縦型動画の特徴
まず初めに、企業が縦型動画を活用する上でしっかりと把握しておきたい、縦型動画の概要について解説していきます。
縦型動画とは?横型動画の違いは?
縦型動画とは、スマートフォンなど縦長のデバイスでの視聴に最適化された新しいタイプの動画です。
これまでの動画は、テレビやモニターなど横長のデバイスや環境で視聴するのが一般的であったため、横長の比率になっていました。
ただ、横長の比率の動画は、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末で視聴しようとするとデバイスを横向きに持ち替える必要があり、手間がかかってしまいます。
そのデメリットを解消したのが、スマートフォンやタブレットなどモバイル端末全盛期の時代に特化した形式の縦型動画です。
縦型動画のメリット
縦型動画は、9:16(縦:横)の比率で制作されます。スマホを縦向きにしたときの画面表示と一致するため、スマホの向きを変えずにそのまま視聴が可能です。
これまで横向きの動画が多かった背景には、テレビやパソコンなどの視聴を前提とした動画制作がありました。近年のスマホの普及に伴い、特に広告における動画に縦型が用いられるようになっています。
縦型動画の主なメリットには、次のようなものがあります。
場所・時間を問わず気軽に閲覧できる
縦型動画だと、動画を視聴するためにわざわざスマートフォンの向きを変える必要がありません。また縦型動画を見る時は基本的に片手で操作する人が多いでしょう。
そうすると、もう片方の手が空くので何かと便利です。例えば、料理をしながら動画をみていたり、手が離せなくてスマートフォンの向きを変えられない状態で動画をみていたとします。途中動画が横向きになってしまうと、スマートフォンの向きを変えないといけなくなって面倒です。
その点縦型動画であれば、今自分がしている動きを制限することもなく、動画も中断せずに気軽に閲覧できます。どんな時でも、状況を気にせず気軽に閲覧できるのが、縦型動画のメリットと言えます。
SNS上での視聴率が高まる
縦型動画はスマホを縦に持った状態で視聴でき、
SNSの投稿や広告に使いやすいというメリットがあります。
SNSのタイムラインは、スマホを縦向きにして使うのが一般的です。
縦型動画ならスマホの向きを変える手間が省け、そのままの流れで視聴する確率が高まります。
大きな表示で高い訴求力を発揮できる
縦型動画はスマホの画面サイズと同じ比率なため、画面いっぱいに大きく表示でき、高い訴求力を発揮できます。スマホを縦向きに持ったまま視聴する横型動画と縦型動画のサイズを比較すると、約3倍の違いがあります。
大画面で視聴できる縦型動画は、より多くの情報を盛り込んでも見やすいテキストサイズをキープできます。
また、インパクトのある
アニメーションやコメントを使うことで、多くの拡散も見込めます。
離脱を予防できる
横型動画を見るために、スマホの向きを変えるというワンアクションが省けるだけで、
ユーザーの離脱を防ぐ効果が得られます。特に動画広告において重要になるクリック率や
エンゲージメントを高めるためには、縦型動画の使用が効果的です。
縦型動画のおすすめ活用シーン
続いて、縦型動画を使用するおすすめの活用シーンについて見ていきましょう。
YouTube
YouTube上の動画広告は、短尺の縦型動画が効果的です。
YouTubeの投稿は横型動画が圧倒的に多く、横型動画用のプラットフォームというイメージが強いかもしれませんが、動画のサイズに合わせて表示を調整できる機能が使えます。
スマホを縦向きでフルスクリーン表示した場合、縦型動画は画面いっぱいに大きく表示され、横型動画のような黒いブランクはありません。
また、
Instagramのストーリーズに似たストーリー機能も装備されており、7日間経つと自動で消去される縦型動画が投稿可能です。
Twitter
Twitterのタイムライン上に流す動画広告も、縦型広告が効果的です。縦型動画なら、タイムラインを読みながら、目に止まった動画をそのまま視聴できるため、コンバージョン率のアップが期待できます。
Twitterではつい最近、縦型画像の表示機能が公開され、反響を読んでいます。将来的に動画でも縦型表示が適用される可能性は高いでしょう。
