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人間の五感に訴えるシズル動画!特徴や効果をご紹介

人間の五感に訴えるシズル動画!特徴や効果をご紹介

2022.09.27 2021.03.12

人間の五感に訴えるシズル動画!特徴や効果をご紹介

食べ物や飲み物の美味しさを訴えるならシズル動画が効果的!

シズル動画とは肉の焼ける音を録音したり、美味しそうな匂いをイメージさせる湯気などを撮影し、食欲を刺激する動画です。視聴者の購買意欲を高めるために使われる動画でもあり、上手く表現できると料理や商品のリアルなイメージを強く訴えられます。

料理や美味しさを視聴者の五感に訴えるシズル動画を飲食店PRや料理動画に取り入れると、集客効果に期待できます。集客や購買意欲を高めるために活用されるシズル動画には、どのような特徴があるのでしょうか。こちらの記事では、シズル動画の特徴や効果について解説いたします。

シズル動画の特徴

調理や人が食べる音を聴かせる

肉の焼ける音を始め、肉汁や水分がはじける音を聴かせるのはシズル動画の特徴の一つです。
調理に限らず、人が食べ物を食べている時のサクサク、パリパリなどの食感や料理を切る際の音もシズル感の表現に使えます。
参考動画としてカルビーが製造・販売しているフルグラのCM。

このCMは女優の福原遥さんを始めに様々な年代の人がフルグラを食べる内容で、食べる時のボリボリ音が聞こえやすいように音量調整されています。牛乳をかけて食べるフルグラでもボリボリ音がするほどの食感を味わえる点を訴える表現といえるでしょう。
また、音以外に人が食べ物を食べる姿を見せるのも効果的で、食べた瞬間に頬を緩ませたり、驚きの表情を見せるなどのリアクションも大事なシズル感の要素です。

見栄えにこだわっている

音以外に画でこだわるのもシズル動画の特徴です。

料理や商品に使う食材の調理・製造工程を色鮮やかに表現し、視聴者に興味を持たせられます。アートのような動画・静止画との組み合わせ方や、音楽をテンポ良く合わせたりと構成によっては視聴者を楽しませる魅力も持っているのがシズル動画です。
参考動画として北海道のロイズコンフェクトが提供する生チョコレート・オーレのCM。
商品を構成するミルクチョコレートと北海道の生クリーム、風味付けの洋酒を混ぜるところから始まり、形を作ってココアパウダーを振りかけています。

CMでは茶色をメインにした色使いに綺麗なツヤで上品なイメージを表現。鋭くないナイフでも押すだけでチョコレートを切られる場面を見せるのは、柔らかいチョコレートの証明をしていると想像できます。

主観で撮る

視聴者に料理や商品のイメージをダイレクトに訴える手段として、主観で撮るのもシズル動画の特徴です。
鍋にある食材を目の前で混ぜ、肉を切る行動をできるだけ近くで見えるように撮影することで、迫力ある映像が撮れます。
参考動画として三和酒類が製造している本格焼酎いいちこのプロモーション映像。

この映像は目の前でいいちこハイボールを作りつつ、お酒に合ったおつまみを作る動画です。おつまみを作る場面では目の前で調理、ハイボールを作る場面ではいいちこに混ぜる炭酸のシュワシュワ感が、視聴者にお酒を飲みたい気持ちにさせてくれます。料理が美味しく感じそうな音や、おつまみとハイボールの見せ方も食欲を刺激するよう意識されているシズル動画です。

料理の調理工程を見せる

シズル動画の特徴の中で、一番に視聴者へ強いインパクトを与えるのは調理工程でしょう。
特に肉を焼く時に溢れ出る肉汁、油や水分を熱する音は視聴者の食欲をかきたてる強い武器になります。
参考動画として元ミシュラン2つ星シェフが教える鶏むね肉の焼き方の動画。

鶏肉を煮るための野菜出汁の作成から付け合わせのいんげんの調理工程が映っており、進めば進むほど食欲がかきたてられます。出汁の作成部分は鍋で煮込む、鶏むね肉を焼く部分で肉を焼く工程が描かれているので、シズル感のある調理工程の参考動画としても見られます。

シズル動画の効果

食欲を刺激する

シズル動画には食欲を刺激する効果を持っています。

包丁で野菜を切るまな板の音、揚げ物やステーキ肉を切る瞬間や湯気の出る映像などを見ると、自分の目の前で調理していると思い込み、食欲の刺激につなげられます。目の前に映る食べ物を食べてみたいと思わせることが、シズル動画を使った広告では重要な要素となるのです。
参考動画として焼き肉なべしまのTVCM。
このCMには誰も出演しておらず、メインは焼いている肉です。網の上で焼かれるカルビにホルモン、脂身の多い肉の上で踊る脂。見ているだけでヨダレが垂れてしまいそうなCMです。

目の前に商品があるように見せられる

シズル動画には臨場感があり、視聴者の目の前に商品があるとイメージさせる効果があります。

広告対象の商品を使って調理している姿や、飲食店の肉料理を箸でつかむシーンの挿入で自分の体験としてイメージ。食べる瞬間のイメージが記憶として残りやすいため、訴求力アップに期待できます。
参考動画としてカルビーのいちごリッチのCM。

新鮮ないちごが乾燥いちごに変身して穀物類と一皿に集まり、最後に牛乳をゆっくり注いで完成を描いています。視聴者の前の一皿を描き、完成したタイミングで「召し上がれ」と訴えているように感じ取れるシズル動画です。

商品を購入したい気持ちにさせる

シズル動画は視聴者に料理や商品の美味しさを強く訴えられる映像です。
料理や商品の美味しさを訴えながら「お得に購入できる」と映像で表現することにより、視聴者の購買意欲を高められます。
参考動画としてPIZZA-LAのよくばりクォーターのCM。

最初に売りである4種類の味を欲張れる要素と税抜き1980円のお得感を応援歌で伝えています。よくばりクォーターを構成する4種類のピザを画面に出し、熱々なピザをイメージさせるために湯気や伸びるチーズも見せています。それぞれのピザを美味しそうに見せつつ、4種類のピザを2000円ちょっとの値段でお得に食べられる点を訴える広告動画といえるでしょう。

商品の魅力や料理の美味しさをアピールしやすい

視聴者の五感に直接訴えるシズル動画は、商品の魅力や料理の美味しさを強くアピールする力を備えています。
ステーキを焼いたり野菜を炒める音やまな板を叩く包丁の心地よいリズム、肉をバーナーであぶるシーンなどは視聴者の食欲と五感を刺激する要素が満載です。
参考動画としておおいた和牛のPR動画。
この動画ではコンロに火をつけるところから始まり、料理提供までの工程や配膳をBGMに合わせて映像を流しています。ただBGMに合わせるだけでなく、和牛を切る・焼く・煮る、野菜を切る・炒める、料理の盛り付けや飲み物を入れるところまでシズル感たっぷりの動画です。

動画終了6秒前までナレーションもない様子から、「説明もいらないくらいにおおいた和牛は美味しい」と視聴者に訴えているように感じられます。

まとめ

シズル動画の特徴と効果について解説しました。
動画にシズル感を採用するには、シズル動画と称されている映像を視聴し、どのような部分が視聴者の五感に訴える要素となっているかを知ることからが大切です。

定番の表現にこだわらず、時代に合わせたトレンドの演出を採用するのも効果的なシズル動画の作成につなげられるかもしれません。メディア博士には専属コンサルタントがおり、動画活用方法や撮影手順、情報発信や改善提案を行っております。シズル動画の作成に関してもお力になれると思いますので、ぜひご相談ください。

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