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動画を自動再生する4つのメリットと3つのデメリット

動画を自動再生する4つのメリットと3つのデメリット

動画を自動再生する4つのメリットと3つのデメリット
動画広告を出稿したり、LPやWebサイトに動画を埋め込んで活用する場合、頭を悩ませることになるのが動画を自動再生に設定するべきかどうかについて。
なぜなら、動画の自動再生にはメリットもあれば、デメリットもあるからです。
そのため、動画を自動再生に設定するべきかどうかについては、自動再生にするメリットとデメリットの両方を把握した上で判断しなくてはいけません。
今回は、動画の自動再生のメリットとデメリットに触れながら、動画は自動再生にするべきかどうかについて解説していきます。

動画の自動再生とは?

動画の自動再生は、動画広告やWebサイトに埋め込んだ動画に対しておこなえる設定の一つです。
ユーザーがWebサイトにアクセスし、動画が読み込まれたタイミングで、わざわざユーザーが再生ボタンを押さなくても動画が自動で再生されるよう設定することができます。
ユーザーがわざわざ再生ボタンを押さなくても動画が自動で再生されることによって、動画を視聴してもらえる機会が増えため、近年取り入れる企業が増えてきています。

動画を自動再生にする4つのメリット


動画の自動再生を取り入れる企業が増えてきていると紹介しましたが、それは、動画を自動再生に設定することでさまざまなメリットが得られるようになるからです。
動画を自動再生にすることで得られるようになる4つのメリットについて解説していきます。

ユーザーの手間を省くことができる

動画を自動再生に設定した場合、ユーザーがWebページにアクセスしたタイミングで自動的に動画を再生し始めてくれます。
そのため、わざわざユーザーが動画の再生ボタンをクリックしたりタップしたりする必要がありません。

動画の再生ボタンを押すのが面倒で再生せずにスルーしてしまうユーザーも一定数いますが、そういったユーザーにも動画を視聴してもらえる可能性が高まるというメリットがあります。

動画の存在に気づいてもらえる

ユーザーは作り手側が思っているほどコンテンツをしっかりと見てはいません。
むしろ流し見しているユーザーがほとんどです。
そうなると、当然動画の存在に気づかずスルーしてしまうユーザーが出てきてしまいますが、動画を自動再生に設定した場合、そういったユーザーに動画の存在をアピールすることができます。

ユーザーの離脱を防げる

動画には、テキストや画像とはくらべものにならないほど多くの情報を短時間で伝えられるというメリットがあります。
動画コンテンツの情報量は、テキストと画像で構成されたコンテンツの情報量の5,000倍にあたり、1分間の動画で伝えられる情報量は3,600ページのWebページの情報量に相当するほどです。

そのため、ユーザーが離脱してしまいやすい内容のコンテンツや長文のコンテンツでも、その内容を動画にまとめ、自動再生されるように設定しておけば、ユーザーが手をとめて視聴してくれる可能性を高めることができます。

参考:株式会社チェリービー「情報量5000倍!伝えるために動画が最適な理由」

ユーザーの購買意欲を高められる

動画には、ユーザーの購買意欲を高められるという魅力的なメリットもあります。
静止画のコンテンツよりも動画コンテンツの方がユーザーの購買意欲を3.1倍も促進しやすいというデータもあるぐらいです。

例えば、ECサイトの商品ページに商品の紹介動画を埋め込んで自動で再生されるように設定するなどの対応をおこなえば、ユーザーに商品を購入してもらえる可能性を高めることができます。

参考:SMMLab「BtoBの動画活用事例8選!営業・マーケティング活動のDXにカジュアル動画を活用しよう」

動画を自動再生にする3つのデメリット

さまざまなメリットをもたらしてくれる動画の自動再生ですが、デメリットがないわけではありません。
中には要注意なデメリットもあるので、動画を自動再生に設定するかどうかについてはメリットとデメリットを比較して慎重に検討するべきです。
動画を自動再生に設定する3つのデメリットについて解説していきます。