Instagram
Instagramは、24時間で自動的にコンテンツが消えるストーリーズや、
Tiktokに似た短編動画投稿機能のリールなど、縦型動画が利用できる機能が豊富です。ストーリーズよりも長い動画を無期限で投稿できるIGTVも縦長、横長ともに対応しています。
ライブ配信では、複数人で同時配信でき、人数によって横長表示と縦長表示が自動で切り替わるようになっており、配信映像はそのまま縦長動画としてIGTVに投稿することも可能です。
10〜20代の若い世代や女性のスマホユーザーに向けた動画コンテンツとの相性が良いプラットフォームだけに、幅広い縦型動画の活用が見込めます。
TikTok
スマホユーザー向け動画
SNSの
Tiktokは、上下スワイプやタップなどスマホで操作することを前提に作られており、ほぼすべての投稿が縦型動画です。そのため、動画の間に入る
インフィード広告も縦長にする必要があります。
また、ハッシュタグをつけて視聴者の投稿を募る参加型PRも増えており、縦型動画浸透のきっかけとしても役立っています。
縦型動画に適した内容とは
あえて縦型動画にする方が良いというコンテンツはあるのでしょうか。この項では、縦型動画だからこそ効果的な動画の内容についてご紹介します。
広告動画
SNSを起動した時、見たい動画がある場合も特にない場合も、まずはスマートフォンを縦にもってスワイプをすることが多いと思います。
そんな時ふと流れてきた広告が縦型であれば、画面の向きを変える必要がないので、そのままの流れでつい見てしまうのではないでしょうか。
広告はできるだけ多くの人の目に沢山触れることができれば有利なので、効果的に宣伝できると考えられます。さらに、縦型であれば画面いっぱいに映像が広がるのでインパクトも十分、広告の世界観に存分にハマってしまうでしょう。
Instagramのストーリーズやリール、TikTokやYouTubeなどをよく利用する人に訴求したい場合は縦型動画が適しています。
女性に向けた動画
女性に向けたコンテンツも、縦型の動画がおすすめです。その理由は、手が比較的小さい女性はスマートフォンの向きを片手で頻繁に変えるのは難しいと考えられるからです。
そのため、女性向けのコンテンツは縦でスマートフォンを持って操作している流れでそのまま視聴できるのが理想的です。例えば、ヘアアレンジやメイク、コスメや美容といったコンテンツに掲載する動画は縦型が良いでしょう。
関連記事を読み進めて動画を視聴する流れになってもスマートフォンの向きを変えなくて済めば、視聴率アップが期待できます。
記事をみながら真似をしたいヘアアレンジやメイクの時も、スマートフォンの向きを変えずにそのまま読み進められるのであれば、読み手にとって大変親切です。
キャンペーン誘導
視聴者参加型のキャンペーンを打ちたい場合にも、その動画は縦型がおすすめです。インターネット検索をしていたり、SNSを見ているターゲットはスマートフォンを縦に持ち上下にスワイプをしている状態と考えられます。
記事に関連したキャンペーンを打てば、その流れで自然にキャンペーンへ誘導されることでしょう。上下にスワイプして次を読み進める形は先が見えないので一種の期待感も持たせてくれます。ドキドキワクワクとした遊び心も加わって、キャンペーン誘導に効果的でしょう。
コーディネート紹介
人が立っている様子などは、縦型がおすすめです。そのため、コーディネート紹介動画などは縦型動画が適しています。
縦型動画であれば、足の先から頭の先までの全身を大きい画面でみることができます。このように、縦に長いものをうつす時は特に縦型が適しています。
縦型動画の作り方
では、縦型動画を実際に作るとなると、どのような編集方法があるのでしょうか。ここでは、代表的な2つの方法について説明します。
撮影
縦型動画を作るにはまず、撮影をします。縦型動画の撮影は、以下のような方法で行います。
常に縦長で撮影する
縦長動画を作成するには常に縦長で撮影することが大切です。例えば、商品紹介の縦型動画を考えてみましょう。
商品を縦長で撮影し、商品のデザインや特長を詳細に映し出せば、視聴者はスマートフォンを傾けることなく情報を受け取れます。これにより、商品の魅力が伝わりやすくなります。
