おうち時間が増え、家の中の環境改善のために断捨離をする人もいます。不要になったものを捨てるだけではなく、お金に変えたい人も多いはず。そういう人がまず調べるのがリサイクルショップです。
最近では企業が動画を使ったマーケティングを展開していることも多く、それはリサイクルショップ業界も例外ではありません。
今回はリサイクルショップに向けて動画制作のメリットや事例動画をご紹介します。これを機にぜひ動画を制作して自社のマーケティングに活用しましょう。
この記事は、こんな方におすすめです
- ✅ 自社のリサイクルショップの集客に課題を感じている
- ✅ YouTubeやSNSを活用したいが、動画制作のノウハウがない
- ✅ 店舗スタッフで簡単に動画を作れる方法を探している
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リサイクルショップ動画を作るメリット
動画は多くの情報を持つことのできるメディア。それは映像、音、画像などが一度に利用できるからです。この情報量の多さを活かすことができれば、効率よく相手に情報伝達することが可能な優れたツールになります。
リサイクルショップが動画制作をオススメする理由はそれだけではありません。まずYouTubeやSNSに動画を公開することで、ショップの認知度が高まることが期待できます。
次に他店との差別化が図れること。企業が動画を使ってマーケティングを行うことは一般的になりつつありますが、業界やショップの規模によってはブルーオーシャンな場合も多くあります。動画を作ることは「ショップを知ってもらい、選んでもらう」確率を高めるという大きなメリットがあるのです。
また、買取方法を調べたいときなどWebサイトに動画があれば、ショップに問い合わせる手間が省けますし、ショップも対応するコストがなくなります。
買取方法がわからない、わかりづらいのはそれだけで他店に行ってしまうリスクを生むことになるので、動画の活用はオススメです。
リサイクルショップ動画の制作方法
動画制作には「外注」と「
インハウス(内製化)」があります。外部の映像制作会社に依頼する外注は制作に関してプロにおまかせできるのがメリットです。ただし、費用が高額になってしまう可能性もありますので注意が必要です。
インハウスは動画制作を社内スタッフで完結させる方法です。こちらは人件費などのコストを抑えることができます。弊社のサービスであるクラウド動画編集ツール「メディア博士」は、インハウスで制作されるお客様の企画制作サポートも行っていますので、
インハウス化を希望される際にはぜひ検討してみてください。
リサイクルショップ動画を制作する際のポイント
動画はただ漠然と制作するだけでは、視聴者の心に響かず、期待した効果が得られないこともあります。ここでは、動画を制作する際のポイントをご紹介していきます。
目的を明確にして伝える内容を絞る
最初に取り組むべきは「何のための動画なのか」という目的の明確化です。新規のお客様への認知拡大なのか、既存顧客への案内なのか、出張買取や宅配買取の方法説明なのかで、動画の内容や演出は大きく変わります。
目的が曖昧なまま制作を始めると、「結局何を伝えたかったのか分からない」という印象を持たれてしまいます。
例えば、「当店では出張買取に力を入れている」という目的であれば、「どんなスタッフが来るのか」「対応の流れ」「実際の訪問シーン」などにフォーカスした構成が効果的です。また、1本の動画に詰め込みすぎず、テーマは1本につき1つに絞ると、視聴者にとっても理解しやすくなります。
実店舗やスタッフの「顔」を見せる
リサイクルショップは接客業でもあります。とくに買取サービスは、お客様にとって「どんな人が対応してくれるのか」が非常に重要なポイントです。そのため、店舗の雰囲気やスタッフの表情・対応を動画内で見せることが、安心感や親しみやすさにつながります。
例えば、査定中のやり取りや、笑顔での接客シーンを撮影することで、「このお店なら安心してお願いできそう」という印象を与えることができます。ナレーションだけでは伝えきれない空気感を伝えられるのが、動画の大きな強みです。
音声・テロップで情報を補完する
動画では映像と音声で情報を伝えることができますが、視聴者の環境によっては音声が聞きづらい場合もあります。そこで重要になるのが、テロップの活用です。
例えば、「買取強化中の商品」や「出張対応エリア」「査定無料」など、重要な情報はテロップで強調することで、視認性が高まり、スマートフォンでの視聴にも対応できます。
また、ナレーションやBGMの音量バランスにも注意を払い、耳障りにならないように調整することで、動画全体のクオリティが向上します。
撮影前に構成やシナリオを作成しておく
思いつきで撮影を始めてしまうと、撮り直しが増えたり、編集で苦労することになりがちです。撮影前には、動画の構成やセリフ、必要なカットをまとめた「台本(シナリオ)」を作成しておくとスムーズに進行できます。
特に「お客様の声」や「買取の流れ」を紹介する動画では、段取りをきちんと決めておくことで、伝えるべき内容を漏れなく押さえつつ、自然な雰囲気で撮影できます。
リサイクルショップの事例動画
ここでは、リサイクルショップの公式チャンネルがYouTubeにアップしている動画をご紹介します。
リサイクルショップといっても専門ショップや取り扱いジャンルの幅広さが売りのショップなど、さまざまなタイプのお店があります。自分のショップの魅力を盛り込んだ動画にしていきましょう。
セカンドストリート『「私から、誰かのもとへ。」<出張買取Ver.> セカンドストリートのご紹介』

