動画制作・広告動画・プロモーション動画は動画作成ツール【メディア博士】

メディア博士ウェブマガジン >
動画コラム一覧 >
動画制作を始めるなら知っておきたい専門用語まとめ

動画制作を始めるなら知っておきたい専門用語まとめ

動画制作を始めるなら知っておきたい専門用語まとめ

クラウド動画編集ツールのご案内資料

今すぐ無料ダウンロード
動画制作の現場ではさまざまな専門用語が使われています。
これから動画を制作してマーケティングに活用していきたいと考えているのであれば、外注するにしても内製するにしてもこれらの専門用語をある程度理解しておかなくてはいけません。

​​​​​​​今回は、動画制作の現場で使用される主な専門用語をまとめて紹介していきます。

動画制作の現場でよく使われる専門用語18選

動画制作の現場で使用される専門用語は、細かいものまで含めると100種類以上にもなります。
今回はそれらの専門用語の中でも特に使用される機会の多いものを18種類ピックアップしました。

アスペクト比

動画の縦横比のこと。
YouTubeなどの長方形のプラットフォームだと16:9の比率が用いられていることが多く、Instagramなどの縦型のプラットフォームだと9:16の比率が用いられていることが多い。

エフェクト

映像表現のために用いられる特殊な効果のこと。映像を切り替える際などに用いられることが多い。
動画編集用のツール単体で映像にエフェクトを追加することもできるが、エフェクトの制作や編集に特化したツールと動画編集用のツールを組み合わせる形で映像にエフェクトが加えられるケースもある。

フレームレート・FPS

フレームレートを表す単位。
動画は複数の静止画をコマ送りのような形で再生することで映像として表現されているが、そのコマ数のことをフレームレートと呼び、その単位はFPSで表現される。

エンコード

動画を編集用のツールで編集した後、PCやスマートフォンなどの端末で再生できる形式に圧縮・変換する行為。
デバイスやプラットフォームによってサポートしている動画の形式が異なるため、それぞれのデバイスやプラットフォームに合った形でエンコードする必要がある。

解像度

画像の細かさ・密度のこと。細かく密度が高ければ高いほどなめらかで綺麗な映像になる。
代表的な動画の解像度は以下のとおり。

・SD:720 × 480px
・HD:1,280 × 720px
・フルHD:1,920 × 1,080px
・WQHD:2,560 × 1,440px
・4K:4,096 × 2,160px

カット

動画編集において映像の不要な部分を削除したり、素材と素材をつなぎ合わせる行為などを指す言葉。

カラーグレーディング

映像のカラーを補正し、イメージどおりのカラーの映像に仕上げること。
映像の色味を変えたり、暗くて見えづらい映像の明るさを調整して見えやすくするなどできることはさまざま。

キーフレーム

動画編集をおこなう際、エフェクトの効果を開始させたい地点や終了させたい地点に設置するもの。

クリップ

動画編集をおこなう際に使用する、動画編集ツールに取り込んだそれぞれの映像素材。

クロマキー

グリーンバックやブルーバックを被写体の背景として用意し、編集の際に背景を削除して別の画像や映像に差し替える手法。
クロマキー合成と呼ばれることもある。

シーケンス

映像や音声など、動画を構成する素材をまとめた編集用のデータ。

ジングル

映像を切り替える際に用いられる画像や映像。
視聴者にこれから場面が切り替わることを意識させたり、飽きさせないなどの効果が期待できる。

チャプター

映像におけるマークのような役割をもつもの。
早送りや巻き戻しの動作をおこなうことでチャプターが設定されている箇所まで再生地点を移動させることができる。

チルト

映像を撮影する際に用いられる撮影手法の一つ。カメラを上下に移動させることで映像に動きをつけることができる。
被写体の大きさなどを伝えたいときに用いられやすい。

パン

映像を撮影する際に用いられる撮影手法の一つ。カメラを左右に移動させることで映像に動きをつける。
チルト同様被写体の大きさを表現したり、映像に映っている場所の広さを表現する際に用いられる。