もし、横向きで撮影した場合には、後で編集して縦長にしなければなりません。そうすると、一部の情報がカットされたり画質が低下する可能性があります。
情報のクオリティを担保し、コンテンツを効果的に伝達するためにも、初めから縦長で撮影しておくことは重要です。縦長で撮影しておくと、編集作業の効率化や視聴者の満足度向上に繋がります。
ジンバルや三脚でカメラを安定させる
縦長動画を作成するためには、ジンバルや三脚でカメラを安定させることが重要です。まず、ジンバルや三脚を使用することで、カメラのブレや揺れを抑えることができます。
また、機材を効果的に使用して撮影した安定感のある映像は、クオリティの高さを印象付けます。ジンバルや三脚を用いて撮影することで、プロのような映像制作が可能となり、コンテンツの信頼性が高まります。さらに、ジンバルや三脚を使用してカメラを安定させることで、映像内の情報が鮮明に伝わります。
縦長動画を作成するためにジンバルや三脚を使用することは、映像制作のクオリティ向上や視聴者への訴求力強化に繋がる重要なステップです。
3分割法を意識する
縦長動画を作成するためには、3分割法を意識することが重要です。3分割法とは、画面を上中下の3つの領域に分割し、情報を整理する手法です。縦長動画でもこれを活用することで、コンテンツの情報が整然と配置され、視認性が向上します。
また3つの領域を使用することで、映像のストーリーを展開することが可能です。例えば、上部には背景やタイトル、中部には主要な映像コンテンツ、下部にはキャプションなどを配置すると効果的です。さらに、3分割法を用いることで、画面内の情報が適切に整理されるので、視聴者が映像の主要なポイントを見逃してしまうのも防げます。
縦型動画で3分割法を意識することで、情報整理やストーリーテリング、情報伝達の最適化など、コンテンツ制作の質を向上させることができます。
編集
縦型動画を撮影したら、次は編集です。縦型動画を編集するには以下のような方法があります。
縦型動画編集ソフトやアプリを使う
PremiereProやiMovie、Windowsのムービーメーカーといった多くの動画編集ソフトや、InShotなどの動画編集アプリで縦型動画の編集が可能です。
ただ中には、最初から縦長で編集していくと、上下のサイズが見切れてしまうものもあります。編集時には90度回転させた状態で編集して、後でビデオ回転アプリなどで方向を元に戻す必要が出てくるので注意が必要です。
制作会社に依頼する
「編集に慣れていなくて不安だ」「動画を制作するリソースが少ない」という場合は、動画制作会社に依頼しましょう。投稿したい媒体に合わせたクオリティの高い縦型動画を短期間で制作できる、縦型動画に特化した制作会社もあります。
縦型動画を作る際のポイント
これまで、縦型動画のメリットや縦型動画に適したコンテンツを紹介してきました。この項では、実際に縦型動画を作る際のポイントについて解説していきます。
冒頭部分を惹きつけられるような作りにする
動画コンテンツや広告動画など全般に言えることですが、動画において冒頭部分のインパクトは大変重要です。多くの人は開始の数秒で、今見ている動画を見続けるかどうか判断します。
もし動画の冒頭部分で視聴者を惹きつけることが出来なければ、その先を視聴してはもらえないでしょう。特に、縦型動画を見る時というのは、SNSやYouTubeをみているスワイプの途中に、なんとなくみつけて視聴している状況です。もとより動画に興味があってみているわけではないことが多いと考えられます。
そのため、動画を最後まで見てもらうには視聴者の気持ちを、なんとなくみているからこの後も見続けたいという風に変化させる必要があるのです。縦型動画を作る際には、より冒頭部分でユーザーを惹きつけるようにするべきです。
横型動画を流用して縦型動画にする(リサイズ)
リサイズとは、縦横の画角(アスペクト比)を調整することです。横型動画を流用し縦型動画にするという風に、既に作成されている動画をリサイズすれば、1から動画を作成する手間が省けて便利です。
