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「お客様の声」動画を活用するメリットと制作のポイント|企業の活用事例あり

「お客様の声」動画を活用するメリットと制作のポイント|企業の活用事例あり

「お客様の声」動画を活用するメリットと制作のポイント|企業の活用事例あり

「お客様の声」動画が注目される現状

商品やサービスを利用したユーザーがリアルな感想を述べる、お客様の声。マーケティングに活用することで、企業側の押し売りではなく、利用者視点で魅力を伝えられるのが利点です。

従来お客様の声は、店舗やWEBページに文章で掲載されていることが一般的でした。しかし近年では、動画を活用した紹介方法が注目されています。
実際に、お客様が商品やサービスの使用感を語るCMや動画コンテンツを見たことがあるのではないでしょうか。この記事では、需要が拡大している「お客様の声」動画をつくるメリットや制作時のポイント、企業の活用事例についてご紹介します。

「お客様の声」動画のメリット

商品やサービスを利用する前、「本当に自分にとって役立つのかイマイチ分からない」「買って後悔しないだろうか」と不安に感じている方は多くいるはずです。そのようなお客様に向けてアピールできる、「お客様の声」動画の3つのメリットをご紹介します。

情報の信憑性が増す

自社商品の魅力を企業側がどんなに説明しても、本当に良いものなのか、お客様には半信半疑で受け取られてしまうでしょう。
しかし実際に商品やサービスを利用したお客様が話すことであれば、客観的な意見として素直に聞くことができます。そのため、企業側の説明よりもお客様の声は大きな信頼が寄せられるのです。

一方で、テキストで書かれた感想や意見は、実際誰が書いたか分からないという懸念により、本当にお客様の声なのか疑われるケースがあります。
しかし、感想を述べるお客様自身を映像で写すことで、その疑いは晴れるでしょう。実際に顔を出して話してもらうことで、信憑性が高まるのです。本当にお客様が満足しているということを映像を通して伝えることができます。

イメージが掴みやすくなる

商品説明を読むことで、商品の良さや使用法は理解できても、なかなか自分が使ったときのイメージが湧かない場合があります。

そこで、お客様が実際に利用しているシーンを写したり、「こんな悩みが解決できた」と商品を利用して良かったエピソードを語ってもらったりすることで、視聴者はよりイメージしやすくなるのです。
「こんなときに役立つんだ」「こんな悩みが解決するんだ」など、視聴者はより具体的に、自分のケースに落としこんで考えることができるでしょう。

共感を得やすくなる

動画の出演者と視聴者に共通する部分があれば、視聴者の関心を強くひくことができます。

例えば出演者が「これを使ったら悩みが解消した」というエピソードを話していたとしましょう。視聴者が同じ悩みを抱えていて、同世代だった場合、試してみたいと感じる可能性が高くなります。
動画は、出演者の人となりや背景まで伝えることができるため、どんな人なのかが分かりやすくなり、共感されやすいツールなのです。ターゲットとしている層に共感してもらえるような人を出演者として採用するのがいいでしょう。

「お客様の声」動画制作のポイント

このように、視聴者の意思に大きな影響を与える「お客様の声」動画ですが、制作する上で気をつけるべきポイントが5つあります。視聴者の心に刺さるような内容にするために、きちんとおさえておきましょう。

動画のターゲット・目的を明確にする

どのような目的でどのような人に視聴してもらいたい動画なのかを撮影前に明確にしましょう。
ターゲットに近い人を出演者として設定し、目的に合う動画内容を考えることが重要です。しっかりと企画・構成した動画は、期待する結果を生んでくれる可能性が高まります。

リアルなお客様の声をしっかり引き出す

一般のお客様に出演してもらう場合は、動画慣れしていないケースが多いでしょう。普段ならスムーズに受け答えできることでも、緊張して答えに詰まってしまったり、大事なことを言い忘れてしまったりする可能性があります。
そんな事態を避けるためにも、質問内容を前もって共有し、話してもらう内容をしっかりまとめておく必要があります。

しかし、原稿を読んでいるだけの機械的な印象を与える動画になってしまっては逆効果。できるだけ自然体で、リアルな表情や声を引き出せるような雰囲気作りも大切です。

実際に利用しているシーンを写す

お客様のインタビューだけでなく、実際に商品やサービスを利用しているシーンを写すことがポイントです。
視聴者にとってイメージが湧きやすくなり、商品やサービスの魅力も伝わりやすくなるでしょう。利用シーンを映像で流しつつ、その上にインタビューの音声を乗せるような演出もおすすめです。

