モザイク・ぼかし加工ができるアプリのご紹介
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では、モザイクやぼかし加工をするにはどのようにすればよいのでしょうか。ここでは、実際にモザイクやぼかし加工を入れるのに最適なアプリを6つご紹介します。
「動画モザイク」(iOSのみ)自動で顔認識し追従するアプリ
「動画モザイク」は、スマホやアイパットで操作をすることができます。スマホやアイパットを使って動画のモザイク加工をしたいという方にお勧めです。操作性も、直感的な方法で簡単に編集をすることができます。
動画全体や動画の一部にモザイクをかけたり、動いている顔を認識してモザイクをかけることもできます。動作も比較的軽くなっており、モザイク加工以外の複雑な機能もないのでスムーズに編集をすることができます。
ただし、ダウンロードはiOS版限定となっているので注意が必要です。
「動画モザイク」のポイント
・顔だけを自動で追従しモザイクをかけることができる。
・モザイク加工以外の複雑な機能がない
*ただし、iOS版のみ

出典:
動画モザイク
「InShot」スマホで簡単に操作ができるアプリ
「InShot」は、スマホで編集ができる上、縦画面で操作をすることができます。アプリによっては、横画面でしか対応していない、というものもあります。
スマホで写真や動画をとることが多く、スマホで編集をしたいという方にお勧めのアプリです。SNSで人気のエフェクトが使用できる、無料の編集アプリです。
操作性も、普段使っているスマートフォンの操作と似ており、メニューの表示や操作する時の指の使い方も分かりやすくなっています。
このアプリでは、モザイク・ぼかし加工ができるのはもちろん、フィルター加工・エフェクトや文字を入れたりすることも可能です。このアプリは、iOSとAndroidに対応しています。
「InShot」のポイント
・スマホの操作性で簡単に使用できる。
・モザイク加工のみでなくその他文字入れ加工等もできる。
*iOSとAndroidに対応

出典:
InShot
「Filmora」PCで使用できる動画編集ソフト
「Filmora」は、PCで操作するソフトです。このソフトは、モザイク・ぼかし加工だけでなく動画編集全般ができるソフトで、普段PCで動画編集をするという方にお勧めです。
PCだからといって極端に難しいわけではなく、初心者でも簡単に操作ができるのも特徴です。簡単に操作が出来ながら、本格的な動画編集を可能にしています。
モザイク加工は、タイムライン画面を追いかけながら行うことが可能で、モザイクの大きさや位置なども自由に選択することができます。また、画面上の複数の位置にモザイクをかけることも可能です。
モーショントラッキング機能を使用し動く画像にモザイク加工をすることもできます。さらに、編集後SNSへのアップロードもとても簡単にできるので便利です。こちらのソフトは、OSを問わずiOSでもWindowsでも使用ができます。
「Filmora」のポイント
・モザイク加工以外の動画編集も可能。
・編集後SNSへのアップロードも簡単。
*ただし、iOSとWindowsどちらも対応

出典:
Filmora
「Picsart」モザイク加工が手軽にできる
Picsartはモザイクやぼかしなどの加工機能が多く備わっているアプリです。動画全体だけではなく部分的にも加工ができ、初心者でも簡単に使用できます。
また、ぼかしの種類も豊富にありモザイクの調整もできるため、おしゃれに加工できる点もPicsartの特徴です。モザイクやぼかし機能に限らず、一気に色々な編集まで行いたい方にもおすすめします。
「Picsart」のポイント
・初心者でも簡単に使用できる
・加工機能が多くぼかしの種類も豊富
*iOSとAndroidに対応

出典:
Picsart
「VIDEO MONSTER」SNS動画の編集におすすめ
VIDEO MONSTERはSNS動画の編集におすすめなアプリです。モザイク処理やぼかしなどといった通常の動画編集ができる機能も搭載されており、テンプレートや素材を活用して簡単に動画編集ができます。
VIDEO MONSTERを用いた動画編集は、テンプレートに自分の動画を当てはめ素材を入れ替えるだけなので、動画編集に慣れていない方でも簡単に行えます。また、アプリ内のテンプレートはSNS投稿に活用できるものが多く用意されているのが特徴です。
「VIDEO MONSTER」のポイント
・通常の動画編集ができる機能も搭載
・SNS動画の編集におすすめ
*iOSとAndroidに対応

