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「コンセプト」がキーワード、話題性を創出する企業PR動画の作り方

「コンセプト」がキーワード、話題性を創出する企業PR動画の作り方

動画の特徴と魅力を探る

私たちはテレビというメディアを通じて、長年動く映像に慣れ親しんできました。現在メディアの主流はインターネットに移っていますが、今まではデータ通信速度などの問題から、インターネットのコンテンツは文章と静止画がメインでした。
しかし情報通信技術の進歩によって、インターネットでも動画コンテンツが常識的になりました。そうなれば、動画のインパクトと情報量に対抗できるものはありません。文字とは違って、動画は視覚と聴覚を通じて同時に情報を伝えることができます。
一例を挙げてみると、最近では商品の使い方などを説明する場合、メーカーの公式サイトでも動画を利用することが多くなっています。ユーザーが手元の商品と動画を見比べながら、説明に従って試すことができるので分かりやすいのでしょう。
動画を使うと直感的に理解するべきものも、詳細な説明が必要な複雑なものも、どちらも実体験を重ねながら理解することができます。私たちは普段視覚を中心に生活しているので、目で見ることが最も早く理解につながります。動画を利用する強みはここにあるのです。

動画配信の現状とニーズ

インターネット上での動画配信は、極めて多様な分野に広がっています。すでにインターネットがテレビに取って代わりつつあり、今後はますます動画の需要が増えることが予想されます。まずはここで、現在動画配信を取り巻く状況についてまとめてみましょう

拡大を続ける動画配信市場

一般財団法人デジタルコンテンツ協会が行った「動画配信市場調査レポート」によれば、2019年(令和元年)の動画配信市場規模は、前年比約126%で、およそ2,770億円でした。同時に行われた市場予測では、2024年には市場規模が3,440億円にまで拡大すると予想されています。


出典元:PR TIMES「動画配信市場調査レポート2020」
https://PRtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000037875.html

もしかすると今後は5Gの広がりや、テレワークを含めた生活環境の変化によって、動画配信市場規模の拡大がさらに加速するかもしれません。この動きは企業の宣伝・広告分野にも伝わり、PR動画の需要が大きく伸展することも考えられます。

インターネット上のさまざまな動画コンテンツ

さて、こうした現状で現在多くの企業が、さまざまな形で動画を活用しています。その中で最もよく目にするのが、PR動画による企業広告でしょう。この広告用動画には、主に以下の3つのタイプがあります。

・インストリーム動画広告:YouTubeのCM動画に代表される、大画面型の広告。
・インバナー動画広告:各サイトのページ内に埋め込まれた小型の動画広告。
・インリード動画広告:Webページの記事をスクロールする途中で表示される広告。



出典元:BOXIL「動画広告の種類や効果」
https://boxil.jp/mag/a2276/

こうした動画広告は、テレビで言えばCMにあたりますが、他にも企業PR動画には会社紹介、商品・サービス紹介、製品マニュアル求人用動画などがあり、その種類はますます増えつつあります。中には独自の動画配信サービスを構築して、積極的にPRをしている企業もあります。

企業PR動画のコンセプト

ひと昔前の企業PR映像は、テレビのCM同様に非常に高額なコストがかかり、内容もカタく真面目路線が多かったものです。それがインターネットの広がりと、高性能な映像機器が手軽に使えるようになったことで、今までよりもはるかに低コストで自由なPR動画が作れるようになりました。
同時にYouTubeを中心に、動画を使ったSNSが生活の一部になり、多くの人々が日常的に動画から情報を得るようにもなりました。その結果動画制作に対する垣根が外され、映像制作業者、ユーチューバー、個人を問わず、非常に幅広い層の人々が動画を作って配信しています。

企業のPR動画にも最近の流行がとり入れられ、以前のような真面目路線一本から抜け出して、正統派の動画から、娯楽的要素をプラスしたもの、またはある種の奇をてらったものなど、それぞれの企業が個性的なPR動画を宣伝に使うようになりました。
つまり、以前に比べると企業PR動画でも、自由な表現が可能になったということです。では、PR動画を視聴するユーザー、と言うよりもお客さんの視点からすると、どのようなPR動画が好まれるのでしょうか。ここからは、具体的なPR動画の作り方について検証してみましょう。

効果的な企業PR動画の作り方とは?

