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ブランディングに動画活用などユニクロを日本有数の企業に押し上げた4つの戦略とは?

ブランディングに動画活用などユニクロを日本有数の企業に押し上げた4つの戦略とは?

ブランディングに動画活用などユニクロを日本有数の企業に押し上げた4つの戦略とは?
日本を代表する大企業として世界でもビジネスを展開しているユニクロ。
今や誰もが知る企業となったユニクロですが、決して順風満帆だったわけではありません。
売上が低迷し、「このままではマズい…」という状況になったこともあります。

​​​​​​​しかし、そんな窮地を脱し、ここまでの成長を遂げたのは、戦略的にビジネスを展開してきたからに他なりません。
今回は、他の企業からも絶賛され、お手本にされることが多い、ユニクロの戦略について紹介していきます。

ユニクロを日本有数のトップ企業に押し上げた4つの戦略

今や1兆円の売上を誇る企業にまで成長したユニクロですが、売り上げ低迷の窮地を脱し、ここまで成長できたのは、

・ブランディング
・差別化戦略
・Web戦略
・動画活用

などの戦略が上手く機能したからです。

ユニクロがこれまで展開してきた4つの戦略について解説していきます。

ブランディング

ユニクロを世界的に有名な企業に押し上げた戦略の一つ目が、「ブランディング」です。
ユニクロはさまざまな方法でブランディングを図っていますが、特に有名なのが自社で開発した機能的な衣料によるブランディングです。

代表的な例としては、「ヒートテック」があげられます。
ユニクロは2003年に、薄くてインナーして着られるのにしっかりと暖かいヒートテックを東レと共同で開発し、販売しました。
その販売枚数は10億万枚にのぼり、「機能性インナーと言えばユニクロ」というブランディングに成功しました。

そのブランディングが功を奏し、その後発売された「エアリズム」も爆発的な売れ行きを見せています。

差別化戦略

ユニクロを世界的に有名な企業に押し上げた戦略の二つ目が、「差別化戦略」です。
ユニクロがまず取り組んだのが価格での差別化です。

それまでのアパレル業界では、間に卸業者が入り、中間マージンが発生するのが一般的でした。
しかし、ユニクロはその流れに逆らい、製品の企画から制作まですべて自社でまかなうことで中間マージンをカットし、今のリーズナブルな価格を実現しました。

また、極力シンプルなデザインにすることで幅広い層にライフスタイルウェアとして楽しんでもらえるようにしたのも、ユニクロの差別化戦略の一つとされています。

Web戦略

ユニクロを世界的に有名な企業に押し上げた戦略の三つ目が、「Web戦略」です。
ユニクロはWebやアプリを積極的に活用し、売上を向上させています。

例えば、GUと共同で開発した「StyleHint」と呼ばえるアプリでは気になるコーディネートの画像をアプリで検索するだけで似たようなアイテムを探すことができますし、公式アプリにはAIチャットを導入し、顧客満足度の向上につなげています。

また、スマートフォンのカメラを使って身体の採寸をおこない、ECサイトでの買い物をより快適におこなえる施策も展開しています。

動画活用

ユニクロがこれまでおこなってきた数々の戦略の中でも、最近特に力を入れているのが動画の活用です。

動画は現在主流になりつつあるマーケティング手法だと言えるため、ユニクロが力を入れるのも当然と言えば当然ですが、

・インタラクティブ動画
・ライブ配信
・動画面接
・SNSの活用

など、他の企業以上に動画の活用に力を入れています。

ユニクロの動画活用の4つの事例について解説していきます。
 
インタラクティブ動画
ユニクロの動画活用の事例の一つ目が、「インタラクティブ動画」です。
インタラクティブ動画とは、「触れる動画」とも呼ばれる動画の形式で、その名の通り、動画を視聴中にクリックしたりタップしたりすることができます。

