動画制作・広告動画・プロモーション動画は動画作成ツール【メディア博士】

メディア博士ウェブマガジン >
動画コラム一覧 >
【初心者】意外と知られていない動画撮影時のマイク・ミニマイクの使い分け講座

【初心者】意外と知られていない動画撮影時のマイク・ミニマイクの使い分け講座

【初心者】意外と知られていない動画撮影時のマイク・ミニマイクの使い分け講座

クラウド動画編集ツールのご案内資料

今すぐ無料ダウンロード
動画撮影時に「声が聞き取りづらい」と厳しい指摘を受けたことがありませんか。映像の音が聞きづらい場合は、音の収録方法を見直す必要があります。特に撮影機材の内蔵カメラで音を収録する場合は注意が必要です。
動画の音をクリアな状態で撮影するために、ミニマイクを使用することをおすすめします。本記事では、ミニマイクを使用するメリットを解説しながらおすすめの製品を紹介します。

ミニマイクを使用するメリットとは

ビデオカメラに搭載できる外部マイクだけでなく、ピンマイクを始めとした「ミニマイク」を使用するとどのようなメリットがあるのでしょうか。詳しく説明していきましょう。

聞き取りやすい音が再生率を高める

ミニマイクを使用することで、出演者の声をクリアな状態で収録できるようになります。外部マイクを活用することで、出演者の声を拾うことは可能ですが、風の音を始めとした環境音を拾ってしまう恐れがあります。

一方でピンマイクを始めとしたミニマイクは、集音できる範囲が限られているため環境音が大きく、聞きづらい環境下でも出演者の声のみをピックアップして拾うことが可能です。
聞き取りやすい声を収録することで、動画を見た視聴者の興味を引き、再生率が高くなるメリットもあります。

内蔵マイクでは拾えない音をカバーする

内蔵マイクの性能には限界があるため、ロケ先で音がうまく拾えないことがあります。また自宅で撮影をしても、環境音や音が反射してしまいかえって音が聞きづらい状況も考えられます。
ミニマイクを活用すると、内蔵カメラではうまく拾えなかった音をクリアに拾うことが可能になります。

低コストで外部マイクを揃えやすい

ビデオカメラに搭載するマイクの中には、コストが高く特定の機材でしか活用できない汎用性の低い製品もあります。
一方、マイク・ミニマイクはPCやスマホに接続すれば高品質な音の収録が可能になります。更に汎用性が高く、どのような撮影でも活用することが可能というメリットがあります。

マイク・ミニマイクを購入すると音楽収録、ゲーム実況、ナレーション撮りなど、さまざまなシーンでの活用が可能なので、動画コンテンツを制作する際には揃えておくことをおすすめします。

ミニマイクを使用する際の注意点

実際にミニマイクを使用する際には、どのような点に注意する必要があるのでしょうか。詳しく説明していきます。

マイクの設置位置に注意する

ミニマイクは小型であるがゆえに、収音できる範囲も限られています。胸元に取り付けるピンマイクであれば、口元との距離感が一定になるように装着しないと、音が小さくなったり、服の擦れる音が入り込んだりする原因になります。

例えば、ジャケットの内側に取り付けてしまうと、摩擦音が常に収録されてしまう恐れがあります。撮影前に服の素材とマイクの位置を確認し、摩擦が起こらない場所にしっかりと固定するようにしましょう。
また、マイクが下を向いていると音を拾いづらくなります。可能であれば、マイクのヘッドを斜め上に向けることで、より自然な音声収録が可能になります。

ノイズ対策を怠らない

ミニマイクは非常に感度が高く、思いもよらないノイズを拾ってしまうことがあります。特にロケや屋外撮影では、風切り音や周囲の生活音が大きなノイズとなって映像の質を損ねます。
そのため、風防(ウィンドジャマー)を使用することが効果的です。風のある場所では、スポンジ状の簡易的なものでは不十分なことも多く、モフモフとした毛皮状の高性能風防を装着することで、音声の明瞭度を保つことができます。

さらに、PCやスマートフォンと接続する際には、電磁波によるノイズや電源干渉音が発生するケースもあるため、USB接続の機材を使う場合はケーブルやアダプタの品質にも気を配りましょう。

録音環境に合わせて使い分けをする

ミニマイクは非常に便利なツールですが、すべてのシチュエーションに万能というわけではありません。
例えば、屋外の広い空間でナチュラルな環境音も含めて撮影したい場合には、ピンマイクではなく単一指向性のショットガンマイクの方が適しているケースもあります。

また、インタビューのように複数人の声を一度に収録したい場合は、卓上に設置するバウンダリーマイクを併用した方が効率的です。
ミニマイクはあくまで「1対1の音声収録」に強い機材なので、用途に応じて使い分ける意識が必要です。

マイク・ミニマイク選びで気をつけるべきこと

初心者がミニマイクを購入する際には、どれを選べば良いか分からないと頭を悩ませてしまうこともあります。マイク・ミニマイクを選ぶ際には、以下のポイントに注意をしながら撮影に最適な製品を選ぶようにしてください。

コストで選ぶ

マイクには低コストから値段が市場価格よりも高い製品が多くあります。
予算をかければかけるほど、性能が高くなりクリアな音を録音することが可能ですが、場合によっては性能自体を不要に感じてしまうこともあります。動画制作に最適なコストを考慮しながら理想の製品を選ぶようにしてください。

