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【初心者向け】動画撮影におけるマイクの使い方

【初心者向け】動画撮影におけるマイクの使い方

2022.09.16 2021.09.18

【初心者向け】動画撮影におけるマイクの使い方

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動画撮影で最も気をつけなければならないものが、「音声」です。音声で作品の質が大きく左右します。良い音を収録するためにマイクを購入したものの、良い音声を収録することができない、どのようにマイクを扱えばよいかわからないそのような方のために、マイクの基礎的な使い方を解説します。

動画撮影で重要なマイク

動画撮影における音声は、作品の質を大きく変化させます。なぜ音が作品に大きな影響を与えるのか、マイクが重要と言われている理由を2つ紹介します。

音が悪いと映像を見られない

話し手の声が聞き取れない、周りの騒音で出演者の声がかきけされている、音割れして声が聞き取りづらいなど、音声の悪い映像は視聴者が途中で再生をやめてしまう恐れがあります。最悪の場合、映像に全テロップをつけて解説をする必要があることも考えられます。

一方でクリアな音声で収録されている映像は、聞き取りやすくテロップが無い状態でも最後まで視聴することが可能です。さらに、話し手が一方的に話す作品であれば、音声のみで映像を視聴することもできます。
魅力的な映像を撮影しても、音質が悪い作品は視聴者が動画を見ない恐れがあるので、マイクで話し手の声を収録するように心がけましょう。

良い音質で撮影をすることで臨場感ある映像が作成可能

品質の高いマイクで撮影をおこなうと、臨場感のある映像を制作することが可能です。最近では、左右のヘッドホンからの音を意識したマイクも登場し、立体的な音声を収録することが可能になりました。公園をただ歩く動画でも、高品質な映像と立体的な音声であれば、視聴者は左右から立体的に音が聴こえ、公園を歩いている気分を映像で感じることも可能になります。

高性能のマイクを活用し、臨場感のある訴求力の高い映像を制作しましょう。

外部マイクの必要性

最近のビデオカメラに内蔵されているマイクは、集音性・指向性が高くある程度のクリアな音声を収録することが可能になりました。屋内など特定の場所で撮影をする際には、外部マイクが不要ですが、ロケなど雑音が多い撮影では外部マイクが必要です。

内蔵されたマイクに比べより良い音質で撮影が可能になるため、撮影をする際には必ず外部マイクを活用するようにしてください。

マイクの使い方

外部マイクやワイヤレスマイクで撮影をする際には、以下の手順に沿って撮影をすると、音声収録をスムーズにおこなうことが可能です。

話し手に向かってマイクを向ける

マイクの基本的な使い方は、話し手に向かってマイクを向けて音を収録することです。被写体がカメラに向かって話す撮影では、ビデオカメラに装着したマイクで撮影が可能です。
撮影とは別に音声を収録する際には、ガンマイクや、テーブルの上に置くタイプのマイクでは、被写体に正面にマイクが来るように角度を調整しながら設置してください。

設置距離を間違ってしまうと、音割れを起こす、声が聞き取りづらく編集で使えないことが考えられます。音声を収録する際には、必ず話し手との距離を調整しながら撮影をしてください。

状況に合わせて指向性・集音性を調整する

マイクには、指向性と集音性を調整することでよりクリアな音声を撮影することが可能です。人が一方的に話す撮影や、ロケの撮影で、特定の人物を追いながら撮影するのであれば、指向性を活用しましょう。

集音性は、カメラに対し365度から音声を収録する際に活用できます。1度の撮影で、さまざまな音声を撮影する際には、ロケでも外部マイクを集音に設定し、話し手にはワイヤレスマイクを装着するなど、マイクの設定を工夫するようにしてください。マイクは指向性・集音性どちらかのマイクが優れているわけではないため、状況に応じた撮影をおこないましょう。

テスト撮影をして確認をする

撮影をする前には必ずテスト撮影をするようにしてください。テスト撮影をすることで、正しく音声を収録ができているのか、判断することが可能です。撮影で使用する全てのマイクの音声を確認し、問題なく設定ができているのか必ず確認をしましょう。

音が撮れているか撮影後に必ず確認をする

外部マイクを使用する際には、必ず撮影後に音声を確認するようにしてください。場合によっては話し手の声がうまく拾えていない可能性があります。撮影後に全ての音声を確認すると、再度撮影が必要になることも考えられます。1シーン1シーン毎に音を確認し、問題がないかチェックをしてください。

音の同期をする

ICレコーダーやスマホを利用したピンマイクなど、ビデオカメラ以外の音声を収録する際には、撮影時に同期をする必要があります。同期作業を忘れてしまうと、編集時に音を合わせる作業が必要となり、リップシンクを合わせるために時間をかけて調整をする必要があります。

同期をする際には、撮影中に手を叩くなど、音を出すことで同期をしやすくします。この時必ず映像で手を叩いている様子を撮影するようにしてください。

気をつけるべきこと

基礎的なマイクの使い方以外にも、撮影をする際に気をつけなければいけないことがあります。次に紹介する3つのポイントに気をつけながら、外部マイクを使用してクリアな音声を収録しましょう。

屋外で撮影をする際はウインドシールドを使用

屋外で撮影をする際には、必ずウインドシールドを使用してください。ウインドシールドを装着していない状態で撮影をすると、風の音で話し手の声がうまく撮影できない可能性があります。
ワイヤレスマイクを装着する際にも、専用のウインドシールドを装着していないと風の音も入ってしまう恐れがあり注意が必要です。

マイクやケーブルに手を触れない

マイクやケーブルに手を触れると、ガチャガチャした音が入ってしまう恐れがあります。収録が始まった後はマイクやケーブルに触れないようにしましょう。外部マイクをビデオカメラに繋ぐ際には、ケーブルが撮影中に動いてしまう可能性があります。
ケーブルが外れないように外部マイクを装着した後は、養生テープなどで固定するようにしてください。

ワイヤレスマイクは胸元近辺に装着する

ワイヤレスマイクを装着する際は、胸元近辺にマイクを設置してください。胸元が厳しければ首のあたりでも構いません。装着した後は、必ず音声に問題が無いか確認をしてください。
ワイヤレスマイクを動かないようにするために、マイクを装着する際は、必ず服の下にマイクケーブルを通すようにしておくと、見栄えもよく、撮影中にケーブルに触れてしまう恐れもありません。

エアコンなどは必ずOFFにして撮影をおこなう

室内で撮影をする際は、エアコンや換気扇の音を切るようにしてください。エアコンなどが作動していると、ノイズが気になり編集時に加工をする必要があります。テスト撮影して、雑音が無いか確認するようにしてください。

まとめ

・音の悪い動画は視聴されにくい
・集音性・指向性を意識して音声を収録する
・撮影前にテスト撮影をおこなう

初心者でも正しい知識を持ってマイクを扱えば、より高音質な撮影が可能になります。これまでの撮影でうまく音を収録することができなかった方は、今回の使い方を参考にしてください。高性能のマイクを購入して満足するのではなく、正しいマイクの使い方で性能を最大限引き出してください。

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