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植物を映像に残すならどんな手段をとる?動画撮影方法を解説

植物を映像に残すならどんな手段をとる?動画撮影方法を解説

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「自然豊かな場所に来たけど、綺麗な植物を動画に残したい」
ほとんどの方は写真に残すものの、撮影した当時の風や明るさ、風に揺られる葉っぱの様子までは記録できないのではないでしょうか。

見た状況を全て残せるのが動画のメリットです。
しかし、植物の動画を撮影したいと思っても、撮影方法が分からない方がほとんどでしょう。

「今日見た植物の雰囲気を動画に残したい」
「植物の成長を動画に残したい」
そんな思いを抱く皆さんのために、今回は植物の動画撮影方法を解説いたします。

この記事は、こんな方におすすめです

  • ✅ 植物や自然環境を紹介する動画を社内や施設向けに制作している
  • ✅ 撮影・編集のノウハウが社内で属人化しており、標準化に課題を感じている
  • ✅ 撮影素材の管理や編集体制を効率化したいと考えている

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植物の動画撮影方法は2種類ある

植物を被写体とした動画撮影は2種類あります。

 

1つ目は一般的な撮影、2つ目はタイムラプスによる撮影です。

一般的な撮影では植物の葉っぱや花の色味、葉っぱが風に揺られる様子などを映し、タイムラプスによる撮影では植物の成長を動画として残します。一般的な撮影とタイムラプスによる撮影について、それぞれ解説いたします。

植物の一般的な撮影方法

植物の一般的な撮影方法は、主に下記の通りです。

・植物本体に近付いて撮影
・風に揺られている様子を撮影
・全体のバランスを考える
・植物に触れ合う虫と一緒に撮影する

それぞれがバラバラに組み合わさって撮影されています。実際の事例を参考にして撮影方法を見ていきましょう。

『ヒガンバナ』の撮影


参考事例として、KSB瀬戸内海放送がアップロードした『ヒガンバナ』を映した動画。

最初はヒガンバナに近付くようなカメラワークから、綺麗な花の色と周りの緑を比較するような構図で撮影しています。花をアップで映したり、部位ごとにフォーカスを当てたりと様々な方向からヒガンバナを撮影していく内容です。

昆虫と植物の小さな世界


参考事例として、昆虫と植物を同時に撮影した動画。

最初は目線を低くして生えている植物のカットを変えながら展開していき、昆虫や水滴が映されています。昆虫が花の上を歩く、蝶が蜜を吸う映像は自然界の様子を見ている気分になるのではないでしょうか。それぞれの撮影は植物と昆虫にかなり接近した状態で撮っていることが分かります。

観葉植物の紹介動画


参考事例として、JFTフラワーちゃんねるがアップロードした沖縄県産の観葉植物の紹介動画。

観葉植物の名前や、幹や葉っぱの色・形などを伝える動画です。商品紹介動画になりますが、視聴者に「どんな見た目の植物なのか」を伝えるために植物をアップで見せています。

ドローンを活用してバラ園を撮影する


参考事例として、公益財団法人東京都公園協会がアップロードしたドローンで撮影したバラ園の様子。

最初はバラ園全体を上空から映し、途中から園で咲いているバラを近くで撮影しています。様々なバラを扱っている旨を引きの構図で見せつけ、アップで綺麗な花の色を映しています。水滴を花びらにつけてアクセントをつけたり、遠近のフォーカスの当て方を工夫したりと咲いているバラの良さを伝える内容です。

タイムラプスによる動画撮影方法

タイムラプスとは撮った静止画をつないで、コマ送りのように見せる撮影方法です。

 

被写体の変化を撮影したい時に活用する技法で、植物の動画撮影では成長過程の記録に使えます。タイムラプスを使った動画撮影方法を解説いたします。

撮影の準備をする

動画撮影を行う前に、必要な機材を準備しましょう。

使う機材は、カメラかスマートフォンで撮影するかで異なります。

●カメラを使う場合
・パソコン
・カメラ
・三脚
・編集ソフト
・モバイルバッテリー
・タイマーレリーズ
※カメラにタイムラプス機能がない場合に必要

●スマートフォンを使う場合
・手持ちのスマートフォン
・スマートフォン用三脚
・モバイルバッテリー

必要な機材を準備した後は、撮影環境のセッティングを行います。被写体の場所とカメラで撮りたいアングルを考え、長時間の撮影が邪魔されない環境を作りましょう。

被写体を撮影する

準備を終えたら撮影に移りましょう。

カメラかスマートフォンを三脚に装着し、搭載しているタイムラプス機能かタイマーレリーズを使ってシャッターを切る時間間隔を設定します。

 

ここで気を付けなければならないのが、撮影時間です。

例えば50秒の動画を作る場合、タイムラプスの動画は1秒に30枚の静止画が必要なので、撮影枚数は最低でも1,500枚。シャッターを切る時間間隔が3秒に設定されていた場合、1,500枚×3秒で4,500秒(75分)の撮影時間が必要だと分かります。長時間の撮影は天候やカメラのバッテリー残量を気にしなければならないため、撮影時間の把握は大切です。

