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YouTubeにおけるVSEOとは?具体的な対策方法を7つ紹介!

YouTubeにおけるVSEOとは?具体的な対策方法を7つ紹介!

YouTubeにおけるVSEOとは?具体的な対策方法を7つ紹介!
業界を問わずさまざまな企業がチャンネルを開設し、マーケティングに活用しているYouTube。大きな成果をあげている企業も増えてきているということもあって、YouTubeを活用したいと考えている経営者やマーケティング担当者も多いのではないでしょうか?
ただ、YouTubeでのマーケティングはチャンネルを開設をして動画をアップしていれば成果が出るほど甘いものではありません。

そこで押さえておきたいのが、YouTubeのVSEOです。
​​​​​​​今回は、概要やVSEO対策が重要な理由などの基本的なところから具体的な対策方法まで、YouTubeのVSEOを深堀りして紹介していきます。

YouTubeのVSEOとは何か?

YouTubeのVSEOとは、YouTube内で自社の動画をより多くのユーザーに表示させるための施策を指す言葉です。
YouTubeには検索窓が備わっており、ユーザーはその検索窓にキーワードを入力して目当ての動画を探せるような仕組みになっていますが、特定のキーワードで自社の動画を上位に表示させるための施策が、YouTubeでのVSEOの代表的な施策としてあげられます。

ちなみにVSEOは「Video Search Engine Optimizaition」の略称で、検索エンジン最適化を表す「SEO」からきています。

VSEOが重要な理由

VSEOが重要な理由としては、

・マーケティングにおける動画の重要性が高まってきているから
・対策することでより多くのユーザーに動画が表示されるようになるから
・対策できていない企業が多いから
・検索ブラウザの検索結果にも動画が表示されるようになるから

の、4点があげられます。

それぞれの理由について詳しく解説していきます。

マーケティングにおける動画の重要性が高まってきているから

近年、スマートフォンが広く普及し、YouTubeなどの動画配信プラットフォームが幅広い世代に利用されるようになったこともあって、マーケティングにおける動画の重要性が非常に高まってきています。
この流れは今後も加速し、もうしばらくすると、「企業のマーケティングには動画を用いるのが当たり前」という時代になっていくはずです。

ただ、動画マーケティングで成果をあげるためには闇雲に動画を制作して公開しているだけでは不十分で、VSEO対策を施して、より成果につながりやすい状況を作る必要があります。
いくら動画マーケティングに注力したとしてもVSEO対策ができていなければ思うような成果をあげることはできないので、しっかりと対策する必要があると言えるわけです。

対策することでより多くのユーザーに動画が表示されるようになるから

VSEO対策をおこなうと、対策をおこなわない場合に比べ、より多くのユーザーに動画が表示されるようになります。
VSEO対策を実施することで動画が表示される可能性が高まる場所としては、

・ユーザーが特定のキーワードで検索したときの検索結果
・YouTubeのホーム画面
・特定の動画の関連動画

などがあげられます。

実際に動画を視聴してもらえるかどうかはサムネイルの出来栄えやクリックしたくなるタイトルが設定されているかどうかに左右されますが、より多くのユーザーに動画の存在をアピールできるようになる点は非常に魅力的です。
また、成果につながる可能性もより高くなります。

対策できていない企業が多いから

YouTubeをマーケティングに活用する場合、VSEO対策が必要不可欠です。しかし、VSEO対策をおこなっている企業はまだそれほど多くありません。
また、おこなっていたとしてもイマイチうまくいっておらず、成果につながっていない企業もたくさんあります。

実際にYouTubeでさまざまな企業のアカウントをチェックしてみると、多くのチャンネル登録者や視聴回数を獲得しているチャンネルもある一方で、大半の企業系アカウントが思うように成果をあげられていないことがわかります。
つまり、「うまくいっていない=効果的なVSEO対策がおこなえていない」と考えられるので、正しい方法でVSEO対策に取り組むことができれば後発組でも大きな成果をあげられる可能性があるわけです。

検索ブラウザの検索結果にも動画が表示されるようになるから

YouTubeのVSEO対策はYouTubeの中という限られた空間でのみ効果を発揮するものだと捉えられてしまいがちですが、実際はそうではありません。
動画の内容や対策するキーワードによっては、Google ChromeやYahoo!などの検索ブラウザの検索結果にも動画が表示されることもあります。