ビン

動画編集ツールで素材をまとめておくためのフォルダ。

プロキシ編集

4Kなどの高画質な映像を一旦軽いファイルに変換し、そのファイルを編集する編集手法のこと。軽い素材で編集するため、処理落ちなどのトラブルが発生しにくくなる。
編集が完了した後で元の素材に編集した内容を反映させるため、画質が落ちてしまうようなことはない。

ビットレート

特定の時間に使用されているデータ量のこと。「Kbps」などの単位で表現される。
ビットレートが高くなればなるほど映像はなめらかになるが、データの量が多くなるため作業中や再生中に重くなりやすい。

動画制作の現場でよく使われるソフトや機材に関する専門用語10選

動画制作の現場で使用される専門用語には、先ほど紹介したタイプの専門用語もあれば、ソフトや機材に関する専門用語もあります。
ここからは、動画制作の現場でよく使われるソフトや機材に関する専門用語を10個厳選して紹介していきます。

After Effects(アフターエフェクト)

PhotoshopやIllustratorなどデザイン系のツールで有名なAdobeが出しているツールの一つ。モーショングラフィックスなどアニメーションの制作に長けているツールで、映像制作の現場では定番のツールとなっている。
同じAdobeから出ているPremiere Proと連携して使われることが多い。

Premiere Pro(プレミアプロ)

先ほど紹介したAfter Effectsと同じくAdobeが作っている映像編集用のツール。
機能が豊富ということもあって映像編集用のツールの中でも特に人気が高く、一般のユーザーからプロまで幅広く支持されている。

Final Cut Pro(ファイナルカットプロ)

iPhoneで有名なAppleが開発・配布している映像編集用のツール。Appleが開発しているということもあってiMacやMacBookなどでしか使用できないという弱みがある。
しかし、Appleが開発しているツール特有のシンプルさと使いやすさがある上にApple製品との親和性が高いため、コアなファンが多いツールでもある。

雲台

三脚に取り付けるパーツの一つ。三脚に雲台を取り付けてからカメラをセットすることで、カメラの位置や動きをより細かく調整できる。
さまざまなメーカーから出ており、三脚の種類によっては使えないものもあるので、購入する際は互換性に注意が必要。

ジンバル

カメラに取り付けて使用する回転台。動画を撮影する際に発生してしまいがちな手ブレを抑えるアイテムで、最近はスマートフォン用のジンバルも登場し、人気を集めている。
また、最近はジンバルの機能を備えたカメラも登場してきている。

カメラスライダー

動画を撮影する際に用いられるアクセサリーの一つ。
設置したカメラを左右前後にスライドさせるための機械で、手ブレを発生させることなく動きのある映像を撮影できるようになる。

ウェアラブルカメラ

アクションカメラとも呼ばれる小型のカメラで、衣類に装着して使用する。衣類に装着するため手ぶらで映像を撮影できる。
スポーツやアウトドアなどのシーンに用いられることが多い。

単焦点レンズ

焦点距離が固定された、ズーム機能の使用できないタイプのレンズ。
明るいという特徴を持ったレンズで、

・ボケた映像が得意
・暗い場所での撮影に強い
・動きのある撮影に強い

などの強みがある。

一般的なレンズと合わせて一つ持っておくと映像の幅が広がるのでおすすめ。

ズームレンズ

単焦点レンズとは異なり、焦点距離を変えることができるレンズ。
画角を自由に変えることができるので、一本あるだけで映像表現が豊かになる。

グリーンバック

映像を撮影する際に使用される特殊な背景。グリーンバックを用いて撮影された映像には、背景となる別の映像を合成できる。
映画などにもよく用いられている。

動画制作のスキルを上達させる方法

初心者のうちは、機能や用語を覚えることに精一杯で「なかなか上達しない」「どこから学べばいいかわからない」と感じる方も多いでしょう。
しかし、ポイントを押さえて継続的に取り組めば、着実にスキルアップは可能です。ここでは、動画制作のスキルを上達させる方法を紹介していきます。