出典:
VIDEO MONSTER
「Premiere Pro」多くのYoutuberが使用する動画編集ソフト
Adobe社より提供されているPremiere Proは、多くのYoutuberが使用する動画編集ソフトです。基本的な操作はもちろん、多機能であるため操作に慣れるほど便利な機能が多く搭載されています。
Premiere Proでは、モザイク・ぼかし加工において便利な自動追従機能もあり、画面全体に限らず画面の一部分も加工が可能です。やり方さえ覚えてしまえば、クオリティの高い動画編集が行えます。
「Premiere Pro」のポイント
・多機能で便利な機能が多い
・モザイク・ぼかし加工を自動追従できる
*WindowsとMacどちらにも対応

出典:
Premiere Pro
「MovStash」(iOSのみ)無料で使用できるアプリ
MovStashは動画にモザイク・ぼかし加工ができ、無料で使用できます。モザイク・ぼかし加工の種類は少ないものの、モザイク・ぼかし加工を自由自在にコントロールできる点が特徴です。
また、モザイク・ぼかし加工は目的に合わせたモードごとに行うことができ、以下のような違いがあります。
・シンプルモード:指で特定の位置にモザイク・ぼかし加工を入れられる。
・タイムラインモード:モザイク・ぼかし加工を入れたい時間と場所を指定できる。
・顔認識モード:顔を認識してモザイク・ぼかし加工ができる。
「MovStash」のポイント
・無料で利用できる
・モザイク・ぼかし加工を自由自在にコントロールできる
*iOSのみに対応

出典:
MovStash
モザイク・ぼかし加工の違い
モザイク・ぼかし加工は画像の一部を「はっきり見せない」場合に利用される加工技術ですが、この2つは同じ加工記述ではありません。モザイク・ぼかし加工にはどのような違いがあるのでしょうか。
モザイク加工
モザイク加工は、画像内の一部に同じ色に塗りつぶしたピクセル画の模様を入れ、画像をぼかす加工技術です。ピクセル画の大きさにより画像の鮮明度が変わるため、元の画像の情報を完全に隠すことができます。
しかし、モザイク加工ではモザイクを用いて範囲を選択することが難しく、ややムラが出てしまう点がデメリットですが、モザイク加工のやり方によってはアート感が出るため、元の画像とは違う雰囲気を作り出すことが可能です。
ぼかし加工
ぼかし加工は、画像の中のそれぞれの点をぼやけさせる技術であり、選択した部分の色を均一に広げることで画像がぼかされます。元の画像の形や色が崩れにくく、曇りガラスのような自然な加工に仕上がるのが特徴です。
モザイク加工との違いとして、元の画像の情報を完全に隠すことができない点が挙げられます。しかし、加工する範囲とそれ以外の範囲が調和しやすいことから、隠す範囲を目立ちにくくしたい場合にはおすすめです。
モザイク・ぼかし加工が必要なケース

今や、誰もが使っているSNSですが、顔や個人が特定できるものをそのまま公開するのは危険です。何気なく撮った写真や動画を気軽に公開してしまうことによって、思わぬトラブルに発展する可能性があります。
そんなトラブルを未然に防ぐために、顔などにモザイクやぼかし加工をするという方法があります。ではモザイクやぼかし加工が必要なケースとは、いったいどんな時でしょうか。
ここでは、モザイク・ぼかし加工が必要なケースについてご紹介していきます。
自分を守るため
例えば、自分の顔をそのまま公開してしまった場合どうなるでしょうか。もしかしたら知らない人に追いかけられストーカーの被害に遭うかもしれません。さらに自分のプライバシーが侵害されてしまうかもしれません。
また、直接映っているモノ以外にも、消えて黒くなっているテレビの画面や、車の窓・ガラスなどにも個人情報が特定できるものが映りこむ可能性があります。アップになった人物の瞳に映りこんだ風景や人の顔なども目ざとく発見して調べるなどといった人もいるものです。
自分の顔、住所、個人が特定できるモノ、生活圏がはっきりと分かってしまう情報などは公開せず隠すことが必要です。
一緒に映っている人への配慮
例えば、友達とご飯を食べに行ったり出かけたりなどした際に、写真を撮ったり動画を撮る機会があるはずです。
一緒に映った人が、写真や動画を公開しても良い、と明言している場合は良いのですが、そうではない場合もあります。無断で写真や動画を載せられた、となれば友情関係にもひびが入るかもしれません。
また、その時間一緒にいるはずがないのに、なぜ会っていたのかというように、特定の人の行動が筒抜けになってしまうのも、SNSの怖さです。
一緒に映っている人が、写真や動画を載せることを了承しているか、さらに顔も出してよいかなど確認する必要があります。
認識の無い人への配慮