撮影シチュエーションに適したマイクを選ぶ

マイクによっては、指向性が高いものやノイズキャンセリング機能が優れているものなど、さまざまな性能のマイクがあります。撮影で使用する際には、撮影に適したマイクを選ぶようにしてください。

トーク形式の動画やロケ形式の動画撮影が多いのであれば、ピンマイクを用意しておくとさまざまな状況で活用することが可能です。
キレイな歌声、ナレーションを動画内に反映したいと検討している方は、ライブで活用されるマイクを使用することをおすすめします。

テスト撮影をおこなう

ミニマイクを活用して動画を撮影する際には、必ずテスト撮影をおこなうことが大切です。マイクの音が正しく取れているのか確認をしておくことで、編集時に「音が取れていなかった」という問題を回避することが可能です。
スタジオでミキサーを用いて撮影をする際には、スタッフだけで機材の動作確認をおこなうためのテストと、出演者の声に合わせて音を調整するマイクテストをおこなうように心がけましょう。

購入前にメリット・デメリットを把握しておく

どのマイクでも、必ず優れている性能と欠点があります。完璧なマイクはありません。
購入する際には、メリットとデメリットがどのようなものがあるのかを確認し、その中で撮影時にメリットが多いものを採用するように心がけてください。

動画撮影で活用できるミニマイク

動画撮影で環境音をクリアに収録できる、おすすめの外付けマイクやピンマイクをご紹介します。

RODE VideoMic Go II


出典:Amazon RODE VideoMic Go II
価格:16,364円

スタイリッシュなデザインが特徴のオンカメラマイクは、アクセサリーシューにダイレクトに装着できるショックマウントとショットガンマイクを一体化したモデルです。
接続方法は3.5mmTRSのアナログ出力に対応するほか、USB-Cを利用したデジタル出力も可能です。別売ケーブルを用いることで、カメラ以外のデバイスにも柔軟に接続できるため、多用途に活躍する汎用性の高さも魅力です。

SENNHEISER MKE 400-II


出典:Amazon SENNHEISER MKE 400-II
価格:23,401円

MKE 400-IIは、従来モデルを進化させたオンカメラマイクで、カプセル一体型の設計により耐久性と操作性を強化。ローカット機能や3段階の感度切替、さらにヘッドフォン端子を搭載し、録音状況を確認しながら撮影できます。
単4電池駆動ながらカメラと連動して電源が入るため、無駄な電池消耗を防げる点も魅力です。

SHURE MV88+


出典:SHURE MV88+
価格:30,778円

MV88+ ビデオキットは、必要な機材がひとつにまとまった持ち運びやすい録音・撮影セットです。付属のミニ三脚にスマートフォンを接続するだけで、Vlog収録や旅先での動画撮影、インタビューまで幅広く対応可能。
さらに、スタンドアロンでオーディオレコーダーとしても利用できるため、フィールド録音時に専用レコーダーを別途持ち歩く必要がなく便利です。

RODE Wireless GO II


出典:RODE AUX Microphones ロードマイクロフォンズ Wireless GO II Single ワイヤレスマイクシステム WIGOIISINGLE ブラック
価格:28,720円

このワイヤレスマイクシステムは、人気の「ワイヤレスゴーII」の機能を受け継ぎつつ、送信機と受信機各1台で構成されています。
アナログ・デジタル両出力に対応し、送信機内蔵メモリへのバックアップ録音も可能で、多彩な録音シーンに対応。送受信周波数は安定した2.4GHz帯を採用し、無指向性マイクにより自然な音を収録できます。送信機・受信機ともにコンパクトで軽量(30〜32g)で携帯性も抜群で、すぐに本格的なワイヤレス収録を始められる設計です。

まとめ

・ミニマイク・マイクを活用することで音の質が高くなる
・撮影に最適なマイクを選択する
・ミニマイク・マイクは汎用性が高いので動画コンテンツを制作する方は持って置くと良い


ミニマイク・マイクを取り揃えておくことで、動画の質が上がりより訴求力の高い映像を作ることが可能になります。
本記事を参考にして、撮影で理想的なマイクはどれがベストなのかを考え、最適なマイクを揃えるように心がけましょう。

動画制作・企画・撮影・編集・発信を総合サポート
企業の動画活用内製化支援ツール【メディア博士】

資料請求・お問い合わせ

クラウド動画制作ツールでビジネス動画をカンタン作成

クラウド動画作成ツールのメディア博士ならブランディング動画・プロモーション動画・社内広報動画・広告動画などを簡単制作!

誰でも作れる・すぐに作れる・いくらでも作れる

メディア博士での動画作成には、難しい操作や知識は必要ありません。初心者でも手間なく短時間で完成させることができAI機能や専属コンサルタントが動画作成をサポートします。
また、定額プランで月に何本作ってもOK!いつでも更新・アップロードができます。


動画制作の内製化(インハウス化)で動画をフルに活用しませんか?

新着コラム記事はこちら

New article
メディア博士ウェブマガジンのトップへ
動画の制作時間を約50%削減できる!メディア博士資料ダウンロード マニュアルの作成・共有・発信で社内業務のDX化【マニュアル博士】

動画活用について
お気軽にお問合せください

オンライン相談予約