視聴者を飽きさせない演出をする

変化のないインタビュー映像がひたすらに続くなど、単調な動画は禁物。視聴者が飽きてしまい、最後まで見てもらえない可能性が高まります。動画内で、変化をつけるようにしましょう。

例えば、カメラアングルを変えて、話者を写す角度を変えたり、手元のアップを入れたりするなどの方法が効果的です。

分かりやすくなるような編集をする

余分な部分は極力カットして、伝えたいことが明確な動画を心がけましょう。また、適度にテロップを入れることで何を話しているかが分かりやすくなり、音声なしでも見られるメリットがあります。
テロップを入れやすいよう、人物を引きで撮る、もしくは、左右どちらかに寄せるなど、画面に十分な余白をもたせるよう撮影することが重要です。

企業の活用事例

「お客様の声」動画をうまく活用している事例を3つご紹介します。それぞれの動画内容とポイントついて詳細に解説しますので、是非参考にしてみてください。

【住宅】日建ホーム

●動画内容
「日建ホーム」が建築する、注文住宅を購入したお客様へのインタビュー。購入した理由や住み心地などを紹介。
●再生時間
3分程度

家族の増えたタイミングだからこそ感じた悩みや注文住宅の良さなどを語っています。家族構成の変化から新居を検討する人は多いため、同じような状況の人へ響く動画内容となっているでしょう。

「日建ホーム」のメリットや住み心地もお客様独自の視点で、自然体で話されているのが印象的です。インタビュー中に子どもがはしゃいでいる姿もリアリティがあり、家でのびのびと過ごせている様子が伺えます。

「日建ホーム」では、このように自社で家を建てたお客様のインタビューをホームページに複数掲載しています。こちらの動画は小さな子どものいる家族でしたが、年配の方や2人暮らしの家族がインタビューに答えている動画もあります。それぞれの視点から「日建ホーム」の良さや住み心地を話しているのがポイントです。利用を検討している方は、複数の動画の中から自分と近い家族構成・悩みを持つ人を見つけることができるでしょう。

【転職サイト】ビズリーチ

●動画内容
転職サイト ビズリーチのサービス「ビズリーチ・ウーマン」のPR動画。前半では、同サービスを導入している「すかいらーく」が採用時の課題や今後の抱負を説明。後半では、「ビズリーチ」がサービスを利用する意味やメリットを紹介。
●再生時間
3分程度

この動画では、サービスの利用者と提供者どちらもインタビューに答えているのが特徴です。双方の意見を聞くことができるという点で、より説得力を持って訴えることができるでしょう。
前半では、「すかいらーく」が課題や今後の抱負について具体的に語っていることで、店舗を持つ企業や女性活躍推進を掲げる企業にとって共感できる部分が多くあるでしょう。後半では、サービス提供側の「ビズリーチ」が「すかいらーく」の課題を踏まえた上で、サービスを利用するメリットを述べ、アピールポイントをしっかりと訴求しています。

一問一答形式ではなく、1人が話す時間の長い動画は、単調になってしまいがちです。しかし、カメラアングルを変えたり、働いているシーンや数値データを用いたりするなど、視聴者を飽きさせないような動画構成となっています。

【フィットネスジム】AnytimeFitness

●動画内容
フィットネスジム「AnytimeFitness」を利用する、女子高校生のインタビュー動画。ジムの良さや高校生ならではの利用法などを紹介。
●再生時間
1分程度

あまり高校生が利用するイメージのないフィットネスジム。
しかし、女子高校生を出演者とし、動画の最後に「わたしたちはすべての高校生を応援します」というコメントが表示されます。インタビューでも女子高校生だからこそ感じるメリットや利用法を紹介しており、ターゲットを明確にしたアプローチがなされていることが分かるでしょう。

ターゲットとなる視聴者が抱えているであろう悩みを、動画内で払拭している点にも注目。出演者の高校生は「お父さんと通っていて、一緒に楽しんでいる」と話しています。子ども1人でフィットネスジムに通わせることを不安に思う親や、家ではなかなかコミュニケーションが取れていない親子に向けたアピールポイントとなっているでしょう。

このようにターゲットを明確にすることで、より具体的にメリットを伝えることができ、心に刺さるアプローチができるのです。

まとめ

この記事では、「お客様の声」動画を活用するメリットと制作のポイント、実際に活用している企業の事例をご紹介しました。

リアリティのある魅力的な動画を作成することができれば、購入や利用を検討しているお客様の大きな後押しとなるでしょう。今回とりあげた企業の事例を参考に、ターゲットの心に刺さる動画の作成を検討してみてください。

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