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香水(フレグランス)の売上アップに動画を活用しよう!活用事例もご紹介

香水(フレグランス)の売上アップに動画を活用しよう!活用事例もご紹介

香水(フレグランス)の売上アップに動画を活用しよう!活用事例もご紹介

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さまざまな業界のECサイトが動画を使った販促を行っています。
スマートフォンの普及やYouTubeなどの動画投稿サイトのユーザー層拡大など、現代人は動画を視聴する環境にあふれており、商品ひとつとってもPR動画や説明動画が「あって当たり前」になりつつあるのではないでしょうか。

今回は、香水(フレグランス)を取り扱うブランドやショップに向けて、動画を活用したプロモーションの事例を紹介します。ぜひ動画制作の参考にしてみてください。

香水ブランド・ショップが動画を活用するメリットとは

香水の香りは動画では再現できません。それでも、香水ブランドや香水ショップが動画を制作するメリットはあります。ここでは、そのメリットと動画の制作方法について解説していきます。

動画を活用するメリット

まず、大きなメリットとして動画自体がもつ情報量の多さが挙げられます。動画は雑誌やWebサイトなど、文章や画像(静止画)メインのメディアと違い、映像・画像・音(BGMやナレーション)を使うことができます。
つまり、視覚だけでなく聴覚にも訴えることができるメディアなのです。また、人間は動くものに目がいく特性がありますので、動画はPRやマーケティングツールとしてかなり優秀な手段だといえます。

では、香水に関しての動画を作るメリットは何でしょうか。残念ながら香水の最大の売りである”香り”を視聴者に実体験してもらうことはできません。
しかし、その香水の香りから湧き出るイメージや香水の作り方、付け方のコツなどを動画にすることは可能です。ブランドにしろショップにしろ、香水に関するプロが手掛ける動画は、香水に興味がある視聴者を惹き付けることが期待できます。

動画制作の方法

視聴者が香水の何を知りたがっているのか、販売する側はこの香水の何をアピールしたいのかを分析していくことが、動画制作の企画段階としてオススメの方法です。

具体的な動画制作の方法には、大きく分けて2種類あります。外部の映像制作会社に依頼する「外注」と社内で制作する「インハウス(内製)」という方法です。
CG合成など高度な技術を用いた動画を作りたい場合や芸能人、モデルを起用したいなど、社内の人材だけでは難しい場合には外注がオススメです。そうでなければ、予算や制作時間を抑えることができるインハウスをオススメします。
撮影・編集の機材を持っていない場合には購入の必要がありますが、インハウスで動画制作のノウハウを蓄積すれば継続的に動画制作をすることができ、機材費の回収も期待できます。

また、インハウスでは不安や疑問点を解消するために、第三者のアドバイスを受けることも有効。撮影や編集のこと、制作した動画運用で悩んだとき、自分たちだけで悩むよりは詳しい専門家に聞いたほうが効率的です。
弊社のサービスであるクラウド動画編集ツール「メディア博士」は、企画制作サポートも行っています。インハウス化を希望される際にはぜひ検討してみてください。

香水(フレグランス)に関する動画活用事例

ここでは、現在YouTubeで公開されている香水ショップやブランドの動画をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

NOSE SHOP(ノーズショップ)

NOSE SHOP(ノーズショップ)は、世界中のユニークなフレグランスブランドを集めた香水専門店。このショップのYouTubeチャンネルにはさまざまな香水ブランドのクリエイターたちのインタビュー動画が並んでいます。


こちらは音楽家兼香水クリエイターであるピエール氏のインタビュー動画。
彼が創業した「L'ORCHESTRE Parfum(オーケストラ パルファム)」は「もしも香りから音を聞くことができて、音から香りを嗅ぐことができる能力があったら、音楽と香水という2つの芸術が生み出す完璧な調和を、余すことなく味わい尽くすことができる(YouTube概要欄より引用)」というユニークなコンセプトをもとに曲と香水が作られています。

このように新進気鋭の香水ブランドやクリエイターのインタビューは、あまり香水に興味がない消費者や逆に有名ブランドの香水は一通り使ってきて、今はちょっと変わったものを求めている消費者には心惹かれるものがあるのではないでしょうか。


フランスのフレグランスブランド「NICOLAI(ニコライ)」創業者兼調香師のパトリシア・ド・ニコライ氏が新作の香水について語る動画です。
ニコライ氏のインタビューに入ると映像の左半分を大胆に黒で隠し字幕に使っています。全体的に文字や背景色を白と黒で構成し、香水のラベルに合わせているのがわかります。こうすることで、商品イメージを損なうことがない上に、メインである柚子のもつ鮮やかな黄色が引き立つという相乗効果が得られています。

商品のもつイメージを壊さないということは、動画制作においてとても重要なことです。
どうすれば商品が引き立つのか、BGMやテロップなどの装飾も演出のひとつであり、視聴者をひきつける動画作りの大事な要素だということがわかるかと思います。


こちらは、NOSE SHOPの実店舗スタッフがInstagramにてライブ配信を行ったものをYouTube用に編集した動画。
梅雨のジメジメした時期に合う香水をテーマに、オススメの香水ブランドや付け方を紹介しています。概要欄にはタイムスタンプ(目次)が記載されており、気になるところからすぐに見られるように配慮されています。

商品に関してプロであるスタッフによるオススメはやはり消費者にとって気になるものです。
そして、元はInstagramライブですが、このように動画という形になると実店舗には行けない人でも参考にすることができ、ショップに対してのイメージも上がり、集客や売上アップが期待できるのではないでしょうか。

