この記事は、こんな方におすすめです
- ✅ 営業力強化の新たな手法を探している
- ✅ 自己紹介を差別化する方法を検討中
- ✅ 展示会や商談で印象を残したい企業
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自己紹介動画のメリット
営業活動や採用活動において「自己紹介」は欠かせない要素ですが、動画というフォーマットを利用することで、言葉や表情、声のトーンを通じて人柄を直感的に伝えることができ、営業や企業ブランディングにおいて大きな効果を発揮します。
ここでは具体的なメリットを解説します。
人間性や信頼感を直感的に伝えられる
テキストの自己紹介は、あくまで「情報の列挙」にとどまりやすく、読み手が人物像をイメージするのに時間がかかります。その点、動画では表情や話し方、声の抑揚などがそのまま視聴者に届きます。
第一印象は数秒で決まると言われますが、動画は短時間で人柄をダイレクトに伝えることができるため、初対面のハードルを下げ、安心感や親近感を抱いてもらいやすいのです。
特に営業マンにとっては「信頼できる人物だ」と感じてもらえることが、その後の商談成功率に大きな影響を与えます。
差別化が図れる営業ツールになる
競合が多い業界では、他社との差別化が不可欠です。商品やサービスだけではなく「誰が提供するのか」も重要な要素になります。自己紹介動画を用いることで、同じ資料を提示していても伝わり方がまったく異なります。
例えば不動産営業や美容サービス業など、担当者自身の信頼性が契約の決め手になる分野では、自己紹介動画が競合との差を生み出す強力な武器になります。
オンライン商談やデジタル営業に最適
近年は対面での営業だけでなく、オンライン商談やリモートワーク環境下でのコミュニケーションが増えています。
画面越しのやり取りでは初対面で打ち解けにくいという課題がありますが、事前に自己紹介動画を送っておけば、商談開始時にはすでに相手に親しみを持ってもらえます。
営業メールや提案資料にリンクを埋め込んでおくだけで、営業活動の質を底上げできるのも大きなメリットです。
社内外での活用範囲が広い
自己紹介動画は営業活動にとどまらず、さまざまなシーンで応用が可能です。採用活動では、応募者に向けて社員の自己紹介動画を公開することで、社風や働く人の雰囲気を伝える効果があります。
展示会では、ブースに設置したモニターで担当者の自己紹介動画を流すことで、来場者の安心感を高め、会話のきっかけを作れます。
また、YouTubeチャンネルで社員が出演する形式にすれば、企業のブランディングや採用広報にもつながります。
自己紹介動画で話すこと
自己紹介動画を制作するにあたって押さえておきたいのが、自己紹介動画で話す内容について。
動画を制作する際は事前に構成を練っておくことが重要になってきますが、それは自己紹介動画でも変わりません。
構成を練り、喋ることを決めておかないと、グダグダで何を伝えたいのかよくわからない動画になってしまいかねないので注意しましょう。
自己紹介動画で話すこととしては、
・名前・役職
・経歴
・好きなこと・趣味・小ネタ
・現在の仕事内容
・これから成し遂げたいこと・思い
などがあげられます。
それぞれの項目について詳しく解説していきます。
名前(ふりがな)・役職
動画の一番始めに入れておきたいのが、名前と役職です。
名前がわからない状態だと動画の内容が入ってこないので、名前は必ず一番始めに名乗るようにしてください。
その際は、テロップで漢字とふりがなを添えてあげると、より丁寧でユーザー目線の動画に仕上がります。
また、所属する部署や役職名などを添えておくとより内容が入ってきやすくなるので、普段自己紹介するときのように、部署名や役職を伝えながら自己紹介するようにしましょう。
経歴
自己紹介動画では、これまでの経歴について軽く触れておくのもおすすめです。
前職について話すのもいいですし、現在の会社に入社したきっかけや入社してどれぐらい経つのかなどについて話すのもアリです。
こと細かに話す必要はありませんが、簡単な経歴については触れるようにしてください。
好きなこと・趣味・小ネタ
ビジネスシーンで活用する自己紹介動画は、どうしても内容が堅苦しくなってしまいがちです。
