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企業紹介動画の作り方成功ポイント

企業紹介動画の作り方とは?目的別の構成と成功ポイント

企業紹介動画の作り方とは?目的別の構成と成功ポイント

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企業紹介動画を作ろうと思っても、「会社の何を、どの順番で、どれくらいの長さで伝えるべきか」が曖昧なままだと、関係者の意見が割れて進まなかったり、完成しても使いどころが限られたりしがちです。
採用や営業、展示会、社内広報など、BtoBの現場では“動画そのものの完成”よりも“継続して使える状態”が重要になります。

そこで本記事では、企業紹介動画の役割と種類を整理したうえで、目的別の構成例、制作手順、失敗しないポイント、社内運用まで含めた考え方を解説します。

この記事は、こんな方におすすめです

  • ✅ 企業紹介動画を作りたいが、構成や台本の型が定まらない
  • ✅ 採用・営業・広報など、目的に合う見せ方を整理したい
  • ✅ 社内で撮影や編集を進めるための段取りと注意点を知りたい
  • ✅ 作って終わりにせず、継続的に運用できる体制を作りたい

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企業紹介動画とは?会社案内との違いと種類

企業紹介動画は、企業の価値や強み、提供できる体験を「短時間で、誤解なく」伝えるための動画です。
パンフレットやWebページと違い、言葉だけでは伝えにくい雰囲気や現場感、働く人の表情、サービスが生まれる背景などを、視覚と音で一気に届けられます。


一方で、企業紹介動画は“何でも入れられる”分だけ、目的が曖昧だと情報過多になりやすいのも特徴です。
BtoBの現場では、視聴者が「取引先候補」「採用候補」「社内のメンバー」「パートナー企業」など多様なため、誰に何を伝える動画なのかを最初に揃えることが重要になります。

企業紹介動画が担う役割

企業紹介動画の役割は、大きく分けると「理解の促進」「信頼の形成」「意思決定の後押し」です。
たとえば商談前に動画を見てもらうだけで、基礎情報の説明が短縮され、打ち合わせの時間を“本題”に使いやすくなります。採用であれば、応募前にミスマッチを減らし、面接の質を上げる材料にもなります。


また、企業紹介動画は社内にも効きます。拠点や部署が多い組織ほど、自社の取り組みや強みが共有されにくく、同じ説明を何度も繰り返す状況が起きがちです。
共通の説明動画があるだけで、社内外のコミュニケーションを一定の品質に揃えやすくなります。

企業紹介動画の代表的なタイプ

企業紹介動画にはいくつかの型があります。どれが正解というより、目的に合う型を選ぶことで、構成が決まりやすくなります。


・事業紹介型
何を提供し、誰の課題をどう解決しているのかを中心に説明する型です。BtoB商談や展示会、サービス理解の促進に向いています。


・コンセプト/ブランドメッセージ型
企業の思想、価値観、目指す未来を軸に“印象”を作る型です。広報、ブランディング、協業先向けの発信に向いています。


・インタビュー型
経営層や現場メンバーの言葉で説得力を出す型です。採用、技術・品質への信頼形成、導入検討時の安心材料として効果が出やすいです。


・アニメーション/図解型
形のないサービスや仕組み、プロセスを整理して伝える型です。専門的な内容を短時間で理解してもらいたい場合に有効です。

企業紹介動画のメリットと活用シーン

企業紹介動画は、作った瞬間よりも「どう使うか」で成果が変わります。BtoBでは、担当者が社内稟議や関係者説明を行う場面が多く、情報が整理されている動画ほど“社内の味方”になりやすいです。
ここでは、メリットと活用シーンをセットで整理します。

BtoBで得られる主なメリット

1)短時間で前提理解を揃えられる
テキストで説明すると長くなりがちな事業内容も、映像と図解で要点を押さえると、初見の相手でも理解しやすくなります。商談前の事前共有や、問い合わせ後の初回案内に向きます。


2)信頼を作る材料になる
設備や制作現場、品質管理の様子、実際に働く人の雰囲気などは、文章より動画のほうが伝わりやすい領域です。安心感の醸成は、検討期間が長いBtoBほど効いてきます。


3)説明品質を均一化できる
営業担当や採用担当のスキル差によって説明内容がブレると、受け手の理解もブレます。企業紹介動画があると、説明の土台を揃えたうえで個別の提案に入れるため、組織としての打ち手が整います。


4)派生コンテンツを作りやすい
1本の企業紹介動画を起点に、短尺版、採用向け版、展示会向け版などへ編集して展開できます。最初から“再編集前提”で設計しておくと運用が楽になります。

活用シーンから逆算して設計する

企業紹介動画は、用途によって求められる情報密度やテンポが変わります。代表的な活用シーンは次の通りです。


・営業支援(商談前/商談中/提案後)
「何をしている会社か」を短く説明し、打ち合わせは課題と提案に集中させます。提案後には、関係者共有用の資料としても使われます。


