動画制作・広告動画・プロモーション動画は動画作成ツール【メディア博士】

メディア博士ウェブマガジン >
動画コラム一覧 >
人間の五感に訴えるシズル動画!特徴や効果をご紹介

人間の五感に訴えるシズル動画!特徴や効果をご紹介

2024-11-21 2021-03-12

人間の五感に訴えるシズル動画!特徴や効果をご紹介

クラウド動画編集ツールのご案内資料

今すぐ無料ダウンロード

食べ物や飲み物の美味しさを訴えるならシズル動画が効果的!

シズル動画とは肉の焼ける音を録音したり、美味しそうな匂いをイメージさせる湯気などを撮影し、食欲を刺激する動画です。視聴者の購買意欲を高めるために使われる動画でもあり、上手く表現できると料理や商品のリアルなイメージを強く訴えられます。

料理や美味しさを視聴者の五感に訴えるシズル動画を飲食店PRや料理動画に取り入れると、集客効果に期待できます。集客や購買意欲を高めるために活用されるシズル動画には、どのような特徴があるのでしょうか。こちらの記事では、シズル動画の特徴や効果について解説いたします。

シズル動画の特徴

調理や人が食べる音を聴かせる

肉の焼ける音を始め、肉汁や水分がはじける音を聴かせるのはシズル動画の特徴の一つです。
調理に限らず、人が食べ物を食べている時のサクサク、パリパリなどの食感や料理を切る際の音もシズル感の表現に使えます。
参考動画としてカルビーが製造・販売しているフルグラのCM。

このCMは女優の福原遥さんを始めに様々な年代の人がフルグラを食べる内容で、食べる時のボリボリ音が聞こえやすいように音量調整されています。牛乳をかけて食べるフルグラでもボリボリ音がするほどの食感を味わえる点を訴える表現といえるでしょう。
また、音以外に人が食べ物を食べる姿を見せるのも効果的で、食べた瞬間に頬を緩ませたり、驚きの表情を見せるなどのリアクションも大事なシズル感の要素です。

見栄えにこだわっている

音以外に画でこだわるのもシズル動画の特徴です。

料理や商品に使う食材の調理・製造工程を色鮮やかに表現し、視聴者に興味を持たせられます。アートのような動画・静止画との組み合わせ方や、音楽をテンポ良く合わせたりと構成によっては視聴者を楽しませる魅力も持っているのがシズル動画です。
参考動画として北海道のロイズコンフェクトが提供する生チョコレート・オーレのCM。
商品を構成するミルクチョコレートと北海道の生クリーム、風味付けの洋酒を混ぜるところから始まり、形を作ってココアパウダーを振りかけています。

CMでは茶色をメインにした色使いに綺麗なツヤで上品なイメージを表現。鋭くないナイフでも押すだけでチョコレートを切られる場面を見せるのは、柔らかいチョコレートの証明をしていると想像できます。

主観で撮る

視聴者に料理や商品のイメージをダイレクトに訴える手段として、主観で撮るのもシズル動画の特徴です。
鍋にある食材を目の前で混ぜ、肉を切る行動をできるだけ近くで見えるように撮影することで、迫力ある映像が撮れます。
参考動画として三和酒類が製造している本格焼酎いいちこのプロモーション映像。

この映像は目の前でいいちこハイボールを作りつつ、お酒に合ったおつまみを作る動画です。おつまみを作る場面では目の前で調理、ハイボールを作る場面ではいいちこに混ぜる炭酸のシュワシュワ感が、視聴者にお酒を飲みたい気持ちにさせてくれます。料理が美味しく感じそうな音や、おつまみとハイボールの見せ方も食欲を刺激するよう意識されているシズル動画です。

料理の調理工程を見せる

シズル動画の特徴の中で、一番に視聴者へ強いインパクトを与えるのは調理工程でしょう。
特に肉を焼く時に溢れ出る肉汁、油や水分を熱する音は視聴者の食欲をかきたてる強い武器になります。
参考動画として元ミシュラン2つ星シェフが教える鶏むね肉の焼き方の動画。

鶏肉を煮るための野菜出汁の作成から付け合わせのいんげんの調理工程が映っており、進めば進むほど食欲がかきたてられます。出汁の作成部分は鍋で煮込む、鶏むね肉を焼く部分で肉を焼く工程が描かれているので、シズル感のある調理工程の参考動画としても見られます。

シズル動画の効果

食欲を刺激する

シズル動画には食欲を刺激する効果を持っています。

包丁で野菜を切るまな板の音、揚げ物やステーキ肉を切る瞬間や湯気の出る映像などを見ると、自分の目の前で調理していると思い込み、食欲の刺激につなげられます。目の前に映る食べ物を食べてみたいと思わせることが、シズル動画を使った広告では重要な要素となるのです。
参考動画として焼き肉なべしまのTVCM。
このCMには誰も出演しておらず、メインは焼いている肉です。網の上で焼かれるカルビにホルモン、脂身の多い肉の上で踊る脂。見ているだけでヨダレが垂れてしまいそうなCMです。

目の前に商品があるように見せられる

シズル動画には臨場感があり、視聴者の目の前に商品があるとイメージさせる効果があります。

広告対象の商品を使って調理している姿や、飲食店の肉料理を箸でつかむシーンの挿入で自分の体験としてイメージ。食べる瞬間のイメージが記憶として残りやすいため、訴求力アップに期待できます。
参考動画としてカルビーのいちごリッチのCM。

新鮮ないちごが乾燥いちごに変身して穀物類と一皿に集まり、最後に牛乳をゆっくり注いで完成を描いています。視聴者の前の一皿を描き、完成したタイミングで「召し上がれ」と訴えているように感じ取れるシズル動画です。

