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風景を独特に表現するタイムラプス動画とは?特徴と撮り方をご紹介

風景を独特に表現するタイムラプス動画とは?特徴と撮り方をご紹介

2021.03.18 2022.09.21

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タイムラプス動画とは、一定の時間間隔で撮った静止画をつないで編集したコンテンツです。
短い時間でありながら独特な表現で視聴者に強い印象を与えられることが特徴です。

動画にタイムラプスを取り入れるには?

タイムラプス動画とは、一定の時間間隔で撮った静止画をつないで編集したコンテンツです。
例えば夜景を8時間ほど静止画で撮影し続け、5分で見られるように編集するため、膨大な時間を短時間で表現できます。

膨大な時間を短時間で表現できる点から、YouTubeInstagramFacebookなどの動画広告に適しており、今や注目の撮影方法です。加工をしていない動画に比べて鮮明な印象を与えられるタイムラプス動画には、どのような特徴があるのでしょうか。こちらの記事では特徴と事例、撮り方をご紹介いたします。

タイムラプス動画の特徴と事例

同じ場所で撮影し続けている

タイムラプス動画の特徴として、同じ場所で撮影し続ける点にあります。
時間が経って空が変わっていく様や、定点カメラで人が行き交う場所や製品のメイキングに使われるのが多いです。
事例として挙げるのは、渋谷駅にHIKAKINさんの看板が現れるタイムラプス動画。
この動画は看板が掲載されるまでの過程を撮影しており、一緒に空と人々の動きまで映されています。看板に注目するよりは、空と人々の動きに注視するとタイムラプス動画がどのようなコンテンツなのかが分かりやすいでしょう。

動画で長くなる尺を短くできる

タイムラプス動画は風景の変化を短時間で見られるように編集する動画です。
風景の変化を誰かに見せたい時、短時間に収められるタイムラプス動画は忙しい人向けの動画ともいえるでしょう。
事例として挙げるのは、Canonが提供するカメラ『EOS 5Ds』で撮られたタイムラプス動画。
これは様々な地点からタイムラプス撮影を行い、東京の1日を描いた動画です。24時間を約2分に収めたと考えると、タイムラプス動画は風景の変化を短時間で収める映像に適していると分かります。

被写体の変化を見られる

タイムラプス動画は同じ場所で撮影され続け、長時間の撮影で得た素材を短時間の映像に編集するコンテンツだとご紹介しました。2つの特徴があって可能としているのは、被写体の変化を見られる点です。

絵画やイラストなどの制作物の作成は、完成までに時間がかかります。
制作物の作成風景をタイムラプス撮影で残しておき、短時間で作品が作られていくメイキング映像も合わせて作れます。
事例として挙げるのは、水彩絵制作のメイキング動画。

絵の具が塗られていない状態から約4分ほどで綺麗な水彩絵を完成させています。細かい作業もちゃんと行われているので、制作には長い時間が使われたと予想されます。タイムラプス撮影したからこそ、動画の尺を大きく抑えられたのでしょう。

独特な映像表現ができる

似た撮影方法であるストップモーション動画と同様に、タイムラプス動画でも独特な映像表現を可能としています。静止画の撮影感覚を短くした場合は滑らかに、長くした場合は少しカクつく感じの動画となり、それぞれを組み合わせて独特な映像を作れます。
事例として挙げるのは、絶景ビデオグラファーHENMIさんが撮影したウユニ塩湖のタイムラプス動画。

天空の鏡と呼ばれるウユニ塩湖の絶景をタイムラプス撮影した動画となりますが、空の変わりようが下からも見えてとても綺麗です。ウユニ塩湖から見る絶景の面もあるかもしれませんが、映像では出し切れない独特な表現がこの動画にはあります。

タイムラプス動画の撮り方

必要な機材

撮影に必要な機材をご紹介いたしますが、カメラかスマートフォンを使うかで準備する物は変わります。
必要な機材は下記の通りです。

●カメラを使う場合
・パソコン
・カメラ
・三脚
・編集ソフト
・モバイルバッテリー

●スマートフォンを使う場合
・手持ちのスマートフォン
・スマートフォン用三脚
・モバイルバッテリー

タイムラプス機能が無いカメラを使用する場合は、一定の時間間隔でシャッターを切るため使うタイマーレリーズも準備しておく必要があります。

また、スマートフォンで撮影する場合はタイムラプス機能のあるカメラアプリがインストールされているかを確認します。無ければタイムラプス撮影アプリをインストールしておきましょう。

撮影

必要な機材の準備ができたら撮影に取りかかりましょう。
まずはカメラかスマートフォンを三脚に装着させ、撮影したいアングルを決めます。次にタイムラプス機能かタイマーレリーズを使い、シャッターを切る時間間隔を設定します

この時に動画の尺を決めておき、撮影枚数を確定させておきましょう。
※タイムラプス動画は1秒に30枚の静止画が必要とされています。

例えば30秒の動画を作りたい場合は1秒間の静止画枚数が30枚なので、撮影枚数は900枚と計算ができます。
シャッターを切る時間間隔の設定が終われば、撮影開始です。

新絶景タイムスケイプ 街の撮影方法:https://www.youtube.com/watch?v=AaLrYI3azio&t=36s

参考として、NHKがアップロードしている街をタイムラプス撮影する動画を挙げておきます。
この動画では撮影の手順を解説しており、撮影に挑戦したい人は一度見ていただきたい動画です。

撮影における注意点

タイムラプス撮影は長い時間が必要であるため、下記の注意点があります。
それぞれ解説いたします。

・撮影時間
・天候変化
・カメラの固定
・バッテリー残量

1つ目は撮影時間です。
前述しましたが、タイムラプス動画では1秒に30枚の静止画が必要とされています。
動画時間を30秒にする時は、30秒×30枚なので撮影枚数は900枚。シャッターを切る時間間隔を5秒に設定していた場合は、900枚×5秒で4500秒。分換算すると撮影時間は75分も必要だと分かります。

また、動画の時間やシャッターを切る時間間隔を長くしたい場合は、さらに撮影時間が増えていきます。

2つ目は屋外撮影時の天候変化です。
タイムラプス撮影は長時間にわたる可能性があり、天候が変わる場合も考えられます。撮影中に雨が降ってくる可能性を考え、天候変化に目を配りましょう。

3つ目はカメラを動かさない点です。
連続した静止画を撮り続ける必要があるため、カメラアングルがブレてしまうとこれまでの撮影が無駄になります。無駄にさせないためにも、三脚でカメラやスマートフォンを固定し、安定して撮影ができる状態にしましょう。
4つ目はバッテリー残量です。
タイムラプスは長い撮影になりやすいので、バッテリー残量に気を配る必要があります。カメラを使う時はバッテリーグリップを装着して容量を増やし、スマートフォンを使う場合はモバイルバッテリーを事前に接続しておきましょう。

編集

タイムラプス機能が無いカメラを使った場合、編集ソフトを用いて撮影した静止画を並べて動画にします。
使用しているパソコンにソフトが入っていない場合は、インターネット上の無料編集ソフトをインストールする必要があります。

まとめ

タイムラプス動画の特徴と事例、撮り方をご紹介しました。
短い時間でありながら独特な表現で視聴者に強い印象を与えられるタイムラプス動画は、SNSの動画広告にも使えるので試しに作成して周りの反応を見てみるのも良いでしょう。

メディア博士には専属コンサルタントがおり、撮影方法や情報発信など動画活用をサポートしております。タイムラプス動画の作成に関してもお力になれると思いますので、ぜひご相談ください。

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