また、縦型動画に適している内容であれば、横型動画を縦型動画にリサイズしてあげることで、むしろ再生回数が伸びるかもしれません。動画の中でも特に注目を縦型にトリミングすれば、インパクトは抜群です。
さらに、横型動画をそのまま使用し、上下に画像を挿入して動画の内容を補足したりリンクを貼るなどすれば、そこからのアクセスを期待できるかもしれません。
リサイズすることで動画自体をより良くしたり、その他のサイトへのアクセスを誘導したりするなど様々な効果が期待できそうです。
なるべく短く簡潔に
縦型動画は、スマートフォンを持ちかえることなく見てもらえるので、気軽に多くの人に見てもらえると考えられます。
ただし、持ちかえることなく気軽にみられるからこそ、突然目の前に現れてついつい見始めた動画を、最初からじっくりと見るつもりの人は少ないでしょう。スワイプの途中に飛び込んで来て思わず見てしまうということを想定すると、動画の長さは短く簡潔でインパクトのある内容にする必要があります。
動画の内容は簡潔かつインパクトのあるものにして、まずは視聴者を十分惹きつけましょう。そして、詳細は概要欄や、動画の終わり画面にリンクボタンを表示して移動してもらうようなつくりにするのが賢明です。
縦型動画の本編は、なるべく短く簡潔な作りにしましょう。
縦型動画作成を内製化するポイント
縦型動画の作成方法には外注する方法と内製する方法がありますが、最近はスマートフォンに備わっているカメラの性能が向上してきていますし、アプリなどの編集ツールも充実してきているため、内製化を検討してみるのもおすすめです。
縦型動画作成を内製化する際に押さえておきたいポイントとしては、
・成功事例を参考にする
・ノウハウが社内に溜まる仕組みを用意しておく
・PDCAサイクルをまわす
の、3点があげられます。 それぞれ詳しく解説していきます。
成功事例を参考にする
縦型動画は、ここ数年で広く認知されるようになった新しいタイプの動画で、SNSや動画配信プラットフォームなどさまざまな媒体にアップされています。
また、TikTokやYouTube、Instagramなどのプラットフォームの場合、再生数など他の人がアップした動画のデータもチェックできるようになっていますし、人気の動画や流行っている動画もわかりやすくなっています。
つまり、良い動画や人気の出る動画を作るためのヒントが色々なところに転がっている状態だと言えるわけです。
これまで動画を制作した経験がない企業で動画を内製化する場合であっても、これらの成功事例を参考にしながら取り組むようにすれば動画の活用が上手くいく可能性は大いにあります。
ノウハウが社内に溜まる仕組みを用意しておく
動画の内製化には、「社内に動画制作のノウハウが溜まる」という、内製化ならではの魅力的なメリットがあります。
ただ、ノウハウは自然に溜まるものではないため、社内にノウハウが溜まる仕組みを構築しておかなくてはいけません。
社内にノウハウが溜まる仕組みを構築しておかないと、「担当者が辞めた途端、動画を作れなくなってしまった」となってしまいかねませんので、ノウハウを共有し、蓄積できる仕組みを整えておくようにしましょう。
PDCAサイクルをまわす
これから動画の内製化に取り組む場合、動画制作に関する知識やノウハウがない状態で始めなくてはいけません。
そのため、PDCAサイクルをまわせるだけまわし、動画の内製化や動画の活用に関する知見をできるだけ多く得る必要があります。PDCAサイクルをまわしてデータが溜まれば溜まるほどより精度の高い分析がおこなえるようになりますし、施策を実施すればするほどより質の高いクリエイティブを作り出せるようになります。
分析の精度が高まり、より質の高いクリエイティブを作れるようになれば、その分より大きな成果を得られるようになるので、できるだけ多くPDCAサイクルをまわすことを意識しながら内製化に取り組むようにしましょう。
縦型動画の企業による事例
ここからは、企業による縦型動画の活用例を紹介していきます。
日産
日産自動車による技術紹介のウェブ動画では、冒頭と技術説明に入る直前に縦型動画が挿入されています。
手をたたくだけで元の位置に収納できる自動椅子の縦型映像によって、実際にユーザーが撮影したかのようなリアルさを演出しています。続く映像は横長ではありますが、