見ているユーザーの警戒心を解くために、好きなことや趣味、ちょっとした小ネタなどについても積極的に取り入れるようにしましょう。
好きなことや趣味、小ネタについては、動画内のコンテンツとして入っていることが重要なので、無理に笑いを取ろうとする必要はありません。
小ネタがない場合は、自分が好きなものや趣味など、熱量を持って話せる内容をチョイスしてみてください。
現在の仕事内容
自己紹介動画はあくまでもビジネスシーンで活用していくものなので、現在の仕事の内容についても触れておかなくてはいけません。
具体的な仕事の内容を伝えることで、「この人とは〇〇の話ができそうだな…」など、より具体的なイメージを持ってもらいやすくなります。
部署や役職は動画の冒頭で伝えていますが、それだけだと不十分なので、普段どういった業務を担当しているのかについても話すようにしてください。
これから成し遂げたいこと・思い
仕事に対する姿勢や意欲を伝えるために取り入れたいのが、これから成し遂げたいことや今の仕事に対する思いです。
仕事を依頼する場合、それがどんな業務であっても、熱量のない人より熱量のある人に任せたいと思うものなので、「この人に仕事を任せたい」「この人にサポートしてほしい」と思ってもらえるよう、これからのビジョンや仕事に対する思いについても伝えるようにしてください。
自己紹介動画の事例
自己紹介動画をどのような場面で使用するのかについて、事例をいくつか解説します。
コーポレートサイトに掲載
企業のコーポレートサイトに自己紹介動画を掲載するケースです。自己紹介の最下部に動画を掲載することで、どのような人物なのかを簡単に紹介することができます。動画の再生回数によって利用者の営業マンへの興味・関心度を知ることができます。
コーポレートサイトだけでなく、YouTube動画に自己紹介動画を掲載することで、チャンネルに興味を持ったユーザーがリサーチをする際の資料としての活用も期待できます。
株式会社クリスティでは、社員紹介動画を運用するYouTubeチャンネルに掲載し、どのような人物が営業スタッフとして在籍しているのかをアピールしています。
セミナー形式の動画
企業がウェビナーを開催する際に、イベント前に自己紹介動画を掲載することで、どのような人物の話を聞くことができるのか紹介することが可能です。
セミナー前に、動画を流すことで簡単に自己紹介をおこなうこともできます。
セミナーの講師紹介として自己紹介動画を制作する際には、1分程度の短い動画にまとめテンポよく人物を紹介するようにしてください。セミナー前の告知動画として自己紹介動画を制作するのであれば、視聴者に問いかけるような構成を心がけましょう。
営業メールへの添付
自己紹介動画を営業メールに添付して紹介をする手法も有効です。署名欄に動画URLを掲載すれば、名刺交換をした相手が動画を個別に確認することもできます。
注意すべき点は営業メールに添付する際には、動画ファイルとして添付をしないこと。動画ファイルとして添付をしてしまうと、ユーザーの閲覧環境によっては動画を視聴することができない可能性があります。
YouTubeやVimeoなど、どの端末からでもアクセスが可能な動画プラットフォームを活用し、自己紹介動画を制作してください。
展示会
展示会でも自己紹介動画は活用が可能です。展示品横にQRコードを添付して、製品担当者の紹介など、さまざまな活用ができます。
ブースの入り口にモニターを設置することで、ブースのコンセプトやみどころを紹介しながら自社の紹介だけでなく、紹介者の自己紹介として活用が可能です。
YouTubeチャンネルに出演
自己紹介動画の中で最も影響力のある自己紹介動画は、YouTubeチャンネルへの出演です。継続的にYouTubeに出演をすることで、個人の魅力を定期的に発信することが可能になります。
YouTubeチャンネルに出演する際には、社員として発信していることを忘れずに動画冒頭で必ず名前を名乗り、動画で伝えたい情報を発信してください。登録者が増え、ファンを獲得できれば新規顧客が期待できます。
YouTubeに営業担当や広報を出演させ、企業の知名度を上げるようにしてください。
自己紹介動画制作で気を付けること
自己紹介動画を制作する際には、いくつか気を付けるべきことがあります。動画を制作する際に意識をするだけで、伝わり方が大きく変化するでしょう。
