インタビュー動画の事例パターンは採用や販売目的が多い
インタビュー動画は人を通じて、企業の思いや商品の利点を伝えられる映像コンテンツです。
主に下記の用途で使われています。
・採用
・会社紹介
・商品販売
・作品の紹介
他にもスポーツ選手の試合後インタビューなども挙がりますが、企業の売り上げ向上につながる可能性が低いため、今回は除外します。それぞれの目的に沿って作られたインタビュー動画の事例パターンをみていきましょう。
会社紹介や採用目的でインタビュー動画を使う
インタビュー動画で会社の価値を高める
例えば、ある会社が開発した技術が世の中で認められ、賞を獲得したとしましょう。
賞を獲得した会社の代表として、インタビューを受ける場合があります。インタビューを受けた動画がインターネット上にアップロードされると、会社代表の名前や技術が社会に知れ渡ります。会社の認知度や価値を高めるきっかけとなり、売り上げ向上につながるでしょう。
参考事例としてクリムゾンテクノロジー株式会社の
インタビュー動画。
会社が開発した『AIリアルタイム声質変換システム「Voidol - Powered by リアチェンvoice -」』が2020年度東京都ベンチャー技術大賞を受賞した時のインタビューです。受賞された技術を代表取締役が説明しつつ、お客様の声や今後の展望について話しています。
新卒社員のインタビュー動画で採用後の生活をイメージさせる
採用活動で新卒社員のインタビュー動画は、視聴者に入社後の生活をイメージさせる手助けになります。
「この会社は大丈夫なのか」
「入社して仕事を続けられるだろうか」
新卒社員が抱くであろう入社する会社への不安を解消させ、心置きなく求人募集に応募してくれるでしょう。
参考事例として協電機工株式会社がアップロードした新入社員の
インタビュー動画。
会社に入社した理由や今の仕事、今後の抱負などを新卒入社の社員が話しています。
中途入社社員のインタビュー動画で採用後の生活をイメージさせる
中途入社社員のインタビュー動画は、新卒社員の場合と同じ役割を持っています。
「転職は失敗したくない」
「次の仕事を続けられるか心配だ」
次の転職先として安心できる会社なのかなどの不安を解消させ、求人応募につながるでしょう。インタビュー動画内では転職するきっかけも話しておくと、応募を悩む視聴者の背中を押すきっかけにもなります。
参考事例として特別養護老人ホームほうらい苑がアップロードした中途採用の
インタビュー動画。
中途入社した社員の入社年数や仕事内容、転職理由や実際に働いて感じた気持ちを話しています。
代表のインタビュー動画で会社紹介をする
就職活動中の人に向けて、代表者のインタビューを中心に会社紹介の動画を作るのも良いです。
会社の将来や強み、仕事内容などを話しつつ、組織に抱く思いを視聴者に届けられます。
参考事例として古屋旅館がアップロードした
会社紹介動画。
会社の代表者がインタビューを受け、組織が求められる変化への対応や働きやすい環境を追求している旨を話しています。綺麗な寮の建設やマニュアルの動画化を積極的に取り組んでいる点を伝えている様子から、求人に応募する人が増えて欲しい思いが垣間見えます。
視聴者に目的の行動を促すためにインタビュー動画を使う
対談インタビューから販売数を増やす
エンタメ作品の販売前や少し後に、監督と役者による対談インタビューが設けられているのを目にした記憶はありませんか。
対談インタビューでは作品のテーマや制作時の思いなどが語られており、完成までどれだけの熱量があったのかを伝えられます。作品の面白い部分や熱い気持ちを語り、最後には作品を買う、または見て欲しいなどの願いを視聴者に訴えられるでしょう。
参考事例として『竜が如くスタジオ』がアップロードした『ロストジャッジメント』特別対談
インタビュー動画。
ゲームの総合監督である名越稔洋と、主演の木村拓哉による対談インタビューが行われています。前作の反響や舞台、新要素を含めたゲーム内容を紹介しつつ、コンテンツが面白いと感じる雰囲気を伝える動画です。
出演者インタビューから視聴率を上げる
考え方はゲーム作品の対談インタビューと同じです。
映像作品を宣伝する際には出演者にインタビューを行い、役に関する話から作品全体につなげていきます。出演者が持つ固定ファンを、キャストが演じる役から作品へと興味を移すように話題を変えられると、視聴率アップにつながるでしょう。
参考事例としてフジテレビがアップロードしたドラマ『ナイト・ドクター』の出演者
インタビュー動画。
主演女優の波瑠が演じる役について話すインタビュー動画です。役と似ている部分や撮影現場の雰囲気、印象に残るシーンなどを話しつつ、ドラマの見所を視聴者に伝えています。
生徒へのインタビュー動画で入学者数を増やす
学校を運営している会社であれば、インタビュー動画は生徒集めに使えます。
例えば運営する学校の入学者数を増やしたいと考えたとしましょう。
学校に通う生徒にインタビューを行い、入学を検討している人に進学後の生活をイメージさせる手助けになります。視聴者が進学後の生活イメージを行い、良い学校だと判断されたら入学を決めてくれる可能性が生まれます。
参考事例として成美学園がアップロードした生徒の
インタビュー動画。
学校に通う生徒に、学園に出会ったきっかけや入学した後の感想、授業などを聞いていく動画です。細かいインタビューの合間に成美学園に関する情報を随時伝えており、入学者数を増やす意図が感じとれます。
システムを利用した企業にインタビューから契約件数を増やす
自社が提供する商品に信憑性を持たせたい場合は、実際に利用したお客様のインタビューを採用すると良いです。
利用者の声を採用すると、視聴者は会社が提示した実績を信じるかどうかの判断材料として見てくれるでしょう。
参考事例としてARスマートグラス『AceRealOne』を利用した企業の
インタビュー動画。
ARスマートグラスを使いながらの作業は、新人とベテランが離れていても指示が出せて便利だと語っています。見た映像の録画もできるため、後々のフィードバックも行える点から、利用者は満足している事実を伝えられます。
まとめ
参考となる
インタビュー動画の事例パターンを紹介しました。
インタビュー動画の主な利用パターンは、採用や広告です。
採用では代表者による会社説明、新卒・中途入社社員による
採用動画。広告では対談インタビューなどで販売促進、利用者の声を使って信憑性の獲得が狙えます。それぞれの用途で目的に沿った使い方ができるように、動画内容はしっかり構成しておくと良いでしょう。
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