インタラクティブ動画では動画をタップすると選択肢が表示され、選択を繰り返すことで最適な製品やサービスが表示されたり、動画内の気になる製品をタップするとそのままその製品が注文できるなど、さまざまな仕掛けが施されています。

インタラクティブ動画はこれから取り入れる企業が増えていくであろう形式の動画ですが、ユニクロは2012年とかなり早い段階でインタラクティブ動画を活用していました。
期間限定で開設されていたサイトだったため今はアクセスできませんが、「Designers Invitation Project」という特設サイトを開設し、動画をクリックするとモデルが着用しているアイテムをそのまま購入できるという形でインタラクティブ動画を取り入れていました。
 
ライブ配信
ユニクロの動画活用の事例の二つ目が、「ライブ配信」です。
ライブ配信は今最も注目を集めている動画の活用方法の一つで、国内でも取り入れる企業が増えてきています。
ライブ配信の形式はさまざまですが、ユーザーとコメントを通してリアルタイムでコンタクトを図れるため、親近感を抱いてもらいやすいというメリットがあります。

また、ユーザーにその場で質問してもらうことでその場ですぐに疑問を解消できるため、購入につながりやすいというのもライブ配信の大きなメリットの一つです。
ユニクロでは、「LIVE STATION」と呼ばれる特設ページを用意し、そこでライブ配信をおこなっています。

LIVE STATIONで開催されるライブ配信では、気になったアイテムをその場で直接購入できる仕様になっていて、わざわざECサイトにアクセスし直さなくてもスムーズに購入できるようになっています。
 
動画面接
ユニクロの動画活用の事例の三つ目が、「動画面接」です。
ユニクロは製品の売上に直結するマーケティングだけでなく、企業にとって必要不可欠な採用活動にも動画を活用しています。

これはユニクロの店舗に勤務したいと考えている応募者に応募シートに記入してもらい、その中で動画面接の実施を希望する方に動画での面接の案内をおこなうというものです。
事前に用意されている質問に対しての回答を動画で撮影し、その動画を専用のサイトにアップすると、担当者が動画を確認して合否を判定してくれます。

この動画面接は2016年の熊本地震を受け試験的に導入されたものであるため、今は実施されていませんが、場所や時間の成約を受けない、かなり画期的な面接方法だと言えるでしょう。
また、現在猛威を奮っている新型コロナウイルス対策にもピッタリの面接方法だとも言えます。
 
SNSの活用
ユニクロの動画活用の事例の四つ目が、「SNSの活用」です。
ユニクロは、YouTubeやTikTokといった動画配信プラットフォーム系のSNSを上手く活用している企業としても知られています。

例えば、2019年の6月~7月にかけておこなわれた「#UTPlayYourWorldキャンペーン」には9.5万人が参加し、18.5万もの動画が投稿されました。
動画の総再生回数は3.3億回にものぼったといいます。

さらに、ユニクロがYouTubeで展開している公式チャンネルには6.3万にものユーザーがチャンネル登録しており、動画の総視聴回数も1,000万回に迫る勢いで増え続けています。

まとめ

他の企業のお手本となることも多いユニクロの戦略について紹介してきました。

ユニクロは、

・ブランディング
・差別化戦略
・Web戦略
・動画活用

など、さまざまな方法・戦略によって窮地を脱し、成長し続けてきました。

他社との差別化を図り、自社のブランド力を高めるブランディング戦略や差別化戦略はもちろん、Webの活用や、最新のマーケティング方法と言える動画の活用のうまさはさすがと言わざるを得ません。

特に最近は動画の活用に力を入れていて、

インタラクティブ動画
・ライブ配信
・動画面接
・SNSの活用

など、さまざまな方法で積極的に動画を活用しています。

ユニクロが展開している戦略はいずれも参考になるものばかりですが、新しい機能を積極的に活用するなど動画活用については参考になる点が非常に多いので、マーケティングなどで動画を活用していきたいと考えているのであれば、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?

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