基礎を体系的に学ぶ

まず最初に取り組むべきは、動画制作の基本知識の習得です。構成(絵コンテ)、撮影、編集、エクスポートといった一連の流れを理解することで、制作工程全体が見えてきます。

YouTubeや学習サイトには、初心者向けの動画教材やブログが多数ありますが、断片的な情報に頼るだけでは理解が浅くなりがちです。書籍やオンライン講座など体系化された教材を使って、土台を固めることが上達の第一歩です。
また、これまでにお伝えしてきた専門用語も早い段階で理解しておくと、応用フェーズでつまずきにくくなります。

実際に量をこなすことが最大の近道

学んだことを「知っている」だけでなく「使える」ようにするためには、実際に手を動かすことが不可欠です。まずは短尺の動画から始め、自分で1本丸ごと作ってみる経験を重ねましょう。
撮影済みの素材があれば編集だけでも構いませんし、フリー素材サイトなどを活用すれば自分で撮影せずに編集スキルを磨くこともできます。

例えば、「会社紹介30秒」「製品チュートリアル1分」「SNS向け15秒広告」といった、目的と尺を設定して数をこなすことが、効率的な練習になります。

より良い作品を模倣してみる

初心者のうちは、自分でゼロから構成や演出を考えるよりも、まずは「参考作品を真似てみる」ことが非常に有効です。
YouTubeや企業の事例動画から、自分が「良い」と思ったものを選び、構成やテロップ、トランジションの入れ方などを観察・模倣してみましょう。

プロの構成を模写することで、自然と「なぜこの構成にしたのか」「どんな視線誘導をしているのか」など、演出意図も学べるようになります。最初は細部まで真似るだけでも十分です。

フィードバックをもらいながら改善する

動画は自己満足で終わってしまいやすい制作物でもあります。だからこそ、必ず「他人の視点」を取り入れてブラッシュアップすることが重要です。
社内の同僚や関係者、もしくはSNSのフォロワーなどに動画を見てもらい、感想をもらいましょう。

「文字が読みにくい」「展開が速すぎる」「BGMがうるさい」など、思わぬ改善ポイントが見つかることもあります。中でも社内の営業担当者やマーケティング担当者からのフィードバックは、目的に沿った動画制作ができているかの指標にもなります。

まとめ

動画制作の現場でよく使われる専門用語について紹介してきました。
今回紹介した専門用語は、動画制作の現場で当たり前のように使用されているものばかりです。これらの専門用語を把握しておけば、業者への発注をよりスムーズにおこなえるようになります。

動画を内製する場合、インターネット上の情報を頼りにしながら動画の作り方について学ぶケースも少なくないかと思いますが、専門用語を把握しておくことで内容をより理解しやすくもなります。
少なくとも覚えておいて損をするようなことはありませんので、定期的に見返すなどしてしっかりと把握できるようにしておいてください。

動画制作・企画・撮影・編集・発信を総合サポート
企業の動画活用内製化支援ツール【メディア博士】

資料請求・お問い合わせ

クラウド動画制作ツールでビジネス動画をカンタン作成

クラウド動画作成ツールのメディア博士ならブランディング動画・プロモーション動画・社内広報動画・広告動画などを簡単制作!

誰でも作れる・すぐに作れる・いくらでも作れる

メディア博士での動画作成には、難しい操作や知識は必要ありません。初心者でも手間なく短時間で完成させることができAI機能や専属コンサルタントが動画作成をサポートします。
また、定額プランで月に何本作ってもOK!いつでも更新・アップロードができます。


動画制作の内製化(インハウス化)で動画をフルに活用しませんか?

新着コラム記事はこちら

New article
メディア博士ウェブマガジンのトップへ
動画の制作時間を約50%削減できる!メディア博士資料ダウンロード マニュアルの作成・共有・発信で社内業務のDX化【マニュアル博士】

動画活用について
お気軽にお問合せください

オンライン相談予約