写真や動画をとれば、風景のように人が映り込んでしまうことはよくあります。そんな時、映りこんだ人にとっては映っている認識がないでしょう。そうやって撮った写真や動画をそのままSNSにアップするのも危険です。
映っている認識がないのに映りこんでしまった人の全てが、公開を望んでいるわけではないからです。許可の取れない人の顔や個人を特定できる情報は隠すべきでしょう。
人間だけではなく、風景や動植物についても同じことが言えます。例えば、人が踏み込んでいない自然の風景や動植物をむやみに撮影し、場所が特定されてしまえば乱獲され自然が壊されてしまう恐れもあります。
誰の所有物でもないと思っていた場所でも、実は許可がないと撮影できない、そもそも撮ってはいけないといった場合もあります。自分としては無自覚でも、写真や動画の撮影には様々なリスクが潜んでいるものです。
モザイクやぼかし加工をすることで、リスクを最小限に抑えることができます。
無断使用防止
SNSにあげた写真や動画は、スマホでもPCでも画面をスクリーンショットで撮るなどしていくらでも無断でコピーをすることができてしまいます。
加工をせずそのままSNSにあげてしまえば、無断使用されるリスクが大いにあります。そんな時のためにも、モザイク加工・ぼかし加工が役に立ちます。
ちょっと写りが気に入らなかったりなど
写真や動画を撮った時、ちょっと写りが気に入らなかったり、この部分は隠したい、綺麗に見せたいという気持ちがうまれることはよくあります。そんな時も、モザイク・ぼかし加工は役に立ちます。
この部分だけ隠せることができればベストショット、という要望をかなえるためにもモザイク・ぼかし加工が必要です。
モザイク・ぼかし加工で得られるメリット
モザイク・ぼかし加工で得られるメリットとしては、以下の2つが挙げられます。
被写体が引き立ちやすくなる
1つ目は、被写体が引き立ちやすくなることです。そのため、動画内の被写体に注目を集めたい場合は、背景などにモザイクやぼかし加工を入れるとよいでしょう。
しかし、モザイクやぼかし加工が強すぎると加工部分が目立ってしまうため注意が必要です。
おしゃれな映像演出になる
2つ目は、おしゃれな映像演出になることです。モザイクやぼかし加工は入れ方によっては、幻想的な雰囲気やおしゃれな雰囲気にすることができます。
おしゃれな映像演出にしたい場合は、背景など動画内の一部をモザイクやぼかし加工してみることがおすすめです。
加工アプリの選び方

撮影した映像にモザイクを入れるには加工アプリが必須になります。
ただ、加工アプリと言ってもその種類はさまざまで、料金やおこなえるモザイク加工の内容、備わっている機能などが異なるため、それらをチェックした上で購入するようにしなくてはいけません。
加工アプリを選ぶ際に意識するべき主なポイントしては、
・料金
・ぼかしの範囲
・ぼかしの濃さ
・ぼかしが追従するか
・ぼかしの種類のバリエーション
などがあげられます。
それぞれ詳しく解説していきます。
料金