こちらは国内に900店舗以上をもつ大手総合リユースショップ「セカンドストリート」の出張買取のプロモーション動画です。
お客様のもとへ直接伺う出張買取は、利用する側からすれば不安に感じるひとも少なくありません。どんなスタッフが来てどのように対応してくれるかわからないからです。
この動画では『お客様が大切にしていたものを、より多くの人達に使ってもらうために。(概要欄引用)』というセカンドストリートの思いが映像に落とし込まれています。
ただお客様のとこへ向かうだけでなく「人と人」とのつながりを大事にし、そのお客様の大切なものを大事に扱う様子が描かれています。
このようなプロモーション動画はショップのイメージアップが期待できます。真摯にサービスに向き合うスタッフの姿を見てもらうことでショップへの信用性が高まるからです。
サービス内容の紹介にもなり、メリットの多い動画と言えるでしょう。
着物専門リサイクルショップかねた忠右衛門『【リメイク】250円の絞りの羽織でイズミがチュニックの作り方をご紹介します 着物DIY』

大正15年創業の着物専門のリサイクルショップ「かねた忠右衛門」の動画。実店舗で販売されている250円の絞りの羽織を使ってチュニックにリメイクする方法を説明しています。
リサイクルショップの魅力は買取だけでなく欲しいものを手に入れたり、掘り出しものを探したりできること。このリメイク動画はリサイクルショップを利用してお得に羽織を手に入れられるだけでなく、買った後にさらに楽しめる方法を提示している動画といえます。
こうすることで250円の羽織にもっとお得感が出て、リメイクしたい人にも羽織を買う理由が生まれます。視聴者に「買う理由」「買った後楽しくなるイメージ」を作ってあげる動画作りをしていきましょう。
トイズキング『一緒に考えて楽しもう!ホビー雑学クイズバトル!』

全国に店舗を持つフィギュアやゲームなどおもちゃ買取の「トイズキング」。こちらはホビー商品に高い見識を持った2人がその知識を戦わせるユニークな企画動画です。フィギュアやアニメ、鉄道など幅広い知識が問われるクイズが楽しめます。
このように専門的で楽しめる動画は、実際にショップを利用する人だけでなく、そのジャンルが好きな人も楽しめます。直接的にショップをPRするのではなく、まず動画を楽しんでもらい、ファンを作っていくことで、結果的に集客アップが期待できるのです。
特に専門ショップであればその専門性を活かしたユニークな企画は話題になりやすく、「このジャンルのリサイクルショップといえばココ!」というイメージづけもできるのでオススメです。
まとめ
リサイクルショップは買取、販売、利用方法の説明などさまざまな動画を作ることができます。また事例に出したようなユニークな企画動画もオススメです。動画を活用して集客・売上アップを狙っていきましょう。