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自社サイトに動画を掲載するメリットは?科学的根拠より分析!

自社サイトに動画を掲載するメリットは?科学的根拠より分析!

2021.04.01 2022.09.29

昨今SNSを中心とした動画コンテンツによる、マーケティングが活発になってきています。しかしなぜそれほど動画コンテンツが必要とされているのでしょうか?どのようなメリットがあるのか科学的な論文や過去のビジネス事例などをもとに紐解いて行きたいと思います

私たちが得る情報の8割は視覚から?

私たち人間は主に5つの刺激を外界から受けており、その情報をもとに物や人などを判断をしています。代表的な5つの刺激は視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚に分けられており、この中で一番人間が情報判断する際に必要としているものが視覚になります。その次に聴覚、触覚と続きます。

そこでこちらのレポートをご覧ください。

こちらは筑波技術大学 障碍者高等教育研究支援センターの加藤宏さんによるレポート発表になります。
このレポートでは人間が得る情報の80%は視覚から得られるという過去の論文を得ることはできたものの情報取得の割合算出に課題が残ると発表されています。
このレポートからは最新の算出方法ではないものの、視覚から多くの情報を取得していることの確証が得られます。

また教育場面での視覚情報の感覚入力は83%、屋内の照明を使用している場面では87%と表記されており、様々な場面で視覚から得られる情報量は誤差がある事も述べられています。
環境によって視覚情報は認識の約9割をになっていることが分かり、ある条件下では視覚への配慮が必要とまで言えます。

画像優位性効果

視覚が外界から得られる情報の中で重要な事が判明しましたが、視覚から得られる情報とはどういったものでしょうか?大きく分けて2種類あり、文字と画像に分けられます。

文字は紀元前からの歴史を持ち、5000年以上使われ続けています。その反面画像は壁画を含めると約4万年前に最古の狩猟の壁画が確認されるなど長い歴史を持ちます。なぜこれほど画像は長い歴史で使われてきたのでしょうか?その疑問を解決する実験があります。

その実験はアメリカの発達分子生物学者であるジョン・メディナによって行われ、あるプレゼンテーションを行う際に画像をつけるかどうかで2日後に残るプレゼンの記憶量が55%も違うという実験になります。
実験結果は画像優位性効果として有名で、数多くのマーケティングで利用されている効果になります。

この画像優位性の例えとして有名な事例がアップルの新型iphoneのプレゼンテーションになります。iphoneが新型を発売する際に行うプレゼンテーションは大型スクリーンに使用動画を流す事でより記憶に残し購買を促進しています。
このことより、文字だけよりも画像特に動画をサービス紹介等の場面で駆使することが素早い認識をさせより多く記憶に残させます。

動画コンテンツのメリットや重要性とは?

動画コンテンツがプレゼンや宣伝などの場面で有効だと研究論文をもとに明らかにしましたが、身近な場面でも動画コンテンツのメリットを活用している事例が数多くあります。

近年急成長している動画配信サイトはまさに動画コンテンツを利用したサービスと言えるでしょう。動画配信サイトを通じて商品紹介を行う会社も増えており、以前以上に動画コンテンツがマーケテイングに大きな影響を与えると知れ渡っています。

またその裏付けに全国のPCパーツ販売店にてグラフィックボードの品切れが続いています。グラフィックボードとはディスプレイに画像や映像を移すためのPC部品で、3D映像や4K映像などを映すためには欠かせないものです。動画コンテンツを作るためのもととなるPCパーツが不足するほど現状は動画コンテンツ作成が重要ということを証明しています。

クラウドファンディングでの動画コンテンツ重要性

続いて動画コンテンツがどれほどビジネス場面で重要かについて過去の事例をもとにお伝えします。
まずはこちらをご覧ください。

indiegogoはアメリカサンフランシスコを拠点としているクラウドファンディングの会社になります。当サイトにてdolfiというポータブル洗濯機を掲載し約1億円以上の資金調達に成功した事例があります。