加工アプリを選ぶ際にまずチェックしたいのが、料金です。
有料のアプリは機能が豊富で本格的な編集をおこなうことができますが、単純にモザイクをつけるだけであれば無料のアプリでも十分におこなうことができます。
どういったモザイク加工を施したいのかを明確にして、無料と有料、どちらのアプリを利用するか選ぶようにしましょう。
有料のアプリを選ぶ場合であってもそれぞれのアプリによって価格が異なりますし、買い切りで利用できるタイプのものもあれば、機能を追加するたびに費用が発生するタイプのものもあります。
価格や料金体系はそれぞれのアプリによって異なるので、それらの点もチェックしながら選ぶようにしてください。
ぼかしの範囲
適用できるぼかしの範囲の設定方法や設定できる範囲も、加工アプリを選ぶ際にチェックしておきたいポイントの一つです。
ぼかしの範囲が大まかにしか設定できないアプリの場合、しっかりと見せたい部分にまでモザイクが適用されてしまう可能性があるのでおすすめできません。
ぼかしの範囲を細かく設定できるアプリの方が使い勝手がいいので、そういったアプリを選ぶようにしましょう。
ぼかしの濃さ
モザイクの濃さを細かく調節できるアプリであれば、動画の雰囲気を壊さずにモザイクを適用できるようになるので、非常に便利です。
加工アプリを選ぶ際は、適用できるモザイクのぼかしの濃さもチェックしながら選ぶようにしましょう。
ぼかしが追従するか
モザイクは非常に便利な機能ですが、動く被写体に対してワンカットずつ適用していくとなると非常に手間がかかります。
そこで便利なのがぼかしの追従機能です。
加工アプリの中には、ぼかしがある程度自動で追従してくれるタイプのアプリもあります。
ぼかしが自動で追従されるアプリだと、編集作業が何倍も楽になるので、編集に手間をかけたくない場合は追従機能の備わっているアプリを選ぶようにしましょう。
ぼかしの種類のバリエーション
ひとくちに「モザイク」と言ってもその種類はさまざまです。
すりガラスを適用したように見えるぼかしもあれば、幾何学模様を並べて表示したようなぼかしもあります。
ぼかしの種類やバリエーションが複数用意されているアプリだと、映像の雰囲気に合わせてモザイクを適用させられるようになるので便利です。
適用できるモザイクの種類やバリエーションが何種類用意されているかについてもチェックしながら選ぶようにしましょう。
モザイク・ぼかし加工を行う際の注意点
対応機種を確認する

モザイク・ぼかし加工を行うためのアプリを用意したのはいいけど、自分のスマホやPCが対応機種ではなかった、という場合があります。
スマホの場合はiOSやAndroid、PC版はWindowsなどアプリやソフトを用意する前に、自分の機種が対応しているのかを確認することが必要です。
加工の機能性を確認する
アプリには様々な種類があり、モザイク・ぼかし加工のみを行うものや、画像・動画編集を行う機能の一環として備わっているタイプもあります。
また、ぼかしを入れるにあたって、丸や四角など単純な選択しかできないものもあれば、高度な加工を施すことのできるアプリもあります。アプリによっては、自動で顔を認識し追従してモザイクをかける機能があるものもあります。
さらに、加工後のアップロードに至るまで、操作が簡単というものもあります。自分がどのような使い方をしたいかを考えて用意することが望ましいです。
保存時の画質を確認する
モザイク・ぼかしなど加工を入れた写真を保存するとどうしても画像が荒くなってしまう場合があります。アプリによっては、高画質で保存できるものもあるので、保存した時の画像の状態がどうなるかにも注意が必要です。
まとめ

この記事では、モザイクやぼかし加工が必要なケースや、モザイク・ぼかし加工ができるおすすめのアプリを6つ厳選してご紹介しました。また、注意が必要な点についても説明しています。
特に、モザイク加工が必要になるケースにおいては、十分注意をしたいものです。トラブルを防ぐため、また他人のプライバシーを守るためにも、顔や住所がわかるものにはモザイク・ぼかし加工をしてアップロードするようにしましょう。
この記事で紹介したアプリは、使いこなせばプライバシー保護といった防犯かつ、アップロードする写真や画像をより良いものにすることができます。注意点も参考にしながら、自分の目的にあったアプリを選んでみてください。
ぜひこの記事を参考にして、より良い編集を楽しんでください。