検索ブラウザは普段YouTubeを利用しない人も利用するサービスです。そのため、VSEO対策をおこなって検索結果に動画を表示できるようになれば、より多くのユーザーに動画を視聴してもらえるようになる可能性もあります。
動画は検索結果の上部に表示されることも多いので、大きな成果につなげることも可能です。

VSEOのアルゴリズム(仕組み)を知る

VSEO対策を始める場合、その仕組みを把握した上で始めることが重要です。
ここでは、VSEOの仕組みの根幹であるアルゴリズムの概要と、VSEOのアルゴリズムにおいて重要視される5つのポイントについて解説していきます。

VSEOのアルゴリズムとは

「アルゴリズム」とは、問題を解決するための計算方法を指します。
VSEOのアルゴリズムは、

・検索結果に表示される動画の選定
・ホーム画面に表示される動画の選定
・急上昇など人気の高まっている動画の選定

などに活用されています。

例えば、「iPhone14 カメラ性能」というキーワードをYouTubeの検索窓に入れて検索した場合、iPhone14のカメラについて解説している動画が検索結果に並ぶようになっていますが、これもアルゴリズムによって決定されているわけです。

VSEOのアルゴリズムで重要視される4つのポイント

YouTubeはGoogleが運営しているサービスですが、GoogleはVSEOのアルゴリズムの詳しい内容を一切公開していません。
アルゴリズムの詳しい内容を公開してしまうと、その仕組みを逆手にとってハックしようとする悪質なユーザーが出てきてしまうので、あえて公開していないわけです。

ただ、Googleが公開しているガイドラインやポリシーを見れば、重要だと思われる要素が何となく見えてきます。
今現在のVSEOのアルゴリズムにおいて特に重要だと考えられているのが、

・キーワードと動画の関連性
・動画のクリック率
・動画に対するユーザーのエンゲージメント
・チャンネルの専門性

の、4点です。

VSEOで評価されるにはアルゴリズムに動画の内容を伝える必要があります。そこで重要になるのがタイトルや概要文です。
タイトルと概要文に動画の内容を表すキーワードを入れ、アルゴリズムに動画の内容がしっかりと伝わるようにすることが大切です。iPhone14のカメラ性能について解説している動画のタイトルや概要文に、「iPhone14 カメラ」というキーワードを設定するイメージです。

VSEOのアルゴリズムで評価されるには動画のクリック率も重要になってきます。動画がユーザーに表示された際、より多くのユーザーにクリックされればされるほどユーザーの興味を引く良質な動画だと判断されるようになり、評価が高まります。
ユーザーのエンゲージメントも重視されているポイントの一つです。視聴維持率の高い動画やコメントの多い動画、高評価の多い動画ほど高く評価される傾向にあります。

また、チャンネルの専門性も重要です。投稿されている動画のカテゴリーが雑多なチャンネルよりも特定のカテゴリーやテーマに関連する動画のみをアップしている専門性の高いチャンネルの方が高く評価される傾向にあります。

YouTubeのVSEO対策初級編

YouTubeのVSEO対策には、初心者向けの対策と、より難易度の高い応用的な対策という2種類の対策があります。初心者向けの初級の対策は、いずれも簡単なものばかりなので、マストでやっておきたいところです。
7つの基本的なVSEO対策について紹介していきます。

タイトルや概要文に対策したいキーワードを含める

YouTubeに動画をアップする際、動画のタイトルや動画の内容を説明する概要文を設定することができますが、このタイトルや概要文には必ず対策したいキーワードを含めるようにしましょう。
例えば、YouTubeのVSEO対策について解説する動画を制作してアップする場合であれば、「YouTube VSEO 対策」というキーワードをタイトルや概要文に含めるイメージです。

そうすることでYouTubeのアルゴリズムに動画の内容を伝えられるようになり、そのキーワードでの上位表示が期待できるようになります。
また、タイトルにキーワードが含まれているとそのキーワードに関連する動画を探しているユーザーの目に留まりやすくなり、クリックを誘発してくれるようにもなります。

