この記事は、こんな方におすすめです
- ✅ ドッグカフェやペット関連店舗の集客に課題を感じている
- ✅ SNSやホームページに動画を活用してファンを増やしたい
- ✅ 来店前にお店の雰囲気を伝えるコンテンツを作りたい
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ドッグカフェ動画を作るメリット
動画は書籍やポスターなどの紙媒体よりも人の記憶に残りやすいと言われています。そして、映像だけでなく音も利用できるので、動画は情報を多く持てるメディアでもあります。
つまり効率良く情報伝達できる優れたメディアが動画なのです。
ドッグカフェ動画を制作するメリットは、動画はSNSとの親和性が高く拡散されやすいメディアです。つまりSNSも活用することによりカフェの認知度の向上が狙えます。
また、視聴者に店内の雰囲気を知ってもらうことで来店へのハードルを下げることもできます。動画は「ドッグカフェに行ってみたいけれど勇気が出ない」人へのアピールにも有効なのです。
ドッグカフェ動画の制作方法
動画制作には外部の映像制作会社に発注する「外注」と自社で行う「
インハウス(内製化)」の2つの方法があります。
外注はプロに依頼することで、機材や技術の心配は要りませんが費用が高額になる可能性があります。一方、インハウスは自社スタッフで動画制作を完結させる方法なので人件費などの予算を抑えることが可能です。
最近ではインハウスで動画制作を行うところも増えてきており、サポートツールも出ています。
弊社のサービスであるクラウド動画編集ツール「メディア博士」は、インハウスで制作されるお客様の企画制作サポートも行っています。
インハウス化を希望される際にはぜひ検討してみてください。
ドッグカフェ動画を制作する際のポイント
ドッグカフェの魅力を効果的に伝えるには、動画という媒体の特性を十分に活かすことが重要です。ここでは、動画を制作する際のポイントを解説していきます。
動画の目的とターゲットを明確にする
まず最も大切なのは、動画の目的をはっきりさせることです。例えば、「初来店のきっかけづくり」「常連客との信頼関係の強化」「SNSでの話題づくり」「予約数アップ」など、目的によって動画の内容や演出はまったく異なります。
あわせて「誰に見てもらいたいのか」も明確にしましょう。例えば「犬を飼い始めたばかりの若い女性」「常連の愛犬家夫婦」「SNSで情報収集をしているペット好き」など、ターゲット層を想定することで、伝えるべき情報や雰囲気づくりが変わってきます。
目的とターゲットを設定することで、情報を取捨選択でき、テーマのブレない動画になります。
店の「らしさ」をビジュアルで伝える
動画では「文字では伝わりにくい雰囲気」こそが強い武器になります。カフェの外観・内装・ドッグランの広さや遊具・照明・BGMなど、店内の空気感が画面越しに伝わることで、視聴者に「ここに行ってみたい」と思わせることができます。
特に大切なのは「犬が楽しんでいる様子」と「飼い主がくつろいでいる様子」の両方を映すことです。
犬たちが自由に走り回ったり、他の犬と触れ合ったりしているシーンは非常に共感を呼びます。飼い主が笑顔で過ごしている姿や、美味しそうなドリンク・フードのカットも効果的です。
情報とエンタメのバランスを考える
ドッグカフェに初めて訪れる方にとっては、利用方法やルール、料金、設備なども重要な情報です。
しかし、説明ばかりの堅い動画は最後まで見てもらえません。逆に、可愛い犬たちの映像だけで構成された動画は楽しさは伝わっても、来店に必要な情報が不足してしまうことがあります。
そのため、動画の中に情報性とエンタメ性のバランスを持たせることが大切です。
例えば、犬たちが遊ぶシーンの合間に「小型犬専用ドッグラン完備」「ワンちゃん用の水飲み場あり」などの情報をテロップで補足したり、最後に1分程度のナレーションで基本的な案内をまとめるのも効果的です。
SNSとの連携を意識する
ドッグカフェの集客には、SNSの活用が不可欠です。動画はInstagramリールやYouTubeショート、TikTokなどにも活用できるため、縦型や短尺動画の編集にも対応しておくと幅が広がります。
また、「人気犬種別の常連さん紹介」や「イベントの様子」「看板犬の1日密着」など、継続的に発信できるシリーズ動画を作っていくことで、ファンとの関係を育てていくことができます。
ドッグカフェの事例動画
ここでは各地のドッグカフェがYouTubeの公式チャンネルで投稿している動画をご紹介します。お店により強みやアピールポイントはさまざまです。どのような内容であればそれが視聴者に伝わるのかを考えながらご覧ください。
ドックカフェ【ワンズガーデン】『ヨークシャテリアのお友達が全国から集まってくれたよ!!』