・採用(説明会/面接前/内定後)
職場の空気感や、働くイメージの具体化に効果があります。入社後のギャップを減らす意味でも、現場のリアルを入れる価値があります。


・展示会/イベント
音声が聞こえづらい環境でも伝わるよう、画面上の情報設計が重要です。短尺で繰り返し見てもらえる構成が向きます。


・自社サイト/提案資料内
テキスト中心のページに“入口”として置くと理解が早くなります。視聴後に次の行動へ進みやすい導線設計が大切です。

目的別に決める企業紹介動画の構成要素と型

企業紹介動画を「伝わる動画」にするには、構成要素を先に揃えてから台本に落とし込みます。
入れる要素の候補は多いですが、全部を盛り込むほど伝わらないことが起きます。ポイントは、目的別に“主役”を決め、残りを補助情報にすることです。


共通して押さえたい構成要素は、(1)視聴者の状況設定(誰向けか)、(2)企業の提供価値(何で役に立つか)、(3)根拠(実績・現場・人・仕組み)、(4)視聴後の行動(次に何をしてほしいか)です。以下で、目的別に型を示します。

ブランディング目的の構成例

ブランディング目的では、情報量よりも“印象の統一”が重要です。抽象的な言葉だけで終わると説得力が弱くなるため、理念や価値観を、具体的な取り組みや現場のシーンで支える構成が向きます。


構成の流れ(例)
冒頭:問題提起/目指す世界観 → 中盤:企業の姿勢(大切にしていること) → 具体:現場の取り組み、プロセス、働く人の様子 → まとめ:一言のメッセージで印象を固定


この型では、ナレーションやテロップを増やしすぎず、映像のトーンを揃えることが成果に直結します。社内で“この動画が表すブランドイメージ”を言語化してから制作に入るとブレを抑えられます。

採用目的の構成例

採用目的では、応募者が知りたいのは「どんな仕事か」「どんな人がいるか」「どんな成長ができるか」です。
ここが曖昧なまま会社の歴史や理念だけを語ると、応募者の不安が残ります。採用向けは、現場のリアルと期待値調整が鍵になります。


構成の流れ(例)
冒頭:仕事の意義/提供価値 → 中盤:業務の流れ(1日のイメージ、チームの動き) → 人:メンバーの声(やりがい・大変さ・学び) → 環境:育成や評価の考え方 → まとめ:どんな人に合うか


インタビューを入れる場合は、きれいな言葉だけでなく、工夫や乗り越え方など“具体の話”を引き出すと、視聴者の納得感が増します。

営業・展示会目的の構成例

営業支援や展示会では、視聴者が途中から見始めたり、音声が聞こえなかったりする前提で設計すると失敗しにくいです。短い時間で「何の会社で、何が強みで、何ができるか」を掴んでもらう構成が向きます。


構成の流れ(例)
冒頭:提供領域を一言で提示 → 課題:よくある困りごと → 解決:提供価値と特徴(3点程度) → 根拠:現場・体制・プロセス → 活用:導入後のイメージ → まとめ:問い合わせ・次の接点につながる一文


この型は情報を詰め込みやすいので、特徴は3点までに絞り、残りは別動画や資料に分ける発想が有効です。

失敗しない企業紹介動画の作り方と制作ポイント

企業紹介動画の失敗は、編集技術よりも「最初の設計」と「社内調整」で起きることが多いです。
BtoBの制作では関係者が増えやすく、合意形成が遅れるほど、撮影や編集の手戻りが増えます。ここでは、段取りとポイントを工程順に整理します。

企画で押さえるポイント

1)目的と視聴者を一枚にまとめる
「誰に」「何を理解してもらい」「視聴後にどう動いてほしいか」を一枚に落とします。ここが決まると、必要な要素と不要な要素が判断しやすくなります。


2)動画のゴールを“使う場面”で定義する
完成形のイメージを「説明会の冒頭で流す」「商談前に送る」「展示会ブースで回す」など具体の場面で定義します。尺や情報密度の目安が自然に決まります。


3)言いたいことではなく、伝わる順番を優先する
社内の事情として入れたい要素が多い場合ほど、視聴者の理解順(概要→価値→根拠)を優先します。後半に補足を入れる設計にすると整理しやすいです。


4)主張は1本、根拠は複数
メッセージが複数あると印象が薄まります。主張は1本に絞り、根拠を現場・人・仕組みなど複数で支えると納得感が出ます。


5)合意形成のルールを決める
台本・映像・テロップの確認フロー、決裁者、締切を先に決めます。制作が進んでからの“追加要望”を減らすだけでも手戻りが減ります。

撮影・素材準備のチェック

実写を撮る場合は、撮影当日の段取りで品質が変わります。ここを丁寧に整えると、編集で無理にごまかす必要が減ります。

  • 撮影場所の整理整頓(背景の情報量を減らす)
  • 出演者の動線と段取り(誰がどこで何を話すか)
  • 社内資料の整備(図解に使える要素を用意する)
  • 撮影許可・注意事項の共有(映り込み対策)