ユーザーが離脱する原因になってしまいかねない

動画は伝えられる情報量が多いので、難しい内容のコンテンツや情報量の多いコンテンツを動画にまとめて自動再生されるように設定すれば、ユーザーの離脱を防げる可能性があると紹介してきました。

ただ、矛盾するように感じるかもしれませんが、動画の自動再生はユーザーの離脱率を高めてしまう可能性もあるので注意が必要です。
実際、Webサイトにアクセスしたときに動画が自動で再生される仕様に嫌悪感や不快感を抱いているユーザーは少なくありません。
検索ブラウザで「動画 自動再生」と入力すると、「動画 自動再生 止める」や「動画 自動再生 うざい」といった検索候補が表示されるぐらいです。

これは、自動再生される動画にユーザーが嫌悪感や不快感を抱いているからに他なりません。
動画を自動再生されるように設定すると音声が流れてしまったりすることがありますが、そういった点を不快に感じているユーザーが多いようです。
不快に感じると、ユーザーはそのままWebサイトから離脱してしまうため、自動再生が離脱の原因になってしまう可能性があります。

ページの読み込み速度の遅延につながる

動画の自動再生はWebページの読み込み速度にも影響をあたえてしまいかねません。
動画はデータの容量がテキストや画像とは比べ物にならないほど多いので、データをダウンロードしながら再生するストリーミング方式を採用してしていたとしても、Webページの読み込み速度に影響をあたえてしまいます。

ページの表示速度が1秒から3秒になってしまうと直帰率が32%も増加するというデータもあります。
つまり、ページの読み込み速度もユーザーを離脱させる原因になってしまいかねないという言えるわけですね。
ページの読み込み速度はSEOにも影響をあたえるので、SEOからの流入を狙っている場合も大きなデメリットになると言えそうです。

動画を視聴してもらうことが目的になってしまいかねない

動画を自動再生に設定すると、動画を視聴してもらうこと自体が目的になってしまうことがあります。
動画広告を出稿したり、WebページやLPに動画を埋め込んで自動再生するのは、動画を商品の購入やサービスへの加入などの成果につなげるためです。

つまり、動画の自動再生は動画を成果につなげるための手段だと言えるわけですが、まれに手段が目的になってしまうケースがあるので、そうなってしまわないよう動画を自動再生させる目的をハッキリとさせておく必要があると言えます。

動画の自動再生は活用するべき?やめるべき?


魅力的なメリットと無視できないデメリットの両方がある動画の自動再生ですが、自動再生を活用するべきかどうかはユーザーの反応を見ながら判断するのが一番です。
Webで動画を公開する場合、データをとることができるようになっているので、動画のアクセスデータを取得し、そのデータでユーザーの反応を見ながら自動再生を活用するべきかやめるべきかの判断をおこなうようにしましょう。
例えば、広告を自動再生の設定で配信してみて、離脱されることが多かったりブロックされることが多かったりするようであれば、自動再生での配信はやめるべきだと言えるでしょう。
また、LPやWebサイトの場合も、埋め込んだ動画を自動再生にした場合と自動で再生しないようにした場合の両方のアクセスデータをとり、判断するようにしてください。
そうすることで、よりよい方法で動画が活用できるようになります。

まとめ

動画を自動再生に設定するメリットとデメリットについて解説してきました。
今回紹介してきたように、動画の自動再生にはメリットもあればデメリットもあります。
そのため、動画を自動再生に設定するかどうかについては、メリットとデメリットを比較し、デメリットよりもメリットの方に魅力を感じるのであれば自動再生に設定してみるのがいいと言えるでしょう。

ただ、自動再生の状態を続けるかどうかはユーザーの反応を見ながら判断しなくてはいけません。
自動再生の効果が薄く、ユーザーの離脱率がアップするなどデメリットの方の影響が大きく出てしまった場合は自動再生をやめるという判断を下すべきです。
自動再生が適しているかどうかはジャンルや商材、ユーザー層などさまざまな条件で異なるので、まずは試しみて、データをとりながら継続するかどうか判断されてみてはいかがでしょうか?

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