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スポーツの様子はどのように撮影すれば良いの?動画撮影方法を解説

スポーツの様子はどのように撮影すれば良いの?動画撮影方法を解説

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「スポーツの試合を動画に残したいけど、撮影方法が分からない」

競技者があまり動かなかったり、競技スペースが狭かったりしたら撮影はあまり苦労しないでしょう。
しかし、サッカーやアイススケートなど競技スペースが広いスポーツであれば、被写体が動き回るので思うように撮影できない可能性が考えられます。

「被写体がどこに行ったのか分からない」
「撮影した動画が画面酔いするくらいブレている」

スポーツの試合を動画撮影するコツを知りたいと考えている人は、世の中にいるのではないでしょうか。今回はスポーツの動画撮影方法を解説いたします。

スポーツの動画撮影で大事なのは慌てないこと

前述した通り、競技スペースが広いスポーツであれば、被写体は動き回ることが予想されます。

何も考えず被写体の動きに合わせてカメラを動かしてしまうと、撮影した動画は手ブレが酷くて見づらくなってしまいます。

 

手ブレを抑えるために大切なのは、慌てすぎないことです。慌てなければ体を動かし過ぎることは無くなりますし、自然と手ブレの少ない動画撮影ができます。

スポーツの様子を動画撮影するコツ

コツ①:事前準備を徹底する

スポーツの様子を動画撮影する場合、慌てないためにも事前準備が大切です。

まずは撮影に必要な物を準備しましょう。

■撮影に必要な物
・ビデオカメラ
・ビデオカメラの予備バッテリー
・SDカードなどの記録メディア
・軽食や飲料物
・カメラを固定するための三脚
・炎天下での撮影を長時間続けるために帽子など日よけになる物
・雨天決行の場合でも撮影できるように雨具

次に撮影する試合の日時や場所、現地へ出向くまでにかかる時間などを確認します。試合場所への到着を試合開始から60~90分前にしておくと、慌てて準備する必要が無くなるのでおすすめです。

コツ②:撮りたいシーンの撮影に適した場所を確保する

スポーツの動画撮影をする場合、撮りたいシーンに合わせて撮影場所を決めるようにしましょう。

 

例えば、試合の様子を全て記録したい場合は、できるだけコート全体を見渡せる高い位置の観客席を確保。誰か1人に注目したい場合はコートに近い観客席を確保しておくなど、どの場面を撮るかによって抑えておくべき場所は異なります。

 

場所によっては試合中立ち上がれないなどの制限があるので、事前に対策しておく必要があります。

コツ③:カメラをスポーツ撮影に適した設定にする

場所を決めた後は、撮影機材のセッティングを行いましょう。

 

最初にカメラを三脚で固定して競技スペースを試し撮りし、現在の設定で問題が無いかを確かめます。

ここで気を付けなければならないのがカメラのビューモニターで、晴天下だと目で見ている映像と撮影した動画の明るさが違って見える場合があります。ビューモニターを正しく見るためにモニターの「明るさ調整」を設定したり、日よけフードを使ったりして見やすくしましょう。

 

もしも設定などが面倒、または失敗したくないと思った場合は、撮影モードを「オート」にしておくと無難です。

コツ④:動画撮影時は手ブレに気を付ける

スポーツの試合が始まって動画撮影に移った場合は、できる限り体を動かさないようにしましょう。

脇を締め、のけぞらず前のめりに構えつつ腹筋に力を入れると、手ブレを抑えやすいです。

 

もしも被写体が動いたら、カメラのレンズは水平に動かすよう意識。奥に動く様子なら少しズームをして撮影します。ズームをする際には、被写体と周囲の見え方がズーム前と同じくらいの位置になるよう調整しましょう。

 

また、動画撮影後に編集を考えている場合は、録画始めと終わりに3秒ほど余裕を持たせることを意識しましょう。余裕を持たせておくことで、録画ボタンを押したときに出てくるブレを編集でカットしやすくなります。

コツ⑤:スポーツ撮影に適したカメラを使う

スポーツの動画撮影で怖いのは手ブレなので、手ブレを抑えられるカメラを使うと良いです。

例として、下記カメラを使っての動画撮影をおすすめします。

●GoPro HERO13 BLACK CHDHX-131-FW

画像出典:OCNオンラインショップ GoPro HERO13 Black CHDHX131FW

GoProシリーズの最新モデル「HERO13 Black CHDHX-131-FW」は、2024年9月11日に登場しました。1/1.9インチセンサーと約2760万画素を備え、5.3K/60fpsや4K/120fpsの高精細な動画撮影が可能です。
特に注目すべきは新搭載の「バーストスローモーション」機能で、最大400fps・15秒間の超スロー記録に対応。モータースポーツやラケット競技の瞬間的な動きも鮮明に再現できます。

また、最新の「HyperSmooth 6.0」手ブレ補正を採用し、激しいアクションでも滑らかな映像を実現。
スキー、マウンテンバイク、サーフィンなど動きの激しいスポーツシーンで真価を発揮する、まさにアクション撮影の新定番カメラです。