しかし資金調達後、実際に洗濯機を使用しているデモ動画が一向に出されないことに不安を募らせた投資家や顧客たちが声をあげ、大規模な返金要求へと発展してしまいましたが・・・。

このようにデモ動画といった動画コンテンツは消費者の購買後のイメージや商品の創造性を表現させるために役に立ち、また事業の成功のカギすらも握っていると言えます。

動画コンテンツ公開先は自社サイトがおすすめ

動画コンテンツがビジネスにおいて重要な点に触れましたが、では実際にどのような場所で動画コンテンツを公開すべきでしょうか?公開先は数多くあり、
・youtube
・twitter
・instagram
・facebook
・自社サイト
などが上げられます。

しかしyoutubeといったSNSは競争相手も多く会社や商品、サービスなどの知名度が小さいと視聴回数の停滞など課題が多く降りかかってきます。

そこでおすすめが自社公式webサイトにての公開になります。例えばサイトトップページの商品紹介を自社動画に変更するだけで、印象も変わり顧客の目を引きます。
ではなぜ動画コンテンツを自社サイトでの公開が良いのでしょうか?詳細に迫ります。
 

自社サイトに動画を掲載するメリット

まず自社サイトに動画を載せている場合どのような視聴者がターゲットになるのでしょうか?
SNSに掲載されている動画と違って、動画の視聴者は自社の商品やサービスに関心がある人が大多数を占めています。またSNSでは動画を受動的に視聴されているものの、自社サイトの動画は能動的に視聴されていることが多いとされています。

そのため視聴者である顧客に自社商品やサービスの具体的な情報の提示、情報不足による顧客離れの防止などを自社サイトの動画コンテンツより行えます。さらに動画はSEOに多く関与しており、web上の自社サイトを上位表示させることに繋がります。
このようなメリットがあるためおススメです。
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自社サイトの動画コンテンツ事例は?

では実際に自社サイトに動画コンテンツをあげた事例を確認しましょう。
こちらをご覧ください。 ドレッシングなどで有名なキューピーはこのようにレシピを自社サイト内にて動画で紹介しています。動画掲載をしたことで調味料などの配分が分かりやすく調理の失敗の防止、食欲を感化させ購買意欲の向上など様々なメリットが見られます。

料理に関した分野のみならず、エレベータ企業のサービス紹介など様々なジャンルで自社サイトの動画利用は見受けられます。
 

動画コンテンツを見てもらう工夫

ではどのような動画コンテンツを提供すれば見てもらえるのでしょうか?
おしゃれな動画にしないといけないなど思われがちです。もちろん編集は必要ですがおしゃれにする必要はなく、最近の動画コンテンツの傾向はありのままや日常などに重きを置いています。
こちらをご覧ください

大手化粧品ブランドのSKⅡのyoutube動画になります。この動画では女性芸人を起用し、日ごろのスキンケア習慣と共に自社ブランドの商品を宣伝しています。ルーティーンとして動画を作ることで宣伝要素を視聴者に感じさせない工夫をし、口コミで勧められているような印象を与えます。昨今はこのような日常をテーマとした動画コンテンツが多く視聴される傾向があるので、動画作成時は意識すると良いでしょう。
 

動画コンテンツの将来性

アメリカ大手ネットワーク機器販売会社のシスコによると2021年にはインターネット上のトラフィックの82%を動画コンテンツが占めるだろうと予測されており、2016年の73%と比較し占有率が上昇していると言えます。
そして2021年以降も動画コンテンツの需要は増え続けると予想されています。そのため今から動画コンテンツに取り組んだとしても十分な成果を期待できるでしょう。
 

まとめ

動画コンテンツのメリットについて論文や過去の事例などをもとに紹介してきました。
動画コンテンツの良さはなによりも記憶に残してもらえるという点です。5Gが普及したりとネットワークも進化してきているため、今後も動画コンテンツはビジネス領域で十分な力を発揮することでしょう。
しかし動画コンテンツ内の工夫や公開手段などはその時代ごとの傾向に合わせる必要があります。十分な対策を講じ動画コンテンツを活用しましょう。

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