ユーザーがクリックしたくなるタイトルを設定する

動画のタイトルへのキーワードの挿入は基本中の基本なので、ほとんどの動画がタイトルへのキーワードの挿入をおこなっています。
そこで重要になるのが、他の動画とのタイトルでの差別化です。ユーザーがクリックしたくなるタイトルや思わずクリックしてしまうようなタイトルをつけ、競合する動画よりもクリックしてもらいやすい状況を作りましょう。

例えば、YouTubeのVSEO対策に関する動画を探しているユーザーは、VSEOの概要について知りたいのはもちろん、具体的な対策方法に関する情報も欲していると推測できます。
そのため、「YouTubeのVSEOとは」というタイトルよりも「YouTubeのVSEOって何?効果的な対策方法について解説!」など、具体的な対策方法についても解説している動画であることが伝わるタイトルを設定する方が、よりクリックしてもらいやすくなるわけです。

クリック率が高まると動画の評価も高まるので、魅力的なタイトルをつける施策は非常に効果的な施策だと言えます。

ユーザーがクリックしたくなるサムネイルを設定する

YouTubeを活用した動画マーケティングでは、動画をより多く表示させて露出を高めるのはもちろん、クリックして視聴してもらうことも意識しなくてはいけません。
そこで重要になるのがサムネイルの画像です。YouTubeにアップする動画には任意のサムネイルを設定できるようになっています。

実際にYouTubeにアップされている動画に目を通してもらえるとわかりますが、どの動画もユーザーがクリックしたくなるような画像をサムネイルとして設定しています。
テキストで動画の内容を伝えたり、装飾を施して目立たせるなど、思わずユーザーがクリックして視聴したくなるようなサムネイルを作成し、設定するようにしましょう。

質の高い動画を制作する

YouTubeのアルゴリズムは、質の高い動画を評価し、より多く露出するような仕組みになっています。そのため、動画を制作する際は、質にこだわり、良質な動画を制作するべきです。
動画の内容が優れていることはもちろん、撮影機材や編集ツールにもこだわり、妥協せずに質の高い動画を制作するようにしましょう。

タグ・タイムスタンプ・字幕や翻訳をつける

かなり細かなポイントですが、タグやタイムスタンプ、字幕や翻訳をつけることもVSEO対策につながります。これらはユーザービリティーを高める機能で、設定しておくことでユーザーのエンゲージメントを高めてくれる効果が期待できます。
ユーザーのエンゲージメントが高い動画は良質な動画として評価されるので、動画を公開する際は忘れずに設定するようにしましょう。

YouTubeのVSEO対策応用編

YouTubeのVSEO対策に本気で取り組むのであれば、応用的な対策もしっかりとおこなうべきです。応用的な対策だけあって難易度は高くなるものの、その分大きな成果をもたらしてくれます。
2つの応用的な対策について紹介していきます。

ユーザーの反応を分析して改善につなげる

応用的なVSEO対策として代表的なのが、動画に対するユーザーの反応の分析です。
YouTubeには無料で利用できる「YouTube Studio」というアナリティクスツールが備わっており、

・動画の再生時間
・ユーザーが動画から離脱するタイミング
・低評価・高評価の数

など、投稿した動画に対するユーザーの反応を細かくチェックできるようになっています。

VSEO対策で成果をあげている企業もいきなり施策がうまくいったわけではなく、このツールを活用して分析と改善を重ね、成果につなげています。
動画を公開したら定期的にユーザーの反応をチェック、分析して改善するというサイクルを回せる体制を整えておくと、より効率的に取り組めるようになるのでおすすめです。

チャンネルの専門性を高める

YouTubeのアルゴリズムは、チャンネルにアップされている動画の内容を分析し、チャンネルの専門性をチェックしています。
例えば、インテリアに関する動画をアップしているチャンネルは「インテリアに特化したチャンネル」「インテリアに詳しいチャンネル」として認識されるわけです。

チャンネルの専門性を高めると、チャンネルと関連のあるテーマの動画を公開した場合、VSEOで高く評価されやすくなります。
チャンネルの専門性が高まると、特定の検索キーワードの検索結果で貴社の動画が上位に表示されるようになったり、貴社の動画がいくつも表示されるようになるなど有利に働くようになるので、専門性を意識しながらチャンネルの運営に取り組むようにしましょう。

VSEO対策を行う際の注意点

実際にYouTubeに動画をアップしてVSEO対策に取り組む際、いくつか注意しなくてはならないポイントがあります。
主な注意点としてあげられるのは、以下の3点です。