 

また、タイムラプスは連続した静止画を撮り続ける必要があるので、カメラは動かさないようにしましょう。

撮影した静止画を編集でつなげる

静止画の撮影を終えた後、編集ソフトで画像を並べて動画にします。

使い勝手の良い編集ソフトやアプリは、下記の通りです。

 

■使い勝手の良い編集ソフト

●Filmora9

使えるエフェクトが多く、綺麗な動画編集ができるソフトです。

かゆいところに手が届く便利機能が複数あり、初心者~上級者層で幅広く利用できるでしょう。

 

●EDIUS

連番静止画素材の読み込みに対応している編集ソフトです。

スムーズに操作できるソフトなので、使い勝手が良いです。

 

■使い勝手の良いスマートフォン(iOS)アプリ

●Musemage

タイムラプス撮影にも対応したカメラアプリです。

エフェクト機能が優秀なカメラアプリなので、おしゃれな雰囲気を気軽に撮影したい人には最適です。

 

●Skyflow

タイムラプス専用のカメラアプリです。

『フレームレートの調整』や『解像度の設定』など細かいカメラの調整も可能なので、こだわったタイムラプス動画を撮りたい人に最適です。

 

紹介した編集ソフトやアプリは、あくまで一例なので自分に合ったものを使うと良いでしょう。

植物の成長過程を撮影した事例


参考事例として、兵庫県にある『人と自然の博物館』がアップロードしたタイムラプス動画。

ノボタンの花をタイムラプスで撮影し、開花する瞬間を動画にしています。画面下の時間を見てみると、開花してから約半日で花が閉じることが分かる内容に仕上がっています。



もう1つの参考事例として、豆苗の成長記録動画。

水を入れたタッパーの中に切断した豆苗を置き、豆苗が成長する様子を映した動画です。時間が経つ度にニョキニョキと育つ豆苗の力強さを感じとれます。

植物の動画を撮影する際に気を付けるポイント

植物は動かない被写体ですが、だからこそ撮影には独特の工夫が必要です。ここでは、植物の動画を撮影する際に気を付けるポイントを紹介いたします。

光の使い方に気を付ける

植物の動画撮影で最も重要なのが「光の管理」です。自然光を活用する場合は、直射日光が強すぎる時間帯を避け、朝方や夕方の柔らかい光を狙うのがおすすめです。
特に屋外での撮影では、逆光になって植物の色が飛んでしまったり、影が強く出てしまうことがあります。光が強すぎると色味の鮮やかさが損なわれるため、曇りの日や日陰を利用するのも効果的です。

また、室内で観葉植物などを撮影する際は、ライトの色温度にも注意しましょう。昼白色や自然光に近いライトを使うことで、植物本来の色をきれいに再現できます。

背景の整理と色彩のバランス

植物そのものが主役になるため、背景に余計なものが映り込んでいると映像の魅力が半減します。ごちゃごちゃした背景では視聴者の視線が散ってしまい、被写体の植物に集中できません。
できるだけシンプルな背景にする、もしくは背景をぼかす工夫が有効です。

また、植物の葉や茎の色味に合わせて、背景の色が同系色にならないよう注意しましょう。緑の植物であれば、茶系やグレー系の背景を合わせることでコントラストが生まれ、より引き立つ映像になります。

カメラの揺れと手ブレに注意

植物の動画では、細やかな揺れや質感を表現するためにスローな動きや寄りの映像が多用されますので、手ブレは大敵です。
撮影には三脚を使用し、できる限り安定した状態での収録を心がけましょう。もし手持ち撮影を行う場合は、ジンバルやスタビライザーなどの手ブレ補正機器を併用すると滑らかな動きが得られます。

また、風で揺れる植物を撮影する際には、被写体そのものがブレすぎないよう、シャッタースピードやフレームレートの調整を行うと鮮明に映し出せます。

編集のしすぎに注意

動画編集では、不要な部分をカットしたりテロップを加えるなどの作業が行われますが、過度な編集は植物本来の魅力を損ねてしまいます。特に、彩度やコントラストを強く調整しすぎると「実物と違う」という印象を与えかねません。
自然の美しさをそのまま伝えるためには、色味の調整も控えめにしてナチュラルな仕上がりを意識しましょう。テロップやタイトルを入れる際も、植物の映像を邪魔しない控えめなデザインを選ぶことが重要です。

植物の動画撮影は何を記録に残したいかが大切

植物の動画撮影方法を解説しました。

 

植物を被写体にする場合は、幹や茎、葉っぱや花の綺麗な色をいかにして記録に残るかが大切です。

被写体に近付いて綺麗な植物を見せるのも良し、葉っぱや花が風に揺れている場面や虫と一緒に撮影して自然な感じを伝えるなど、様々な表現方法があります。タイムラプスで成長過程も撮れるので、植物の魅力を伝える際には何を記録に残したいかを考えた上で撮影に臨むと良いでしょう。

 

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