和歌山県が観光客の誘致するためのPRに動画を活用する際のおすすめの活用法7選
和歌山県が観光客の誘致に取り入れられる動画の活用法にはさまざまな活用法がありますが、今回はそれらの活用法の中でも特におすすめしたい7つの活用法について紹介していきます。
取り入れられそうな活用法があれば、ぜひ取り入れてみてください。
県全体をPRする動画
観光客の誘致に動画を活用する場合、まず用意しておきたいのが、和歌山県全体をPRする動画です。
おすすめの観光地やレジャー施設、料理、お土産など、観光客が興味を持ってくれそうな要素を一本の動画にまとめて和歌山県全体をアピールしていきます。
これらは個別のテーマで動画を制作して活用することもできますが、複数の動画を視聴するのがめんどくさいと感じるユーザーもいます。
そういったユーザーのために、一本でしっかりとPRできる動画を用意しておくわけです。
すべての要素を含む動画を一つ用意しておいて、より興味を持ってくれるユーザーに対してはそこから個別で制作した動画に誘導してあげるようにしましょう。
定番の観光地を紹介するPR動画
観光客が和歌山に来県する目的の中でも大きな要素を占めているのが、有名な観光地の観光です。
そのため、定番の観光地をまとめて紹介する動画やそれぞれの観光地を詳しく紹介する動画を用意しておくと喜んでもらえるようになります。
「和歌山にくるならココは絶対行っておくべき!」という自信を持って紹介できる観光地を紹介することで、ユーザーの「和歌山に行ってみたい!」という気持ちを刺激し、来県につなげられるようになります。
あまり知られていない観光地を紹介するPR動画
「和歌山にくるならココは絶対に行っておくべき!」という定番の観光地を紹介する動画を制作するのであれば、あまり知られていない観光地を紹介するような動画も用意しておくことをおすすめします。
この動画はリピーターを増やすタイプの動画です。
一度和歌山に行って主要な観光地を巡ったユーザーに対し、「ココも行きましたか?」という形であまり知られていない穴場的ではあるものの見逃せない観光地を紹介することで、改めて来県してもらえるよう促していきます。
ターゲット層に合わせたPR動画
旅行を検討しているユーザーの層はさまざまです。
友達との卒業旅行を検討しているユーザーもいれば家族旅行を考えているユーザーもいますし、定年退職後のゆっくりできる時間を思いっきり楽しむために旅行したいと考えているユーザーもいます。
それらのユーザーに同じ訴求方法でPRしても効果は期待できません。
そのため、それぞれのターゲット層に合わせた動画を制作し、公開するわけです。
最近は「女子旅」という言葉もできるなど、女性同士での旅が流行っていたりもするので、そういった層にPRできる動画を用意しておくのもおすすめですよ。
郷土料理やおすすめの飲食店にスポットをあてた動画
旅先で食べる料理も旅行の楽しみの一つです。
そのため、和歌山の郷土料理を紹介したりおすすめしたりする動画や、おすすめの飲食店や人気の飲食店を紹介する動画を用意しておいてあげると喜ばれます。
「郷土料理」や「居酒屋」、「スイーツ」など、特定のテーマでおすすめの飲食店をまとめた動画を作るのもアリですし、シリーズもののような動画を展開してみてもおもしろいかもしれません。
食事関連の動画はリピーターの獲得にも貢献してくれるのでおすすめです。
おすすめのお土産を紹介するPR動画
旅先で購入するお土産も旅行における楽しみの一つです。
友人や知人、職場用に購入するのはもちろん、旅行から帰った後の楽しみとして自分用におみやげを用意する人も少なくありません。
ただ、お土産は種類が多く、どれを購入すればいいか迷ってしまう観光客も少なくないので、定番のお土産やおすすめのお土産を紹介する動画を制作して公開するようにしましょう。
動画から人気に火がついて思わぬ大ヒットにつながる可能性もあるので、これから売り出していきたいお土産を紹介するのもおすすめです。
外国人観光客向けのPR動画
観光収入の増加を目指すのであれば国内の観光客だけでなく外国人観光客の誘致にも力を入れなくてはいけませんが、外国人観光客の誘致に大きく貢献してくれるのが、外国人観光客向けのPR動画です。
外国人観光客向けの動画の場合、日本語で上手くアピールできない可能性もあるので、映像で魅せることを意識して制作するようにしましょう。
人気の観光地などはもちろんですが、商店街や大衆食堂など和歌山の人たちの日常が垣間見える映像があると、より外国人観光客の興味をかきたてられるようになります。
観光客へのPR動画を制作する際に参考にしたい事例3選
先ほど紹介した活用法を取り入れて実際に動画を制作する場合、ぜひ動画作りの参考にしてほしいのが、すでに観光客の誘致に動画を取り入れている自治体の事例です。
すでに動画を取り入れている自治体の事例は、動画の内容や編集方法などを考える上で非常に参考になります。
今回は、特に参考になりそうな事例を3つピックアップしてみました。
泉南市産業観光課
こちらの動画は、大阪の泉南市の産業観光課が公式YouTubeチャンネルで公開している動画です。
泉南市全体のPR動画ですが、ありがちなPR動画ではなく、帰国便が遅延し時間ができてしまった外国人観光客が時間をつぶすために立ち寄った泉南市で素晴らしい体験をするというコンセプトで制作されています。
泉南市を巡って観光や料理、地元の人たちとのふれあいを楽しむ様子が一人称視点で描かれています。
あえて古く映像のように加工している点もインパクトのある演出になっている印象に残る動画です。
広島県観光課
こちらの動画は、広島県の観光課が公式のYouTubeチャンネルにアップしているPR動画です。
こちらの動画では、広島県を代表する食材である牡蠣がフューチャーされています。
「広島はしご牡蠣」という牡蠣の食べ歩きをコンセプトに制作された動画で、広島はしご牡蠣の概要を紹介しながらさまざまな牡蠣料理を紹介しています。
映像のクオリティが高く、出てくる牡蠣料理はどれも美味しそうで、週末の時間を利用して思わず広島に足を運んでみたくなってしまうタイプの動画です。
秋田県男鹿市観光課
こちらの動画は、秋田県の男鹿市の観光課がYouTubeに公開している動画です。
男鹿市はYouTubeにさまざまな動画をアップしていますが、こちらの動画は男鹿市全体をPRする動画となっています。
2分ほどの短い動画ですが、絶景が楽しめる観光地や男鹿市で楽しめるアクティビティ、郷土料理や歴史の感じられるスポットなどがテンポよく紹介されるため、非常に魅力的に感じられます。
また、観光地や料理だけでなく、イベントや男鹿市が押し出している釣りをテーマにした旅行の映像などもピックアップされているのも参考にしたいポイントの一つとなっています。
まとめ
和歌山県が動画を活用してより多くの観光客を誘致する際にぜひ取り入れてほしい、おすすめの動画の活用法について紹介してきました。
今回紹介した7つの活用法はいずれも定番と言えるものばかりですが、上手く活用できれば大きな効果をもたらしてくれる活用法ばかりです。
実際、今回紹介した動画をPRに取り入れて成功している自治体もたくさんあります。
動画は和歌山県の魅力を伝えるのに効果的ですし、ユーザーの意欲を高め、来県する可能性を高めてくれるので、ぜひ取り入れられそうなものから取り入れてみてください。