テーマパークやレジャー施設のPRを行う上で、動画の活用は非常におすすめしたい存在です。しかし、なぜ活用したほうがいいのかわからない方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、テーマパーク・レジャーでも動画を活用すべき理由や活用事例などについて紹介します。広報担当の方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
テーマパーク・レジャー施設でも動画を活用すべき5つの理由
いくら動画がおすすめと言われても、なぜ活用すべきなのか疑問に思うでしょう。果たして、テーマパーク・レジャーでも動画を活用すべき理由とは一体何なのでしょうか。
1.アトラクションの臨場感を伝えられるため
テーマパークやレジャー施設には、さまざまなアトラクションが用意されています。絶叫系のものから小さい子どもでも楽しめるものまで揃っており、どれもテーマパークやレジャー施設には欠かせない存在です。
その上で「どのようにアトラクションの魅力を伝えればいいのか?」というのが問題になりますが、動画であれば画像や文章よりも臨場感を伝えられます。例として
GoProのようなアクションカメラを用いて
動画撮影すれば、まるでそのアトラクションに乗っているかのような気分で視聴してもらえます。
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2.テーマをアピールできるため
アトラクションやエリアによっては、さまざまなテーマが用意されています。例として東京ディズニーランドやシーでは、各エリアによって異なるテーマが設けられており、その内容に合わせた雰囲気に包まれています。
ストーリーをアピールしたい場合にも動画は有効的です。テーマをあらかじめ知っておけば、さらにアトラクションが楽しめるようになります。動画であれば、文章よりもわかりやすく伝えられるため、小さい子どもでもどのようなテーマのエリアなのか把握できるでしょう。
3.新しい一面を見せられるため
テーマパークやレジャー施設においては、やはり何度も訪れてくれるファンが多いほど継続した収益につながります。その上では、ただ遊んでもらうだけではなく、新しい一面を見せてさらにテーマパークやレジャー施設を好きになってもらうということも重要です。
例えば、アトラクションの裏側や各スタッフが持つ施設への想いなどを動画にまとめて公開すれば、これまでとは違った見方で楽しめるようになります。
さらにテーマパークやレジャー施設に興味を持つきっかけとなり、そこからリピーターの確保にもつながります。
4.現地に行けない方でも楽しめるため
現在、新型コロナウイルスの流行でなかなかテーマパークやレジャー施設へ気軽に行きにくくなりました。また、テーマパークやレジャー施設から離れた場所に住んでいる方にとっては、行きたくても行けずに辛い想いをしているかもしれません。
そのような方向けの対策として、動画が役立ちます。動画で現地の様子を紹介することで、行けない方でも楽しむことが可能。ファンの減少を食い止める意味でも役立つため、新型コロナウイルスの対策としてもおすすめです。
5.VRやARを活用できるため
近年、VRやARといった最先端の技術を使ったアトラクションが数多く登場。どちらもテーマパークやレジャー施設との相性が良いものであり、これまでできなかったような体験ができます。
また。VRでの体験がテーマパークへの訪問につながるという論文も発表されており、VRやARがテーマパークやレジャー施設に対して良い効果をもたらしてくれる可能性があります。
引用:https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0261517718302590
テーマパーク・レジャー施設の動画活用事例
上記で活用すべき理由を知った上で、次に主な事例を見ていきましょう。初めて動画を活用するのであれば、ぜひ他のテーマパークやレジャー施設の動画を参考にして制作してみましょう。
東京ディズニーリゾート
東京ディズニーリゾートでは、公式
YouTubeにてさまざまな動画を公開。イベント向けの動画もあればスタッフにフォーカスを当てた動画まであり、どんな方でも楽しめるようにしています。
東京ディズニーリゾートは以前から積極的に動画を活用しているテーマパークであり、期間限定で360°動画を公開したり、
SNSにも投稿したりなど幅広い取り組みを行っています。
Twitter:https://twitter.com/TDR_PR/status/1366554034706915330
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
東京ディズニーリゾートと並ぶ存在であるユニバーサル・スタジオ・ジャパンでも、公式
YouTubeチャンネルにさまざまな動画を投稿。アトラクションの動画や楽しみ方の紹介動画以外にも、イベントを楽しむためのダンスレクチャー動画や有名YouTuberとのコラボ動画も投稿しています。
浅草花やしき
浅草の有名テーマパークである浅草花やしきでも、アトラクションの様子を動画で紹介しています。ユニークなポイントとしてほとんどの動画にクマのぬいぐるみが登場しており、どこかほんわかした雰囲気が感じられます。
ノースサファリサッポロ
札幌のレジャー施設であるノースサファリサッポロでは、さまざまな企画で動物たちの様子を撮影しています。日頃はなかなか見られないような様子がチェックできることもあり、知名度の向上やファンの獲得にもつがなっています。
おうち遊園地
おうち遊園地は、新型コロナウイルスによる外出自粛をきっかけに複数のテーマパークやレジャー施設が協力したオンライン遊園地です。無料でさまざまなアトラクションの動画を視聴でき、家の中で遊園地気分が楽しめます。
テーマパーク・レジャー施設で動画を活用する上でのポイント
最後の項目では、テーマパークやレジャー施設で動画を活用する上でのポイントを紹介します。こちらも動画制作の参考となりますので、ぜひチェックしてみてください。
基本的には実写動画で
動画には、アニメーションやCGなどさまざまな種類があります。どれもメリット・デメリットが存在しますが、今回のようなテーマパークやレジャー施設の場合は、実写をおすすめします。
その理由は、実写が一番臨場感を伝えられるため。テーマパークやレジャー施設は訪れてもらうことが大きな目的であり、そのようなことを考えると実写のほうが現場の臨場感や雰囲気を伝えられます。もちろん、場合によっては
アニメーションやCGでも問題ありませんが、基本的には実写がいいでしょう。
アトラクションは臨場感重視
アトラクションを紹介する際は、視聴者に「乗ってみたい!」と思わせることが大切です。そのようなことから、上記でも触れたように臨場感重視で制作するようにしましょう。そうすることで、「実際に体験してみたい!」という想いが生まれて、足を運んでもらいやすくなります。
スタッフの様子を撮影するのもおすすめ
アトラクションを紹介する動画も良いですが、東京ディズニーリゾートのようなスタッフの様子を撮影するのもおすすめです。スタッフならではの楽しみ方や視点を紹介することで、違った一面を知ることができます。
その上、裏側をアピールすることでテーマパークやレジャー施設への飽き対策としても活用できます。上記で述べたように新しい楽しみ方が知れるため、何度訪れても新鮮な気持ちで楽しめるようになります。そのため、もし動画を制作する際は裏側をテーマにしたものを制作してみるのもよいでしょう。
テーマパーク・レジャー施設×動画は相性抜群!
テーマパークやレジャー施設と動画の相性は非常に良いものであり、実際に活用しているところも数多くあります。活用する上でのポイントもあるため、それらを踏まえつつ、実際に取り組んでみてはどうでしょうか。