アニメーションや図解中心の場合も同様で、元となる情報(サービス概要、プロセス、強みの根拠)を事前に整理しておくほど、制作がスムーズになります。

編集で伝わる見せ方

編集では「見やすさ」と「理解の階段」を作る意識が重要です。特にBtoBでは、専門用語が増えやすいため、視聴者が置いていかれない設計にします。


・テロップは“要点だけ”を出す
話している内容をすべて文字にすると、情報が重くなります。結論・数字以外の固有名詞・キーワードなど、理解に必要な部分に絞ると見やすくなります。


・図解を挟んで理解の補助線を引く
プロセスや仕組みは、図解があるだけで理解が早くなります。1画面に詰め込まず、3点程度に分けて見せると伝わりやすいです。


・冒頭15秒で“何の動画か”を明確にする
企業紹介動画は視聴開始直後に離脱が起きやすいので、冒頭で提供領域と価値を提示し、続きが気になる流れを作ります。


・音が出ない視聴も想定する
展示会や移動中の視聴では音が出せないことがあります。無音でも概要が掴めるよう、要点のテロップや図解を設計します。

内製と外注の判断軸

企業紹介動画は、内製でも外注でも作れます。判断のポイントは「求める表現」「社内のリソース」「運用頻度」です。


・内製が向くケース
更新頻度が高い/派生版を頻繁に作りたい/社内の情報を素早く反映したい場合は、内製のメリットが出やすいです。最初はシンプルに作り、運用しながら改善する考え方が合います。


・外注が向くケース
ブランド表現を厳密に作り込みたい/撮影規模が大きい/社内で制作の時間が取れない場合は、外部の力を借りると進行が安定します。


どちらの場合でも、企画(目的・ターゲット・構成)を社内で固めておくことが、成果の出る企業紹介動画につながります。

メディア博士で運用を仕組み化する

企業紹介動画は、完成したあとに「更新できない」「部署ごとにバラバラに使われる」「最新版がどれか分からない」といった運用課題が起きがちです。特に複数部署で動画を使う企業ほど、管理と共有の仕組みが成果を左右します。


たとえばメディア博士を活用すると、動画制作から共有までの流れを社内で整えやすくなります。動画を“作って終わり”にせず、用途別に派生版を作ったり、関係者が同じ動画を参照できる状態を作ったりと、運用面の手間を減らす方向で設計しやすくなります。
企業紹介動画を資産として育てたい場合は、制作と同時に運用の仕組みづくりも検討することが重要です。

企業紹介動画のよくある質問

Q:企業紹介動画の長さはどの程度が適切ですか?
活用シーンで変わります。初見の理解を目的にするなら短め、採用やブランドストーリーを丁寧に伝えるなら中尺、展示会などは短尺で繰り返し見られる設計が向きます。まずは「どこで使うか」を決めてから尺を決めると失敗しにくいです。


Q:企業紹介動画には何を入れるべきですか?
目的によって主役が変わりますが、基本は「提供価値」「根拠(現場・人・仕組み)」「視聴後の行動」を押さえると伝わりやすくなります。入れたい情報を並べるのではなく、視聴者が理解しやすい順番で整理するのがポイントです。


Q:制作は社内で進められますか?
可能です。ただし、撮影・編集の技術以上に、企画と社内調整が重要になります。最初から完璧を狙うより、運用しながら改善できる形で始めると進めやすいです。

まとめ

企業紹介動画は、採用・営業・広報などBtoBの複数シーンで活用できる一方、目的が曖昧だと情報過多になり、成果が出にくくなります。
まずは「誰に、何を理解してもらい、視聴後にどう動いてほしいか」を揃え、目的に合う型(事業紹介型・コンセプト型・インタビュー型・図解型など)を選ぶことが、伝わる企業紹介動画への近道です。

  • 目的と視聴者を先に決めると、構成と台本が固まりやすい
  • 活用シーンから逆算すると、尺と情報量の判断がしやすい
  • 主張は1本に絞り、根拠を現場・人・仕組みで支える
  • 作った後に更新・共有できる運用設計まで含めると資産になる


企業紹介動画を「作って終わり」にせず、社内で継続的に活用・改善していくには、制作と運用を一体で考えることが大切です。
制作フローや共有の仕組みを整えたい場合は、メディア博士のようなツール活用も選択肢として検討してみてください。

田村 航
監修者

田村 航

株式会社博士.com
メディア事業・プロモーション業務管轄
サブマネージャー

博士.comに2017年に中途入社し、不動産会社のHP制作やSEOコンサルタントとして従事。 これまでに累計で80社以上のクライアントを担当し、幅広い支援実績を持つ。
その後、メディア事業部へ異動し、これまで培ったSEOやコンテンツ戦略の知見を活かしながら、動画活用のコンサルティングに携わっている。

田村 航
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田村 航

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メディア事業・プロモーション業務管轄 サブマネージャー

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