滋賀県長浜にある「Wan's Garden(ワンズガーデン)」で行われたヨークシャーテリアのオフ会の動画です。たくさんのヨーキーたちが楽しそうに併設のドッグランで走り回ったりカフェでおやつを食べる様子が映っています。
ドッグカフェが主催となってこのようなお客様同士の交流イベントを開催した際には、ぜひ映像として残しておくことをオススメします。
こちらの動画のコメント欄では「行ってみたい」「ぜひ参加したい」などの好意的なコメントが多く寄せられおり、参加者の楽しい様子が視聴者に伝わっていることがわかります。お店のイメージアップにもつながりますのでオススメです。
WAN!『千葉県柏市3-2-WAN!ドッグカフェ』

こちらは千葉県柏市のドッグカフェ「3-2-WAN!」の小型犬専用ドッグランの動画。プードルたちが楽しそうにドッグランで遊ぶ様子が撮影されています。犬目線のカメラワークもあり、ドッグランを興味津々で匂いをかぐ様子がとてもかわいらしいです。
ドッグランが併設されているドッグカフェも多く、ドッグランがあるカフェを探しているお客様も多いはず。そんな人たちはドッグランの広さやどんな犬が集まるのか、どんな雰囲気なのかを気にしています。
ですので、カフェ側からどんどんドッグランの様子を動画にして発信していくことは非常に有益です。
飼い主だけでなく犬も楽しめるドッグカフェはとても魅力的。犬の楽しむ様子を動画にして「連れていきたい」「自由に遊ばせてあげたい」と思ってもらえるようなドッグラン動画にしましょう。
ドッグカフェThree C『threeCってこんなお店です!見てみてね!』

滋賀県甲賀市のドッグカフェ「Three C(スリーシー)」のお店紹介動画です。カフェの外観から始まり、店内の雑貨スペースやペットグッズ・フードスペースが紹介されています。
併設のドッグランやカフェスペースでは実際にペットたちがたわむれている映像が使われています。最後は店長のコメントで締められていて、中の人の顔が見える動画です
このようなカフェの雰囲気や利用できるサービスを紹介しているお店の紹介動画は名刺のような動画といえます。具体的な利用方法などを調べる前の、ペットと一緒に行きたいかどうかの最初の判断材料になる可能性が高いからです。
雰囲気がわからないお店に行くのは勇気が要るもの。ぜひ紹介動画を作って来店のハードルを下げてもらいましょう。
AndyCafe『紹介動画』

こちらはドッグトータルサポートの「AndyCafe(アンディカフェ)」のカフェ紹介動画。お店の理念が大きく映し出されるのが印象的です。大型犬を連れたお客様がアンディカフェに入る映像では、大型犬も入店できるドッグカフェであることがわかります。
店内映像では犬連れのお客様への配慮を見ることができます。次にドッグトレーニングやホテルなどアンディカフェのさまざまなサービスを紹介。室内ドッグランの紹介シーンは飼い主と愛犬が楽しく遊ぶ様子が使われています。
要所にカフェのオススメポイントがテロップで出され、BGMはカフェらしくおしゃれで落ち着いたピアノメインの曲が使われています。
イベントでも使える用途の幅広さや、メニューへのこだわりも伺え、ドッグカフェとしても普通のカフェとしても楽しめることがわかる動画です。
紹介動画では、ドッグカフェとして他店にはないユニークなサービスを行なっている場合はそのサービスを前面に出した動画にしましょう。そうすることで、他店との差別化を図ることができ、視聴者に印象づけができるのでオススメです。
ドッグカフェ動画のポイント
どんな動画でも「誰に何を伝えたいか」を最初に決めておくことが重要。例えば、「お店に来たことがない人」には店内の雰囲気やサービス内容、アクセスを知ってほしいのでお店紹介動画を作るなどです。
ドッグカフェには行ってみたいけどマナーやルール、持ち物が気になっている人には利用方法を説明した動画を作るのも良いでしょう。
お店の紹介も説明も、といろいろな内容をひとつの動画に盛り込むのはあまりオススメできません。動画の尺が長くなってしまい、最後まで見てもらえなくなってしまう可能性が高くなるからです。
できれば、1つの動画に1つのテーマというのが良いでしょう。
まとめ
ドッグカフェは、カフェとしてはもちろん愛犬も楽しめるかどうか気にしている人も多いはず。ぜひ、見てる人が「おいしそう!」「楽しそう!」と思ってくれるような動画作りをしましょう。