参考価格:61,120円(2025年11月現在)OCNオンラインショップ GoPro HERO13 Black CHDHX131FW

●パナソニック HC-VX3(4K)

画像出典:ビックカメラ.com Panasonic|パナソニック デジタル4Kビデオカメラ レザーブラック HC-VX3-K [4K対応]

パナソニック独自の高性能ズームを備えたビデオカメラは、光学24倍に加えて、画質を保ちながら最大48倍まで拡大できる「iAズーム」を採用しています。
遠距離からの撮影でも、人物の表情や細部まで鮮明に収められるのが大きな特長です。

また、回転軸や上下・左右、縦回転・水平回転といった5方向の揺れを自動で補正する「5軸ハイブリッド手ブレ補正」を搭載。手持ちで長時間撮影してもブレが少なく、安定した映像を残せます。
さらに4K撮影では「あとから補正」に対応し、広範囲を記録しておけば、後からフレームの調整やブレの軽減、被写体の追尾、スローモーションといった多彩な編集が可能。高倍率撮影と高精度補正、編集の柔軟性を兼ね備えた、幅広いシーンで活躍する一台です。

参考価格:108,900円(2025年11月現在) Panasonic 公式オンラインストア 

● ソニー α6700

画像出典:Amazon SONY(ソニー) APS-C ミラーレス一眼カメラ α6700 ボディ(レンズなし) ブラック ILCE-6700

ソニーはカメラ業界では後発ながら、ミラーレス一眼「α」シリーズで急速に地位を確立し、フルサイズ機を中心に展開してきましたが、本機はAPS-C機として注目を集めています。
搭載するのは有効約2600万画素の裏面照射型CMOSセンサーと最新の「BIONZ XR」エンジン。ISO感度は100〜32000をカバーします。

最大の特徴はAI技術を活用したAF性能で、上位機「α7R V」と同様のAIプロセッシングユニットを採用。「リアルタイム認識AF」により人物や動物、鳥、昆虫、乗り物など7種類の被写体を高精度で検出・追尾可能です。AFは像面位相差とコントラストを併用した「ファストハイブリッド方式」で、広範囲かつ高密度に作動。
ボディサイズは122×69×63.6mmで重量約405gと携帯性にも優れています。連写は最大11コマ/秒と控えめですが、4K/120p動画や最大5倍スロー撮影が可能で、静止画・動画ともに幅広いニーズに応えるモデルです。

参考価格:187,964円(2025年11月現在) Amazon SONY(ソニー) APS-C ミラーレス一眼カメラ α6700 ボディ(レンズなし) ブラック ILCE-6700

スポーツの様子を撮影した事例

事例①:卓球の試合映像


出典:Youtube テレ東スポーツ 【卓球】張本・大藤ペアが最強中国ペアとフルゲームの大激闘!勝負の行方は…|ヨーロッパスマッシュ スウェーデン2025

まずは、テレビ東京スポーツがアップロードした卓球の試合をご紹介します。この動画は、試合全体をわかりやすく伝えるために複数のカメラを駆使して構成されています。

基本は卓球台を広く収めた引きの定点映像で、ラリーの展開や選手の動きが俯瞰的に把握できるようになっています。特に台から大きく離れて繰り広げられるラリーは、スピード感と迫力をよりリアルに味わえるよう工夫されています。
さらに、スマッシュが決まった瞬間や勝負どころでは選手の顔を寄りで映し出し、緊張や集中、得点時の喜びといった感情の変化を視聴者に伝えています。引き映像と寄り映像を組み合わせることで、試合の戦術的な駆け引きと選手の表情の両面を描き出している点がポイントです。

構成としては、全体像→勝負の山場→感情のクローズアップという流れを繰り返すことで、臨場感と緊張感を持続させる作りになっています。卓球特有のスピードやダイナミックな展開を最大限に引き出した映像演出が特徴といえるでしょう。

事例②:フィギュアスケート


出典:Youtube フジテレビSPORTSすぽると!【世界フィギュアスケート選手権2025】男子・フリースケーティング イリア・マリニン選手<ノーカット>

次にフジテレビSPORTSすぽると!がアップロードしたフィギュアスケート選手権の動画をご紹介します。このスポーツ動画は、フィギュアスケート競技の臨場感と表現力を最大限に引き出すために、緻密なカメラワークと映像構成で作られています。

演技開始前は選手の顔をクローズアップし、緊張感や集中した表情をしっかりと捉えることで物語のはじまりを伝えています。音楽が始まると同時に引きの映像へ切り替わり、全身の動きを中心に撮影。スケーターが氷上を大きく使って演技する様子を余すことなく見せることで、技術の完成度や表現力を伝えています。
特にジャンプの瞬間は体全体を収めつつ、できるだけ大きく映すことでダイナミックさを強調。スピンやステップも流れるようにカメラを追随させ、映像の途切れを感じさせないスムーズな構成に仕上げられています。

演技終了後は再び選手の顔に寄り、安堵や達成感といった感情を捉えることで、視聴者により感動を与えています。全体を通じて「全身での表現」と「選手の表情」を対比的に映す点が撮影の大きなポイントです。

事例③:サッカーの試合


出典:Youtube Jリーグ公式チャンネル 【豪快ダイビングヘッド!】平戸太貴の美しいクロスに合わせたのは鈴木義宜!

