつ煮える音も耳に心地よいですが、そればかりで単調にならないようBGMも使った方が良いでしょう。

まとめ

料理を美味しそうに撮る方法を紹介しました。

美味しく撮るには撮影環境を整えて、シズル感のある動画を撮るよう心掛けましょう。収録する音と映像は視聴者の食欲を掻き立てように考えておき、撮影した自分たちも食べたい気持ちになれる動画を撮れると良いです。
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