Christian Dior

こちらの動画は、2022年10月に公開されたクリスチャン・ディオール(Christian Dior)の人気フレグランス「ミス ディオール(Miss Dior)」の新作キャンペーン広告です。

参照:Christian Dior公式Youtube MISS DIOR, THE NEW FRAGRANCE

主演はアメリカの実力派俳優ナタリー・ポートマン。映像では、彼女が自由で情熱的な女性像を体現しており、ブランドの世界観を見事に表現しています。
色とりどりの花びらが舞う花園や美しい自然の風景の中で、ナタリーが軽やかに駆ける姿が印象的で、「香り高いフローラルブーケに包まれる感覚」というミス ディオールの特徴を視覚的に伝えています。ピンクを基調としたボトルに象徴されるように、香りは可憐で甘く、幸せを象徴するようなイメージです。

このような感情に訴える映像表現は、ターゲットを絞るリスクもありますが、その分強い共感を呼びやすく、購買意欲の向上も期待できます。
自由や幸福を求める女性像を明確に描くことで、視聴者の心をつかみ、ブランドのファンづくりにもつながります。

感性に訴える香水だからこそ、香りとともに物語を伝える映像の力は重要です。ミス ディオールの広告も、製品紹介を超えて生き方や価値観まで伝える完成度の高い作品に仕上がっています。

Chloe

こちらの動画は、フランスの老舗ファッションブランド・クロエ(Chloé)が公開した新作フレグランス「ROSE NATURELLE INTENSE」のキャンペーン広告です。

参照:Parfumdo - Olfactive Memories CHLOÉ ROSE NATURELLE INTENSE

クロエは1950年代にパリで誕生して以来、“自由・軽やかさ・女性らしさ”を軸に、香りの世界でも確固たる地位を築いてきました。今回の映像も、そんなブランドの精神を色濃く反映しています。

映像では、自然の中で自由に過ごす女性たちの姿をモノトーンで描写。薔薇を基調としたフェミニンな香りが持つナチュラルで上品な魅力を、華美な演出に頼らず表現しているのが特徴です。
あえて色彩を抑えた演出が、クロエならではのシックでクラシカルな世界観を際立たせています。

このようなビジュアル重視のイメージ広告は、見る人の感情に強く訴えかけるため、香水というアイテムに非常に効果的です。明確なターゲット像を提示することで、共感や憧れを引き出し、結果的に購買意欲の向上も期待できます。

ブランドの長い歴史と調和する映像表現は、既存のファンだけでなく、新たなファン層の獲得にもつながるはずです。

香水ブランド・ショップが動画を活用する際の注意点

香水の世界観やコンセプトを伝える手段として動画は非常に有効なメディアですが、その表現方法を誤るとブランドイメージを損なうリスクもあります。
ここでは、香水ブランドやショップが動画を活用する際の注意点について紹介していきます。

香りの誤解を招く表現は避ける

香水動画で最も注意すべき点は、香りそのものが伝わらないことへの配慮です。「爽やかな香り」「高級感のある香り」など抽象的な表現に頼りすぎると、視聴者のイメージとのギャップが生じる恐れがあります。

実際の香料の構成やトップ・ミドル・ラストノートの違いなどを具体的に説明したり、どんなシーンに合うのか、どんな気分に寄り添うのかを丁寧に描写することで、誤解を避けながら香りのイメージを伝えることが可能です。
「この香りは○○のような印象です」といった語り口にとどめ、断定的な表現は控えましょう。

映像の世界観とブランドイメージの整合性をとる

香水ブランドは、多くの場合「繊細」「上品」「高級感」など明確な世界観を持っています。そのため、動画制作においてもBGMやフォント、カラートーン、編集効果など、すべての要素がそのイメージと合致していることが大前提です。

例えば、高級感のある香水を紹介する動画に、ポップなBGMやカジュアルすぎる映像演出を使ってしまうと、視聴者の印象とのズレが生まれ、商品価値そのものを下げかねません。
ブランドのトーン&マナーを守りながら、演出要素を選定することが重要です。

演出過剰にならないように注意する

映像に動きをつけようとするあまり、画面切り替えが激しかったり、演出が過剰になったりすると、視聴者が内容に集中できなくなる恐れがあります。
特に香水のように静の世界観が重視される商品では、演出はあくまで引き立て役に徹するべきです。

カメラの動きや映像の切り替えは最小限にし、ボトルの造形やラベルの質感がしっかり見えるように、引きと寄りのバランスを意識しましょう。
過度なエフェクトや文字の装飾は避け、見せたい情報に焦点を当てたシンプルな構成が効果的です。

著作権や素材使用ルールの確認を怠らない

香水ブランドの世界観を伝えるために使用するBGMや写真、映像素材には、著作権が発生するものも少なくありません。
たとえWeb上で自由に見られるものであっても、商用利用が禁止されている場合や、ライセンス料が必要なケースもあります。

安心して動画を運用するためにも、使用素材は必ずライセンス条件を確認し、必要に応じて有償の素材を使うか、自社で撮影・制作したコンテンツを使用するようにしましょう。
特にナレーション用の音源やBGMは、フリー素材と明記されているサイトでも「商用NG」の場合があるため要注意です。

まとめ

動画では実際の香りを視聴者に伝えることはできませんが、その香りをまとったときの雰囲気やどのような人にオススメなのかは動画で伝えることが可能です。
ぜひ動画事例などを参考に、イメージ動画や香水の付け方などのハウツー動画で集客や売上げアップを狙っていきましょう。

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