商品を購入したい気持ちにさせる

シズル動画は視聴者に料理や商品の美味しさを強く訴えられる映像です。
料理や商品の美味しさを訴えながら「お得に購入できる」と映像で表現することにより、視聴者の購買意欲を高められます。
参考動画としてPIZZA-LAのよくばりクォーターのCM。

最初に売りである4種類の味を欲張れる要素と税抜き1980円のお得感を応援歌で伝えています。よくばりクォーターを構成する4種類のピザを画面に出し、熱々なピザをイメージさせるために湯気や伸びるチーズも見せています。それぞれのピザを美味しそうに見せつつ、4種類のピザを2000円ちょっとの値段でお得に食べられる点を訴える広告動画といえるでしょう。

商品の魅力や料理の美味しさをアピールしやすい

視聴者の五感に直接訴えるシズル動画は、商品の魅力や料理の美味しさを強くアピールする力を備えています。
ステーキを焼いたり野菜を炒める音やまな板を叩く包丁の心地よいリズム、肉をバーナーであぶるシーンなどは視聴者の食欲と五感を刺激する要素が満載です。
参考動画としておおいた和牛のPR動画。
この動画ではコンロに火をつけるところから始まり、料理提供までの工程や配膳をBGMに合わせて映像を流しています。ただBGMに合わせるだけでなく、和牛を切る・焼く・煮る、野菜を切る・炒める、料理の盛り付けや飲み物を入れるところまでシズル感たっぷりの動画です。

動画終了6秒前までナレーションもない様子から、「説明もいらないくらいにおおいた和牛は美味しい」と視聴者に訴えているように感じられます。

シズル感を演出する撮影のポイント

シズル感を効果的に演出するためには、視聴者の五感を刺激する要素を意識した撮影が重要です。ここでは、シズル感を引き立たせるための具体的な撮影のポイントを解説します。

音の活用

シズル感を感じさせるには「音」の要素が非常に大切です。肉が焼ける「ジュワー」という音や、油の中で素材が揚がる「パチパチ」という音は、視覚以上に聴覚に訴えかけ、視聴者の食欲を刺激します。調理工程ごとに異なる音をピンポイントで収録することが重要です。
また、音を強調するためには、収音マイクの配置や防音対策を施し、余計な雑音が入らないよう配慮しましょう。

迫力ある映像のためのアングル

シズル感を引き出すには、視聴者の目の前に料理があるかのように感じられるアングルが有効です。
例えば、食材を切るシーンではカメラをできるだけ近づけ、ナイフがまな板に当たる瞬間を捉えます。鍋の中で素材が煮込まれる様子や、フライパンで食材が踊る瞬間を真上から撮影するなど、素材の質感や温度感が伝わるアングルを意識しましょう。視聴者が料理の世界に引き込まれるよう、主観的な視点での映像も効果的です。

湯気や油の弾ける瞬間を捉える

湯気や油が弾ける瞬間は、料理の温かさや出来立ての新鮮さを視覚的に訴える大切な要素です。湯気を強調するためには、自然光や光源を料理の後方から当てる「逆光撮影」が効果的です。
また、温度の高い素材や調理器具を扱うときには、湯気や油が弾けるシーンをスローモーションで撮影することで、視聴者の興味を引きつけられます。

カメラのフォーカスを活用したボケ効果

シズル感を感じさせるためには、カメラのフォーカス機能を活用し、背景をぼかすことで料理の存在感を引き立たせる工夫が効果的です。メインとなる食材や調理器具にフォーカスを合わせ、背景を柔らかくぼかすことで、視聴者の目が自然と食材に集中しやすくなります。
さらに、フォーカスを徐々に変化させながら、食材全体に視線が移るよう工夫すると、より臨場感が高まります。

カットのテンポを調整する

シズル感を伝えるためには、映像のテンポも重要です。長すぎるカットは視聴者の集中力を失わせやすいため、適切なタイミングでカットを切り替え、テンポの良い動画を作成しましょう。

まとめ

シズル動画の特徴と効果について解説しました。
動画にシズル感を採用するには、シズル動画と称されている映像を視聴し、どのような部分が視聴者の五感に訴える要素となっているかを知ることからが大切です。

定番の表現にこだわらず、時代に合わせたトレンドの演出を採用するのも効果的なシズル動画の作成につなげられるかもしれません。メディア博士には専属コンサルタントがおり、動画活用方法や撮影手順、情報発信や改善提案を行っております。シズル動画の作成に関してもお力になれると思いますので、ぜひご相談ください。

【資料DL】企業の動画内製化と外注制作の考え方
動画のインハウス化が失敗する原因とは

資料をダウンロードする

クラウド動画制作ツールでビジネス動画をカンタン作成

クラウド動画作成ツールのメディア博士ならブランディング動画・プロモーション動画・社内広報動画・広告動画などを簡単制作!

誰でも作れる・すぐに作れる・いくらでも作れる

メディア博士での動画作成には、難しい操作や知識は必要ありません。初心者でも手間なく短時間で完成させることができAI機能や専属コンサルタントが動画作成をサポートします。
また、定額プランで月に何本作ってもOK!いつでも更新・アップロードができます。


動画制作の内製化(インハウス化)で動画をフルに活用しませんか?
  • メディア博士資料ダウンロード
  • マニュアルの作成・管理ツール「マニュアル博士」

新着コラム記事はこちら

New article
メディア博士ウェブマガジンのトップへ
知識がなくても簡単に作れるクラウド動画編集ツール「メディア博士」 【ウェブセミナー】- 社内の誰もができる! -スマートフォンでの動画撮影テクニック

動画活用について
お気軽にお問合せください

オンライン相談予約