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植物を映像に残すならどんな手段をとる?動画撮影方法を解説

植物を映像に残すならどんな手段をとる?動画撮影方法を解説

2022.09.16 2021.09.30

植物を映像に残すならどんな手段をとる?動画撮影方法を解説

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「自然豊かな場所に来たけど、綺麗な植物を動画に残したい」

ほとんどの方は写真に残すものの、撮影した当時の風や明るさ、風に揺られる葉っぱの様子までは記録できないのではないでしょうか。

見た状況を全て残せるのが動画のメリットです。
しかし、植物の動画を撮影したいと思っても、撮影方法が分からない方がほとんどでしょう。

「今日見た植物の雰囲気を動画に残したい」
「植物の成長を動画に残したい」

そんな思いを抱く皆さんのために、今回は植物の動画撮影方法を解説いたします。

植物の動画撮影方法は2種類ある

植物を被写体とした動画撮影は2種類あります。

 

1つ目は一般的な撮影、2つ目はタイムラプスによる撮影です。

一般的な撮影では植物の葉っぱや花の色味、葉っぱが風に揺られる様子などを映し、タイムラプスによる撮影では植物の成長を動画として残します。一般的な撮影とタイムラプスによる撮影について、それぞれ解説いたします。

植物の一般的な撮影方法

植物の一般的な撮影方法は、主に下記の通りです。

・植物本体に近付いて撮影
・風に揺られている様子を撮影
・全体のバランスを考える
・植物に触れ合う虫と一緒に撮影する

それぞれがバラバラに組み合わさって撮影されています。実際の事例を参考にして撮影方法を見ていきましょう。

『ヒガンバナ』の撮影

参考事例として、KSB瀬戸内海放送がアップロードした『ヒガンバナ』を映した動画。

最初はヒガンバナに近付くようなカメラワークから、綺麗な花の色と周りの緑を比較するような構図で撮影しています。花をアップで映したり、部位ごとにフォーカスを当てたりと様々な方向からヒガンバナを撮影していく内容です。

昆虫と植物の小さな世界

参考事例として、昆虫と植物を同時に撮影した動画。

最初は目線を低くして生えている植物のカットを変えながら展開していき、昆虫や水滴が映されています。昆虫が花の上を歩く、蝶が蜜を吸う映像は自然界の様子を見ている気分になるのではないでしょうか。それぞれの撮影は植物と昆虫にかなり接近した状態で撮っていることが分かります。

観葉植物の紹介動画

参考事例として、JFTフラワーちゃんねるがアップロードした沖縄県産の観葉植物の紹介動画。

観葉植物の名前や、幹や葉っぱの色・形などを伝える動画です。商品紹介動画になりますが、視聴者に「どんな見た目の植物なのか」を伝えるために植物をアップで見せています。

ドローンを活用してバラ園を撮影する

参考事例として、公益財団法人東京都公園協会がアップロードしたドローンで撮影したバラ園の様子。

最初はバラ園全体を上空から映し、途中から園で咲いているバラを近くで撮影しています。様々なバラを扱っている旨を引きの構図で見せつけ、アップで綺麗な花の色を映しています。水滴を花びらにつけてアクセントをつけたり、遠近のフォーカスの当て方を工夫したりと咲いているバラの良さを伝える内容です。

タイムラプスによる動画撮影方法

タイムラプスとは撮った静止画をつないで、コマ送りのように見せる撮影方法です。

 

被写体の変化を撮影したい時に活用する技法で、植物の動画撮影では成長過程の記録に使えます。タイムラプスを使った動画撮影方法を解説いたします。

撮影の準備をする

動画撮影を行う前に、必要な機材を準備しましょう。

使う機材は、カメラかスマートフォンで撮影するかで異なります。

●カメラを使う場合
・パソコン
・カメラ
・三脚
・編集ソフト
・モバイルバッテリー
・タイマーレリーズ
※カメラにタイムラプス機能がない場合に必要

●スマートフォンを使う場合
・手持ちのスマートフォン
・スマートフォン用三脚
・モバイルバッテリー

必要な機材を準備した後は、撮影環境のセッティングを行います。被写体の場所とカメラで撮りたいアングルを考え、長時間の撮影が邪魔されない環境を作りましょう。

被写体を撮影する

準備を終えたら撮影に移りましょう。

カメラかスマートフォンを三脚に装着し、搭載しているタイムラプス機能かタイマーレリーズを使ってシャッターを切る時間間隔を設定します。

 

ここで気を付けなければならないのが、撮影時間です。

例えば50秒の動画を作る場合、タイムラプスの動画は1秒に30枚の静止画が必要なので、撮影枚数は最低でも1,500枚。シャッターを切る時間間隔が3秒に設定されていた場合、1,500枚×3秒で4,500秒(75分)の撮影時間が必要だと分かります。長時間の撮影は天候やカメラのバッテリー残量を気にしなければならないため、撮影時間の把握は大切です。

 

また、タイムラプスは連続した静止画を撮り続ける必要があるので、カメラは動かさないようにしましょう。

撮影した静止画を編集でつなげる

静止画の撮影を終えた後、編集ソフトで画像を並べて動画にします。

使い勝手の良い編集ソフトやアプリは、下記の通りです。

 

■使い勝手の良い編集ソフト

●Filmora9

使えるエフェクトが多く、綺麗な動画編集ができるソフトです。

かゆいところに手が届く便利機能が複数あり、初心者~上級者層で幅広く利用できるでしょう。

 

●EDIUS

連番静止画素材の読み込みに対応している編集ソフトです。

スムーズに操作できるソフトなので、使い勝手が良いです。

 

■使い勝手の良いスマートフォン(iOS)アプリ

●Musemage

タイムラプス撮影にも対応したカメラアプリです。

エフェクト機能が優秀なカメラアプリなので、おしゃれな雰囲気を気軽に撮影したい人には最適です。

 

●Skyflow

タイムラプス専用のカメラアプリです。

『フレームレートの調整』や『解像度の設定』など細かいカメラの調整も可能なので、こだわったタイムラプス動画を撮りたい人に最適です。

 

紹介した編集ソフトやアプリは、あくまで一例なので自分に合ったものを使うと良いでしょう。

植物の成長過程を撮影した事例

参考事例として、兵庫県にある『人と自然の博物館』がアップロードしたタイムラプス動画。

ノボタンの花をタイムラプスで撮影し、開花する瞬間を動画にしています。画面下の時間を見てみると、開花してから約半日で花が閉じることが分かる内容に仕上がっています。
 

もう1つの参考事例として、豆苗の成長記録動画。

水を入れたタッパーの中に切断した豆苗を置き、豆苗が成長する様子を映した動画です。時間が経つ度にニョキニョキと育つ豆苗の力強さを感じとれます。

植物の動画撮影は何を記録に残したいかが大切

植物の動画撮影方法を解説しました。

 

植物を被写体にする場合は、幹や茎、葉っぱや花の綺麗な色をいかにして記録に残るかが大切です。

被写体に近付いて綺麗な植物を見せるのも良し、葉っぱや花が風に揺れている場面や虫と一緒に撮影して自然な感じを伝えるなど、様々な表現方法があります。タイムラプスで成長過程も撮れるので、植物の魅力を伝える際には何を記録に残したいかを考えた上で撮影に臨むと良いでしょう。

 

メディア博士では定期ミーティングやセミナーで動画活用方法をお伝えしています。

撮影手順から情報発信、改善提案など動画作成のお力になれると思いますので、ぜひご相談ください。

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