より手軽に企業PR動画が作れるようになったとは言え、顧客となる人々の興味を引くためには、コンセプトのない動画を無計画に配信しても意味がありません。視聴者にインパクトを与え、興味をかきたてて、自社のサービスに誘導するPR動画には、制作する上で考慮すべきポイントがあります。その中から特に重要な点をいくつか紹介します。

企業理念とコンセプトを伝える

例えば製品やサービスをPRするにしても、それを提供する企業の顔が見えないと、最近の消費者は興味を持ってくれません。この企業はどのような理念で事業を行っているのか、商品やサービスを開発するコンセプトは何なのか、PR動画ではそのような企業のイメージを明確に伝える必要があります。

確かに、面白いと思ってもらえる動画も効果的ではありますが、消費者に好感をもってもらうことは、現代の企業マーケティングでは非常に重要な要素です。企業の社会貢献度を伝える手段として、その社会的責任をアピ-ルすることも1つの方法です。
これは1つの事例ですが、三菱重工グループのPR動画では、「Even Better Things Ahead(よりよい未来に向かって)」と題して、これからの持続可能な社会に向けて、企業としていかに貢献するべきかを描いています。単なる技術の紹介ではなく、明らかな企業理念を伝えようとしているのです。
 

SNSでの話題性を創出する

現在はほとんどの人が、商品やサービスの情報をスマートフォンやパソコンから入手しています。その中で「拡散」という言葉が使われるように、特に若い世代を対象にした場合、SNSで話題になることが直接企業のPRにつながります。

自社の商品やサービスのターゲットを正確に把握して、マーケティングと市場調査などの分析結果も含めながら、どのような動画なら話題になるのかを深く追及する、さらに1歩進んで自ら話題を創出してしまう、そのようなテーマでPR動画を制作してもよいでしょう。

単なる宣伝用動画に終わらせない

企業PR動画を、単に宣伝・広告だけに使うのは非常にもったいないことです。例えば動画に連続性を持たせることで、より深く企業そのものの取り組みについてアピールすることも可能です。また、企業コンセプトを強くイメージさせることで、他社の商品やサービスとの差別化を図ることもできるでしょう。

他にも社内の雰囲気や職場の様子などを伝えることができれば、求人用のPR動画としても役に立ちます。求職者にとって職場環境は最も気になる選択肢ですから、社内のよい雰囲気が伝わると、応募が増えて有能な人材を集めやすくなるかもしれません。

ストーリー性を重視する


視聴者が面白いと感じる動画には、いかにも個人が作ったような、あえて素人っぽさを売りにしたものもあります。また、一瞬で強いインパクトを与えることに重点を置いた動画も数多く見られます。しかし、本当に伝えたいことを確実に伝えるなら、ストーリー性を意識することが重要です。

これも一例ですが、茨城県にある小美玉ふるさと食品公社の「小美玉ヨーグルトストーリー」は、製品紹介にストーリー性をとり入れて、全国広報コンクールで特選・総務大臣賞を獲得しています。内容は特に奇をてらった演出をせず、牧場から始まりヨーグルトができ上るまでをテンポ良く追っています。

動画とはいえわずか数秒から十数秒で、商品やサービスの持つ魅力を伝えきることは不可能です。視聴者に興味を抱かせ画面に引き込むためには、続きを見てみたいというストーリー性の有無が、大きなポイントになるのです。

動画制作とはプロフェッショナルな世界

社会の情報源がテレビからインターネットに変わり、情報の発信がずっと身近になりました。その結果動画の用途が急速に増えて、企業PR動画でもさまざまな表現が可能になりました。

一方で巷に動画があふれることで、だれも動画が珍しいとは思わなくなったことも事実です。つまり動画に目新しさがなくなったということでしょう。そうした状況の中で視聴者、さらには顧客にとって魅力的な動画を作るためには、やはり企画・構成から制作全般にいたるまで、プロフェッショナルな映像制作者に依頼することをおすすめします。

企業PR動画の仕上がりは、企業の宣伝効果に大きく貢献すると同時に、企業のイメージアップ戦略を左右する可能性もあります。その意味ではすでに企業PR動画は、マーケティング戦略の一部です。その重要性を考慮するなら、プロによる動画制作を選択すべきではないでしょうか。

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