情報を端的にまとめる
動画を制作する際には、情報を1分程度で短くまとめるように意識してください。
自己紹介動画を長い尺で制作すると、視聴者が最後まで情報を閲覧しない可能性があります。短い時間でどのような人物なのかを伝えるように意識してください。
マッサージや整体師など、個人のスキルを伝える必要がある方は、自己紹介動画中に施術動画を取り入れ、利用者がどのような施術を提供できるのかを理解してもらえるように心がけましょう。
趣味や好きなものなど個人の情報も反映する
自己紹介動画では、人間性がわかるような情報を紹介することも大切です。趣味や好きなものなど、個人の情報がわかるものを属人化することも重要です。
ユーザーが共感を持つような情報を発信し、ユーザーの好感度上昇に繋がる動画を意識してください。
好きなものや趣味だけでなく、視聴者が不安に感じていることや悩みを自己紹介に「経験談」として反映して紹介する方法も有効です。
「整体院選びで失敗した」「不動産選びで過去にこんな失敗があった」など、ユーザーが共感する失敗事例を自己紹介に入れて、ユーザーの共感を誘うようにしてください。
明るくはきはきと話す
自己紹介動画では、いつも以上に明るくはきはきと話すことが大切です。
実際に会っておこなう自己紹介であれば、最初の印象がそれほどよくなくても話をする中で挽回できる可能性はありますが、動画だとそうもいきません。
小さい声でもぞもぞと喋ってしまうと、自信がない人や元気のない人に見えてしまいますし、動画を見た後もそういった人として受け取られてしまいます。
極端に明るいキャラクターを演じる必要はありませんが、できるだけ明るくはきはきと話すようにしてください。
印象に残るワードチョイスをする
自己紹介動画における最大の目的は、動画の視聴者の記憶に残ることです。
キャラクターの強い人であればキャラクターを押し出すのもアリですが、そうでない場合は、印象に残るワードを動画内で使うようにしましょう。
キャラクターとしての強みがなくても、動画内で用いるワードにインパクトがあれば、必ず視聴者の記憶に残ります。
他社の自己紹介動画の事例などを参考にしながらインパクトのあるワードをリストアップし、取り入れられそうなものがあれば積極的に取り入れるようにしてください。
定期的に動画を更新する
自己紹介動画は定期的な更新が必要です。自己紹介動画を古い状態のまま放置していると、最新の情報を発信できず、視聴者への信頼度の低下につながる恐れがあります。
定期的に情報を更新することで、視聴者にどのような情報を伝えれば良いかの判断が可能です。定期的に自己紹介動画を更新し、視聴者には最新の情報を提供できるように心がけましょう。
最低でも1年に1回を心がけ、担当部署が異動した際に営業動画を制作するなど心がけるようにしてください。
自分で編集をするように心がける
自己紹介動画を制作する際は、動画編集を自分でおこなうことをおすすめします。自作で自己紹介動画を編集するメリットは、手作り感を演出することで視聴者の心に響きやすい動画を制作することが可能です。
編集にハードルが高いと感じている場合は、専門家に依頼してください。プロに依頼をする時は、自分の伝えたい情報が反映されないこともあります。動画を細かくチェックし、情報を最新の状態にしてください。
発信する媒体に合わせて動画の尺を調整する
SNSに自己紹介動画を掲載するのであれば、媒体に合わせて動画の尺を調整してください。
Instagramのリール動画を意識するのであれば、縦動画を。YouTubeやFacebookで情報を発信するのであれば、PCやタブレットで視聴しやすい動画を制作しましょう。
発信するSNSプラットフォームによって最適な動画尺も大きく異なるので、動画を制作する際の動画尺の基準を検討しながらコンテンツを制作してください。
まとめ
・自己紹介動画は営業ツールになる
・さまざまな端末でアクセスができるように短い動画尺で制作をする
・定期的に情報を更新する
自己紹介動画を制作して、サービスの利用は商品購入の後押しにつなげましょう。プロへの依頼ハードルが高いと感じている方は、動画制作をサポートする支援ツールの活用がおすすめです。
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