・質の低い動画を公開しない
・関連性の低い動画を公開しない
・事前に計画を立て、スケジュールに沿って動画を公開する


これらを無視してVSEO対策を進めてしまうと、

「いくら頑張っても成果が出ない…」
「頑張って対策しているのに全然成果につながらない…」

ということになってしまいかねません。

それぞれの注意点について詳しく解説していきます。

質の低い動画を公開しない

YouTubeでのVSEO対策には動画の制作が欠かせませんが、動画を作ったことがない場合、どこまで作り込めばいいのかがわからず、つい「こんなもんでいいか」と動画の品質に妥協してしまう傾向にあります。

ただ、当然と言えば当然ですが、妥協した質の低い動画はユーザーからの評価や反応も悪くなるため、YouTubeのアルゴリズムによって「質の低い動画」と判断されてしまいかねません。
その動画をきっかけに「このアカウントは質の低い動画を公開しているアカウント」と認識されてしまうこともありますが、そうなると、今後のチャンネル運営にも支障が出てしまいかねません。

YouTubeのアルゴリズムはアカウント全体でも評価しているので、質の低い動画を公開してアカウント全体の評価を下げてしまわないよう注意するようにしてください。

関連性の低い動画を公開しない

YouTubeで動画を公開してVSEO対策に取り組むには、動画を公開するためのアカウントの用意が必要になります。
先述したとおり、YouTubeのアルゴリズムはアカウント全体でも評価をおこないますが、そこで注意しなくてはならないのがチャンネル内で公開する動画の関連性です。

VSEO対策ではチャンネルの専門性が重要だと紹介してきましたが、チャンネルの専門性を図る指標の一つにチャンネル内で公開されている動画の内容と関連性も含まれています。
例えば、企業向けの会計システムを制作している会社がマーケティングにYouTubeを活用する場合、チャンネル内で公開する動画は、製品の紹介や会社紹介、企業の会計に関する知識系の動画などに留めておくべきです。

極端な例にはなりますが、まったく関係のないファッションの動画やインテリアの動画をアップしてしまうと、チャンネルの専門性が低くなり、アカウント全体の評価に影響してしまう可能性があります。
事前にチャンネルのテーマを決めておいて、そのテーマにあった動画のみを公開するようにしましょう。

事前に計画を立ててスケジュールに沿って動画を公開する

ビジネスにおけるマーケティングは、事前にしっかりと計画を立て、スケジュールに沿って施策を展開していかなくてはいけません。それは動画マーケティングでも変わりません。
YouTubeのアルゴリズムは、たまにしか動画がアップされない活動が限定的なアカウントよりも、定期的に動画がアップされる活動的なアカウントを好み、高く評価する傾向にあります。

計画を立てずに見切り発車で進めてしまうと、活動が限定的になってしまいやすいので、しっかりと計画を立てた上で取り組むようにしてください。

VSEO対策に有効な動画を内製化で作成する

動画の制作方法には、制作会社や個人のクリエイターに動画の制作を外注する方法と自社で内製する方法があります。
外注で進める方法には効率的に動画を用意できるというメリットこそあるものの、費用が高額になってしまいがちです。また、担当者との意思疎通がうまくいかないと、こちらの意図しない内容やクオリティの動画があがってくることもあります。

一方、動画を内製する場合、基本的な知識を身につける必要があり、なおかつ企画から撮影、編集まで自分たちでこなさなくてはならないなどのデメリットがありますが、費用を抑えられるという大きなメリットがあります。
また、自社で動画を制作するので、意図しない仕上がりになってしまう心配もありません。

最近は動画の内製化をサポートするサービスも充実してきているので、ぜひ内製化も検討してみてはいかがでしょうか?

まとめ

YouTubeのVSEOについて深掘りして紹介してきました。YouTubeは、活用に取り組む企業が増えてきていることもあって、ただ動画をアップしているだけでは成果につながらなくなってきています。
これからYouTubeをマーケティングに活用するのであれば、VSEOを意識した取り組みが必須になります。今回紹介したVSEOの仕組みや重要性などをしっかりと理解した上で具体的な対策を実施してもらえれば、徐々に成果を実感できるようになるはずなので、ぜひ参考にしながらVSEO対策をおこなってみてください。

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