ブランド品の魅力を伝えるなら動画活用が最適？動画の事例をご紹介

ブランド品を扱う動画活用は会社や店舗、個人が出す動画によって異なる

ブランド品を扱った動画の構成は会社や店舗、個人が出す動画によって異なります。

会社や店舗が出す動画なら「高級感」や「ブランドの世界観」、個人が出す動画ならブランド品が実用性のある商品であることを伝えられるコンテンツを作れると良いです。

動画を通じて「視聴者に何を感じさせたいか」を想像しながら動画構成を考えられると、良いコンテンツが作れます。

ブランド会社や販売店舗が出す動画

そもそも、なぜ人はブランド品を買うのでしょうか。

人がブランド品を買う理由は、「ブランド品を持つ自分を良く見せたい」とか「高額な商品を買って満足したい」など、人によって変わります。

ブランド会社や販売店舗が出す動画で考えることは、扱う商品の「高級感」や「ブランドの世界観」の表現です。「高級感」を訴求できれば、自分を良く見せたい人や高額な商品を買って満足したい人の購買欲を刺激。「ブランドの世界観」を訴求した場合は、世界観に共感を抱いた人の購買欲を刺激できるでしょう。ここからはブランド会社や販売店舗が出す動画の事例をご紹介いたします。

店舗や通販サイトで扱う商品の紹介動画

ブランド品を消費者に売るには、販売店舗や通販サイトでのプレゼンが必要です。

プレゼン方法に適しているのが、店内でのセールストーク。

これを動画にしてしまえば、消費者にいつでも見せられる営業動画にできます。ブランド品のデザインポイントや性能面、価値のある商品である旨を伝えられると、興味を抱いた消費者が商品購入をしてくれる可能性が高まります。

参考事例として、AXES channelがアップロードした商品の紹介動画。

海外ブランドのファッション通販サイトAXESが扱うブランド商品の紹介動画です。スタッフが商品を手に取って、消費者に見せながらデザインポイントや機能面の紹介をしています。

コレクションで商品ラインナップを紹介する動画

コレクションは、ファッション業界では商品ラインナップのショーを意味しています。

コレクションを行う理由は作った作品(商品)をアピールするためで、各ブランド会社は自社商品を世に広めるために参加します。コレクションを開催している様子を動画に残しておくと、各ブランド会社が世に出そうとする商品を消費者に伝えられるでしょう。発表段階で消費者に作品が気に入られると、発売後に商品を購入してくれる可能性が生まれます。

参考事例として、Fashion Pressがアップロードしたエルメス2021年春夏ウィメンズコレクションの動画。

2020年の秋頃に行われたパリ・ファッション・ウィークの様子を映した動画です。2021年春夏に出す予定の商品をモデルに着せ、自社商品をアピールしています。

ブランド品を扱う会社のイメージムービー

ブランド品は「高級感」だけでなく、ブランドの「世界観」で売れている場合もあります。

例えば、ブルガリなら色使いをはじめとした芸術的で洗練されたデザイン。

特徴的かつ美しい雰囲気を漂わせるブルガリの作品は、創業130年以上経っても人々から愛されているのでしょう。イメージムービーを作成して消費者に世界観を伝えると、世界観に共感した消費者が商品購入をしてくれる可能性が生まれます。

参考事例として、モデルプレスがアップロードしたブルガリのイメージムービー。

ブルガリのアンバサダーに就任した山下智久さんが、ブルガリの商品を扱う店舗の中に入り、ネックレスや腕時計を見ていく動画です。販売するネックレスや腕時計のデザインは、どれも見る人を魅了してしまう印象を抱きます。

ブランド品を扱う店舗の紹介

ブランド品以外にも、商品を扱う店舗の紹介動画もあります。

例えば、店舗の案内動画。

店舗で扱うブランド品の紹介や、店内の雰囲気を消費者に興味を抱かせるように見せられると良いでしょう。

参考事例として、Vintage Shop Rococoがアップロードした店内の紹介動画。

店舗の外観から店内に入り、扱っているブランド品を紹介していく動画です。動画で紹介している店舗は、廃盤となった希少なハイブランドの年代物を扱っており、古い物から良いブランド品を探したい人に向けた動画といえるでしょう。

個人が出す動画

個人が出す動画でブランド品を宣伝する場合、芸能人をはじめとしたインフルエンサーに該当する人に、おすすめ商品として薦める動画を作れると良いです。

動画の投稿と同時に「某インフルエンサーが使っている商品」のような売り出し方ができると、ブランド会社や店舗のセールス動画だけでは心が動かなかった人も商品購入する可能性が生まれます。ここからは個人が出す動画の事例をご紹介いたします。

インフルエンサーによる紹介

インフルエンサーは影響力を持った「みんなの憧れ」のような存在です。

インフルエンサーを通してブランド品の宣伝を行うと、「この人のおすすめならハズレないはず」と考えた視聴者が商品購入を検討してくれるでしょう。

参考事例として、芸能人の柏木由紀さんがアップロードした夏物サンダルの購入品を紹介する動画。

実際に本人が買った夏物サンダル2点の紹介する動画です。2点とも梱包開封から始まり、それぞれどのようにして商品が入っているのかを見せています。商品を見た時の反応や実際に履いてみた様子も動画に残しています。

ブランド品のレビュー動画

芸能人とまではいかなくても、ブランド品を購入して実際に利用した人のレビュー動画を作るのも良いです。

個人のレビューは、いわばお客様の声。ブランド品を扱う会社や販売店舗による宣伝で心が動かなかった消費者に、実用性を感じさせて商品購入につながる可能性があります。

参考事例として、美容系クリエイターのかよこやざきさんがアップロードしたリップのレビュー動画。

かよこやざきさんが気に入って使用している4種類のリップを紹介する動画です。リップの外観や実際に塗ってみた色合い、使ってみた感想を話しています。紹介したリップはオンラインのみの販売となっているため、同じ物を購入しようか悩んでいた消費者にとっては嬉しいレビュー動画といえるでしょう。

企業の動画作成・活用の事例商品紹介、採用、マニュアル、会社案内などビジネス動画の事例を数多くご紹介しています。

 

ブランド品の魅力を動画で伝えよう！

ブランド品を使った動画活用の事例を紹介しました。

ブランド品を扱う会社や店舗が出す動画なら「高級感」や「ブランドの世界観」を出して、消費者に「これを買えば自分を良く見せられる物」だと思わせることが大切です。個人が出す動画なら、ブランド品が実用性のある商品であることを伝えるために、「おすすめ商品」として紹介すると、消費者が商品を購入する可能性が生まれます。どんな考えを持った消費者に宣伝したいかを考えて、動画構成を組むようにしましょう。

メディア博士では定期ミーティングやセミナーで動画活用方法をお伝えしています。撮影手順から情報発信、改善提案など動画作成のお力になれると思いますので、ぜひご相談ください。