トランジションもスムーズで違和感はありません。
日産が製造する自動車に搭載されているテクノロジーがメインコンテンツではありますが、「この椅子どうなってるの?」と気になって、思わず見続けてしまう動画に仕上がっています。
株式会社YAMAP
株式会社YAMAPが手掛ける登山アプリ「ヤマップ」のアップデート予告動画です。
縦長のサイズを活かし、実際のアプリの使い方をスマホの画面を使って説明しています。アプリ使用時のイメージが湧きやすく、コンバージョンアップにもつながるでしょう。
冒頭で背景として使われている山頂からの眺望は、縦型動画ならではの高さを活かした映像です。
真ん中に大きく表示された、登山コースの計算や登録情報の拡大などのアップデート内容のコメントも迫力があり、まるで映画の予告のような演出となっています。
株式会社TONEGAWA
デザイン業から映像制作までを手掛ける株式会社TONEGAWAの、
デジタルサイネージ(看板)用縦長動画です。
縦に3分割してそれぞれに映像や静止画を流し、さまざまな社員の表情やビジネスシーンを盛り込んでいます。
それぞれの動画はよくある横長サイズなので、複数の横長動画をシンプルに組み合わせるだけでもアピール力の高い縦長動画ができあがることを示した良い例といえます。
ウェディングパーク
式場探しや結婚全般に役立つ情報をまとめたブライダルサイト「ウェディングパーク」の縦型動画は、結婚式の1週間前の花嫁が過ごす1日、というテーマの映像作品です。
女子会を楽しむ場面では、縦長にすることで、実際に花嫁や友人がスマホで撮影した動画のように演出されています。
全体の色合いも女性らしい淡いテイストにまとめられていて、かわいらしさと幸せ感が画面から伝わってきます。
Heather
若い世代の女性から圧倒的な支持を得ているアパレルブランド、「Heather(ヘザー)」。
Heatherも縦型動画を活用している代表的な企業の一つです。 Heatherは同ブランドのメインターゲットである若い女性が積極的に利用しているInstagramのIGTVの機能を活用し、縦型動画を投稿しています。
IGTVは最長で60分の動画を投稿することができますが、その特性を活かし、縦型動画で視聴するオリジナルドラマを配信しています。
縦型動画で視聴できるドラマは、わざわざスマホを横にする必要がなく、普段使用している状態のまま視聴できるというメリットがあるため、視聴するときのハードルが下がりますし、離脱率を低く抑えることも可能です。
アパレルブランドとドラマは一見関係ないように思えますが、ドラマの登場人物に自社のアイテムを着てもらってドラマに出演してもらうことで、より自然な形でアイテムの宣伝につなげています。
動画はInstagramだけでなくYouTubeでも公開されており、より多くのユーザーにアプローチできる形で活用されています。
株式会社日盛ハウジング
岩手県盛岡市の住宅会社「株式会社日盛ハウジング」。
株式会社日盛ハウジングは、TikTokやYouTubeに縦型動画を投稿し、成約や問い合わせなどの成果につなげています。
こちらの動画はTikTokやYouTubeでも特に人気の高いジャンルの一つであるルームツアー動画で、自社のモデルルームを縦型動画で紹介しています。
ナレーションやテロップが入っていないなど改善の余地はありますが、テンポよく進むルームツアー動画で、縦動画としての特性を上手く活用している事例です。
まとめ:縦型動画はSNSマーケティングに最適
縦型動画は、モバイルファーストの流れが進む中、特に注目を集めており、増加傾向にある
動画形式です。
SNS上で流れる縦長動画は、横向きに切り替えることなく視聴できるため、高い訴求力が期待できます。
ただ、効果的に活用するためには、メッセージや
アニメーションをサイズに合わせて組み込むだけでなく、投稿するプラットフォームやユーザー層に合った動画を制作する必要があります。
縦型動画を作成するソフトに関して、より効率的に縦型動画を作りたい場合や動画の企画制作サポートを必要とする場合などは弊社のクラウド動画編集ツール「メディア博士」も有効ですので是非検討してみてください。