続いて、Jリーグ公式チャンネルよりサッカーの試合の動画をご紹介します。こちらは、試合の臨場感と選手の感情を伝える構成となっています。

冒頭はピッチ全体を映す俯瞰映像で、ボールの動きや両チームの配置を把握できるよう工夫されています。プレーが進むにつれて、カメラはボールを中心に追随し、観る側が試合の展開をリアルタイムで追えるようになっています。
ゴールシーンでは、まずシュートを放つ瞬間を複数の角度から捉え、決定的瞬間を強調。その直後、ゴールを決めた選手の表情をアップで映し、喜びや興奮を視聴者に伝えます。一方で失点側の選手やゴールキーパーの悔しそうな姿も映し出し、対照的な感情を描き出しています。

プレー後には必ずリプレイを挿入し、重要なシーンをスローで見返せる構成に。全体を通して「試合の流れ→ゴールの瞬間→選手の感情→リプレイ」という流れを組み合わせ、観る人が興奮と余韻を深く味わえる映像演出となっています。

スポーツの様子を動画撮影する際の注意点

スポーツの試合や練習風景を動画に残す際は、単にカメラを構えるだけでは満足のいく映像は撮れません。ここでは、スポーツ撮影に臨む前に押さえておきたい注意点をまとめました。

現場環境に応じた機材と装備を整える

スポーツの撮影は、競技内容や現場環境によって適切な機材・装備が大きく変わります。

例えば、室内競技と屋外競技では、必要な準備が異なります。
屋外であれば、天候の変化に対応できる装備が不可欠です。帽子や日焼け止めはもちろん、急な雨に備えたレインカバーや、防水仕様のカメラ、防水ケースなども準備しておきましょう。また、寒冷地ではバッテリーの消耗が早くなるため、予備バッテリーを多めに持参する必要があります。

屋内でも注意が必要です。光量が足りない場所では、ISO感度を上げられるカメラを用意したり、明るさ補正が強い機種を選ぶなど、環境に応じた機材選定が求められます。
三脚も、地面が安定していない場所では高性能なものを、観客が多い場所ならコンパクトにまとまる一脚を選ぶとよいでしょう。

現場の状況を事前にリサーチし、最適な装備を整えておくことで、慌てず落ち着いた撮影が可能になります。

被写体を追いかけすぎない

スポーツ動画撮影でありがちなミスが、「被写体を目で追いかけすぎる」ことです。
たしかに、選手の動きを細かく追いかけたくなりますが、これをやりすぎるとカメラワークが忙しくなり、画面酔いや映像ブレを引き起こしてしまいます。

スポーツ撮影では、「カメラは待つ」意識が大切です。
例えば、サッカーならボールだけを追わず、ボールを中心にフィールドの広がりを意識しながら構図を決めます。選手が自分の構図内に入ってくるのを「待つ」ことで、自然で滑らかな映像になります。

また、どうしても選手個人をアップで追いたい場合は、ズームに頼らず、できるだけ構図を広めに取り、編集時にトリミングで調整する方法も有効です。
カメラワークにリズム感を持たせることが、見やすいスポーツ映像を作るコツとなります。

予備録画を心がける

スポーツは一発勝負。撮り直しは基本的にできません。だからこそ、「予備録画」を強く意識しましょう。
予備録画とは、決定的瞬間を撮り逃さないために、撮影を始めるタイミングを早め、止めるタイミングを遅らせることです。

例えば、シュートシーンを撮りたいなら、シュートを打つ直前から録画を始め、ボールがゴールに入った後の選手の表情までしっかり撮る意識を持ちます。
さらに、記録メディアの容量も気を付けたいポイントです。一瞬を逃さないために余裕のある容量のSDカードを使い、できれば2枚差しできるカメラや、予備のカードを用意しておきましょう。

動画撮影方法を知ってスポーツの様子を記録に残そう

スポーツの動画撮影方法を解説しました。

 

動画撮影で気を付けるのは、体を無闇に動かさないようにすることです。体を動かさないようにすると手ブレを防げるため、視聴者が見やすい動画撮影も可能です。

 

また、どの場面を撮るかも決めておくと、試合が始まっても慌てずに撮影できます。視聴者に見やすい動画を撮影するためにも、事前準備は徹底しましょう。

 

メディア博士では定期ミーティングやセミナーで動画活用方法をお伝えしています。

撮影手順から情報発信、改善提案など動画作成のお力になれると思いますので、ぜひご相談ください。

田村 航
監修者

田村 航

株式会社博士.com
メディア事業・プロモーション業務管轄
サブマネージャー

博士.comに2017年に中途入社し、不動産会社のHP制作やSEOコンサルタントとして従事。 これまでに累計で80社以上のクライアントを担当し、幅広い支援実績を持つ。
その後、メディア事業部へ異動し、これまで培ったSEOやコンテンツ戦略の知見を活かしながら、動画活用のコンサルティングに携わっている。

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メディア事業・プロモーション業務管轄 サブマネージャー

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